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市場連動型プランとは?どこの新電力・電力会社が扱っている?

電力会社・電気料金プランの選び方

市場連動型プランとは、日本卸電力取引所(JEPX)の価格に連動して電気料金の単価が決まるプランのこと。この記事では、どこの新電力・電力会社が市場連動型プランを扱っているか、メリット・デメリットなどについて紹介します。市場価格が高騰しても影響を直ちに受けない電力会社もまとめているので、チェックしてくださいね。

「どこの新電力(電力会社)が市場連動型プランを扱っているの?」「一般的なプランと比較して何が違うの?メリットだけでなく、デメリットもあるの?」。市場連動型プランの疑問に対してお答えします。市場価格の影響を受ける電力会社と、影響を直ちに受けない電力会社もまとめているので要チェック!

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更新日
2022年9月20日

市場連動型プランとは?

そもそも市場連動型プランとはどんなプランか解説します。

市場連動型プランは単価が変動するプラン

市場連動型プランで用いられる「市場」とは、日本で唯一、電力の売買ができる市場である「日本卸電力取引所(JEPX)」のことです。

電気料金単価があらかじめ決まっているプランに対し、市場連動型プランは単価が固定されていません。JEPXの取引価格(=市場価格)に連動して、30分ごとに電気料金単価が決まります。
「JEPX」は、「ジェーイーピーエックス」または「ジェイペックス」などと読まれることが多いです。

市場価格と連動して単価が決まる電気料金プラン以外にも、電源の調達にかかる費用の一部として「電源調達調整費」などが電気料金に含まれるプランもあります。これらのプランについては市場連動型プランと説明がされていない場合もありますが、市場価格の影響を一部受ける電気料金プランのため、広義の市場連動型プランといえるでしょう。

JEPXの取引価格に連動して従量単価が変動し、従量料金を算出するタイプ

「電源調達調整費」などの項目で算出するタイプ

出典:2021年電力緊急事態対策 第3弾、1日の問い合わせ件数、切り替え件数ともに平常時の3倍に急増 2種類の市場連動型プランと、各社対応を緊急解説 | ENECHANGE株式会社

市場価格の影響を受けるプランは一部だけ

旧一般電気事業者、2016年4月の電力自由化以降に参入した新電力など、すべての電力会社の電気料金プランが市場価格高騰の影響を受けるわけではありません。主に影響を受ける可能性が高いのは、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格に連動し、電気料金プランの単価が決まる市場連動型プランです。

もし「契約中のプランが市場連動型プランかどうか知りたい」という方は、お手元にある検針票やインターネット上の会員向けページなどで、契約している電力会社・電気料金プランを確認し、その約款や重要事項説明書をチェックしましょう。

旧一般電気事業者とは北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力・四国電力・中国電力・九州電力・沖縄電力をいいます。

電力会社が日本卸電力取引所(JEPX)を使う理由

新電力(電力自由化で参入した電力会社)の多くは自社で発電施設を持っておらず、発電施設を持っていたとしても、契約者すべての電力を自社でまかなっているとは限りません。そのため、自社でまかないきれない電力を日本卸電力取引所(JEPX)で調達しているのです。

ちなみに、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格がそのまま電気料金単価になるわけではありません。託送料金(送配電網の利用料金)をはじめとする各種費用が加算され、最終的な電気料金単価が決まります。よって、市場連動型プランの電気料金単価=日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格、ではないので注意しましょう。

市場連動型プランのメリット・デメリット

市場連動型プランにはメリットもあれば、デメリットもあります。市場連動型プランの契約を検討している方はメリット・デメリット、両方を知っておきましょう。

市場連動型プランのメリット

市場価格が安い状態が続く、もしくは市場価格が安い状態のときに電気を使うことができれば、電気料金を抑えることが可能です。

たとえば次のケースに当てはまる場合は、市場連動型プランを利用するメリットが大きいでしょう。

市場価格に応じて電気使用量をコントロールできる場合
市場価格が高騰している時間帯は家電の使い方を工夫して節電を心がけるなど、市場価格の変動に応じて電気使用量をコントロールすることで、電気料金を抑えることができます。
深夜から早朝までの時間帯の電気使用量が多い場合
市場価格は日中の需要が多い時間帯に高まり、深夜から早朝の時間帯は安くなります。そのため、深夜から早朝の時間帯に電気を使う割合が多い場合は、割安な料金単価で電気を使うことが可能です。

市場連動型プランのデメリット

市場価格を予測することは難しいために予算管理がしづらいほか、市場価格が高騰した場合のリスクヘッジが取りづらいという点は、デメリットとして挙げられます。

市場連動型プランを契約する場合、次のようなケースの対応を想定しておくことが好ましいです。

請求書が届くまで電気料金がわからない
市場連動型プランはその名のとおり、市場価格に連動するため、事前に料金単価がわからず、請求書が発行されるまで、その月の電気料金がわからないということも考えられます。
市場価格の高騰に対して、あらかじめリスクヘッジがしにくい
市場価格によっては、電気料金が高騰する恐れがあります。市場価格を予測することは、なかなか困難です。予測できたとしても、市場価格が高騰している時間帯の電気使用量を抑えることは、容易ではない場合がほとんどでしょう。

電気代を節約したいなら他社も比較するとGood

電気代の節約のために市場連動型プランを検討しているなら、そのほかの電気料金プランも比較しましょう。市場連動型ではないプランでも、マッチしたタイプを選べば、節約につながりますよ。

電気ガス比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号などを入力するだけで節約につながる電気料金プランが見つけられます。お得なキャンペーン中の電力会社もあるのでチェックしてみてくださいね。

市場連動型プランを扱っている新電力・電力会社はどこ?

市場連動型プランを扱っている新電力・電力会社はどこ?」「私が契約中の新電力・電力会社のプランは、市場連動型プラン?」と気になっている方は、こちらの章で紹介するリストをチェックしてくださいね。

市場価格の影響を受ける可能性の高い電力会社・プラン

市場連動型プランを採用している電力会社、電気料金の一部が市場と連動するプランを提供する電力会社の一例をご紹介します。

従量料金が市場と連動する市場連動型プランを提供している電力会社
自然電力、ダイレクトパワー、テラエナジー、ハチドリ電力など
電源調達調整費など、電気料金の一部が市場と連動するプランを提供する電力会社
楽天でんき、Looopでんき、ハルエネでんき、エフエネでんき、ジニーエナジー、めぐるでんき、グランデータなど

上記の電力会社は一例です。すべての「市場価格高騰に影響を受ける可能性の高い電力会社」をリストアップしたものではありません。楽天でんきは、2022年11月から燃料費調整額を、市場価格と連動した項目「市場価格調整額」に変更します。

市場連動型プランを提供する電力会社以外でも「燃料費の高騰など社会的経済的に当社に大きな影響を及ぼす事象が発生した場合、一定期間の告知をもって約款の変更をする」などの条項が約款で定められている場合があります。電力会社からの案内などが届いたら、内容をしっかり確認しましょう。

市場価格の影響を直ちに受けない電力会社・プラン

すべての電力会社が市場連動型プランを採用しているわけではありません。市場価格の影響を直ちに受けない電気料金プランを次の表にまとめました。こちらにリストアップしている電力会社・電気料金プランは、あくまでも一例です。すべての「市場価格の影響を直ちに受けない電力会社・電気料金プラン」をリストアップしたものではありません。

市場価格の影響を直ちに受けない電力会社・電気料金プラン(あいうえお順)
電力会社電気料金プラン
アストマックス・エネルギーブライトプラン
スマートプラン
でんき放題250・600
続けてお得プラン
eoでんきスタンダードプラン
シンプルプラン
イデックスでんきファミリープラン
夜トクプラン
ビジネスプランA
idemitsuでんき(旧:出光昭和シェル)Sプラン
オール電化プラン
ドライバーズプラン
ホームプラン
ENEOSでんきAプラン
Bプラン
Cプラン
Vプラン
HTBエナジー(HISでんき)
ウルトラ
プライム
ウルトラBiz
ママトクコース
朝ママトクコース
ミッドナイトママトクコース
ぜんぶでんき
auでんきでんきM・Lプラン
ecoM・Lプラン
大阪ガスの電気ベースプランA-G
ベースプランA
家庭用ガス発電プラン
スタイルプランS
スタイルプランP
スタイルプランd
スタイルプランE
ウィズradikoプラン
ウィズよしもとプラン
ウィズABEMAプラン
ゲームでんき
ミライトでんき
ベースプランB-G
ベースプランB
スタイルプランd-B
動力用プラン
オクトパスエナジーグリーンオクトパス
スタンダードオクトパス
親指でんき
いいねプランA・B・C
わんにゃんプラン
ゲームプラン Home
ゲームプラン Biz
北ガスの電気従量電灯B・C
従量電灯B・Cプラス
従量電灯B・Cメイト
低圧電力
低圧電力プラス
低圧電力メイト
九電みらいエナジー
基本プランS・M・L
JALでんきS・M・L・N(ナイト)
WAONプランS・M・L・N(ナイト)
dポイントプランS・M・L・N(ナイト)
N(ナイト)プラン
京葉ガスの電気マイホームあかり
マイホームあかり・ライト
サマリーポケットあかり
サマリーポケットあかり・ライト
コスモでんきコスモでんきスタンダード
コスモでんきポイントプラス
コスモでんきセレクト
コスモでんきグリーン
コスモでんきスタンダードオール電化
コスモでんきポイントプラスオール電化
コスモでんきセレクトオール電化
コスモでんきグリーンオール電化
西部ガスの電気プラスでんきプラン1・2
シングルプラン1・2
あきないでんきプラン
あきない動力プラン
サニックスでんきサニックステラセーバーS
ここまで定額プラン
J:COM家庭用コース 従量A・B・C
CDエナジーダイレクトベーシックでんきB・C
スマートでんきB・C
ファミリーでんき
シングルでんき
ゲームでんき
ミライトでんき
ポイントでんき
よしもとでんき
エンタメでんき
KODOMO新聞でんき
シン・エナジーきほんプラン
プランC
【昼】生活フィットプラン
【夜】生活フィットプラン
法人ブランA・B・C
低圧動力ワイド
スマ電CO2ゼロ時間帯別料金(CO2ゼロホームプラン+(プラス))
時間帯別料金(CO2ゼロショッププラン+(プラス))
ソフトバンクでんきくらしでんき(従量電灯A・B・C)
おうちでんき(N・A)
自然でんき
TERASELでんきTERASELでんきA・B・C
超TERASELでんきA・B・C
TERASELでんき 低圧電力
東京ガスの電気ずっとも電気1・1S・2
もらえる電気
さすてな電気
東急でんき&ガスのでんき従量電灯B・C
低圧電力
東邦ガスグループの電気ファミリープラン
シンプルプラン1・2
ビジネスプラン
ビジネスプラン(動力用)
ポイントでんきプラン
グリーンエコプラン
ドコモでんきドコモでんき Basic(M・Lプラン)
ドコモでんき Green(M・Lプラン)
ならでんならでん電灯A・B
ならでん低圧電力
PinTでんきPinTでんきB・C
PinTでんき動力
まちエネきほんプラン
かんたんプラン
CO2フリープラン
毎晩充電し放題!プラン
毎晩充電し放題!CO2フリープラン
MUSUBIプラン
低圧電力きほんプラン
低圧電力かんたんプラン
ミツウロコでんき従量電灯A・B・C
シングル応援プラン
低圧電力
動力プラン
リミックスでんき電気代割引プラン(従量電灯A・B・C)
仮想通貨付与プラン(従量電灯A・B・C)

※リスト内の電力会社・電気料金プランは一例です。すべての「市場価格の影響を直ちに受けない電力会社・電気料金プラン」をリストアップしたものではありません。電気のブランド名・サービス名をあいうえお順で掲載しています。※リストにはエネチェンジから申し込めない電力会社・電気料金プランも含まれています。

市場連動型プランを契約していて切り替えを検討している方は、上記のような影響を直ちに受けない電気料金プランを選ぶのも一案。エネチェンジでは、郵便番号などの情報を入力するだけであなたにぴったりの電力会社を見つけられます。そのまま申し込みもできるので、ぜひご活用ください。

市場価格高騰に関する過去事例

この章では、過去に市場価格が高騰した事例をご紹介します。

【2021年1月】寒波などにより市場価格が高騰

2020年12月後半から2021年1月にかけて、電力の卸売価格が高騰しました。

市場価格高騰の主な原因は、「寒波などによる電力需要の増加」と「火力発電燃料であるLNG(液化天然ガス)の不足」の2つが重なったことでした。新型コロナウイルス感染症対策によるテレワークも増加し、暖房器具使用などによる家庭用電力の消費量が急増していることも一因。また、長引く寒波の影響により、火力発電の燃料であるLNG(液化天然ガス)の需要が想定よりも上振れていたため、燃料消費も早いペースで進み、多くのエリアでLNG火力の出力低下も起きました。

1月8日には全国7エリアで最大需要が「10年に1度」を想定する規模を上回りました。2021年1月13日の受渡分システムプライス48コマ平均154.57円を記録し、前例のない異常な数値を記録。


出典:エネチェンジ・インサイト・マーケット

日本卸電力取引所(JEPX)の電力取引価格はどこで確認ができるの?

日本卸電力取引所(JEPX)の電力取引価格は、JEPX プライスチェッカーで確認できます。ENECHANGEが提供するJEPXプライスチェッカーは、日本卸電力取引所での電力取引価格が一目でわかり、情報がメールで毎日届きます。

市場連動型プランと他社を比較するのもおすすめ

市場連動型プランにはメリットだけでなく、デメリットもあることがわかりましたね。市場連動型ではないプランも候補に入れて比較してみるのもおすすめです。電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、現在契約中の電力会社や郵便番号などの情報を入力するだけで節約につながる電力会社を見つけられます。そのままパパッと申し込みもできるので、ぜひご活用ください。

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