冷房機器、エアコン以外で涼しくなる方法を探してみよう!
この記事の目次
暑い夏を少しでも快適に過ごすためにはほぼ必須となるエアコン。けれど、エアコンだと冷えすぎてしまって苦手だという人も多いですよね。冷房、エアコン以外のもので探してみましょう。
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エアコン以外の涼しくなる方法を探せ!
打ち水
打ち水をした後、冷えたベランダのコンクリートや土の上を渡って流れる風は涼しく、夏の生活の中で気軽に涼しくなれる手段の一つです。打ち水で2度近く温度が下がったという結果も出ています。簡単に涼しくなることができる打ち水は、自然の冷房です。
参照:【-2℃】記録的猛暑だからこそ知りたい、「打ち水」の科学的効果:中村昭典の気ままな数値解析:オルタナティブ・ブログ
緑のカーテン
緑のカーテンの作り方についてはこちらの記事で紹介しています
スダレ・よしず
なにより、スダレが下がった縁側は「古き良き日本の夏」といった風情を感じることができます。気分的にも涼しくなり、ノスタルジーも感じられる素晴らしいアイテムですね。
扇風機
また、最近の扇風機はより自然の風に近いリズムのある滑らかな風を起こしたり、温度と湿度を察知し自動で風力を調整したりと高性能なものも多数発売されています。
比較的安価な扇風機はこちらの記事で紹介しています
扇風機自体も涼しく過ごせる機器ですが、さらに扇風機に+αのワザを施すとより涼しさを得ることができます。
その方法のひとつが「濡れタオル」です。扇風機の前に水で濡らしたタオルをぶら下げ、それに扇風機の風を当てると、タオルから蒸発する水分が周囲の熱を奪っていくため気化熱が発生して涼しくなります。これをさらに簡易的にしたものとして、細く切ったガーゼを濡らし、扇風機の前ガードの網に縛り付けるという方法もあります。
ミントの香りの清涼感は誰もが味わったことがあるでしょう。扇風機の前にぶら下げた濡れタオルや、ガードに結ぶガーゼを濡らす時に、ミントのエッセンシャルオイルを混ぜた水を使うと、気化熱のほかにさらにミントの香りが生み出す涼しさも感じることができます。ミントの香りはとても爽やか。体感的にも気分的にも涼しくなれる上、ルームフレグランス替わりにもなってとてもオシャレです。
気化熱を発生させて涼しくする効果をさらに強力にしてそれを長続きさせる方法のひとつに、「扇風機の前に氷を置いて、風を当てる」という方法もあります。洗面器やボウルに氷を入れても良いのですが、おすすめは空になったペットボトルに水道水を詰めて冷凍庫で凍らせる方法です。これなら何度でも使うことができる上、誤って蹴とばしてしまったり、ペットがいたずらををしても安心です。また、凍らせたペットボトルを室内に置いておくと、次第に表面が結露します。この時空気中の湿度が下がるため、除湿効果も期待できるまさに一本で数倍おいしい冷房方法ですよ!
ミントオイルスプレー
ミントのエッセンシャルオイルは少量でも肌に触れるとスースーして強い清涼感を味わうことができます。スプレーに水を入れてミントオイルを数滴垂らし、スプレーボトルを振って混ぜ合わせ、肌に吹き付けた上で扇風機の風を浴びると、びっくりするくらいに涼しさを感じることができます。扇風機の風を受けなくても涼しいのですが、風を受けると涼しさが数倍アップします!
ミントのエッセンシャルオイルは肌に直接触れても良いグレードのものを選び、水道水ではなく精製水を使うとより肌に優しいスプレーができ上がります。
首を冷やす
首は太い血管が走っているので、首を冷やすとそれだけで涼しくなることができます。おススメは保冷材をタオルにくるんでタオルごと首に巻く方法。タオルにくるむことで低温やけどをすることもなく、保冷材もぬるくなりにくいのでおすすめです。また、鼠蹊部(左右の太腿の付け根の部分)も太い血管が走っています。首だけではまだ暑いと感じたら、鼠蹊部も冷やすとより天然の冷房効果を味わうことができます。
冷風扇
参照:冷風扇 FCR-E401 | YAMAZEN BOOK
冷房機器、エアコン以外でも涼は得られる!
扇風機系の家電を使ったり、昔ながらの打ち水や太い血管の部分を冷やすことで、手軽に涼しさを手に入れることができます。冷房、エアコン以外でも涼は得られますが、猛暑日や熱帯夜にはあまり我慢せずに、エアコンを使いましょうね。高めの温度でエアコンを使って、合わせ技で今回ご紹介した対策を使うと、電気代も抑えながら涼しく過ごすことができますね。
熱帯夜対策についてはこちらの記事でもご紹介しています