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エアコン暖房の適正温度は?冬の電気代を抑える6つの節約術も紹介!

電気代の節約、節電テクニック

寒いとすぐ「ポチっ」と押してしまうエアコン暖房。実は、エアコン暖房は、冷房よりも電気代がかかってしまうので、冬にかかる電気代も高くなりがち。この記事では、節約しながらあたかかく過ごすため、エアコン暖房をじょうずに使うポイントを紹介しています。

冬になると暖房にかかる電気代が気になりますよね。冬の暖房として、エアコンを使用しているというご家庭は多いでしょう。でも皆さん、エアコンは暖房時のほうが冷房時よりも電気代がかかるということをご存知でしょうか?

エアコンの適正温度やエアコンの仕組みについて解説します。また、エアコン暖房の電気代6つの節約術もご紹介するので、参考にしてくださいね。

更新日
2021年10月5日
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冬のエアコン暖房、設定温度の目安はどれくらい?

「エアコンは、冷房よりも暖房の方が電気代がかかる」と言われても、寒いのは我慢したくないですよね。設定温度の目安はどれくらいなのでしょうか?

環境省は、冬の暖房時の室温の目安を20℃に推奨しています。

サーキュレーターや扇風機を併用して空気を循環させたり、断熱シートなどで窓を断熱して外からの冷気を遮断するなど、さまざまな工夫をすると、暖かく快適に過ごしていくことが可能になります。

なぜエアコンは暖房時のほうが冷房時よりも電気代が高くなるの?

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「エアコンは暖房のほうが冷房よりも電気代がかかる」という事実に驚かれた方もいるでしょう。
「節電」というキーワードが多くきかれる夏のほうが、電気代がかかるイメージがあるかもしれません。
なぜエアコンは暖房のほうが冷房より電気代がかかるのでしょうか?それにはエアコンの仕組みと、夏と冬の気温が大きく関係しています。

エアコンはどうやって暖房しているの?

そこで、まずはエアコンの仕組みをご説明します。エアコンはどうやって暖房をしているのでしょうか?実は、エアコンは暖房時も冷房時も同じヒートポンプ技術を使っています。

「ヒートポンプ技術」って?
空気中には「熱」が存在します。そしてどんなに冷たい空気であっても「熱」をもっています。ヒートポンプ技術とは、空気中の「熱」を集めて、その熱をガス(冷媒)に乗せて移動させるという技術です。
熱を運ぶ「冷媒」って?
エアコンの室内機(エアコン本体)と室外機の間には、「冷媒」というガスが通っています。「冷媒」というのは、空気の「熱」を運ぶ電車のような役割をしています。

ヒートポンプシステムは、暖房時に外気の「熱」を室内に取り入れている!

気温がどんなに低くても、空気は「熱」を含んでいます。「冷媒」は、圧縮すると温まり、膨張すると冷たくなります。

暖房時は、ヒートポンプシステムがまず「冷媒」を膨張させて、「冷媒」を外の空気より冷たくし、外の空気中の熱を取り込む準備をします。冷えた「冷媒」は外の空気中の熱を取り込み、室内機まで移動します。移動中にヒートポンプシステムは「冷媒」を圧縮させ、集めた空気を更に温めます。そして温まった空気が室内口の吹き出し口から室内へ送られます。

冬のほうが室内気温と設定温度の差が大きいため、電気代がかかります

エアコンは、室内温度を設定温度までにするまでがいちばん電気代がかかります。お住まいの地域により季節ごとの気温も異なりますが、例えば、室内の設定温度を夏・冬ともに25℃と設定したとしましょう。

夏、設定温度(25℃)まで室内気温を下げる場合
室温を30℃~35℃とすると、エアコンは5℃~10℃室温を下げなくてはならない。
冬、設定温度(25℃)まで室内気温を上げる場合
室温を0℃~5℃とすると、エアコンは20℃~25℃室温を上げなくてはならない。


例えば夏の気温が高い地域で、室内気温が40℃まで上がった場合も、設定温度まで下げなくてはならないのは15℃です。しかし冬の気温が寒い地域では、室内気温がマイナス5度以下になる地域もありますので、そうした場合は設定温度まで30℃以上上げなくてはなりません。

このような理由で、室内気温と設定温度の差が大きい冬場のほうが電気代が高くなる傾向があります。

冬のエアコン(暖房)の電気代、6つの節約術

これからやってくる冬、夏場よりも電気代がかかる冬の暖房費をなんとか節約していきたいものです。冬の暖房にかかる電気代を節約する方法はいくつかあり、それらをじょうずに組み合わせることで電気代を大きく節約できます。

1. まず初めに電力会社の見直しを

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電気代のもっとも効果的な節約方法は、電力会社の見直しです。ご家庭の生活スタイルや電気の使い方に見合ったプランに切り替えることで、今よりも電気代を安くできる可能性があります。まずはいちばん効果的な、電力会社の見直しをしましょう。
エネチェンジでは、郵便番号などの条件を入力するだけでぴったりのプランを比較でき、節約額の目安もわかります。

2. エアコンは自動運転にしよう!弱運転だと逆に電気代が高くなってしまうことが······!

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エアコンをつける時に、電気代を気にして最初から弱運転モードにしてしまっている方はいませんか?その運転方法だと、逆に電気代が高くなってしまうんです。エアコンは設定温度にするまでがいちばん電気を使うため、自動運転で一気に室温を上げてしまうほうが電気代はかかりません。エアコンをつける際は「自動運転」モードを使いましょう。

3. 窓の断熱で外の冷気をシャットアウト!

窓はガラス一枚で薄いため、外の冷気を取り入れやすく、せっかく暖めた室内の空気を冷やしてしまいます。そこで、冬は窓の断熱をしましょう。断熱方法は、主に以下のやりかたがあります。

  • 窓ガラスを「断熱ガラス」にする
  • 厚手のカーテンや断熱カーテンに変える
  • 天候が悪い日はブラインドやレースのカーテンを閉めたり、夕方暗くなったら早めにカーテンを閉めたりする
  • 断熱シートや断熱フィルムを窓に貼る
  • 断熱ボードを窓際に立てかける

4. 扇風機・サーキュレーターでエアコンの働きを助ける

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エアコン暖房時は、扇風機やサーキュレーターを併用することで電気代を抑えることができます。エアコンから吹き出た暖かい空気は上のほうに溜まるため、扇風機やサーキュレーターを上に向けて回し、空気を循環させてあげると、温かい空気が下まで降りてきます。

5. こまめにフィルター掃除をしよう!

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フィルターが詰まってしまうとエアコンの性能が落ちてしまい、余計な電気代がかかるようになってしまいます。
2週間に1度はフィルターのお手入れをしましょう。フィルターの掃除って面倒に感じてしまいがちですが、いつも行う掃除機がけのついでにエアコンフィルターを外して、ついているホコリを吸い取ってしまえば楽ですよ◎

6. 室外機周りもチェックしましょう

エアコンの室外機周りに物が置いてあると暖房の効率が落ちてしまいます。室外機周りには物を置かないように注意しましょう。

また、雪の多い地域では、雪が室外機周りに積もってしまったり、室外機に雪が吸い込まれたりすることで効率が落ちてしまわないよう、雪対策も行いましょう(防雪フード・防雪ネットなども市販されています)。

電気代のかかる冬、じょうずに節約して乗り切りましょう

エアコン暖房時のほうが冷房時よりも電気代が高くなる理由、エアコンの仕組み、エアコン暖房の電気代6つの節約術についてご紹介しました。暖房費がかかるこれからの冬、まずは電力会社を見直し、エアコン掃除や室外機周りのチェック、窓の断熱や扇風機の併用などの節約ポイントを取り入れて、賢く電気代を節約していきましょう。

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