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8月から東京電力の中部エリア向け電気料金が安くなりました。

電力会社・電気料金プランの選び方

2017年8月1日から、東京電力が中部エリア向け電気料金プラン「スタンダードS/L/X」を値下げしました。どのくらいお得になったのでしょうか?詳細をチェック。

東京電力は、2017年8月1日に中部エリア向け電気料金プラン「スタンダードS/L/X」を値下げしました。

東京電力、8月から中部エリア向け電気料金プラン「スタンダードS/L/X」を値下げ

2017年8月現在、東京電力は中部電力エリア向けに以下の電気料金プランが用意されています。

  • スタンダードS/L/X(一般家庭向け。スタンダードXはスマート契約となります。)
  • プレミアムS/L(電気を多く使う家庭向け。電力量料金の一定量までが定額。)
  • プレミアムプラン(電気を多く使う家庭向け。電力量料金の一定量までが定額、契約方法はスマート契約となります。)

このうち、東京電力は2017年8月1日から「スタンダードS/L/X」(中部エリア)の料金を値下げしました。

東京電力によると、今回の値下げにより、中部電力「従量電灯B」から東京電力「スタンダードS」に変更した場合、年間の電気料金が以下のモデルケースでそれぞれ3%程度お得になるとのこと。

  • 1カ月あたりの電気料金が8,000円(30A、306kWh)の場合、年間で約2,900円お得に!
  • 1カ月あたりの電気料金が12,000円(40A、439kWh)の場合、年間で約4,300円お得に!
  • 1カ月あたりの電気料金が15,000円(50A、536kWh)場合、年間で約5,400円お得に!

試算には燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、口座振替割引額を含みません。
また、「スタンダードL」「スタンダードX」では、1カ月あたりの使用量が300kWh以上の場合、中部電力の「従量電灯B」「従量電灯C」「おとくプラン」「とくとくプラン」よりお得になるのだそう。
 「スタンダードX」は契約者の電気の使用状況に応じて契約電力が変動するため、電力量料金での比較。

それぞれのプランの新料金を詳しく見ていきましょう。

スタンダードS

区分単位東京電力・スタンダードS旧料金(2017/7/31まで)(税込)東京電力・スタンダードS新料金(2017/8/1〜)(税込)中部電力・従量電灯B料金(税込)
基本料金10A1契約280円80銭280円80銭280円80銭
15A421円20銭421円20銭421円20銭
20A561円60銭561円60銭561円60銭
30A842円40銭842円40銭842円40銭
40A1123円20銭1123円20銭1123円20銭
50A1404円00銭1404円00銭1404円00銭
60A1684円80銭1684円80銭1684円80銭
電力量料金〜120kWh1kWh23 円 32 銭20円68銭20円68銭
121kWh〜300kWh23円77銭25円08銭
301kWh〜27円97銭27円05銭27円97銭

東京電力「スタンダードS」は、中部電力の従量電灯B相当のプランです。新料金をみると、基本料金は中部電力と同額、電力量料金の1段料金は同額で、2段・3段料金は割安に設定されています。切り替えで損をすることはなく、毎月の電気使用量が120kWhを超えた分の料金が中部電力よりも安くなります。

スタンダードL

区分単位東京電力・スタンダードL旧料金(2017/7/31まで)(税込)東京電力・スタンダードL新料金(2017/8/1〜)(税込)中部電力・従量電灯C料金(税込)
基本料金1kVAにつき1契約280円80銭280円80銭280円80銭
電力量料金〜120kWh1kWh23円32銭21円18銭20円68銭
121kWh〜300kWh24円43銭25円08銭
301kWh〜27円97銭 26円42銭27円97銭

東京電力「スタンダードL」は、中部電力の従量電灯C相当のプランです。新料金をみると、基本料金は中部電力と同額、電力量料金の1段料金は少々割高となりますが、2段・3段料金は割安に設定されています。

スタンダードX

区分単位東京電力・スタンダードX旧料金(2017/7/31まで)(税込)東京電力・スタンダードX新料金(2017/8/1〜)(税込)
基本料金1kWにつき1契約432円00銭432円00銭
電力量料金〜120kWh1kWh23円32銭21円18銭
121kWh〜300kWh24円43銭
301kWh〜27円97銭 26円42銭

東京電力「スタンダードX」は、契約方法がスマート契約となります。電力量料金はスタンダードLと同額です。
スマート契約……スマート契約(実量制)の基本料金は、前の1年間でもっとも多くの電力を使った30分間を基準にして、東京電力側で設定されます。契約者が自身で任意の基本料金を選ぶことはできません。はじめて実量制のプランを使う場合は、それまでの契約の大きさ(アンペア数)をもとに設定されます。

東京電力の電気料金プラン、メリットは?

東京電力の電気料金プランを契約すると、他にどんなメリットがあるのでしょうか?

住宅設備・家電修理サービスも!

東京電力では、家庭で使用している住宅設備機器(調理コンロ、給湯器)や、家電製品(エアコン、冷蔵庫、洗濯機)が故障した際、無料で修理が受けられる「住宅設備・家電修理サービス」も提供しています。

毎月250円(非課税)で、設置・購入から10年以内の機器・製品であればすべて対象に。修理作業に伴い発生する出張費や部品代を含め、1回あたり最大50万円(税込)まで自己負担なく、何台でも何回でも修理が受けられます。こちらのサービスは、東京電力の電気を使用していない方も利用できるんです。

「住宅設備・家電修理サービス」のうち、対象機器を絞った「住宅設備修理サービス」(毎月100円:非課税)または「家電修理サービス」(毎月200円:非課税)のみの加入も可能です。

東京電力「くらしサポートサービス」のユーザー登録が別途必要となります。

東京電力の中部エリア向け電気料金プラン「スタンダードS/L/X」
申し込み
受付中
供給エリア(中部エリア)
中部電力管内
支払い方法
口座振替・クレジットカード支払い・振込みでのお支払いが可能です。振込用紙での支払いを希望する場合は、発行手数料(216円/月)がかかります。
請求書
基本はインターネットで確認いただくものとなり、紙での郵送は有料(108円/月)となります。
解約手数料
かかりません。
解約違約金
2年契約の場合、契約期間満了日から遡った2ヶ月の間以外に解約する場合、原則として、期中解約金(5,000円)がかかります。
1年契約の場合、契約期間満了日から遡った2ヶ月の間以外に解約する場合、原則として、期中解約金(3,000円)がかかります。引越し先でも同プランを契約する場合や、引越し先がサービスエリア外の場合は期中解約金は発生しません。

東京電力の中部エリア向け電気料金値下げまとめ

東京電力の中部エリア向け電気料金プラン「スタンダードS/L/X」の値下げについてご紹介しました。現在中部電力「従量電灯B」を契約している方は、東京電力「スタンダードS」に変えると毎月の電気使用量120kWhを超える分が安くなります。「うちはどのくらい安くなるのかな?」と思ったら、エネチェンジ電力比較で診断してみよう!

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