家計管理を夫に任せる場合に知っておきたいこと
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結婚するにあたり、かなり本気で考えなければいけないことはたくさんあります。家計をどのように管理するか、というのもその一つ。家計管理のやりかたには夫婦ごとの形があり、どれが一番いいとは言えません。そこで今回は、旦那様=夫が家計管理を行う、というパターンをとる場合、知っておかないとマズイ点についてお話しします。
家計管理を夫がするメリット
一元管理ができる
家計管理を夫に任せた場合、家計に関する情報は、基本的に夫が握ります。つまり、情報をひとまとめにできるので、管理する手間は省けます。調べものが得意な夫なら、家計の問題点を的確に見抜いて、解決のために必要な情報を集められるでしょう。そのため、家計がピンチになっても早めに手が打てることもポイントです。
決められた範囲でやりくりができる
夫が家計管理をする場合、毎月一定額の生活費を妻(=奥様)に渡す、という形をとるでしょう。この方法のメリットは、妻に「決められた範囲でやりくりをしなければいけない」という意識を持ってもらえる、ということです。
やりくり上手な妻にしたい、という気持ちがあるなら……妻には予算を決め、その中でやってもらうようお願いしてみましょう。
家計の管理を夫がするデメリット
夫の収入を知らない!?
夫に家計管理を任せた場合、家計の全体像を真っ先に把握するのも夫です。となると、夫は自分の収入がどうなっているのか、妻に知らせないということもできてしまいます。もちろん、悪気があってこうする人はごくわずかでしょう。様々な事情で給料が目減りした、など妻の耳に入れたくないことだってあるかもしれません。
でも、秘密にしておいて、あとでバレた場合、妻はどう思うでしょうか?少なくとも、いい気分ではありませんよね。場合によっては、大ゲンカにつながることも……。家計の管理をするのは夫であっても、できる限り妻にも情報を教える、という姿勢でいくといいでしょう。
不測の事態が生じたときの対応
病気で入院した、身内に不幸があった……急にたくさんの出費をしなければならない場面は、人生のあちこちにあります。こういう不測の事態が生じた場合、どこからお金を出すかという方針については、夫婦で共有しておく必要があるでしょう。
不測の事態になった場合、考えたり、迷ったりすることは少なくしておいたほうがいいのは言うまでもありません。そうでもしないと、かなり慌てることになります。ぜひ一度、「この場合、こうする」という情報をまとめたリストを作る機会を設けてください。
妻だってお金が必要な時がある
夫が家計の管理を担っている家では、妻が専業主婦というパターンが多いのではないでしょうか。それでも、友達付き合いも趣味も欲しいものもない、という妻は珍しいでしょう。友達とのランチや買い物に行きたい日だってあるはずです。
そういう時に、いつも「決められた金額でやりくりできないんだったら行かないで」というのはヒドいかも……。たまになら臨時のおこづかいを出してあげる、という度量の広さも夫には必要になります。どちらかが不満を溜めてしまうほうが、節約できないよりもっと悪いことかもしれません。
結局、最後は話し合い
ここまで書いてきたことをまとめると、一つの結論が見えてくるでしょう。結局、夫が家計を管理するデメリットは、妻が家計について、何も知らないで過ごしてしまうことが原因になっています。これを解消するには、妻にも必要な情報をきちんと知らせる、というのがとても大事です。
では、具体的にどうすればいいのでしょうか。やっぱり、ちゃんと話し合うのが一番効果的でしょう。「そんな原始的な手段でいいの?」と思うかもしれませんが、本当に大事!ここまで読んで、「俺、奥さんとちゃんと家計の話しているかな……」とビビったそこのアナタ、早速奥さんと家族会議を始めてください!!
夫が家計管理するには、妻の理解が不可欠
結局、夫がどれだけ妻に信じてもらえるかは、家計を含めた幅広い管理能力があるかにかかっているといっても過言ではありません。
「俺に任せろ、ついてこい!」と言い切れる、男気あふれる夫を目指したいアナタ、まずは奥さんにわかってもらう努力を欠かさないようにしましょう。奥さんの理解が得られれば、きっとうまくいきますよ!
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