コロナ禍における電気代と節約に関するアンケート結果を公開!コロナ禍で家計はどう変わった?
この記事の目次
- アンケート実施概要
- コロナ禍における電気代と節約に関するアンケート調査結果
- 新型コロナウィルスの感染拡大によって、在宅時間にどのような変化がありましたか?
- 新型コロナウイルスの感染拡大前と比べて、1カ月の電気代にどのような変化がありましたか?
- 電気代が高くなったと感じる理由をお選びください(複数選択可)
- お勤めの会社で、在宅ワーク(リモートワーク)は導入されていますか?
- 在宅ワークを週に何日していますか?
- お勤めの会社で、在宅勤務手当(リモートワーク手当)、またはそれにあたる手当は支給されていますか?
- 一カ月の在宅勤務手当はいくらですか?
- 在宅勤務の際に生じる費用は、会社から支給される手当でカバーできていますか?
- 在宅勤務によって、もっとも高くなった支出項目ともっとも低くなった支出項目をお選びください
- 今後、もっとも支出を減らしたい項目を選んでください
- 日々の生活において、節約するためにどのようなことを行っているか具体的に教えてください
- まとめ
エネチェンジのメールマガジン登録者の方を対象に「コロナ禍における電気代と節約に関するアンケート調査」(アンケート期間2022年2月11日~2月18日、回答数759)を行いました。
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- 更新日
- 2022年3月8日
アンケート実施概要
エネチェンジのメルマガ会員を対象に、コロナ禍における電気代と節約に関するアンケートを取りました。
- 調査方法
- エネチェンジのメルマガ会員にアンケートの回答を募集。
- 期間
- 2022年2月11日〜2月18日
- 回答者数
- 759名
コロナ禍における電気代と節約に関するアンケート調査結果
それでは、さっそくアンケートの調査結果を詳しく見ていきましょう。
新型コロナウィルスの感染拡大によって、在宅時間にどのような変化がありましたか?
新型コロナウイルスの感染拡大によって、「在宅時間は大幅に増えた」「やや増えた」方を合わせると70%以上となりました。リモートワークの増加や、外出自粛の影響が考えられます。
新型コロナウイルスの感染拡大前と比べて、1カ月の電気代にどのような変化がありましたか?
新型コロナウイルスの感染拡大前と比較したときの電気代の変化については、70%もの方が「高くなった」と回答しています。
一方「安くなった」と回答した方は、わずか1.4%となっています。在宅時間が長くなって電気代も高くなった、と実感している方が多くいることがうかがえます。
電気代が高くなったと感じる理由をお選びください(複数選択可)
電気代が高くなった原因としてもっとも挙げられていたのが、「暖房器具・冷房器具の利用時間が増えたため」でした。電気代のかかる家電製品のため、気にしている方も多いのでしょう。
在宅時間の増加にともない、よく使う家電の電気代に対して意識が向いているのかもしれません。
お勤めの会社で、在宅ワーク(リモートワーク)は導入されていますか?
「会社に所属していない/仕事をしていない」方を除くと、ほぼ半々の結果となりました。在宅ワークが一定程度、普及していることが推測できます。
在宅ワークを週に何日していますか?
こちらは回答が大きく割れました。在宅ワークが「週に1日」「週に5日以上」が大きな割合を占めています。
会社によって、在宅ワークをどこまで取り入れるかに、大きな差があることがうかがえます。
お勤めの会社で、在宅勤務手当(リモートワーク手当)、またはそれにあたる手当は支給されていますか?
在宅勤務が導入されている方への質問ですが、在宅勤務手当が導入されている会社はおよそ4分の1程度でした。
多くの会社が在宅勤務の手当を用意しないで、在宅ワークに踏み切っていることが推測できます。在宅時間が増えれば、電気代が高くなる傾向にあります。その分の補助がないと、家計の負担が大きく感じてしまうのは当然と言えますね。
一カ月の在宅勤務手当はいくらですか?
在宅勤務手当が導入されている方に、具体的な支給金額を質問しました。「3,000円~4,999円」がもっとも多く、次点が「999円以下」と、金額がばらけた結果になりました。
日本では在宅ワークの制度が広まって間もないため、「相場」がないことも要因となっている可能性があります。
在宅勤務の際に生じる費用は、会社から支給される手当でカバーできていますか?
「在宅勤務手当でカバーできていない」「どちらともいえない」を合計すると、8割以上にのぼりました。
在宅勤務手当が導入されている会社であっても、在宅勤務で発生する費用を十分にまかなえていない厳しい実態が見て取れます。
在宅勤務によって、もっとも高くなった支出項目ともっとも低くなった支出項目をお選びください
高くなった支出項目
低くなった支出項目
高くなった項目は「水道光熱費」が1位、ついで「食費」となっています。
対して、低くなった支出項目は「交通費」が1位となっています。移動する機会が少なくなったのが原因と考えられます。
今後、もっとも支出を減らしたい項目を選んでください
今後、もっとも支出を減らしたい項目は「水道光熱費」が1位、次いで「食費」「通信費」となりました。どれも身近な費用項目であり、かつ節約できるイメージが強いからかもしれません。
日々の生活において、節約するためにどのようなことを行っているか具体的に教えてください
毎日の生活で、どのような節約を実践しているか一部回答を紹介します。
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使用していない間の電気等は消すこと
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空調温度に気を配っています
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小まめに電気を消したり、暖かい洋服にして暖房をなるべく使わない。また、外出先でのスマホの使い方を制限する。
照明、エアコンなど電気代の節約に取り組んでいる方が多く見られました。
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夕飯のメインは一人150円以内
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外食を控える
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週で食費を決めて、その範囲内で買い物をするようにしている。4人家族で1週間5〜7000円以内。およそ月に3万円で収まるようにしている。子供がご飯を残すことも想定して、自分のご飯を用意する。子供が全部食べた時はダイエットにもなるので、ちょうど良い。
食費の節約に取り組んでいる方が、多く見られました。外食の回数を減らすだけでなく、しっかり予算を設定して節約されているようです。またスーパーのチラシのチェック、まとめ買いを行うといった声も寄せられました。
まとめ
新型コロナウイルスの感染拡大により、在宅時間が長くなって水道光熱費、食費が高くなった人が増えていることが、アンケート調査によってわかりました。
また在宅ワークが導入されている会社のうち、手当が支給されていないのは4分の3程度にとどまっている実情も浮き彫りに……。手当が支給されている会社でも、「在宅勤務の際に生じる費用はカバーできている」との回答は、わずか12.5%なのも注目すべき課題点でしょう。
電気代が上がりつづけるなど、家計にとっては厳しい環境ですが、工夫をしながら節約を進めていきたいですね。