冷房専用エアコンの電気代、気になるメリット・デメリットは?
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皆さんは、エアコンはどの季節にお使いですか?普通エアコンというと冷暖房に使うので、夏場と冬場がメインになりますが、暖房はエアコンを使わず、石油ストーブやガスファンヒーターなどを使う人もいますよね。夏場の冷房のみにしかエアコンを使わなければ、冷房専用エアコンでも十分です。冷房専用エアコンを販売している、コロナの機種の特徴や電気代など、くわしく解説します。
- 更新日
- 2024年5月4日
コロナの冷房専用エアコンは2種類
冷房専用エアコン(クーラー)は「窓付けタイプ」と「壁付けタイプ」の大きく2つに分けられます。
窓付けタイプのメリット・デメリット
「窓付けタイプ」の冷房専用エアコンは、室内機と室外機のように分かれていない一体型で、窓枠にスペーサーを取り付けて設置します。大掛かりな工事が不要で、工事業者さんを呼ばずご自身で設置することも可能です。
- メリット
- 賃貸住宅や引っ越しの場合でも取付・取外しが簡単。
- 吹き出し口が低い位置にあるため、設定温度が多少高くても涼しさを感じられる。
- 手に届く高さに設置してるので、フィルター清掃などメンテナンスが簡単。
- デメリット
- コンセントが近くにある窓にしか取り付けられない。
- 窓の右端(もしくは左端)につくため、場合によっては冷風が部屋全体を流れにくい。
- 出力が小さく、大部屋の空調には不向き。
- 機器効率が若干低い
参照:ウインドエアコンシリーズ|空調・家電機器|製品情報|コロナ
壁付けタイプのメリット・デメリット
「壁付けタイプ」の冷房専用エアコンは、通常のエアコンと同じように室外機と室内機に分かれていて外観ではほとんど違いは分かりません。よく見ると、冷暖房エアコンと比べて冷房のみのエアコンは室外機がひとまわり小さく、リモコンにはもちろん暖房ボタンはありません。
- メリット
- 窓付けタイプよりは機器効率が高い
- 部屋の広さに応じて機種を選べる。
- 吹き出し口が大きくなめらかな気流が作れる。
- 冷暖エアコンよりコンパクトで、価格も抑えめ。
- デメリット
- 冷暖エアコン同様、室外機の工事が必要。
- 自動フィルター清掃など便利機能がついていない。
- 冷暖エアコンよりは機器効率が若干低い
参照:エアコン冷房専用シリーズ|空調・家電機器|製品情報|コロナ
冷房専用エアコン、電気代はいくら?
さて、気になる電気代ですが、カタログの期間消費電力量(1年間にエアコンが消費する電力量)から概算を計算できます。
電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。
エアコンタイプ | 型番 | 畳数 | 期間消費電力量 | 年間電気代 |
---|---|---|---|---|
窓付けタイプ | CW-FA1624 CW-F1624R CW-1624R | 4~6畳(50Hz) 4.5~7畳(60Hz) | 350kWh(50Hz) 400kWh(60Hz) | 10850円(50Hz) 12400円(60Hz) |
CW-FA1824R CW-F1824R CW-1824R | 4.5~7畳(50Hz) 5~8畳(60Hz) | 384kWh(50Hz) 432kWh(60Hz) | 11904円(50Hz) 13392円(60Hz) |
|
壁付けタイプ | RC-2224R | 6畳用 | 367kWh(50Hz) 429kWh(60Hz) | 11377円(50Hz) 13299円(60Hz) |
RC-V2824R | 10畳用 | 336kWh(50Hz/60Hz) | 10416円(50Hz/60Hz) | |
RC-V4024R | 14畳用 | 510kWh(50Hz/60Hz) | 15810円(50Hz/60Hz) |
エアコンを使う期間を7~9月の3カ月間と考えると、電気代は月間3,000~5,000円程度です。高機能エアコンと比べると、若干高い印象ですね。
参照:コロナ
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冷房専用エアコンは、リビングのほか、子ども部屋や寝室など、「冬の暖房でエアコンを使わない部屋」に適しています。例えば寝室では、夏の熱帯夜にはエアコンを使うけど、冬はヒーターや電気毛布などを活用するような場合は冷房専用エアコンでも十分に事足りる、という方におすすめできます。ただし夏しかエアコンを使わないわけですから、夏前にホコリを払い、秋になったらフィルター清掃をしっかり行ってホコリが溜まらないようお手入れしていきましょう。
冷房専用エアコンという選択肢、いかがですか?
電化製品というのは、総じて高機能・高価格帯の売れ筋商品に多くの開発費用がかけられています。そう考えるとニッチな機種では省エネ性やコストパフォーマンスという点を見ると厳しい部分もありますね。また、冷房専用エアコンは風向きを変えるルーバーも手動調整のものが多く、今の高機能エアコンに慣れている人には若干不便に感じる箇所があるかもしれません。しかしそこはある程度割り切っていただき、「使わない機能を省いたエアコンを手ごろな値段で購入できる」という部分に注目するとよいかもしれません。
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