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ここでは、関東地方（茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県）とその周辺地域（長野県・山梨県）の家庭の電気代の平均額と、季節ごとの電気代平均額の変化をご紹介します。

更新日

2019年3月11日

関東地方の電気代の平均額はいくら？

総務省統計局の家計調査によると、2018年の関東地方の電気代平均額は月額10,255円でした。さらに、季節ごとの平均額の推移を見ていくと、以下のようになりました。総務省統計による「関東」の地方区分は、茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・長野県となります。

関東地方の季節ごとの電気代平均額はどう推移しているの？

このグラフは、関東地方の1年間（2018年）の電気代平均額の推移を示しています。関東地域の電気代平均額の年間推移を見ると、気候的に冷房も暖房も必要なく、日照時間が長いため照明を付ける時間が短い6月（5月使用分）がいちばん電気代が少なくなっています。そこから、冷房が必要となる真夏から残暑にかけて電気代がかかるようになり、秋にいちど落ち着いた後、暖房が必要となり日照時間も短くなる冬にかけて電気代が多くかかるようになります。

いちばん電気代がかからない6月（5月使用分）と、いちばん電気代が高くなる2月（1月使用分）では月の電気代平均額が6,000円近く変わってきます。

関東地方の電気代平均額は全国の平均額より月1,000円ほど少ない

関東地方の電気代平均額と全国の電気代平均額を比べてみたところ、関東地方の電気代平均額が月額10,255円であったのに対し、全国平均額は11,336円。関東地方の電気代は全国平均と比べてひと月あたり1,000円ほど少ないんですね。

関東地方の季節ごとの電気代の推移はエアコンが大きく関係しているかも

関東地方の電気代がいちばん高くなる2月（1月使用分）の灯油代の平均額は約1,962円です。寒い2月でも灯油代がそれほどかかっていないことから、関東地方では冬の暖房にエアコンや電気ストーブなど電気を熱源とする暖房を使用しているご家庭が多いと予想できます。

電気を熱源とする暖房器具の中でも多く使われているのがエアコンです。関東地方の夏を見ても、真夏から残暑にかけての暑さは冷房が必要となってきますので、関東地方の電気代の推移はエアコンの使用時間に準じているであろうと考えられます。

関東地方の電気代の節約ポイントはこれ！

関東地方にお住まいの皆さんが、電気代を上手に節約していけるためのポイントを以下にまとめました。

冬は窓の断熱対策をしましょう

冬は、窓から外へ熱が逃げてしまいます。窓はガラス1枚のため、熱が外へ逃げやすく、冷気を室内に取り入れてしまうんです。窓の断熱を工夫することで、冷気をシャットアウトし、余計な暖房費をかけることなく節約できます。

電力会社のプランを最適なものへみなおしましょう

それぞれのご家庭により、生活スタイルは様々です。携帯電話のプランを選ぶように、電力会社のプランも自分に見合ったものを選ぶことで、電気代を無駄なく節約していくことが可能です。
最適な電力会社のプラン選びは、エネチェンジ電力比較が便利です◎

関東地方の電気代平均、夏冬の電気代とその特徴まとめ

関東地方の電気代平均額と、季節ごとの電気代平均額の変化についてご紹介しました。関東地方の電気代は全国平均よりは少ないですが、冷暖房を使う夏・冬は電気代が多くかかります。ご紹介した電気代節約ポイントもぜひ参考にしてみてくださいね。

また、年間をとおして電気代を無駄なく節約するために、電力会社のプランも定期的な見直しをおすすめします。エネチェンジ電力比較は、季節変動を加味したうえで分析を行うため、年間を通しての料金診断ができます。ぜひ、ご活用ください。