カブアンドの光回線「KABU&ひかり」は高い?デメリットなどを解説
この記事の目次
株式会社カブ&ピースは、電気やガス、モバイルなどの生活インフラ関係のサービスを提供しています。本記事では、その中でも光回線「KABU&ひかり(カブアンド)」について解説します。契約を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。
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- 更新日
- 2024年12月23日
【注意】KABU&ひかりの新規申し込みは2024年12月31日で一時停止
KABU&ひかりの申し込みは、2024年12月31日23時59分で一時停止となるので、申し込み検討中の方は注意しましょう。その他すべてのサービスも対象です。なお、再会時期などについての発表は、2025年1月上旬にSNSまたは公式サイトで行われる予定です。
サービスを運営する株式会社カブ&ピースは、今回のサービス一時停止について、次のように発表しています。
- 想定を上回るサービスのお申し込みにより、第1期募集における株式発行予定数(上限6億株)が需要に対して不足するおそれがあるため
- 第1期募集期間中に、複数の株配布キャンペーンを企画しており、その実施に備えて一定数の株式を確保しておく必要があるため
- 電気・ガスの11〜12月分の検針がまだ行われておらず、現時点では正確な株式発行需要を見通しづらいため
- ふるさと納税の「年末駆け込み需要」次第で、さらに株式が不足するおそれがあるため
出典:【重要なお知らせ】年内でのお申し込み受付一時停止について|株式会社カブ&ピース
KABU&ひかり(カブアンド)とは
ここではKABU&ひかり(カブアンド)について、会社の概要や取り扱っているプランの種類といった、基本情報から解説します。
提供するのはカブ&ピース
KABU&ひかり(カブアンド)のプラン
KABU&ひかり(カブアンド)では、戸建て向けとマンション向けのプランが用意されています。それぞれ1ギガだけでなく、通通信速度が10倍(理論値)速い10ギガプランも選べるので、それぞれのライフスタイルに合ったものを選びましょう。
- KABU&ひかり
- KABU&ひかり10ギガ
- KABU&ひかり
- KABU&ひかり10ギガ
KABU&ひかり(カブアンド)の料金
本章では、KABU&ひかり(カブアンド)の料金設定についてまとめています。「基本料金はいくら?」「工事費は高いの?」「解約金はかかるの?」と気になっている方はチェックしてみてください。
基本料金
KABU&ひかり(カブアンド)に限らず他社でも同じですが、戸建て向けよりもマンション向けのプランの方が安い料金設定です。また、10ギガプランは通信速度が速い分、料金も割高であるため、コストを重視するなら1ギガプランを選ぶのがおすすめ。
プラン種類 | 戸建て向け基本料金 | マンション向け基本料金 |
---|---|---|
KABU&ひかり | 5610円 | 4180円 |
KABU&ひかり10ギガ | 6380円 | 6380円 |
初期費用
KABU&ひかり(カブアンド)で初期費用としてかかるのは、契約事務手数料や名義変更手数料、そして工事費です。ただし、工事費は毎月の分割払いと同額の割引が適用されるため、実質無料となります。
費用名 | 金額 | ||
---|---|---|---|
契約事務手数料 | 3300円 | ||
名義変更手数料 | 880円 | ||
標準工事費 | 派遣工事あり | 屋内配線工程あり、またはVDSL機器工事あり | 22000円(24回払いは1カ月目~23カ月目まで916円、24カ月目は932円) |
屋内配線工程なし | 11660円(24回払いは1カ月目~23カ月目まで485円、24カ月目は505円) | ||
派遣工事なし | 3300円 |
オプション料金
KABU&ひかり(カブアンド)では、ひかり電話やひかりTV、無線LANルーターのレンタルなどのオプションを提供しています。ただし、オプション料金は株引換券の還元対象外となるため、注意が必要です。
オプション | 月額料金 |
---|---|
ルーターレンタル(KABU&ひかり) | 330円 |
ルーターレンタル(KABU&ひかり10ギガ) | 550円 |
KABU&ひかり電話 | 550円 |
KABU&ひかりテレビ | 825円 |
リモートサポートサービス | 550円 |
解約金
KABU&ひかり(カブアンド)の契約期間は2年(以降、2年ごとに自動更新)となっており、契約期間内に解約する場合は解約金が発生します。ただし、解約金対象外期間での解約は、解約金が発生しません。解約金対象外期間は、契約満了月を1カ月目として、3カ月目の末日までとなります。
なお、KABU&ひかり(カブアンド)の解約金は、プランによって異なります。
プラン | 金額 |
---|---|
KABU&ひかり(戸建て向け) | 5610円 |
KABU&ひかり(マンション向け) | 4180円 |
KABU&ひかり10ギガ(戸建て向け) | 6380円 |
KABU&ひかり10ギガ(マンション向け) | 6380円 |
KABU&ひかり(カブアンド)のメリット
ここでは、KABU&ひかり(カブアンド)のメリットについてご紹介します。
サービス利用で株引換券がもらえる
KABU&ひかり(カブアンド)は、利用料金に応じて株引換券がもらえるメリットがあります。会員資格によって株引換券の付与率が異なり、通常会員なら5%、KABU&プラス会員なら10%相当の株引換券が付与されます。
※KABU&プラス会員とは、月額500円で株引換券の付与率が倍になるサービス。付与率のほかに会員限定アンケートに回答することで株引換券がもらえたり、前澤友作氏の記事にコメントができる特典があります。
例えば、KABU&ひかりのマンション向け1ギガプランの場合、月額料金は4,180円。通常会員なら209枚(41株相当)、KABU&プラス会員なら418枚(83株相当)の株引換券がもらえる計算になります。
上記株数は1株5円の見込み額を使用。つまり、株引換券5枚で1株に交換できる条件で算出しています。
カブアンドについて、詳しくはこちら。
1ギガと10ギガのプランがある
KABU&ひかり(カブアンド)は1ギガのプランだけでなく、10ギガのプランも扱っています。10ギガは1ギガと比べて通信速度が速いため、大容量のデータ通信向き。オンラインゲームや動画配信、8Kなどの高画質での動画視聴などの用途にぴったりです。また、家族など複数人で同時にインターネットに接続しても、快適な速度で利用できるでしょう。
工事費が実質無料
KABU&ひかり(カブアンド)を新たに開通させるときは、派遣工事が必要です。屋内配線工程がある場合、23カ月目まで916円、24カ月目が932円の24回分割払いとなります。ただし、工事費の分割払いと同額の割引が毎月発生するため、工事費は実質無料となっています。
なお、工事費の分割払い期間中に解約した場合、工事費の残債が一括で請求されます。
KABU&ひかり(カブアンド)のデメリット
ここでは、KABU&ひかり(カブアンド)のデメリットについてご紹介します。
上場しないと株を売買できない
KABU&ひかり(カブアンド)の利用料金に応じて付与される株引換券は、カブアンドの未公開株と交換できます。ただし未公開株は原則、換金ができません。株式会社カブ&ピースが上場しない限り、交換した株の売買はできないため、人によってはこの点をデメリットに感じるかも。
KABU&ひかり(カブアンド)が最安とは限らない
KABU&ひかり(カブアンド)のプランが、必ずしも最安とは限りません。会社によって基本料金の設定が違うだけでなく、電気・ガスをセットで契約したり、長期間契約を続けることで割引が適用されるサービスもあります。また、新規申し込み時にキャッシュバックなどの特典を提供している会社も多いため、通信費をしっかり節約したい方は、他社のプランと比較するのがおすすめですよ。
オプションの種類が少ない
他社と比較すると、KABU&ひかり(カブアンド)のオプションの種類は多くありません。オプションとしてよく提供されているセキュリティソフトや、訪問サポート、クラウドストレージなどがない点は、人によってはデメリットに感じることでしょう。
現在別の光回線を契約していて、KABU&ひかりへの乗り換えを検討している方は、オプションの利用状況を確認しておくことをおすすめします。
スマホのセット割の制度がない
ドコモやソフトバンク、auなど大手通信キャリアが提供する光回線は、各キャリアのスマホプランとのセット割を提供しています。一方、カブアンドもモバイルサービスのKABU&モバイルを提供していますが、KABU&ひかり(カブアンド)とのセット割はありません。
例えば、ドコモの場合はスマホ料金が毎月1,100円割引されます。離れた家族も含めて20回線まで適用されるので、月の通信費が最大22,000円割引されることになります。こうしたセット割引が利用できないのは、KABU&ひかりのデメリットと言えるでしょう。
KABU&ひかり(カブアンド)の契約方法
現在の契約状況によって、KABU&ひかり(カブアンド)の契約方法は変わります。
なお、auひかり、NURO 光、J:COM NET 光、eo光などの独自回線の光回線や、ケーブルテレビインターネットや各種の電力系光回線から乗り換える場合、KABU&ひかりは新規契約となります。また、乗り換え前の光回線の解約手続きも必要です。
新規契約の場合
- 1)KABU&ひかり(カブアンド)に申し込む
- KABU&ひかり(カブアンド)は、Webで申し込みが可能です。申し込みの際は、合わせて工事日の希望日も指定します。工事時間帯は午前(9時~12時)と午後(13時~17時)のどちらかを指定できます。
- 2)開通工事に立ち会う
- 開通工事には、約1~2時間ほどかかります。また、工事の際は立ち会いが必要になります。
- 3)インターネットの利用開始
- 工事が完了したら、その日からインターネットが利用できます。不具合がある場合は、「KABU&ひかり テクニカルサポート」に問い合わせてください。
フレッツ光からKABU&ひかり(カブアンド)に乗り換える方法(転用)
- 1)転用を申し込む
- NTT東日本・西日本のホームページなどから、フレッツ光の転用申し込みを行います。転用の申し込みには、契約者名や利用場所の住所、ひかり電話の電話番号などが必要です。申し込み後、転用承諾番号が発行されるので、書面などに控えておきましょう。
- 2)KABU&ひかり(カブアンド)に申し込む
- 転用承諾番号を用いて、KABU&ひかりに申し込みを行います。KABU&ひかりはWebで申し込みが可能です。なお、転用承諾番号の有効期間は15日間となっており、15日を経過すると無効化されます。15日を過ぎてしまった場合は、再度NTT東日本・西日本に申し込みを行ってください。
- 3)インターネットの利用開始
- 工事が完了したら、その日からインターネットが利用できます。不具合がある場合は、「KABU&ひかり テクニカルサポート」に問い合わせてください。
光コラボからKABU&ひかり(カブアンド)に乗り換える方法(事業者変更)
- 1)事業者変更を申し込む
- 現在利用している事業者のホームページや電話などから、事業者変更の申し込みを行います。事業者変更承諾番号が発行されるので、書面などに控えておきましょう。
- 2)KABU&ひかり(カブアンド)に申し込む
- 事業者変更承諾番号を用いて、KABU&ひかりに申し込みを行います。KABU&ひかりはWebで申し込みが可能です。なお、事業者変更承諾番号の有効期間は15日間となっており、15日を経過すると無効化されます。15日を過ぎてしまった場合は、再度現在利用している事業者に申し込みを行ってください。
- 3)インターネットの利用開始
- 工事が完了したら、その日からインターネットが利用できます。不具合がある場合は、「KABU&ひかり テクニカルサポート」に問い合わせてください。
光回線の乗り換え方法について、詳しくはこちら。
光回線の乗り換え手順を解説!タイミングやおすすめ回線は?
料金などを見直したい方はKABU&ひかり(カブアンド)以外も比較しましょう
KABU&ひかり(カブアンド)は、料金に応じて株引換券がもらえるのが魅力。基本料金などは一般的なので、光回線の料金を節約したい方は、別の光回線も合わせて比較してみることをおすすめします。