ポイ活アプリ「でんきWALK」とは?歩くだけで本当に電気代が安くなるか解説
この記事の目次
本記事では、でんきWALKの特徴や電気料金プランについてご紹介します。
でんきWALKの電気代が割引される仕組みや、メリット・デメリットも解説しているので、ぜひチェックしてくださいね。
本記事でいう旧一般電気事業者とは、北海道電力・東北電力・東京電力エナジーパートナー・中部電力ミライズ・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力をいいます。
- 更新日
- 2026年6月29日
でんきWALKのサービス概要

運営会社は株式会社エスエナジーです。同社は、でんきWALKのほかにも、タダ電やビットでんきといった電力サービスを提供しています。
なお、送電網の管理は地域の送配電事業者が担うため、でんきWALKに切り替えたからといって電気の品質が変わったり、停電が増えるということはありません。
供給エリア
でんきWALKは、沖縄と一部離島を除く、以下のエリアで利用可能です。
- 北海道電力エリア
- 東北電力エリア
- 東京電力エリア
- 中部電力エリア
- 北陸電力エリア
- 関西電力エリア
- 中国電力エリア
- 四国電力エリア
- 九州電力エリア
電気料金プラン
でんきWALKが提供する電気料金プランには、「でんきWALKプラン」があります。
| 区分 | 単位 | でんきWALK「でんきWALKプラン」料金(消費税率10%) |
|---|---|---|
| 基本料金 | 1契約 | 0円00銭 |
| 電力量料金 | 1kWh | 52円00銭 |
でんきWALK「でんきWALKプラン」は、一般家庭向けの電気料金プランです。基本料金は0円に設定されており、電力量料金は使用量にかかわらず一律に設定されています。
上記の料金表に基づき、100歩ごとに1円相当が割引された金額が月々の電気料金として請求されます。
電気料金の算出方法
でんきWALKの電気料金は、次のように算定されます。
- 電力量料金±燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金
なお、歩数による割引は1日ごとに計算されます。月間歩数分がまとめて割引される仕組みではない点に注意しましょう。
また、燃料費調整額に含まれる「燃料費調整単価」は、旧一般電気事業者と同様に1カ月ごとに変動しており、上限は設定されていません。
歩数割引によって電力量料金が無料となる場合、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金は請求されません。
歩くと電気代は本当に安くなる?東京電力EPの電気代と比較
ここでは、でんきWALK「でんきWALKプラン」と東京電力エナジーパートナー(以下、東京電力EP)「スタンダードS」の1カ月の電気料金を比較。
東京電力EP「スタンダードS」よりも安くするために必要な歩数について、世帯人数別にまとめました。
| 電気使用量(kWh) | 東京電力EP「スタンダードS」の1カ月の電気代 | でんきWALK「でんきWALKプラン」の1カ月の電気代(割引前) | 1カ月の電気代差額 | 1日あたりの電気代差額 | 1日に必要な歩数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 100 | 3915円 | 5200円 | 1285円 | 43円 | 4400歩 |
| 150 | 5603円 | 7800円 | 2197円 | 74円 | 7500歩 |
| 200 | 7735円 | 10400円 | 2665円 | 89円 | 9000歩 |
| 250 | 9555円 | 13000円 | 3445円 | 115円 | 11600歩 |
| 300 | 11686円 | 15600円 | 3914円 | 131円 | 13200歩 |
| 350 | 13711円 | 18200円 | 4489円 | 150円 | 15100歩 |
電気料金算出方法:「基本料金+電力量料金」で計算。燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、支払い手数料などは含まないため、実際の請求額とは異なります。
1カ月の電気使用量が100kWhの場合、1日平均4,400歩を1カ月続けると、1カ月の電気代を東京電力EP「スタンダードS」よりも安くできる可能性があります。
なお、厚生労働省による国民健康・栄養調査(2024年)によると、1日の平均歩数は7,071歩。割引額にすると、1日で70円71銭、1カ月(30日)で2,121円30銭です。
1日の歩数が平均的で、かつ毎日の電気使用量が歩数割引額の範囲内に収まる場合、1カ月の電気使用量が40kWh程度までなら、電力量料金が0円になるケースがあります。
出典:第2部 身体状況調査の結果|令和6年国民健康・栄養調査報告|厚生労働省
でんきWALKのメリット
ここでは、でんきWALKのメリットについて解説します。
- 歩くだけ電気代が割引される
- アプリで歩数と電力使用量がどちらも確認できる
- オール電化でも申し込みできる
メリット1)歩くだけ電気代が割引される
でんきWALKでは、歩数に応じて100歩につき、1円相当の電気代が割引されるのが大きな特徴です。日常の通勤・通学、買い物などで歩く機会が多い人ほど、割引額が大きくなります。
なお、歩数に応じて計算される割引額自体に上限はありませんが、実際に値引きされるのはその日の電力量料金までです。
電力量料金を上回った分の歩数割引は、翌日以降への持ち越しや、キャッシュバックはできない点に注意しましょう。
メリット2)アプリで歩数と電力使用量がどちらも確認できる
でんきWALKでは、専用アプリで歩数や現在の割引状況、電気使用量や請求される電気料金などの確認が可能です。
歩いた歩数や電気使用量をあわせて確認できるため、電気代の節約や健康習慣の意識付けにも役立ちますよ。
なお、歩数の反映にはスマートフォンのOSに応じて、ヘルスケアアプリまたはヘルスコネクトアプリとの連携が必要です。
メリット3)オール電化でも申し込みできる
でんきWALK「でんきWALKプラン」は、オール電化住宅でも申し込むことができます。ただし、「でんきWALKプラン」はオール電化向けの料金設定ではありません。
夜間単価が安いオール電化向けプランとは異なり、使用時間帯による割安な単価設定はないため、必ずお得になるとは限りません。現在契約中のオール電化向けプランと比較したうえで検討してくださいね。
でんきWALKのデメリット・注意点
ここでは、でんきWALKのデメリットについて解説します。
- 電気使用量が多いとお得感が感じにくい
- 歩数の割引は1日単位で持ち越しはできない
- 同じ電気使用量でも電気代が急騰する可能性がある
デメリット1)電気使用量が多いとお得感が感じにくい
家族で住んでいる世帯など、電気使用量が多い家庭では、歩数割引による節約効果を実感しにくい場合があります。
電気使用量が増えると、当然、電気料金も高くなります。一方、でんきWALKの歩数割引は電気使用量に応じて増える仕組みではなく、100歩につき1円で一律。また、契約者本人の歩数のみ割引対象です。
そのため、電気使用量が多い家庭では、歩数割引による節約効果を感じにくい場合があります。
反対に、電気使用量が少ない家庭や、通勤・通学などで日常的に歩く人は、歩数割引の恩恵を受けやすいでしょう。
デメリット2)歩数の割引は1日単位で持ち越しはできない
でんきWALKの歩数割引は、1カ月ごとではなく、1日ごとに計算されます。
多く歩いた日に、その日の電力量料金を上回る割引額になったとしても、残りの割引分については持ち越しもキャッシュバックもありません。
例えば、1日の歩数が20,000歩だった場合、割引額は200円。その日の電気使用量が3kWhだとすると、電力量料金は156円のため割引によって0円となりますが、残った44円分の割引は消滅します。
デメリット3)同じ電気使用量でも電気代が高騰する可能性がある
でんきWALKの燃料費調整額は、平均燃料価格に応じて変動します。
この点は旧一般電気事業者の燃料費調整額と同様ですが、でんきWALKの燃料費調整額は算出方法が旧一般電気事業者と異なるほか、上限も設けられていません。
このため、毎月同じ電気使用量であっても、燃料費調整単価の影響で変動する可能性があります。
本当に自分に合った電力会社を見つけたいなら複数社の比較が◎
でんきWALKは歩数割引が魅力ですが、割引によって必ずしも電気代が安くなるとは限りません。
自身のライフスタイルに合った電力会社を探すなら、複数の電力会社・電気料金プランで比較することが大切です。
電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号などの情報を入力するだけで、あなたにぴったりの電力会社・電気料金プランを見つけられます。ぜひ一度試してみてくださいね。
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最安の電気料金プランを診断(無料)でんきWALKの申し込み方法
ここでは、でんきWALKの申し込み方法をご紹介します。
アプリのダウンロード
でんきWALKの申し込みは、専用アプリからのみ受け付けています。まずはiPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playからアプリをダウンロードしてください。
また、歩数測定のために、iPhoneではヘルスケア、Androidではヘルスコネクトとの連携が別途必要になります。
必要事項の記入
アプリの起動後は契約者氏名や郵便番号など、契約に必要な情報を入力してください。
そのほか、住所や支払い方法、現在契約中の電力会社名、お客様番号や供給地点特定番号といった情報が必要になります。
これらの情報は検針票やマイページで確認できるので、あらかじめ準備しておくと、申し込みがスムーズに進みますよ。
申し込み完了&電気の利用開始
申し込みが完了すると、次の検針日以降に電力会社がでんきWALKに切り替わります。
切り替えにあたっての工事や立ち会いは原則不要。切り替え前の電力会社については、でんきWALKが解約を行うため、自身での手続きは不要です。
ただし、引越し先での申し込みの場合、一旦旧居の電気を解約しなければなりません。このケースでは自身での解約手続きが必要なので、注意してくださいね。
でんきWALKのよくある質問
ここではでんきWALKについて、よくある質問にお答えします。
Q1)解約手数料はかからない?
でんきWALKの契約期間は、供給開始日から1年間です。契約期間満了後は、1年ごとに自動更新されます。
ただし、契約期間中に解約しても解約手数料はかかりません。
Q2)電気の品質は変わらない?
でんきWALKに切り替えても、電気の品質や停電などのトラブルが起きやすくなることはありません。送配電網の管理は、切り替え前と同じく地域の送配電事業者が担っているためです。
Q3)アプリをずっと開いていないと割引されない?
歩数のカウントについて、でんきWALKの専用アプリを常時開いておく必要はありません。
ただし、歩数データはアプリを開いた際に更新される仕組み。歩数が正しく反映されているか、定期的にアプリで確認する必要があります。
特に、スマホの設定やヘルスケアアプリとの連携の状態によっては、歩数が正確に反映されない可能性も。初回設定時には、連携状況も確認しておきましょう。
Q4)支払い方法は?
でんきWALKの支払い方法は、クレジットカード・コンビニ払いから選択可能。なお、コンビニ払いの場合、1回あたり280円の決済手数料がかかります。
自分に合った電力会社を探すなら複数社を比較するのがおすすめ
でんきWALKは歩数に応じた割引が特徴的な電力サービスですが、すべての家庭で安くなるとは限りません。
特に、リモートワークなどであまり歩かない人や、電気使用量が多い家庭は、ほかの電力会社・電気料金プランと合わせてシミュレーションしてみることをおすすめします。
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