おすすめの節電グッズ17選!楽しく快適な節電生活を!
この記事の目次
毎日の節電は数十円から数百円にしかすぎませんが、毎週、毎月、毎年となると大きな金額になります。
そこで今回は、電気代を抑えることの出来るオススメの節電グッズ17選を紹介します。
これから紹介する節電グッズを使えば年間約11,000円以上の節電も可能に!
日常的に使えるおすすめの節電グッズ6選
LED照明で年間5,296円分の節電
照明を蛍光灯からLED照明に変えることで、節電効果が得られます。
LED照明のメリットは、まず寿命が長いということです。
1日10時間使用すると仮定すると
- 蛍光灯⇛13,000時間程度・3年7ヶ月
- LED電球⇛4~6万時間程度・11年
と大きな違いが出ます。
また少ない電力で明るく光るため12畳向けのシーリングライト(天井灯)で電気代を比較すると以下のようになります。
種類 | 1時間あたりの電気代 | 年間あたりの電気代 |
---|---|---|
蛍光灯シーリングライト | 3.1円 | 9,078円 |
LEDシーリングライト | 1.2円 | 3,782円 |
1日8時間使用したとし、1kWhあたりの電力量料金を25.91円として計算。
LED照明は蛍光灯よりも本体価格が若干高いですが、ほとんど差はありません。これを機にLED照明に変えてみてはいかがでしょうか。
より詳しいLEDと蛍光灯の比較はこちらの記事を御覧ください。
今回はシーリングライトの電気代で比較をしていますが、LED電球と電球型蛍光灯の電気代の違いについては、以下の記事でご説明しています。
人感センサー付きLED照明で年間3,690円分の節電
玄関や廊下の電気、つけっぱなしにしていませんか?
人感センサー付きLEDライトは人の接近を感知して自動で点灯消灯してくれるライトです。大体2メートルの距離に近づくと点灯し、約3分後にゆるやかに消灯します。
周囲の明度を感知する機能もついていて、明るいと点灯しません。
LED電球を1日8時間使用した場合年間で551円になりますが、人感センサー付きLED電球を1日3時間点灯で使用した時、電気代は年間約182円にとどまり、369円も安くなリます。
ご自宅にある洗面台や玄関にあるLED電球10個を交換するだけで、年間3,690円の節約になります。
本体価格は40Wで約2,500円と少し値が張りますが、10年使うことを考えると十分に元が取れる計算です。
寿命は普通のLED電球と同様に、4万時間10年以上になります。
寝室や居間には向きませんが、玄関・廊下・トイレ・洗面台など窓がなく、人が毎回手でスイッチを入れる場所では最適です。
スイッチのオンオフの手間を省き、消し忘れを防止します。
冷蔵庫カーテンで1,598円分の節電
冷蔵庫の冷気を閉じ込めて冷却効果を高めることで節電するグッズです。
基本的に冷蔵庫と外気の差が大きい夏に使用します。環境省によると、設定温度を「強」から「中」にした場合、年間61.97kWh=約1,598円の節約になります。
ただし中の物を取りにくくなるので、開閉時間が長くなりがちということや、扉ポケットのものが冷えにくいということもありますので、さらに冷蔵庫で節電する場合はこの記事を御覧ください。
節電タップで待機電力を907円分の節電
コンセントを抜かなくても電源タップについているスイッチを押すことで、待機電力を節電できるグッズです。
もちろん使わない時や寝る前にスイッチをOFFにしないと節電効果はありません。
家庭の消費電力の7.3%が待機電力だとされていますので、その部分を節約するためのグッズです。仮にリビングにある以下のもの(○○Wは待機電力)を1日寝ている間や家にいない時など、電源タップで8時間電源をオフにすると、合計で年間907円分もの節電効果が得られます。スイッチのランプそのものは商品にもよりますが、年間つけっぱなしで20円程度です。
- HDD/DVDレコーダー:3.4W
- エアコン:2.6W
- デスクトップパソコン:2.0W
- 空気清浄機:1.7W
- テレビゲーム機:1.4W
- 加湿器:0.9W
ワットチェッカー
コンセントと電源コードの間に入れて使うことで使用した電気代が金額で表示されるグッズです。
直接的に節電をするものではありませんが、金額がリアルタイムで見えるため節電意識が高まります。
ソーラー充電器
携帯電話やガーデニングライトを太陽の力で充電するアイテムです。
初期投資は大きいですが、基本的に電気代はかかりません。ガーデニングライトの場合は、ライトの置きたい場所と日当たりの良い場所が異なる場合があるのでソーラーパネルが分離しているものがおすすめです。
夏の暑さにおすすめの節電グッズ7選
エアコン冷房の温度を1度上げると電気料金は13%安くなると言われています。
環境省は冷房の温度を28℃にすることを推奨しています。
エアコンの性能によりますが、26~7℃設定よりも1,000~2,000円程度安くなります。
これらのグッズを使って、エアコンを28℃設定にして節電しましょう!
冷感インナー
エアコンや扇風機で節電するためにも涼しい服装は大切です。
夏のうだるような暑さの中だと、下着やインナーを着ることも嫌になりますが、服装の暑さ対策のコツは「いかに体表熱を効果的に発散し、汗をすぐ吸い、乾くかが大事」になります。ですから直接シャツやブラウスを着るのではなく、インナーを着ることが夏を涼しく過ごすコツです。
さらにこのような冷感インナーを着るとさらに効果的です。
敷きパッド
体から出る熱を拡散させる熱伝導の高い繊維をしようしており、熱がこもりやすくベタつかず、速乾性で夏にピッタリのベットカバーです。
就寝時のエアコンを切った状態での睡眠を改善します。
うちわ・扇子
言わずと知れた人力送風機。人間のカロリーを使って風を作り、体表の暑い空気を薄くすることで冷却効果を生み出します。
体を動かしてあおぐので本当に涼しくなるのか、という根本的な疑問がありますが、あおぐ程度のカロリーは微々たるものですので、うちわは確かに体の熱を冷ます効果があります。
おしゃれで多様なうちわの世界をご覧になりたい方はこちらもご覧ください。
また、金属製で冷凍庫で冷やした上で冷風を送ることの出来る次世代のうちわもあります。
アロマオイルを使用して香りを送る事もできる風情なものなので、日本の夏はうちわ!という方は検討してみては。
遮熱カーテン
外気温の影響を遮断してくれるので、暑くなりにくく、寒くなりにくい部屋にしてくれるカーテンです。冷暖房の必要性を下げてくれるので、節電につながります。
防音・遮光・遮熱・防汚加工がなされたものもあり、プライベート空間を一定の環境に保つのに力を発揮します。
すだれ・よしず
「すだれ」は細く割った竹を原料とし、「よしず」はアシを原料としています。「すだれ」も「よしず」も熱を通しにくく、また隙間から涼しい風を取り込む事ができます。
霧吹きなどで水をかけることで更に涼しさは倍増します。エアコンや扇風機の利用を抑えて、節電につなげることができます。
風情もありますし、夏の窓辺に利用してみてはいかがでしょう。
「すだれ」と「よしず」の力についてさらに詳しくは以下の記事でご説明しています。
扇風機保冷剤
冷凍庫で二時間冷やした後に扇風機の羽に取り付けることで、45~60分程度冷風を送ることできるグッズです。
部屋の温度を1~3℃下げることも実証されており、エアコンは付けたくないが、扇風機だけではどうにも耐えられない、寝付けない時に利用してみてはいかがでしょう。
普段の扇風機の風とは一味違うひんやりとした風に驚くこと間違い無しですよ。
風鈴
夏の風情を音で彩る風鈴。チリンチリンという音は、都会人が忘れさった野山に囲まれた夏を思い起こさせます。
この風鈴、ただ雰囲気を演出するだけと思うなかれ。風鈴を聞いた人の75%が実際に涼しくなったと答えたという調査もあり、日本人の頭のなかには「風鈴=涼しい」と方程式が刷り込まれています。なんと風鈴には、脳に涼しいという錯覚を起こさせる力があるのです。
実際には耐えられない暑さであっても、風鈴のおかげで耐えられる暑さに変わったならば、エアコンを付ける必要はないでしょう。風鈴を使って過ごしやすい夏を演出することは、節電につながります。
我々に懐かしい夏を思い出す風鈴の音色を探したくなったらこちらの記事もどうぞ!
冬の寒さにおすすめの節電グッズ4選
エアコンは冷房よりも暖房のほうが電気代が高くなります。これは冬のほうが外気との差が大きくなるからですね。
環境省は暖房は20℃にすることを推奨しています。
暖房は1℃上げるごとに10%の節電効果が得られます。
発熱インナー
発熱インナーというものはユニクロが2003年に「ヒートテック」という名前で発売し一躍ブームになりました。
体から蒸発する水蒸気を熱エネルギーに変換し、繊維間の空気の層が保温効果を持ちます。
「ヒートテック」登場から12年が過ぎ、その性能は大きく上がっています。
最近では女性用に椿オイルを練り込み保湿を行えるものも存在し、進化が著しい発熱インナー。
体温を維持することで、暖房器具の使用を控え、節電につながります。
しまむらやイオンもプライベートブランドで作っているので、自分に合うものを探してみると良いでしょう。
断熱フィルム
結露防止、飛散防止にもなります。シートとガラスの間に出来る空気層が保温・断熱効果をもたらし、室温を外気の変化から守ります。きれいに剥がす事もできるので、利用してみては。
観葉植物
写真のサンスベリアは観葉植物の中でも特に空気洗浄効果が認められており、また加湿効果も高い植物です。観葉植物には、湿度調整効果や、気温を一定に保つ効果があります。
また、視界の中に植物があるだけでリラックス効果や疲労回復効果があるというので、観葉植物を室内においておくことは効果があります。観葉植物をおいて、部屋の快適度を上げて、エアコンの使用を控えれば節電につながるでしょう。
湯たんぽ
お湯を入れることで体を温める昔ながらの冬のグッズ。エアコンやヒーターのように空気を乾燥させず、腹部を集中的に温めることが出来るため、便秘や生理痛、肩こりなどの改善にもなります。
最近はおしゃれなデザインも多くあるので、女性にも嬉しいグッズです。夜中の暖房機器の代わりにいかがでしょうか。
節約グッズまとめ
いろいろな節電グッズを紹介してまいりました。この記事を参考に、節電にもなり快適にもなるグッズを探してみてください!
- 1)LEDシーリングライトの節約効果は1つで5,296円!
- 電気代を節約しようと思ったらまずLED照明。使用電気量も耐久年数も蛍光灯と比べものになりません。
- 2)人感センサー付きLED照明で3,690円節約!
- 人のいる時だけ自動で点灯消灯するLED照明で無駄な点灯と消し忘れを防ぎます。
- 3)冷蔵庫カーテンで1,598円節約!
- 冷蔵庫の中の冷気を逃さず、冷蔵庫の温度を「強」から「中」へ
- 4)節電タップをリビングで使って907円節約!
- 年間使用電気量の7.3%にもなる待機電力の無駄を解消。
- 5)ワットチェッカーで節電意識を高める
- 具体的に金額が表示されるので日々の電気代をリアルタイムで確認できます。
- 6)ソーラー充電器で電気代なし
- ランニングコストゼロでいつでも充電。
- 1)冷感インナー
- 涼しい服装には速乾性のあるインナーを着ることが重要です。
- 2)敷きパッド
- 汗を吸ってすぐ乾く夏用敷きパッドで熱い夜を快適に。
- 3)うちわ・扇子
- 電気代ゼロ!日本の夏にはこれ!
- 4)遮熱カーテン
- 熱の他、音や光も遮断しプライベートも室温も一定に保ちます。
- 5)すだれ・よしず
- 風を通さず光や熱を通さない日本の夏の定番品。
- 6)扇風機保冷剤
- 室温を1~3℃も下げる扇風機の切り札。
- 7)風鈴
- 揺れる音は「実際に」日本人を涼しくします。
- 1)発熱インナー
- 汗を熱に変えるインナー。香り付きのものや、消臭抗菌機能など、進歩が著しい冬の定番インナーです。
- 2)断熱フィルム
- 窓に貼って熱を逃さないフィルム。防滴・飛散防止にもなります。
- 3)観葉植物
- 加湿や空気洗浄効果を持ち、部屋にあることでリラックス効果も生みます。
- 4)湯たんぽ
- 今見直されているおしゃれでお腹を暖められる女性に嬉しい冬のアイテム。
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