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四国電力の従量電灯A・従量電灯Bの違いは?おトクeプランは高い?

電力会社・電気料金プランの選び方

四国電力の一般的な電気料金プラン「従量電灯A」と「従量電灯B」の特徴を解説。「従量電灯A」と「従量電灯B」の違い、解約違約金の有無など、知っておきたい情報をまとめました。「四国電力よりもお得なプランはある?」といった疑問も解決できますよ。

本記事では、四国電力の「従量電灯A」と「従量電灯B」について詳しく解説していきます。「四国電力の従量電灯Aと従量電灯Bはどう違うの?」「従量電灯Aより電気代を節約できる電気料金プランはある?」といった疑問は、この記事を読めば解決しますよ。

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更新日
2024年6月14日

四国電力「従量電灯A」と「従量電灯B」の違い

「従量電灯A」と「従量電灯B」は四国電力の電気料金プランの中でも、ベーシックな電気料金プラン。「従量電灯A」は一般家庭向けのプランなのに対して、「従量電灯B」は電気を多く使う家庭や商店・事務所向けのプランです。

もし、現在契約している電気料金プランが分からない場合は、四国電力の会員向けサイト「よんでんコンシェルジュ」で確認してみましょう。

四国電力「従量電灯A」の料金表

区分単位四国電力「従量電灯A」料金(消費税率10%)
最低料金~11kWh1契約666円89銭
電力量料金12kWh〜120kWh1kWh30円65銭
121kWh〜300kWh37円27銭
301kWh〜40円78銭

四国電力「従量電灯A」は一般家庭向けの電気料金プラン。使った電気の量に応じて3段階の料金が設定されており、電気を多く使うほど料金単価が高くなります。

四国電力「従量電灯B」の料金表

区分単位四国電力「従量電灯B」料金(消費税率10%)
基本料金1kVA397円10銭
電力量料金~120kWh1kWh27円25銭
121kWh〜300kWh32円78銭
301kWh~35円70銭

四国電力「従量電灯B」は6kVA以上の契約に限られた、電気を多く使う家庭や商店・事務所などに適した電気料金プランです。電力量料金は3段階になっていて、電気を使うほど料金単価が高くなります。

違いはどこ?四国電力「従量電灯A」と「おトクeプラン」を比較

ここでは、四国電力の「従量電灯A」と「おトクeプラン」との違いについてご紹介します。

違い1)料金設定

区分単位四国電力「おトクeプラン」料金(消費税率10%)四国電力「従量電灯A」料金(消費税率10%)
最低料金~11kWh1契約666円89銭666円89銭
電力量料金12kWh〜120kWh1kWh30円65銭30円65銭
121kWh〜300kWh37円27銭37円27銭
301kWh〜38円58銭40円78銭

四国電力「おトクeプラン」は、一般家庭向けのプランです。四国電力「従量電灯A」と比較して、最低料金は同額に設定されています。電力量料金は300kWhまでは四国電力「従量電灯A」のほうが割安に設定されていますが、301kWh以上では四国電力「おトクeプラン」のほうが割安に設定されています。

また、「おトクeプラン」は「従量電灯A」にはない3つの特典が用意されています。まず、契約を継続している利用者には、年に1回、電気料金を1,056円(税込)割引する「ありがとう割引」が適用されます。離れて住む家族の分など、四国電力と複数の契約がある場合、すべての支払いを同一の口座振替・クレジットカードにまとめると、1契約ごとに月110円(税込)を電気料金から割り引く「ファミリe割引」も(最大10契約まで)。

さらに電気料金支払額200円につき1ポイント、よんでんポイントが貯まります。よんでんポイントは、Vポイント(旧:Tポイント)やJALのマイルなど他社ポイント・金券類への交換、四国地方こだわりの名産品との交換、寄付などに利用できます。
電気料金支払額は、月の請求額から消費税・再生可能エネルギー発電促進賦課金・延滞利息額・書面発行手数料・一部サービス料金を除いた金額。200円に満たなかった端数は対象外です。

「おトクeプラン」はほかにも、実質的に再生可能エネルギー100%の電気を利用できるオプション契約「再エネPlus+」を付けることもできます(1kWhにつき1円10銭(税込))。

違い2)燃料費調整額の上限の有無

そもそも電気料金プランは規制料金と自由料金の2つにグループに分けられています。「従量電灯A」は規制料金、「おトクeプラン」は自由料金のグループで、主に法的制限の有無が異なります。

規制料金は法的制限があるため、国からの料金に関する規制があるだけでなく、燃料費調整額の上限設定がされています。一方、自由料金は、料金や燃料費調整額の上限設定などに制限がありません。

燃料費調整額は、電気を作るための燃料の費用を電気料金に転嫁するための費用です。上限設定がされていれば、燃料費がいくら上がっても上限値以上の金額は請求されませんが、設定されていないと上限値を超えた分も転嫁されます。

規制料金と自由料金を比較検討する際は、その点も理解しておくとよいでしょう。

四国電力「従量電灯A」「従量電灯B」の契約内容

ここでは四国電力の「従量電灯A」「従量電灯B」の契約期間や請求書の確認方法、解約違約金の有無など契約内容についてご紹介します。

解約違約金・解約手数料などについて

契約期間は?
電気の契約が成立した日から、料金が適用開始となる日が属する年度(4月1日~翌年の3月31日まで)の末日まで。特に解約の申し入れがない場合、1年ごとに自動更新となります。
契約手数料は?
かかりません。
解約手数料は?
かかりません。
解約違約金は?
かかりません。

支払い方法・請求書について

支払い方法は?
口座振替、クレジットカード、振込用紙、スマートフォンアプリの4つから選択できます。
請求書は?
四国電力の会員サイト「よんでんコンシェルジュ」から確認できます。「よんでんコンシェルジュ」に未入会、もしくは、振り込みによる支払いの場合、電気の使用量や請求額を書面でお知らせします。

紙による電気の使用量や請求額のお知らせや、振込用紙を発行する場合、1契約ごとに110円(税込)/月、書面発行手数料がかかります。

四国電力「従量電灯A」「従量電灯B」以外のプランもチェックしよう

四国電力「従量電灯A」「従量電灯B」は、電力自由化以前から存在する定番のプランのため、あまり意識せずに利用している人も多いでしょう。しかし現在、多くの電力会社がリーズナブルな料金設定や、割引や特典のある電気料金プランを提供しています。

電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号などの情報を入力するだけで、あなたに最適の電力会社と電気料金プランを探すことができます。ぜひお試しください。

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