オクトパスエナジーと関西電力、どちらと契約しようか悩んでいる方必見！

本記事では、オクトパスエナジーと関西電力のプランをそれぞれ試算し、どちらが安いかを比較します。料金だけでなく、電気代に対するポイント還元やセット割の有無など、それぞれの特徴の違いについても解説。

更新日

2025年6月20日

オクトパスエナジーと関西電力を比較！安いのは……

オクトパスエナジー「グリーンオクトパス」と関西電力「なっトクでんき」について、世帯人数別に年間の電気料金を比較しました。

上記世帯人数の場合、オクトパスエナジー「グリーンオクトパス」は関西電力「なっトクでんき」よりも安いです。

オクトパスエナジーと関西電力の特徴の違いを比較

ここでは、オクトパスエナジーと関西電力の違いについて、詳しく解説します。

プランの選択肢は両社とも豊富

オクトパスエナジーと関西電力は、それぞれ次の電気料金プランを提供しています。

「グリーンオクトパス」

一般家庭向けの電気料金プランです。

「シンプルオクトパス」

基本料金0円で、電力量料金が一律に設定。また、燃料費調整額がかからないプランです。利用開始から12カ月経過後、自動的に「グリーンオクトパス」に切り替わります。

「オール電化オクトパス」

オール電化向けの電気料金プランで、1時～翌6時までの電力量料金が安く設定されています。

「オール電化オクトパス-サンシャイン」

オール電化向けの電気料金プランで、9時～15時までの電力量料金が安く設定されています。

「オール電化オクトパス-サンシャイン-ゼロ」

オール電化向けの電気料金プランで、基本料金は0円に設定。また、9時～15時までの電力量料金が安く設定されています。

「オール電化オクトパス-ゼロ」

オール電化向けの電気料金プランで、基本料金が0円に設定されています。

「スタンダードオクトパス」

一般家庭向けの電気料金プランです。

「EVオクトパス」

電気自動車を自宅で充電している家庭向けのプランで、11時～13時・1時～5時の電力量料金が安く設定されています。

「ソーラーオクトパス」

太陽光発電を利用している家庭向けのプランで、22時～翌6時の電力量料金が安く設定されています。

また、上記のうち「スタンダードオクトパス」を除くすべてのプランで、実質的に再生可能エネルギー100％かつ、CO2排出量ゼロの電気が利用できます。

「従量電灯A」

一般家庭向けの電気料金プランです。

「eおとくプラン」

使用量が多い一般家庭向けのプランです。

「withポイント でんき」

一般家庭向けの電気料金プランです。電気料金の3.5％が、dポイント・PayPayポイント・楽天ポイントのうち、選択したポイントで還元されます。

「withU-NEXT でんき」

一般家庭向けの電気料金プランです。動画配信サービス「U-NEXT」の料金がセットになっています。

「withU-NEXT でんき（Gセット）」

関電ガスの契約者向けのセットプランです。動画配信サービス「U-NEXT」の料金がセットになっています。

「はぴeセット」

オール電化向け。エコキュートなどの設備費がセットになっており、一定量の電気使用量まで定額のプランです。

「はぴeセット ソラレジ」

太陽光発電設備費がセットになっており、一定量の電気使用量まで定額のプランです。

「はぴeセット ストレジ」

蓄電池設備費がセットになっており、一定量の電気使用量まで定額のプランです。

「はぴeタイムR」

オール電化向けの電気料金プランです。

「なっトクでんき（なっトクパック）」

関電ガスの契約者向けのセットプランです。関電ガスのガス料金が3％割引されます。

「ふるさとECOプラン from 飛騨市」

再生可能エネルギー指定の非化石証書を活用することで、実質的に再生可能エネルギー100％かつ、CO2排出量ゼロの電気が利用できるプランです。

電気・ガスのセット割があるのは「関西電力」

オクトパスエナジーでは、セット割引を提供していません。一方の関西電力では、「電気セット割引」が適用される電気とガスのセットプラン「なっトクでんき（なっトクパック）」を提供しています。

電気セット割引

電気とガスの対象プランをセットで契約することで適用。基本料金および従量料金（原料費調整額を除く）の合計金額から、3％割引されます。

ポイント還元があるのは「関西電力」

オクトパスエナジーに、ポイント還元の特典はありません。関西電力では、はぴeポイントの還元があります。

対象の電気料金プランを契約し、かつ関西電力の会員制Webサイト「はぴeみる電」に登録することで、毎月の電気料金1,000円（税込）につき、はぴeポイントが8ポイント貯まります。さらにガスも関西電力にまとめている場合、ガス料金1,000円（税込）につきはぴeポイントが5ポイント貯まります。
電気の契約が「従量電灯A/B」の場合、ポイント還元率は1,000円（税込）につき3ポイントとなります。
東京電力エリアで関西電力と契約している場合、ポイント還元は「はぴeプラス」のみ対象となります。

貯まったはぴeポイントは、1ポイント＝1円として電気料金・ガス料金の支払いに利用できるほか、dポイントやPayPayポイント、ANAマイルなどの各種提携ポイントと交換が可能です。

そのほか、キッチン用品やグルメ、カタログギフトなどのアイテムと交換したり、毎月開催される家電製品の抽選応募、新薬開発やNPO法人の活動などの応援にも使用できますよ。

オクトパスエナジーと関西電力の料金設定の違いを比較

ここでは、オクトパスエナジーと関西電力の違いについて、料金面を詳しく解説します。

料金設定の違い

オクトパスエナジーと関西電力、それぞれの代表的な電気料金プランの料金表を見てみましょう。

オクトパスエナジーと関西電力では、最低料金＋3段階の電力量料金という料金の仕組みは同じです。ただし、電力量料金の単価は異なっています。

料金の算定方法の違い

オクトパスエナジーと関西電力の料金算定方法は、次のとおりです。

• 最低料金＋電力量料金±燃料費調整額＋再生可能エネルギー発電促進賦課金

• 最低料金＋電力量料金±燃料費調整額＋再生可能エネルギー発電促進賦課金

どちらも同じ計算式で、市場価格の影響を受ける市場連動型プランではありません。ただし、オクトパスエナジーと関西電力では、燃料費調整額に影響する平均燃料価格の算出方法が異なります。このため、オクトパスエナジーと関西電力の燃料費調整単価には金額差があります。

提供エリアが広く、引越し時の手続きが楽なのは「オクトパスエナジー」

オクトパスエナジーと関西電力では、供給エリアが大きく異なります。それぞれの供給エリアは、次のとおりです。

オクトパスエナジー

北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア

関西電力

東京電力エリア・関西電力エリア

オクトパスエナジーの供給エリアは、プランによって異なります。

オクトパスエナジーは沖縄電力エリアを除く全国に対応しているので、引越しの際はオクトパスエナジー1社に対して手続きを行うだけで済みます。

いっぽう、関西電力は東京電力エリアと関西電力エリアの2エリアにしか対応していません。引越し先のエリアによっては、まず関西電力を解約し、そのうえで引越し先で利用する電力会社と契約する必要があります。

オクトパスエナジーと関西電力を比較する時によくある質問

ここでは、オクトパスエナジーと関西電力の比較に関して、よくある質問にお答えします。

オクトパスエナジーと関西電力はキャンペーンを実施している？

両社とも、時期によってはキャンペーンを実施しています。オクトパスエナジーまたは関西電力への切り替えを検討している方は、公式ホームページなどをこまめに確認しておきましょう。

オクトパスエナジー・関西電力ともに解約金はかからない？

オクトパスエナジー・関西電力ともに、解約金や解約手数料は設定されていません。オクトパスエナジーには契約期間の決まりがありますが、契約期間内に解約しても、解約金が発生することはありません。

セット割がある関西電力の方がオクトパスエナジーよりお得？

関西電力は、関電ガスとのセット割でガス料金が割引されるメリットがあります。しかし、自身のライフスタイルにマッチしたガス会社・ガス料金プランに切り替えた場合はどうでしょうか。

ガス単体で契約したほうが、光熱費の合計金額が関西電力よりも安くなるケースは、ゼロではありません。気になる方は、一度詳細にシミュレーションしてみることをおすすめします。

どちらか悩んでいる場合はシミュレーションをしましょう

オクトパスエナジーと関西電力の電気料金プランを比較すると、料金表のほかにもポイント還元やセット割など、それぞれ異なるメリットがあることがわかります。

電気代だけでなく、こうしたメリットも合わせて比較し、より自身のライフスタイルに合った電力会社を選んでくださいね。