ハルエネでんきが、仕入価格の変動にともなった「調達調整費」を燃料費調整額に合算し、「電源調達調整費」として契約者に請求することを発表しました。
つまり、ハルエネでんき利用者は、ハルエネでんき独自の「燃料費調整費」を支払うことになるのです。

「なぜ導入されるの？」「誰が対象なの？」「導入されたら電気代はどうなるの？」など、わかりやすく解説いたします。
なお、エネチェンジでは現在、ハルエネでんきに対して、詳細情報の確認を行っています。随時、情報を更新していきます。

更新日

2018年7月12日

ハルエネでんきが「サービス内容の変更に関するお知らせ」を発表！一体何が変わるの？

2018年5月11日に、ハルエネでんきが「サービス内容の変更に関するお知らせ」を発表しました。HPに掲載されている内容は以下になります。

お客様各位

平素は格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます。

弊社は、マスコミの報道等でご存知の通り、発電燃料（液化天然ガス、石炭、原油等）の値上がりにより、
発電コストがかさみ、地域の電力会社が電力料金の値上げを実施いたしました。
同様に、弊社の電気仕入先であるJEPX※1におきましても、電気料金が値上がりしております。
弊社といたしましては、価格の維持に努力しておりますが、
仕入価格の変動が経営に影響をもたらしていることは否めません。

つきましては、仕入価格の変動に伴った調達調整費を燃料費調整額に合算し、
『電源調達調整費』としてお客様にご請求させていただくこととなりました。
この『電源調達調整費』につきましては、弊社既定の算出方法にて計算し※2、
仕入価格が上昇した場合はお客様に加算してご請求いたしますが、
仕入価格が低下した場合はお客様の請求金額を減算させていただきます。

詳細に関しましてはPDFをご確認いただけますようお願いいたします。

ご不明な点は弊社カスタマセンターまでご連絡ください。

【お問い合わせ先】
ハルエネカスタマセンター
TEL：0570-001-296　(営業時間:24時間365日)

※1　「JEPX」一般社団法人 日本卸電力取引所
※2　3ページ｢調達調整費の算定方法｣をご参照ください。

出典:｢ハルエネでんき｣のサービス内容の変更に関するお知らせ

この「電源調達調整費」は、毎月変動します。
大手電力会社などの「燃料費調整額」とは異なり、ハルエネでんき独自の算出方法で計算をするため、仕入価格により、電気料金に対して加算されることも減算されることもあるのです。
※算出方法についても、現在、ハルエネでんきに確認をしています。

「電源調達調整費」は、誰が対象なの？

「電源調達調整費」は、法人・屋号の契約者向けプランが対象だと発表しています。「ハルエネでんき」には、個人プランもありますが、今回は対象外だそうです。

対象のプランは、以下になります。

全エリア共通

ハルエネベーシックプラン、法人スタンダードプラン、法人スマートプラン、ハルエネ低圧プラン、ハルエネ動力基本プラン、ハルエネ動力プラン、ハルエネベーシックプランL、法人スマートプランL、ハルエネ動力基本プランL、ハルエネ動力プランL、ハルエネ低圧セットプランL、ハルエネパックプランL、日本町工場でんきビジネスプランL、日本町工場でんき動力基本プランL、日本町工場でんき動力プランL、日本介護でんきビジネスプランL、日本物流でんき動力プランL、日本介護でんき動力基本プランL、日本介護でんき動力プランL、日本物流でんきビジネスプランL、日本物流でんき動力基本プランL、日本子ども応援でんきビジネスプランL、日本子ども応援でんき動力基本プランL、日本子ども応援でんき動力プランL、中華でんきビジネスプランL、中華でんき動力基本プランL、中華でんき動力プランL

北海道電力エリア

法人ライトプラン、法人ライトプランL、札幌でんきビジネスプランL、札幌でんき動力基本プランL、札幌でんき動力プランL

東北電力エリア

法人ライトプラン、法人ライトプランL、福島でんきビジネスプラン、福島でんきビジネスプランL、福島でんき動力基本プランL、福島でんき動力プランL、宮城でんきビジネスプランL、宮城でんき動力基本プランL、宮城でんき動力プランL、新潟でんきビジネスプランL、新潟でんき動力基本プランL、新潟でんき動力プランL

東京電力エリア

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中部電力エリア

ハルエネ動力基本プランS、ハルエネ動力プランS

北陸電力エリア

法人ライトプラン、法人ライトプランL、百万石でんきビジネスプランL、百万石でんき動力基本プランL、百万石でんき動力プランL

関西電力エリア

ハルエネ動力基本プランS、泉州でんきビジネスプラン、泉州でんきビジネスプランL、泉州でんき動力基本プランL、泉州でんき動力プランL、泉州でんき動力基本プランK、泉州でんき動力プランK、京都でんき動力基本プランK、公衆街路灯プランB、公衆街路灯プランC、京都でんき動力プランK、北摂でんき動力基本プランK、北摂でんき動力プランK、泉州でんきビジネスプランK、阪神でんきビジネスプランL、阪神でんき動力基本プランL、阪神でんき動力プランL、阪神でんき動力基本プランK、阪神でんき動力プランK、阪神でんきビジネスプランK、京都でんきビジネスプランL、京都でんき動力基本プランL、京都でんき動力プランL、京都でんきビジネスプランK、北摂でんきビジネスプランK、播州でんきビジネスプランK、播州でんき動力基本プランK、播州でんき動力プランK、ハルエネ動力プランS、ハルエネベーシックプランK、法人スマートプランK、ハルエネ動力プランK

中国電力エリア

岡山でんきビジネスプランL、岡山でんき動力基本プランL、岡山でんき動力プランL

九州電力エリア

法人ライトプラン、法人ライトプランL、福岡でんきビジネスプランL、福岡でんき動力基本プランL、福岡でんき動力プランL、佐賀でんきビジネスプランL、佐賀でんき動力基本プランL、佐賀でんき動力プランL

なぜ、ハルエネでんき独自の「電源調達調整費」が導入されるの？

ハルエネの案内によると、JEPXという市場から電源を調達しています。新電力の多くは、自社で発電施設を持っていないため、このような市場を電力の購入先としています。
ではなぜ電気の市場価格は変わるのでしょうか。

これは、2018年冬、野菜をはじめ、さまざまな商品が軒並み値上がりしたのと同じで、電気をつくる原料である液化天然ガス、石炭、原油等の輸入価格が大幅に値上がりしたため、電気そのものの値段も値上がりしたのです。この半年あまりで原油価格は2017年6月には1バレルあたり約40ドルだったものが、直近では70ドル近くにまで値上がりしています。原油価格の高騰はしばらく続くと予想されており、2020年には1バレル90ドルにまで高騰するともいわれています。

すなわち、電気の仕入れ価格も現在以上に高騰することが想定されます。この状況を踏まえ、ハルエネでんきは、これ以上従来の燃料費調整額だけでは、現在の電気料金を維持し続けることが難しくなるであろうと判断し、独自に電源調整調達費を合算し、契約者にもご負担いただくという判断を行ったものと思われます。

電気代がどうなるか心配されている方、エネチェンジにお問い合わせください！

ハルエネでんきが発表した、「電源調達調整費」を契約者に請求するという発表について紹介いたしました。

「これから、電気代が上がらないか不安……。」「今契約している電力会社から新しい電力会社への切り替えを検討してみようかな……」と思われている法人のご担当者さまむけに、エネチェンジでは、法人専用の受付窓口を開設しています。

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