エアコン冷房の設定温度が28度でも快適に過ごすためのポイントを解説
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夏、エアコン冷房時の室内温度の目安は28℃とされていますが、室温が28℃って暑くないの?と思っている方もいるはず。実は、エアコン冷房の設定温度が高めでも、涼しく快適に過ごすためのポイントがあるんです。
- 更新日
- 2022年1月14日
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環境省が推奨する、エアコン冷房時の室内温度の目安は28度
環境省は、エアコン冷房時の室温の目安を28℃としています。ただし、28℃はあくまでも目安の数値で、冷房時の外気温や湿度、立地など建物の状況、室内にいる人の体調等を考慮しながら、無理のない範囲で冷やし過ぎない室温管理をと呼びかけています。
参照:環境省
エアコン冷房を使用する際、まずは室内温度が28℃になるように設定し、状況を見てエアコンの設定温度を調節していくとよいでしょう。
エアコン(冷房)の設定温度が高くても涼しく過ごす方法
夏の間ずっと使うエアコンは、電気代も気になるところ。そこで、設定温度が同じでも涼しく快適に過ごせる5つの方法を知っておきましょう。
エアコン運転モードは自動運転ですぐに涼しい部屋をつくる!
エアコン冷房運転時は「自動運転」モードがおすすめです。自動運転モードは、短時間で室内気温を設定温度まで下げて、その後は室温を設定温度で保つ運転を行います。自動運転は早く室内が涼しくなるのに加えて電気代も安く抑えることができるんですよ!
エアコンの自動運転のしくみについては以下の記事でご説明しています。
エアコンの風向きを調整する
冷たい空気は部屋の下のほうにたまります。そのため、エアコン冷房運転時は、風向きを「水平」もしくは「上向き」に設定しましょう。冷たい空気が上の方に吹き出され、下の方に降りてくるため、温度ムラが解消されます。
エアコン&扇風機のW使いで体感温度を下げる!
エアコンの風向き調整とともに、扇風機をW使いすることでさらに空気ムラがなくせます。首や顔まで冷気が行き届いて体感温度が下がるため、設定温度が高めでも涼しく快適に過ごしやすくなります。
エアコンと扇風機をW使いする際は、エアコンの風向きは「水平」に設定し、扇風機は首降りを可能な限り「上向き」にして回します。
エアコン&扇風機のW使い方法について、さらに詳しくは以下の記事でご説明しています。
エアコンのフィルターをこまめに掃除する
エアコンのフィルターにホコリがたまると、冷房効率が悪くなって部屋が冷えにくくなります。エアコンのフィルターは2週間に一度のペースで掃除をしましょう。
フィルターの掃除方法は、フィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取ります。汚れがひどい場合は、フィルターを水洗いし、しっかりと乾かしましょう。
冷却フィンなどエアコン内部の掃除は、ハウスクリーニングなどの業者に依頼しましょう。
遮熱効果のあるアイテムを取り入れる
窓はガラス一枚で薄いため、外気の熱を部屋の中に取り込んでしまいます。以下のような遮熱効果のあるアイテムを取り入れてみましょう。
- 遮熱カーテン
- 熱を反射する生地が使われており、窓からの熱を遮ります。
- 断熱フィルム
- 断熱効果があるフィルムシートを窓に貼ることで、外気の熱を遮ります。
- 緑のカーテン
- 屋外でゴーヤなどのツル性植物を育てて、窓を覆うようにはわせれば、熱を遮られます。
お得に使える電力会社のプランを選んでエアコンの電気代をもっと節約しよう!
さらに、電気料金プランを見直して、ご家庭の生活スタイルに見合ったいちばん安い単価が適用されるプランに変更することで、エアコンにかかる電気代も大きく節約することができるようになります!夏の電気代をお得に節約していくために、電力会社のプラン見直しもしておきましょう。
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