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電気ケトルの電気代は?―電気ポット、やかんとの比較―

電気代の節約、節電テクニック

最近ではお湯を沸かす方法として電気ケトルが普及していますが、果たして電気代はどれくらいなのでしょうか。今回は、電気ケトルの電気代を計算し、電気ポットの電気代・やかんの電気・ガス代と比較してみようと思います。電気ケトルを使ったほうがオトクになるシチュエーションも!

コーヒーを淹れる、カップラーメンを作る、料理に使う……日々の生活でお湯を沸かすというアクションは欠かせないものになっている方も多いでしょう。最近ではお湯を沸かす方法として電気ケトルが普及していますが、果たして電気代はどれくらいなのでしょうか。

今回は、電気ケトルの電気代を計算し、電気ポットの電気代・やかんの電気・ガス代と比較してみようと思います。
このコラムでは、1kWhあたりの電気量料金を31円、1㎥あたりのガス単位料金約130円(2023年1月、東京ガス「一般料金」B表の基準単位料金)として計算しています。

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更新日
2023年12月20日

ティファールの電気ケトルの電気代と特徴

出典:アプレシア・プラス カフェオレ 0.8リットル|電気ケトル 軽量シンプルタイプ|ティファール

今回はティファールのケトルを例にして計算します。ティファールには軽量タイプのアプレシア・プラスや丸洗いできるウォッシャブルなど、さまざまな電気ケトルがあります。

電気ケトルで0.8Lのお湯を沸かす場合の電気代は、1回あたり約2.4円(※)です。ティファールのアレジア・プラスで0.8Lの水が沸騰するまでの時間(3分45秒)で計算。沸騰する水の容量、製品によって、電気代は前後します。

電気ケトルの特徴

電気ケトルの特徴としては、次の点が挙げられます。

電気ケトルのメリット

短時間でお湯が沸かせる
カップ1杯分(140ミリリットル)なら約53秒(※)で沸きます。必要なときにすぐにお湯が沸かせるのは便利ですよね。(※)ティファールのアプレシア・プラスで、水温・室温が23℃の場合です。
電気代が安い
カップ1杯分(140ミリリットル)のお湯を沸かすときの電気代は、約0.54円(※)です。電気ポット・やかんでお湯を沸かすときの電気・ガス代と比べると割安です。(※)ティファールのアプレシア・プラスの場合です。電気ポット・やかんの電気・ガス代については後述します。
火を使わないので、安全性が高い
火を使ってお湯を沸かすときは、空焚きや火の消し忘れなどの心配がありますが、電気ケトルなら火を使わないので安心です。また部屋の温度が上がりにくいというメリットもあります。

電気ケトルのデメリット

容量が小さいものが多い
たいてい1リットル以下の容量がほとんど。一人暮らしでそれほどお湯を沸かす必要のない人に向いています。
長時間の保温機能はない
電気ケトルには保温機能はありません。言い換えると、保温のために電力を消費する必要はないということです。電気ケトルで沸かしたお湯を保温したい場合は、サーモスのようなマグタイプ水筒を使うのも手でしょう。

電気ケトルの上手な選び方

電気ケトルは短時間でお湯が沸かせるのですぐにお湯が必要なときに便利ですが、さまざまなタイプの電気ケトルの中からどのように選んだらよいのか迷ってしまいますよね。次に、電気ケトルを選ぶときのポイントを見てみましょう。

(1)容量

コーヒーを淹れる、カップラーメンを作る、料理に使うなど、主にどのような用途で電気ケトルを使うかに合わせて容量を選びましょう。カップ1杯分のコーヒーを淹れるのに使うことが多いなら、0.5リットルくらいの容量がちょうどよいでしょう。カップラーメンや料理なら、0.8リットル以上は必要です。

容量が大きくなるほど電気ケトルも大きくなるので、置き場所に困る場合もあります。使い方に合わせて適切な容量のものを選ぶとよいですね。

大容量1.5リットルのおすすめ電気ケトル
出典:テイエール|製品情報|ティファール

標準的な電気ケトルの容量は0.5リットル~1.0リットルが多い中、T-falの「テイエール」は1.5リットルの大容量です。
中が見えて使いやすい&清潔なガラス製なので、必要な量だけ沸かすことができ、ティーポット代わりに使うこともできます。

(2)お手入れの容易さ

電気ケトルを使っていると内部に水垢やサビなどがついて、放っておくとお湯に臭いがついてしまうようになります。やわらかいスポンジなどで洗ったり、クエン酸を使って洗浄したりと普段のお手入れが大切です。
参照:【電気ケトル】お手入れ方法を教えてください|よくあるご質問|パナソニック

お手入れ簡単なおすすめ電気ケトル
出典:ウォッシャブル|電気ケトルスペシャルコンテンツ|製品情報|ティファール

ティファールの「ウォッシャブル」は防水構造になっているため、水道水や洗剤で丸ごと洗えます。またフタが外せるので、内部も洗いやすくなっています。

(3)デザイン

電気ケトルはいつでも使えるように、見えるところに置きっぱなしにしておくことが多いですよね。機能性も重視したいけど、見た目もおしゃれなものを選びたいという方は、色や形などで好みの電気ケトルを選ぶのもよいですね。

デザイン性の高いおすすめ電気ケトル
出典:mosh!電気ケトル|mosh!

mosh!の電気ケトルはミルクタンクのような見た目が人気です。
見た目のデザイン性だけでなく、3段階の温度設定もできて使い勝手がよいのも人気の理由のひとつです。

では続いて、電気ポット、やかんの特徴も見ていきましょう。電気ケトルとどう違うのでしょうか?

電気ポットの特徴と電気代

電気ポット

次に、電気ポットでお湯を沸かすときの電気代を計算しましょう。保温機能がある電気ポットは、1日何度もお湯を使う場合に向いています。
ZOJIRUSHIの「マイコン沸とう電動ポット CP-EA20」の1日あたりの消費電力量は0.98kWh。1日使った場合の電気代は約30.4円(※)です。室温23℃で湯沸かし2回/日、再沸とう1回/日、保温90℃で23時間/日する場合で計算されています。参照:マイコン沸とう電動ポットCP-EA20|電動ポット|ZOJIRUSHI

ただし、電気ポットの電気代は「1日あたり」、電気ケトルの電気代は「1回あたり」ですから混同しないようご注意ください。

電気ポットの特徴

電気ポットの特徴としては、以下のものが挙げられます。

容量が大きい
標準的なものでは2リットル前後のものが多く、大きいものでは3リットル、4リットル以上のものもあります。家族でお湯を使う場合や、一気に多くのお湯を使う場合に向いています。容量が大きくなる分、消費する電力も多くなります。
保温機能がある
電気ポットには保温機能があります。保温にはもちろん電力を消費するため、電気代がかかります。
温度調節機能や魔法瓶機能があるものもある
電気ポットの中には、80℃、90℃、95℃といった特定の温度で保温できるように調節する機能や、魔法瓶構造にすることで保温に電力を消費しないようにできる機能を持つものがあります。保温するときに温度を低く設定したり、魔法瓶機能に設定したりすれば、その分電気代が抑えられます。

やかんでお湯を沸かす場合のガス代と特徴

kettle boiling on a gas stove in the kitchen
やかん

次に、やかんでお湯を沸かすときのガス代を計算しましょう。中火で6分かけて沸かすと仮定して計算しています。
ガスで1リットルのお湯を沸かすときのガス代は約1.7円(※)です。(※)中火(1.68kW)×3.6(MJ/時間)×1(時間)÷45(MJ/㎥)×130(円/㎥)÷10=1.7472円(小数点第2位四捨五入)

やかんの特徴

やかんの特徴としては、以下のものが挙げられます。

容量はやかんによってさまざま
やかんには、家庭向けの2リットルぐらいの大きいものから、ひとり向けの0.5リットルくらいの小さいものまで、多種多様の容量があります。大きいものを1つ買って大は小を兼ねる使い方もできます。
保温はできない
これも言うまでもありません。私のおばあちゃんは、やかんで沸かしたお湯を大きめの魔法瓶に移して保温しています。
ちなみに……
「やかん」を英語でなんと言うか、ご存知ですか?正解は「ケトル(kettle)」なんです。やかんを電化したから電気ケトル、故に特徴が似るのですね。

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シチュエーション別!電気ケトルを使うべきタイミング

では、どのシチュエーションではどんな方法でお湯を沸かすのがよいのか、いくつかの例を用いて見ていきましょう。

コーヒーを淹れる場合

コーヒーを淹れる場合は、どれくらいの時間に何杯淹れるか?という点が重要です。

家族分や来客分など一度に何杯かコーヒーを淹れる場合でも、電気ケトルの容量で済むかもしれません。その場合は電気ケトルが最適です。

一方で、2杯目以降を時間を空けて淹れる場合も考えられます。「その都度電気ケトルでお湯を沸かすのはちょっと面倒臭いなあ……」という場合は、電気ポットで沸かし保温しておいたり、やかんで沸かして魔法瓶に移すのがよいでしょう。

カップラーメンを作る場合

カップラーメン

カップラーメンを作る場合、

  1. カップラーメンを何個作るか
  2. 沸かしたお湯をカップラーメン以外に使うか

がキーポイントです。

カップラーメンを1、2個だけ作るためにお湯を沸かす場合は、電気ケトルが最適です。

一方、カップラーメンを数人で何個も作る場合や、カップラーメンは1、2個だけでも一緒にお茶を淹れるのにお湯を使うといった場合は、やかんや電気ポットでまとめてお湯を沸かすほうがコストも手間もかかりません。

料理に使う場合

これもお湯をどれくらい使うか?が鍵となってきます。煮込み料理のようにお湯を多く使う場合、最初から鍋などで沸かしてしまうのがよいでしょう。

一方で、

  • 油揚げの油を抜く
  • 鯖の味噌煮を作る前に鯖の生臭さを抜くために湯通しする

というような少量のお湯で済む場合、電気ケトルで沸かしてしまうのが最適です。

電気ケトルの電気代、まとめ

お湯を沸かすのにかかる電気ケトルの電気代を計算し、電気ポット・やかんの電気・ガス代とも比較しました。

上に見てきたことをまとめると、以下の通りです。1人暮らしの方で「やかんは面倒だ!」という方は、電気ケトルがひとつあると便利です

電気ケトル・電気ポット・やかんの電気やガス代は?
電気ケトル
1回あたり約2.4円0.8リットルのお湯を3分45秒で沸かす場合です。
電気ポット
1日あたり約30.4円容量2.2リットルの電気ポットで湯沸かし2回/日、再沸とう1回/日、保温90℃で23時間/日した場合です。
やかん
1回あたり約1.7円1リットルのお湯を6分かけて沸かす場合です。
電気ケトルが最適なシチュエーションは?
コーヒー
時間を空けて淹れなおす必要がない、もしくはあっても面倒だと感じない場合
カップラーメン
1、2個だけ作る場合
料理
油揚げの油抜きや魚の下処理のように少量で済む場合
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