水槽にはどれくらい電気代がかかる?
この記事の目次
お子様がいる家庭では、メダカや金魚を飼育されている家庭も多いのではないでしょうか!最近は、熱帯魚や爬虫類の飼育がファッションとして定着してきたこともあってか、オシャレな水槽が多数販売されています。気になる水槽の電気代について説明します。
ここでは、水槽のフィルターやLEDにかかる電気代について説明しています。熱帯魚の飼育などでヒーターにかかる電気代について知りたい人は、以下の記事でご説明しています。
年間平均34,352円節約できます!
エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2024年7月1日~2024年9月30日)
水槽の種類
ホームセンターやペットショップなどで水槽は販売されていますが、初心者にとっては、どの水槽も同じように見えますよね?飼育する魚が、小型魚であればガラス水槽を、大型魚であればアクリル水槽を選ぶとよいですよ!もう少し詳しく水槽の種類をまとめます。
ガラス水槽
文字通りガラスでできた水槽です。ホームセンターなどで安価に販売されているものの多くは、ガラス水槽です。フィルターなどと一緒にセット販売されていることが多いと思います。メダカや金魚など初心者向きの小型魚を飼育する場合はこれで十分でしょう。
ガラス水槽の主なメリットは、傷がつきにくく、経年劣化しないこと。デメリットは、重く、割れやすいことです。
アクリル水槽
ガラス水槽とよく比較されるのがアクリル水槽です。アクリルとは衝撃に強いプラスチックのことで、照明器具の透過材やつけ爪の材料として使われることも多いですよね。
アクリル水槽は、ガラス水槽と違って、衝撃に強く割れにくくなっています。その反面、傷つきやすいという特徴を持っています。
水族館などでもアクリル水槽は使われていますよ。大型魚を飼育する場合は、アクリル水槽を選ぶのが無難です。ガラス水槽だと、大型魚の圧力によって割れてしまう恐れもあるようから……。
らんちゅう水槽
「らんちゅう」とは金魚の一種のこと。観賞魚として人気のある金魚で、らんちゅう品評会が全国で行われています。
- らんちゅう
- からだが球状で背びれがなく、頭部にこぶがあります。金魚なのに泳ぎがあまり得意ではなく、横に大きい肥満型の体型。
……なんだか親近感が湧いてきますね。
そんな「らんちゅう」を飼う場合は、大型水槽が必要です。小さな水槽で飼育すると、広く動き回れず運動量が減ってしまうため、太ってしまうそうです!ペットショップでは、大型の「らんちゅう水槽」が販売されています。
なお、らんちゅう用の水槽では、亀なども飼育することが可能です。横幅90センチクラスの水槽が人気で、素材はガラスが多いですよ。
水槽の電気代はどれくらい?
今回は、ジェックスのガラス水槽セットを例にとって説明していきます。電気を使うのは、主にろ過フィルターやLEDです。
電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。
サイレントフィッシュ300(水槽とろ過フィルターのセット)
水量は約10リットル。金魚なら2~3匹飼育できます。定格消費電力は2.6W(50Hz)2.1W(60Hz)です。電気代の目安は50Hzなら1.93円、60Hzなら1.56円です。
参照:熱帯魚 観賞魚 アクアリウム用品 水槽・水槽台 ガラス水槽セット サイレントフィット 300
マリーナ600LEDセット(水槽とLEDと上部フィルターのセット)
水量は約57リットル。金魚なら8~15匹、大型魚なら3~4匹飼育できます。LEDの定格消費電力は9W、上部フィルターの消費電力は4W(50Hz)6W(60Hz)です。1日あたりの電気代の目安は、50Hzなら9.67円、60Hzなら11.16円です。
参照:熱帯魚 観賞魚 アクアリウム用品 水槽・水槽台 ガラス水槽セット マリーナ600 LEDセット
金魚・らんちゅう パワーセット
水量は約40リットル。金魚なら6~10匹、らんちゅうなら1~2匹飼育できます。付属している「簡単ラクラクパワーフィルターL」の定格消費電力は6W(50Hz)7W(60Hz)です。1日あたりの電気代の目安は、50Hzなら4.46円、60Hzなら5.21円です。
参照:熱帯魚 観賞魚 アクアリウム用品 水槽・水槽台 ガラス水槽セット
水槽の電気代まとめ
水槽の電気代をまとめてみました。最近は、オシャレな水槽もたくさん発売されているようなので、購入を検討してみてはいかがでしょうか!使うときは、電気代の節約を忘れずに!