世帯人数・使用電力量に合ったプラン

自身の使用電力量に合わせて電気料金プランを選ぶと、効率よく電気代を節約できます。例えば、学生や単身赴任などの一人暮らしなら、一人暮らし向けに設定された電気料金プランを選ぶのがよいでしょう。ただし使用電力量によっては、一人暮らし向けのプランでも最適なプランにならないこともあるので、注意してくださいね。

電気料金の計算方法が特徴的なプラン

基本料金0円のプランや、一定の使用電力量まで定額制のプランなど、電気料金の計算方法が特徴的なプランも存在します。これらのプランを上手く利用することで、電気代を節約できるケースもありますよ。ただし、必ず安くなるわけではないので、事前にシミュレーションしておくことをおすすめします。

時間帯や曜日によって電気料金が変わるプラン

プランによっては、時間帯・曜日・季節によって電気料金が変わるものがあります。自身の電気の使い方が時間帯や曜日によって異なるなら、その時間帯・曜日の単価が安く設定されたプランにすることで、電気代を節約できますよ。

市場連動型プランも30分ごとに電気料金が変わるため、時間帯ごとに電気料金が変わるプランと言えます。

オール電化向けのプラン

オール電化住宅にお住まいなら、オール電化向けプランを選ぶことで、電気代を節約できる場合があります。逆にオール電化住宅にお住まいで、オール電化向けではないプランを利用していると、電気代が高くなっている可能性も。オール電化を利用している人は、オール電化向けプランに切り替えることをおすすめします。

環境に配慮した電気が使えるプラン

電力会社のなかには、非化石証書や再生可能エネルギーを利用することで、環境に配慮した電気が利用できるプランを提供している会社も存在します。環境問題に関心のある方は、こうした環境配慮型のプランで探してみるのがおすすめです。

EVオーナー向けのプラン

自宅でEV（電気自動車）を充電すると使用電力量が多くなり、電気料金に大きく影響します。電力会社によっては、EVオーナー向けのプランを展開していることも。EVをよく利用する方は、EVオーナー向けのプランで電力会社を探してみましょう。

ガスとのセット割があるプラン

電気とガスとセットで契約することで、セット割引が適用されるプランも存在します。電気・ガスのどちらが割引されるかは電力会社によって異なりますが、支払いをまとめることで家計管理がしやすくなるメリットもありますよ。

ポイント還元があるプラン

電気料金の支払いに応じて、楽天ポイントやdポイント、Vポイントなど、各種のポイント還元があるプランも魅力的です。ポイントを電気料金の支払いに充てられる電力会社もあるので、ポイ活をしている人なら、よりお得に電気を利用できる可能性があります。

Q1）賃貸マンション・アパートでも電力会社・電気料金プランは選べる？

賃貸マンション・アパートでも、電力会社・電気料金プランを切り替えることができます。ただし、建物全体で高圧一括受電契約を結んでいるケースや、家賃に電気代が含まれている物件では、個別に電力会社を切り替えることはできません。

お住まいの賃貸物件の契約がわからない人は、オーナーや管理会社に確認してみましょう。

Q2）電気料金プランに解約金はある？

解約金が設定されていない電力会社・電気料金プランは、多数あります。しかし、解約金を定められているケースでは、契約期間内の解約に解約金が発生します。引越しなどで契約期間内に解約する予定がある人は、契約期間や解約金の設定がある電力会社は避けるのがよいでしょう。

Q3）電気代が高くなることはない？

ライフスタイルや、家庭での電気の使い方に合った電気料金プランを選ばないと、かえって電気代が高くなってしまう可能性があります。電気料金プランを選ぶ前に、切り替えで電気代がどう変わるか、詳細にシミュレーションすることをおすすめします。

Q4）電力会社・電気料金プランを切り替えても停電が増えることはない？

電力会社・電気料金プランを切り替えたからといって、停電などのトラブルが増えたり、電気の質が悪くなることはありません。同一の供給エリアであれば、送電網の管理は地域の送配電事業者が担当するからです。

Q5）お客様番号・供給地点特定番号とは？

お客様番号は、契約ごとに電力会社から付与される番号のこと。電力会社を切り替えたり、問い合わせる際などに必要になります。

供給地点特定番号は、電気を使用する住所に割り当てられた番号のこと。電力会社の切り替えの際に必要です。なお、新築住宅では供給地点特定番号が割り振られていないことがあります。新築住宅への引越しと同時に電気の切り替えを検討している人は、供給地点特定番号についてはハウスメーカーや施工会社などに確認してみましょう。