関西電力株式会社の高圧法人向け電気料金プランを解説
関西電力では、法人向けに高圧・特別高圧の電気料金プランを提供しており、契約電力の規模や業態などによって適用されるプランが変わります。
この記事で解説するのは、関西電力の法人向け高圧・特別高圧プランの仕組みと、2026年11月に予定されている料金改定のポイントです。自社の契約内容や電気料金の内訳を検討する際に役立ててください。

- プラン
- 契約電力の規模と業態(業務用・産業用)の組み合わせで決まる
- 電気料金
- 基本料金・電力量料金・燃料費調整額・市場価格調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金で構成される
- 2026年11月1日の見直し
- 標準メニューが見直され、業務用と産業用の電力量料金単価が統一される
- 燃料費調整
- 算定期間が短縮され、燃料価格の変動が従来より早く電気料金に反映される
関西電力(法人向け)の高圧・特別高圧の電気料金プランを整理
関西エリアで関西電力が提供する法人向け標準メニューには、契約電力の規模に応じた以下の3区分があります。
- 契約電力50kW以上500kW未満の高圧
- 契約電力500kW以上の高圧
- 特別高圧
各区分には、スーパーや事務所ビルなどを想定した「業務用」と、工場などを想定した「産業用」のプランがあります。夜間・日曜日・祝日など電力需要の少ない時間帯に電気を多く使い、負荷移行に協力できる契約者は、時間帯別料金の「TOU」(Time of Use)付きプランも選択できます。
自社の契約区分が不明ならば、「電気料金請求書」や「電気料金計算内訳書」に記載された契約種別(「高圧電力AS」など)で確認しましょう。

関西電力の高圧・特別高圧の電気料金の算定方法
高圧・特別高圧の電気料金を構成する項目は、次のとおりです。
- 基本料金
- 契約電力と基本料金単価をもとに、力率による割引・割増を反映して算出する料金
- 電力量料金
- 実際に使用した電力量(kWh)に応じてかかる料金
- 燃料費調整額
- 発電に用いる原油や石炭、液化天然ガス(LNG)の燃料価格の変動を反映するための調整額
- 市場価格調整額
- 日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場価格の変動を反映するための調整額
- 再生可能エネルギー発電促進賦課金
- 再生可能エネルギーの普及を目的に、すべての契約者が使用量に応じて負担する費用

基本料金や電力量料金の単価は、プランごとに定められています。一方、燃料費調整額と市場価格調整額は毎月変動するため、単価表だけでは年間の電気料金を見積もれません。
契約電力50kW以上500kW未満の高圧プラン(「高圧電力AS」・「高圧電力BS」・「高圧電力AS-TOU」・「高圧電力BS-TOU」)
契約電力50kW以上500kW未満の高圧には、4プランがあります。いずれも供給電圧は6,000Vとなります。
- 業務用:「高圧電力AS」「高圧電力AS-TOU」
- 産業用:「高圧電力BS」「高圧電力BS-TOU」
「AS」「AS-TOU」の主な対象はスーパーや事務所ビル、「BS」「BS-TOU」は工場です。
契約電力500kW未満では、契約電力の決定に「実量制」が用いられます。実量制は、当月を含む過去1年間の最大需要電力のうち、最も大きい値を契約電力とする方式です。最大需要電力は、30分ごとの平均使用電力の最大値を指します。
| プラン | 供給電圧 | 料金区分 | 現行単価(2026年10月31日まで) | 新単価(2026年11月1日以降) |
|---|---|---|---|---|
| 「高圧電力AS」 | 6000V | 基本料金(円/kW) | 1911円80銭 | 2079円00銭 |
| 電力量料金・夏季(円/kWh) | 18円07銭 | 19円05銭 | ||
| 電力量料金・その他季(円/kWh) | 17円00銭 | 17円98銭 | ||
| 「高圧電力AS-TOU」 | 6000V | 基本料金(円/kW) | 1911円80銭 | 2079円00銭 |
| 電力量料金・重負荷時間(円/kWh) | 18円05銭 | 19円03銭 | ||
| 電力量料金・昼間時間(円/kWh) | 18円05銭 | 19円03銭 | ||
| 電力量料金・夜間時間(円/kWh) | 15円89銭 | 16円87銭 | ||
| 「高圧電力BS」 | 6000V | 基本料金(円/kW) | 2043円80銭 | 2079円00銭 |
| 電力量料金・夏季(円/kWh) | 16円68銭 | 19円05銭 | ||
| 電力量料金・その他季(円/kWh) | 15円73銭 | 17円98銭 | ||
| 「高圧電力BS-TOU」 | 6000V | 基本料金(円/kW) | 2043円80銭 | 2079円00銭 |
| 電力量料金・重負荷時間(円/kWh) | 16円65銭 | 19円03銭 | ||
| 電力量料金・昼間時間(円/kWh) | 16円65銭 | 19円03銭 | ||
| 電力量料金・夜間時間(円/kWh) | 15円14銭 | 16円87銭 |
単価は消費税(10%)込みの金額夏季:7月1日~9月30日
その他季:10月1日~翌年の6月30日重負荷時間:7月1日~9月30日の毎日10:00〜17:00の時間(日曜日と関西電力が定める日の該当時間を除く)
昼間時間:毎日8:00〜22:00の時間(重負荷時間・日曜日・関西電力が定める日の該当時間を除く)
夜間時間:重負荷時間と昼間時間を除く時間
契約電力500kW以上の高圧プラン(「高圧電力AL」・「高圧電力BL」・「高圧電力AL-TOU」・「高圧電力BL-TOU」)
契約電力500kW以上の高圧向けには4プランあり、いずれも供給電圧は500kW未満の高圧と同じ6,000Vです。契約電力500kW未満のプランとは、基本料金・電力量料金の単価水準や、契約を廃止する際の通知期限などの条件も異なります。
- 業務用:「高圧電力AL」「高圧電力AL-TOU」
- 産業用:「高圧電力BL」「高圧電力BL-TOU」
高圧500kW以上と特別高圧の契約電力は、単線結線図や負荷設備一覧、最大需要電力の実績、今後の稼働予測などをもとに、関西電力と協議して決める仕組みです。
| プラン | 供給電圧 | 料金区分 | 現行単価(2026年10月31日まで) | 新単価(2026年11月1日以降) |
|---|---|---|---|---|
| 「高圧電力AL」 | 6000V | 基本料金(円/kW) | 1911円80銭 | 2079円00銭 |
| 電力量料金・夏季(円/kWh) | 18円07銭 | 19円05銭 | ||
| 電力量料金・その他季(円/kWh) | 17円00銭 | 17円98銭 | ||
| 「高圧電力AL-TOU」 | 6000V | 基本料金(円/kW) | 1911円80銭 | 2079円00銭 |
| 電力量料金・重負荷時間(円/kWh) | 18円05銭 | 19円03銭 | ||
| 電力量料金・昼間時間(円/kWh) | 18円05銭 | 19円03銭 | ||
| 電力量料金・夜間時間(円/kWh) | 15円89銭 | 16円87銭 | ||
| 「高圧電力BL」 | 6000V | 基本料金(円/kW) | 2043円80銭 | 2079円00銭 |
| 電力量料金・夏季(円/kWh) | 16円68銭 | 19円05銭 | ||
| 電力量料金・その他季(円/kWh) | 15円73銭 | 17円98銭 | ||
| 「高圧電力BL-TOU」 | 6000V | 基本料金(円/kW) | 2043円80銭 | 2079円00銭 |
| 電力量料金・重負荷時間(円/kWh) | 16円65銭 | 19円03銭 | ||
| 電力量料金・昼間時間(円/kWh) | 16円65銭 | 19円03銭 | ||
| 電力量料金・夜間時間(円/kWh) | 15円14銭 | 16円87銭 |
単価は消費税(10%)込みの金額夏季:7月1日~9月30日
その他季:10月1日~翌年の6月30日重負荷時間:7月1日~9月30日の毎日10:00〜17:00の時間(日曜日と関西電力が定める日の該当時間を除く)
昼間時間:毎日8:00〜22:00の時間(重負荷時間・日曜日・関西電力が定める日の該当時間を除く)
夜間時間:重負荷時間と昼間時間を除く時間
特別高圧プラン
特別高圧は、原則として契約電力2,000kW以上を要する大規模な工場や大型商業施設などが対象で、次のプランが用意されています。
- 業務用:「特別高圧電力A」「特別高圧電力A-TOU」
- 産業用:「特別高圧電力B」「特別高圧電力B-TOU」
特別高圧が高圧と異なる点は「供給電圧」です。これまで特別高圧は、「20,000Vまたは30,000V」と「70,000V」に区分され、供給電圧ごとに単価が設定されてきました。2026年11月1日の改定後は、供給電圧別の単価が統一される予定です。
| プラン | 供給電圧 | 料金区分 | 現行単価(2026年10月31日まで) | 新単価(2026年11月1日以降) |
|---|---|---|---|---|
| 「特別高圧電力A」 | 20000Vまたは30000V | 基本料金(円/kW) | 1754円50銭 | 1921円70銭 |
| 電力量料金・夏季(円/kWh) | 16円55銭 | 17円51銭 | ||
| 電力量料金・その他季(円/kWh) | 15円58銭 | 16円54銭 | ||
| 70000V | 基本料金(円/kW) | 1710円50銭 | 1921円70銭 | |
| 電力量料金・夏季(円/kWh) | 16円30銭 | 17円51銭 | ||
| 電力量料金・その他季(円/kWh) | 15円36銭 | 16円54銭 | ||
| 「特別高圧電力A-TOU」 | 20000Vまたは30000V | 基本料金(円/kW) | 1754円50銭 | 1921円70銭 |
| 電力量料金・重負荷時間(円/kWh) | 16円43銭 | 17円39銭 | ||
| 電力量料金・昼間時間(円/kWh) | 16円43銭 | 17円39銭 | ||
| 電力量料金・夜間時間(円/kWh) | 14円81銭 | 15円77銭 | ||
| 70000V | 基本料金(円/kW) | 1710円50銭 | 1921円70銭 | |
| 電力量料金・重負荷時間(円/kWh) | 16円20銭 | 17円39銭 | ||
| 電力量料金・昼間時間(円/kWh) | 16円20銭 | 17円39銭 | ||
| 電力量料金・夜間時間(円/kWh) | 14円58銭 | 15円77銭 | ||
| 「特別高圧電力B」 | 20000Vまたは30000V | 基本料金(円/kW) | 1886円50銭 | 1921円70銭 |
| 電力量料金・夏季(円/kWh) | 15円66銭 | 17円51銭 | ||
| 電力量料金・その他季(円/kWh) | 14円79銭 | 16円54銭 | ||
| 70000V | 基本料金(円/kW) | 1842円50銭 | 1921円70銭 | |
| 電力量料金・夏季(円/kWh) | 15円34銭 | 17円51銭 | ||
| 電力量料金・その他季(円/kWh) | 14円48銭 | 16円54銭 | ||
| 「特別高圧電力B-TOU」 | 20000Vまたは30000V | 基本料金(円/kW) | 1886円50銭 | 1921円70銭 |
| 電力量料金・重負荷時間(円/kWh) | 15円48銭 | 17円39銭 | ||
| 電力量料金・昼間時間(円/kWh) | 15円48銭 | 17円39銭 | ||
| 電力量料金・夜間時間(円/kWh) | 14円34銭 | 15円77銭 | ||
| 70000V | 基本料金(円/kW) | 1842円50銭 | 1921円70銭 | |
| 電力量料金・重負荷時間(円/kWh) | 15円16銭 | 17円39銭 | ||
| 電力量料金・昼間時間(円/kWh) | 15円16銭 | 17円39銭 | ||
| 電力量料金・夜間時間(円/kWh) | 14円06銭 | 15円77銭 |
単価は消費税(10%)込みの金額夏季:7月1日~9月30日
その他季:10月1日~翌年の6月30日重負荷時間:7月1日~9月30日の毎日10:00〜17:00の時間(日曜日と関西電力が定める日の該当時間を除く)
昼間時間:毎日8:00〜22:00の時間(重負荷時間・日曜日・関西電力が定める日の該当時間を除く)
夜間時間:重負荷時間と昼間時間を除く時間
自家発補給・予備・臨時など目的別プランの仕組み
関西電力には、常時供給とは別に、特定の目的に対応するプランもあります。請求明細に見慣れないプラン名があれば、併用の有無を確認してみましょう。
| メニュー | 適用される場面 | 主な対象 |
|---|---|---|
| 「自家発補給電力」 | 発電設備の検査、補修または事故によって生じる不足電力の補給 | 自家発電設備を持つ工場・施設 |
| 「予備電力」 | 常時供給設備などの補修または事故によって生じる不足電力の補給 | 予備の電線路から供給を受ける需要家 |
| 「臨時電力」 | 契約使用期間が1年未満の契約者への供給 | 工事現場、イベント会場など |
「自家発補給電力」「予備電力」「臨時電力」の各プランは、高圧・特別高圧の区分ごとに用意されています。契約種別に「自家発補給」「予備」「臨時」の名称があれば、該当するプランです。
関西電力(高圧・特別高圧)の料金改定について
関西電力の特別高圧・高圧向け標準メニューは、2024年以降、3段階で見直されています。
- 2024年4月:市場価格調整を導入
- 2025年4月:市場価格調整の運用を変更
- 2026年11月:電気料金の算定方法を変更
いずれの改定も、契約使用期間の満了後に結ぶ新たな契約が対象です。既存契約には即時反映されません。自社への反映時期は、契約使用期間の満了日を確認してください。
2024年4月:市場価格調整制度の導入
関西電力は2024年4月1日、特別高圧・高圧分野の標準メニューに市場価格調整を導入しました。卸電力取引市場からの調達が増えるなど、電源調達の状況が変化したことが背景にあります。
- 市場価格調整単価=(平均市場価格-基準市場価格)×調整係数
2023年7月1日から9月30日までのスポット市場価格をもとに、基準市場価格は10円82銭/kWhに設定されました。
平均市場価格が基準市場価格を上回る場合は加算、下回る場合は減算されます。同額の場合、料金の負担に影響はありません。
2025年4月:市場価格調整の運用見直し
関西電力は2025年4月1日、最新の電源調達状況を反映するため、市場価格調整の運用を見直しました。主な変更点は以下の2つです。
- 調整係数:年間固定から月ごとの設定に変更
- 平均市場価格の算定期間:「3~5カ月前の3カ月間」から「毎月21日~翌月20日の1カ月間」に短縮
基準市場価格は、10円82銭/kWhのまま据え置かれました。
2026年11月:電気料金算定方法の変更
本項は、2026年11月1日に実施予定の改定内容にもとづいています。燃料費調整と市場価格調整は時期によって変動するため、最新の単価・条件は関西電力の公式サイトで確認してください。
関西電力は2026年11月1日から、特別高圧・高圧分野の標準メニューを見直します。一般送配電事業者の託送料金が同日に見直される予定であることを踏まえ、その内容を反映するものです。
標準メニューの単価の見直し
主に次の3点が変更されます。
- 業務用メニューと産業用メニューの電力量料金単価を統一
- 特別高圧の供給電圧別単価を統一
- 自家発補給電力の基本料金単価を常時供給分と同額に変更、また、不使用月における基本料金を半額に見直し
単価の統一による負担の変化は、従来の単価が低かった側と高かった側で一様ではありません。自社への影響を確認するには、契約プランの新旧単価を比較してください。
燃料費調整の前提諸元の見直し
基準燃料価格は、47,000円/klから37,500円/klに引き下げられます。基準燃料価格とは、平均燃料価格がこの値を上回れば加算、下回れば減算となる基準値です。
平均燃料価格の算定期間も変わります。現行は請求月の3~5カ月前の3カ月平均ですが、改定後は3カ月前の1カ月平均です。燃料価格の変動が従来より早く料金に反映されるほか、基準単価も固定値から月ごとへ変更されます。
市場価格調整の見直し
基準市場価格の10円82銭/kWhは、据え置かれます。調整係数は500kW未満、500kW以上、特別高圧の3区分に分かれ、月ごとに異なる設定です。

出典:関西電力|特別高圧・高圧分野の標準メニューの見直しについて
また、市場価格調整の対象時間帯は5つに細分化され、毎年2月21日~11月20日と11月21日~翌年2月20日とで、異なる時間帯区分が適用されます。
燃料費調整と市場価格調整は、いずれも価格変動を以前より早く反映する仕組みです。改定後は、月々の電気料金が燃料価格や市場価格の動きに連動しやすくなると考えられます。年間予算には、調整項目の変動幅も加味するとよいでしょう。

関西電力株式会社の企業情報
関西電力株式会社は1951年に設立され、大阪市に本社を置く旧一般電気事業者(2016年の電力小売全面自由化前、地域の電力供給を担った10社)の1社です。
電気事業のほか、熱供給・ガス供給・通信を手がけ、法人向けには脱炭素・省エネ・BCP対策のソリューションも提供しています。
供給エリア
関西電力の供給エリアは、次のとおりです。
- 京都府
- 大阪府
- 滋賀県
- 兵庫県(赤穂市福浦を除く)
- 奈良県
- 和歌山県
- 福井県(三方郡美浜町以西)
- 三重県(熊野市、南牟婁郡紀宝町、南牟婁郡御浜町)
- 岐阜県(不破郡関ケ原町の一部)
電源構成とCO2排出係数
関西電力は、販売した電気の電源構成とCO2排出係数を、公式サイトで毎年度、公表しています。

CO2排出係数は、自社の排出量を算定する際に用いる数値です。関西電力の2025年度実績では、ゼロカーボンメニューを契約していない場合に適用される「メニューK(残差)」の調整後排出係数は0.446kg-CO2/kWhです。
供給実績
関西電力の2025年度の小売販売電力量は1,163億kWhです。内訳は、電灯が324億kWh、電力が839億kWhとなります。
| 区分 | 小売販売電力量(億kWh) | 区分の目安 |
|---|---|---|
| 電力 | 839 | 主に事業者向け |
| 電灯 | 324 | 主に家庭向け |
| 合計 | 1163 | 電灯と電力の合計 |
出典:関西電力|直近の業績
関西電力との契約・手続きについて
関西電力の高圧・特別高圧の契約では、申し込みの窓口や契約条件が家庭向けとは異なります。ここでは、契約から解約までの主な手続きを紹介します。
新規契約・工事の申し込み方法
高圧の新規契約や工事は、「インターネット高圧工事申し込み」から申し込めます。特別高圧の場合は、法人向け問い合わせ窓口へ相談しましょう。
高圧電力を新設するときは、工事担当の電気工事会社から、申し込み方法や供給開始までの手続き・日程について、説明を受けるのが一般的です。申し込みから供給開始までの期間は、電柱を建てるか地中を通すかにもよりますが、3カ月〜9カ月程度かかります。
契約期間
電気供給条件では、契約期間は「需給契約が成立した日から、契約使用期間満了の日まで」です。期間は個別に定められるため、自社の契約書で確認してください。
支払い方法
電気料金は、口座振替のほか、振込用紙を利用してコンビニエンスストアやスマートフォンアプリから支払えます。
なお、クレジットカード払いには対応していません。
支払期日は、支払義務発生日の翌日から起算して30日目です。期日を過ぎると、年10%の割合で延滞利息が発生します。
振込用紙による支払いは、2025年4月の供給条件見直しにより振込手数料が契約者負担となりました。
ただし経過措置が設けられており、高圧500kW未満は2028年3月分まで、高圧500kW以上・特別高圧は2028年2月分まで、原則として手数料はかかりません。
電気使用量・請求明細の確認方法
高圧・特別高圧の電気使用量や料金は、Web上の「電気ご使用量お知らせサービス」で確認できます。複数の契約がある場合は、「電気ご使用量まとめて照会サービス」を利用して、1つの代表IDで一括照会も可能です。
なお「電気ご使用量のお知らせ」は、紙面では発行されません。ただし、「電気料金請求書」と「電気料金計算内訳書」は、検針日から5営業日後に郵送されます。
解約手続き・精算金
高圧500kW以上・特別高圧の契約を解約(電気供給条件上の「廃止」)する場合は、原則として廃止希望日の3カ月前までに関西電力へ通知します。高圧500kW未満については、具体的な期限は定められていませんが、廃止期日が決定したら早めに連絡してください。
また、契約電力を新たに設定・増加してから1年未満で契約を終了、もしくは契約電力を減少した場合などは、料金や工事費の精算(精算金)が発生するケースがあります。適用条件によって取り扱いが異なるため、事前に関西電力に確認しましょう。
精算金は、契約終了にともなって一律に発生する「解約金」ではありません。
また、電気供給条件では、不正な電気使用などに対して請求される「違約金」が別に定められています。
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関西電力の2026年11月1日の改定では、電力量料金単価の統一と、燃料費調整・市場価格調整の見直しが同時に実施されます。影響は契約内容や電気の使用状況によって異なるため、まずは請求明細でプラン名と契約電力を確認してみましょう。
電力会社の切り替えによる電気料金の増減は、使用量・使用時間帯・現在の契約条件によって変わります。毎月変動する項目もあるため、単価だけで判断するのは難しいのが実情です。
エネチェンジBizでは、高圧・特別高圧の法人を対象に、複数の電力会社の見積もりを一括で比較できます。自社の使用実績にもとづいた試算も可能です。
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