auひかりの料金が高いのはなぜ?安くする方法・他社比較
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auひかりについて「他の光回線と比べてauひかりの料金は高い?」と考えている人や、利用していて「今月の請求額がいつもより高いけど、なぜ?」と困っている人もいるでしょう。
そこで本記事では、auひかりは他社の光回線と比べて高いのか、また毎月の請求額(月額料金)が高くなる原因と、安くする方法について解説します。ぜひ参考にしてください。
本記事で掲載されている金額は、すべて税込表示です。本記事のリンクには広告が含まれています。
本記事に掲載している口コミ・評価は、エネチェンジがWeb上で有償アンケートを実施して回答いただいたものを利用しています。口コミ・評価情報は、2024年9月30日に更新。
- 更新日
- 2024年9月30日
auひかりの料金は高い?プランまとめ
auひかりの料金体系は、他社とどのように異なるのでしょうか? ここでは、auひかりが提供する「戸建てタイプ」と「マンションタイプ」のプランを一覧にまとめ、他社との比較を通じて料金が高いかどうかを見ていきます。
auひかりのプラン一覧
戸建てタイプでは、最大通信速度が1ギガ、5ギガ、10ギガの3種類があり、それぞれ契約期間の異なる3つのプランが用意されています。
- ずっとギガ得プラン: 3年契約のプランで、1年経過ごとに基本料金が割引される
- ギガ得プラン:2年契約のプランで、「ずっとギガ得プラン」よりも基本料金が高い
- 標準プラン:契約期間の縛りがなく、もっとも基本料金が高い
各プランの基本料金をまとめると以下の通りです。
戸建てタイプ | ずっとギガ得プラン基本料金 | ギガ得プラン基本料金 | 標準プラン基本料金 |
---|---|---|---|
ホーム1ギガ | 5610円~ | 5720円 | 6930円 |
ホーム5ギガ | 5610円~ | 6270円 | 7480円 |
ホーム10ギガ | 6468円~ | 7128円 | 8338円 |
上記は、インターネットのみを契約している場合の基本料金です。
マンションタイプでは、配線方式に応じて8つのタイプがあり、契約戸数などによって料金が異なります。8つのタイプごとに、2年契約の「お得プラン」と、契約期間の縛りがない「標準プラン」が用意されています。
各プランの基本料金をまとめると以下の通りです。
マンションタイプ | お得プラン基本料金 | 標準プラン基本料金 | |
---|---|---|---|
タイプG | 16契約以上 | 4180円 | 5390円 |
8契約以上 | 4510円 | 5720円 | |
タイプV | 16契約以上 | 4180円 | 4180円 |
8契約以上 | 4510円 | 4510円 | |
タイプE | 16契約以上 | 3740円 | 3740円 |
8契約以上 | 4070円 | 4070円 | |
タイプF | 4290円 | 4290円 | |
都市機構 | 4180円 | 4180円 | |
都市機構G | 4180円 | 4180円 | |
ギガ | 4455円 | 4455円 | |
ミニギガ | 5500円 | 5500円 |
上記は、インターネットのみを契約している場合の基本料金です。
上記のプラン一覧を見てわかるように、戸建てタイプは契約期間が3年や2年のプランよりも、契約期間の縛りがないプランの方が、基本料金が高く設定されています。マンションタイプの場合は、契約戸数が少ないほど高くなっているのがわかります。
auひかりと他社光回線を比較
auひかりと他の光回線5社の基本料金を比較すると以下のようになります。
サービス | 戸建てタイプ基本料金 | マンションタイプ基本料金 |
---|---|---|
auひかり | 5720円 | 4455円 |
SoftBank 光 | 5720円 | 4180円 |
ビッグローブ光 | 5698円 | 4488円 |
ドコモ光 | 5720円 | 4400円 |
楽天ひかり | 5280円 | 4180円 |
@nifty光 | 5720円 | 4378円 |
上記は、最大通信速度1ギガのプランを2年契約している場合のプロバイダ料金も含めた基本料金です。
auひかりの基本料金は、戸建てタイプとマンションタイプ共に、一番安い光回線と比較すると高めではありますが、全体的に見れば平均的な金額だといえます。
それでは、実際にauひかりを利用している人たちはこの料金をどのように感じているのでしょうか? 実際の口コミを見てみましょう。
実際の利用者の声
エネチェンジが実施したアンケート結果をもとに、実際の利用者からのauひかりの基本料金に関する口コミをいくつか紹介します。
-
【戸建てタイプ ホーム1ギガを利用】
通信速度が安定してるし、動画もスイスイ見れてるので満足しています。ただ、auひかりよりも安い光回線もあるので、できればもうちょっとだけ料金を下げてほしいです。 -
【戸建てタイプ ホーム5ギガを利用】
動画や配信の視聴時に止まったりカクカクしたりしないため快適に利用できています。正直なところもう少し安い方がいいなと思いますが、サービスの質が落ちるのも嫌なので、現在の料金で概ね満足しています。 -
【戸建てタイプ ホーム1ギガを利用】
スマホとのセット割を利用していて、結果的に通信費が安くなっているので、他社と比べても充分満足しています。
他の光回線と比較して基本料金が高いと感じる場合があるものの、通信速度や障害の少なさには多くの人が満足しており、サービスの質とのバランスを考慮すると、料金は妥当だと感じる傾向があるようです。
また、スマホとのセット割を利用している人のなかには、auひかりの料金を割安に感じている人もいますが、これは「auスマートバリュー」という割引サービスによるものです。auスマートバリューとは、auスマホとauひかり(インターネットと固定電話の契約)をセットで利用すると、スマホの基本料金が最大1,100円割引されるサービスです。
あくまでスマホの基本料金に対しての割引なので、auひかりの基本料金が直接安くなるわけではありませんが、通信費全体で見れば安くなります。これらのことから、auひかりの基本料金自体は他の光回線と比較して平均的ながら、auスマートバリューの適用により割安感が出るといえるでしょう。
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auひかりの詳細&申し込みはこちらauひかりの料金が高くなる原因
光回線を利用する際、契約するプランによって基本料金が変わるだけでなく、その他の要因によっても毎月の請求額(月額料金)が変わってきます。ここでは、auひかりの月額料金が高くなる原因を解説します。
1)auスマートバリューが適用されていない
auのスマホとauひかり(インターネットと固定電話の契約)をセットで利用すると、スマホの基本料金が最大1,100円割引される「auスマートバリュー」が適用されます。しかし、auのスマホを持っていない場合は、割引が適用されません。
また、契約内容の変更をし、auスマートバリューの適用条件を満たせなくなると、割引が適用されなくなり、通信費が高くなります。
2)工事費・契約事務手数料が含まれている
auひかりを新規契約した場合、初回請求時に契約事務手数料として3,300円が上乗せされます。さらに、工事費を含む初期費用が、戸建てタイプで41,250円、マンションタイプで33,000円かかります。一括払いか分割払いを選択できますが、後者の場合は分割金が月額料金に含まれることになります。
3)初期費用相当割引が適用されていない
auひかりでは、インターネットとひかり電話のセットプランを契約すれば、「初期費用相当額割引」が適用されます。例えば、「ずっとギガ得プラン(3年契約)」の場合は、初期費用41,250円を35カ月で分割した1,178円※が毎月割引されるため、実質無料になるという仕組みです。
※初月のみ1,195円
注意点として、毎月割引される1,178円は、インターネット利用に対する割引628円と、ひかり電話利用に対する割引550円の内訳になっています。もし途中でひかり電話を解約すると、この550円の割引が適用されなくなるので、月額料金が高くなります。
4)オプションに加入している
auひかりが提供する以下の有料オプションに加入している場合、基本料金に加えてオプション料金が発生し、結果として月額料金が高くなります。加入しているオプションは「My au」で確認可能です。
オプション | 月額料金 |
---|---|
auひかり電話 | 550円 |
auひかり テレビサービス | 2178円~ |
安心ネットフィルター | 209円 |
安心トータルサポート | 550円 |
おうちトラブルサポート | 440円 |
HGW内蔵無線LAN親機機能 (Wi-Fi利用) | 660円 |
おうちどこでもWi-Fi | 880円~ |
外付け無線LAN機器レンタル | 660円 |
紙の請求書発行手数料 | 253円 |
窓口取扱手数料 | 440円 |
5)auひかり電話で通話をしすぎている
「auひかり電話」の月額料金は、550円ですが、通話料は別途発生します。固定電話への通話料は8.8円/3分、携帯電話への通話料は17.6円※/1分かかるので、頻繁に通話を行う場合は月額料金が高くなります。
※auまたはUQ mobile宛の場合は17.05円
6)キャンペーン・特典の適用が終了した
auひかりのキャンペーンや割引特典の適用が終了した場合、料金が正規の金額に戻ってしまいます。
例えば、12カ月間基本料金が割引されたり、セキュリティソフトなどオプションの月額料金が2カ月間割引されたりするキャンペーンが終了すると、これまでの請求額よりも高く感じてしまうでしょう。
auひかりの料金を安くする方法
光回線の料金は毎月の出費なので安く抑えたいもの。ここでは、auひかりの月額料金を安くする方法を解説します。
1)不要なオプションを解約する
auひかりの月額料金を安くする最も手軽な方法は、利用していない不要なオプションを解約することです。ただし、auひかり電話については、auスマートバリューや初期費用相当額割引の適用を受けている場合、解約は避けましょう。そのほかのオプションについては、利用していなければ解約を検討する余地はあります。
解約を検討する際には、「My au」で現在加入しているオプションの一覧を確認し、各オプションの利用状況や料金を検討してください。もし不要と判断したオプションがあれば、オンラインで簡単に解約手続きが行えます。
2)スマホをauに変更する
先述したように、auひかりは、auスマートバリューが適用されることで、スマホの基本料金が割引されるのが特徴です。もし他社のスマホを使用している人は、auに乗り換えれば割引が適用されます。
具体的には、スマホの基本料金が最大1,100円割引されるほか、オプションのホームゲートウェイ内蔵無線LAN親機機能(Wi-Fi利用)の月額料金が、330円割引されます。
3)契約しているプランを見直す
戸建てタイプに限りますが、契約しているプランを変更することで月額料金を下げることができます。契約期間で見ると「標準プラン(契約期間の縛りなし)>ギガ得プラン(2年契約)>ずっとギガ得プラン(3年契約)」の順で月額料金が安くなり、最大通信速度で見ると「10ギガ>5ギガ>1ギガ」の順で安くなります。
ただし、ずっとギガ得プランから他のプランへ、またはギガ得プランから標準プランへ変更する場合、更新期間外の手続きには契約解除料が発生する点は注意が必要です。さらに、初期工事費の残債がある場合は、一括で支払う必要があります。
4)キャンペーン実施中のプロバイダを選ぶ
auひかりでは、新規契約時にプロバイダを選択することができます。プロバイダとは、光回線をインターネットに接続する役割を担う事業者のこと。インターネットを利用するためには、光回線事業者とプロバイダ、両方との契約が必要です。
各プロバイダは、それぞれ独自のキャンペーンを用意しているため、最も特典金額の高いところを選ぶと、実質的に通信費を節約できますよ。
通信費を安くしたいなら他社への乗り換えも検討
auひかりの場合、auスマートバリューを適用するのが、通信費節約のポイント。au以外のスマホを利用しながら、通信費を安くしたいのなら、他社の光回線を検討するのもおすすめです。
ただし、乗り換えの際には「解約金」「工事費の残債」などが発生する可能性があります。契約更新期間外での解約時には解約金が必要となり、未払いの工事費がある場合はその残債が一括で請求されることになるので注意しましょう。
これらの費用がかかるとなると、乗り換えを躊躇する人もいるかもしれません。しかし、乗り換えキャンペーン特典としてキャッシュバックを提供している事業者もあります。このキャッシュバック分を、解約金や工事費の残債などに充てるのも一法です。
auひかりの料金が高いと感じる人は契約内容を見直すと◎
auひかりを利用している人が月額料金を高く感じる主な原因は、auスマートバリューが適用されていないことです。ただし、auスマートバリューの適用外であっても、不要なオプションを解約したり、契約しているプランを見直したりすることで、月額料金を安くすることができます。
auひかりの料金が高いと感じる人は、はじめに契約内容を見直すことをおすすめします。au以外のスマホを利用している場合は、スマホをauに変更することでauスマートバリューを適用させる方法もありますが、他社への乗り換えも選択肢の一つでしょう。