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IHクッキングヒーターの電気代はどれくらい?節約に効果的な電気料金プランは?

電気代の節約、節電テクニック

IHクッキングヒーターはどれくらいの電気代がかかるか知っていますか?調理にガスを使わない分、電気代は高くなりがちですが、自分の生活スタイルにあわせた使い方をすることで電気代を節約することができます。この記事ではIHクッキングヒーターにかかる電気代や電気代を安くできる電気料金プランなどを紹介します。

オール電化住宅などで使われているIHクッキングヒーターは、お手入れが楽で火を使わず安全性が高いことから、ガス併用住宅の家庭での導入も増えてきています。

ただ、導入を検討する際に気になるのが、IHクッキングヒーターの使用にかかる電気代や、ガスと比較したときにどっちがおトクかということでしょう。この記事では、IHクッキングヒーターの電気代やガスとの比較、さらに電気代の節約に効果的な電気料金プランの選び方などを紹介します。

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更新日
2024年4月4日

IHクッキングヒーターとは?

参考:IHとは? | 東北電力

IHクッキングヒーターの「IH」は「Induction Heating(誘導加熱)」の頭文字を取ったものです。IHクッキングヒーターでの調理はこの「誘導加熱」によって行われます。

IHクッキングヒーターの内部には磁力発生コイルがあり、ここへ電気を流すことでに磁力線を発生させます。この磁力線がヒーター面に接した鍋底を通るときに「うず電流」を発生させ、鍋そのものを発熱させます。

IHクッキングヒーターは、火を使わず安全性が高いほか、熱伝導が非常に高くエネルギーロスが少ないのも大きな特徴です。

IHクッキングヒーターの電気代はどれくらい?

では、実際にIHクッキングヒーターはどれくらいの電気代がかかるのでしょうか?家庭でカレーを調理する場合を例に、簡単に計算してみましょう。

IHクッキングヒーターの電気代計算式

IHクッキングヒーターの電気代は、一般的な家電製品の電気代を計算するのと同じように算出します。計算には以下の式を用います。

消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電力量料金 = 電気代

カレーを作る工程を炒め(強火/3000W)5分、煮込み(中火/1000W)15分、ルーを入れてからの最終煮込み(弱火/500W)10分とした場合で、また電力量料金は27円/kWhで計算してみましょう。計算をする際は、消費電力を「kW」に直して行います。

IHクッキングヒーターでカレーを作るときの電気代
炒め工程
3.0(kW) × 1/12(h) × 27(円) = 6.75円
煮込み工程
1.0(kw) × 1/4(h) × 27(円) = 6.75円
ルーを入れたあとの煮込み工程
0.5(kw) × 1/6(h) × 27(円) = 2.25円

IHクッキングヒーターでカレーを作る場合の電気代は、上記を足した15.75円となります。火加減や各工程にかける時間、契約している電気料金プラン(電力量料金)によって金額は変わってきますので、目安として考えておくとよいでしょう。

IHクッキングヒーターの電気代とガスコンロのガス代はどっちがおトク?

IHクッキングヒーターの導入を悩んでいる場合にもうひとつ気になるのが、「IHクッキングヒーターとガスコンロはどちらがおトクなのか」ということでしょう。

東京電力「従量電灯B」を例に、電気とガスのエネルギーコストを比較してみると以下のようになります。

電気とガスの1kWhあたりのエネルギーコスト比較
種別1kWhあたりのエネルギーコスト
電気(東京電力「従量電灯B」)最初の120kWhまで(第1段階料金)19.52円
121kWh~300kWh(第2段階料金)26.00円
301kW~(第3段階料金)30.02円
ガスLPガス24.82円
都市ガス11.15円

LPガスの発熱量を24,000kcal/m3、都市ガスの発熱量を11,000kcal/m3として計算。また、1kWh=860kcalとして計算しています。LPガス価格は日本LPガス協会の東京地区の一般小売価格(2019年3月時点)より算出し計算しています。出典:日本LPガス協会都市ガス価格は東京ガスの東京地区等の一般契約料金(基準単位料金)より算出し計算しています。出典:東京ガス

比較してみると、都市ガスのエネルギーコストがとくに優れていることがわかります。ただし、電気も使い方を見直すことで大幅なコスト削減につなげられます。くわしくは次の項目でご紹介していきます。

IHクッキングヒーターの電気代を節約に効果的な電気料金プランは?

IHクッキングヒーターをよりおトクに使うには、電気料金プランの見直しが効果的です。ポイントになるのは「時間帯」です。とくにIHクッキングヒーターをよく使うことになる夜間の電気代が安くなる電気料金プランを選ぶことで、電気代を抑えることができます。

では、具体的にどのような電気料金プランがあるのでしょうか。いくつかピックアップしてご紹介します。

HTBエナジー たのしいでんき「ママトクコース」

HTBエナジーのたのしいでんきが提供する「ママトクコース」は、夕飯の準備が忙しくなる19時~21時の電気代が無料になる電気料金プランです。この時間帯にIHクッキングヒーターで調理を行う家庭では、電気代の大きな節約になるでしょう。

このプランの提供エリアは、北海道電力エリア、東北電力エリア、北陸電力エリア、東京電力エリア、関西電力エリア、中国電力エリア、四国電力エリア、九州電力エリアとなっています。

なお、電気代が無料になる時間帯以外でも各エリアの旧一般電気事業者の電気料金に比べて電力量料金が約5%安く設定されているので、他の時間帯でもおトクに電気を使用できます。一方で、「ママトクコース」では基本料金が高めに設定されている点には注意が必要です。

idemitsuでんき(旧:出光昭和シェル)「オール電化プラン」

サービスステーションとしておなじみのidemitsuでんき(旧:出光昭和シェル)では、2019年4月より、オール電化住宅向けプランとして「オール電化プラン」を提供しています。夜間の電気料金がおトクになるプランで、供給エリアごとに時間帯などの設定が異なります。エリアによってはIHクッキングヒーターの電気代を大きく節約できるでしょう。

供給エリアは、北海道電力エリア、東北電力エリア、北陸電力エリア、東京電力エリア、中部電力エリア、関西電力エリア、中国電力エリア、四国電力エリア、九州電力エリアとなっています。

中でも、北陸電力エリア向けプラン中国電力エリア向けプランは、IHクッキングヒーターをよく使用する家庭で電気代の節約になる可能性が高いでしょう。

idemitsuでんき(旧:出光昭和シェル)「オール電化プラン(北陸電力エリア)」

区分単位idemitsuでんき「オール電化プラン(kVA)」北陸電力エリア料金(消費税率10%)
基本料金~10kVA1契約2145円00銭
上記をこえる場合1kVA291円50銭
電力量料金
昼間
(平日8時〜20時)
夏季(7月1日~9月30日)1kWh39円87銭
夏季以外39円87銭
休日
(8時〜20時)
33円80銭
夜間
(20時〜翌8時)
26円98銭
idemitsuでんき(旧:出光昭和シェル)「オール電化プラン(kVA)」の休日とは土曜日、日曜日及び祝日、1月2日~1月4日、5月1日~5月2日、12月30日~12月31日をいいます。北陸電力「くつろぎナイト12」の休日とは、土曜日、日曜日、「国民の祝日に関する法律」に規定する休日、1月2日、1月3日、1月4日、5月1日、5月2日、12月30日及び12月31日をいいます。

idemitsuでんき(旧:出光昭和シェル)「オール電化プラン」は、昼間と比べて夜間の電力量料金が割安に設定されています。20時以降の電気代が安くなるため、夕飯の準備が遅めの家庭におすすめです。

idemitsuでんき(旧:出光昭和シェル)「オール電化プラン(中国電力エリア)」

区分単位idemitsuでんき「オール電化プラン」中国電力エリア料金(消費税率10%)
基本料金~10kVA1契約1908円72銭
上記をこえる分1kVA469円37銭
電力量料金デイタイム
(夏季の平日9時~21時)
1kWh46円46銭
デイタイム
(夏季以外の平日9時~21時)
44円40銭
ナイトタイム
(平日21時~翌9時)
30円35銭
ホリデータイム
(休日)
30円35銭
idemitsuでんき(旧:出光昭和シェル)「オール電化プラン(実量契約)」の休日とは土曜日、日曜日及び祝日、1月2日~1月4日、5月1日~5月2日、12月30日~12月31日をいいます。中国電力「」の休日とは、土曜日、日曜日及び祝日、1月2日~1月4日、5月1日、5月2日、12月30日、12月31日をいいます。

idemitsuでんき(旧:出光昭和シェル)「オール電化プラン」は、昼間と比べて夜間の電力量料金が割安に設定されています。平日の21時以降と休日の電気代が安くなるため、共働きで帰宅や夕飯の準備が遅い家庭や休日によく料理をする家庭におすすめです。

具体的な料金設定やおトクになる時間帯はエリアごとに異なりますので、以下の記事もあわせてご覧ください。

IHクッキングヒーターの電気代を節約するなら電気料金プラン選びが重要!

IHクッキングヒーターの電気代について紹介しました。

IHクッキングヒーターを導入で以前よりも電気代が高くなってしまったという方は、電力会社や電気料金プランの見直しを検討してみましょう。各エリアの旧一般電気事業者で、夜間や休日の電気代がおトクになるオール電化向け電気料金プランが選択できるほか、エリアによっては新電力からもおトクな電気料金プランを選べる可能性があります。

自分が住んでいるエリアでよりおトクにIHクッキングヒーターを使える電気料金プランをお探しの方は、まずはエネチェンジ電力比較で診断をしてみましょう!

 

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