ダイソンのファンヒーター「ホットアンドクール」の電気代と節約法
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ダイソンの空気清浄機能付ファンヒーター「Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx (ダイソン ピュリファイヤ ホット アンド クール エイチピーツー ディーノックス)」を購入しようと考えているけれど、電気代が気になっている、という方もいるのではないでしょうか。
「ホット アンド クール エイチピーツー ディーノックス」は、空気清浄機能・扇風機機能・ファンヒーター機能・ホルムアルデヒド分解機能がついた家電です。「ホット アンド クール エイチピーツー ディーノックス」の電気代や、ほかの暖房器具との電気代比較、の電気代を節約しながら使う方法も紹介します。
- 更新日
- 2024年11月7日
ダイソンの「ホットアンドクール」の電気代は高い?
空気清浄モード(扇風機)運転時の消費電力は最小6W、最大40W、温風モード(ファンヒーター)運転時の消費電力は1400Wです。
扇風機として使う場合、空気清浄モード運転時の電気代は1時間あたり約0.2円〜1.24円です。
ヒーターとして使う場合、温風モード運転時は、自分で設定した室温になるまで温風モード運転をして、室温が設定温度に達すると自動的に運転を停止します。温風モードの最大運転時の消費電力は1400Wですが、ずっと1400Wなのではなく、設定された室温になるまでの間、1400Wの消費電力がかかっていることになります。
つまり、設定された室温になるまでにかかる温風モードの電気代は、10分間で約7.2円、20分間で約14.4円、40分間で約28.8円です。
電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。
ほかの暖房器具と電気代を比較してみると?
「ホットアンドクール」の電気代は、ほかの暖房器具と比べて高いのでしょうか?暖房器具ごとの1時間あたりの電気代は、以下のようになります。
暖房器具 | 広さの目安 | 消費電力 | 1時間あたりの電気代 | 電気代参照機種 |
---|---|---|---|---|
ダイソン ホットアンドクール | - | 1400W | 最大約43.4円 | ダイソン空気清浄機能付ファンヒーター 「Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx 」 |
セラミックファンヒーター | 3畳~6畳(木造住宅) | 強:1200W 弱:550W | 強:約37.2円 弱:約17.1円 | シャープ「プラズマクラスターセラミックファンヒーター(HX-TS1)」 |
電気ストーブ | - | 強:900W 弱:450W | 強:約27.9円 弱:約14円 | 山善 「カーボンヒーター(DC-W092)」 |
エアコン | 8畳 | 105W~1480W | 約3.3円~45.9円 | 三菱電機「三菱ルームエアコン Zシリーズ(MSZ-ZW2525)」 |
10畳 | 105W~1980W | 約3.3円~61.4円 | 三菱電機「三菱ルームエアコン Zシリーズ(MSZ-ZW2825)」 | |
オイルヒーター | 6畳(設定温度16度) | - | 約8.9円 | デロンギ「オイルヒーター」 |
8畳(設定温度18度) | - | 約12.1円 | ||
10畳(設定温度20度) | - | 約16.1円 | ||
床暖房 | 8畳 | 1500W(定格消費電力) | 約13.3円〜29.2円 | パナソニック「電気床暖房フリーほっと」 |
10畳 | 1800W(定格消費電力) | 約15.8円〜35円 | ||
こたつ | サイズ:約幅80cm×奥行60cm | 300W(定格消費電力) | 強:約3.7円(約120Wh ) 弱:約2.3円(約75Wh) | 山善 「カジュアルこたつ(NCF-80601)」 |
ホットカーペット | サイズ:2畳 | 定格480W | 高:約9.9円 中:約7.1円 | パナソニック「着せ替えカーペット(DC-2HAC3)」 |
「ホットアンドクール」は常に1400Wで運転しているわけではないので正確な比較が難しいですが、「ホットアンドクール」の消費電力は、セラミックファンヒーターと同じくらいです。
「ホットアンドクール」を使用する際、室内温度と設定温度までの温度差が大きい場合や、広い部屋で使用する場合は、設定温度になるまでに時間がかかり、電気代が多くかかります。
反対に、室内温度と設定温度までの温度差が小さい場合や狭い部屋で使用する場合は、設定温度になるまでの時間が短いので、少ない電気代で使用できます。
電気代が気になっているなら、電力会社を切り替えるのもおすすめ!
ダイソンの「ホットアンドクール」とほかの暖房器具ごとの1時間あたりの電気代を比較しました。「ホットアンドクール」に限らず、暖房を使う季節はその分電気代が増えてしまいますね。
もし、電気代を気にしているようなら、電力会社の切り替えを検討するのも一案。一口に電力会社といっても、週末や夜の電気代が安くなるプランや基本料金が0円のプランなど、さまざまな種類があります。その中から、ご家庭のライフスタイルにぴったりのプランを選ぶと毎月の電気代を節約できます。
また、最近は電気とガスをセット契約できるプランもあり、セット割引が適用されるので、一回の見直しで電気代・ガス代をまとめて節約できます。
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ダイソンの「ホットアンドクール」の電気代を節約する方法
「ホットアンドクール」を夏に扇風機として使う場合は、電気代はほかのメーカーの扇風機と同じくらいですが、冬にヒーターとして使う場合は、消費電力量が大きいので電気代が気になってしまいますよね。
「ホットアンドクール」の電気代を節約しながら使うポイントを見ていきましょう。
「ホットアンドクール」の電気代が多くかかるとき、少なく済むときは、以下のような場合です。
- 「ホットアンドクール」の電気代が多くかかるとき
- 室内温度と設定温度までの温度差が大きい場合
- 広い部屋で使用する場合
- 「ホットアンドクール」の電気代が少なく済むとき
- 室内温度と設定温度までの温度差が小さい場合
- 狭い部屋で使用する場合
「ホットアンドクール」は設定温度になるまで時間がかかるほど電気代が高くなるので、寒い地域にお住まいで室内温度が低い場合や、広いリビングなどで使いたい場合は、「ホットアンドクール」と一緒にエアコンなどほかの暖房を組み合わせて使用するのがおすすめです。
反対に、室内温度がそれほど低くなく、もう少し部屋を暖めたい場合や、狭い空間を暖めたい場合は、「ホットアンドクール」1台でも、電気代が多くかからずに使用できるでしょう。
ダイソンの「ホットアンドクール」の電気代まとめ
ダイソンの空気清浄機能付ファンヒーター「ホットアンドクール」の電気代について紹介しました。
「ホットアンドクール」を暖房として使用する際は、設定した室温になるまで1400Wで温風モード運転をし、室温が設定温度に達すると自動的に運転を停止します。設定温度になるまでの時間が長くなるほど、電気代が多くかかるんです。
「ホットアンドクール」の特徴を知り、室内温度が低いときや広い部屋で使いたいときはほかの暖房器具と併用するなど、使い方を工夫しながら電気代を節約していきましょう。
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