ワタミが電力自由化で家庭に電気を売る!見守りサービスも!
この記事の目次
外食産業の大手企業ワタミが電力自由化で電気を売り始めますよ。居酒屋の「和民」は皆さんもご存知ですよね?宅食事業と電気を組み合わせると、高齢者の見守りサービスも可能になります。電気料金プランをチェックしていきましょう!小売事業登録はグループ会社のワタミファーム&エナジーです。
- 更新日
- 2016年3月23日
- 登録小売電気事業者
- 登録あり小売事業登録はワタミファーム&エナジーで登録されています
ワタミ(ワタミファーム&エナジー)の電気料金プラン(東京)
区分 | 単位 | ワタミ 料金(税込) | 東京電力・従量電灯B 料金(税込) | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 30A | 1契約 | 842円40銭 | 842円40銭 |
40A | 1123円20銭 | 1123円20銭 | ||
50A | 1404円00銭 | 1404円00銭 | ||
60A | 1684円80銭 | 1684円80銭 | ||
電力量料金 | 120kWhまで | 1kWh | 19円37銭 | 19円43銭 |
120kWhを超え300kWhまで | 25円83銭 | 25円91銭 | ||
300kWhを超える分 | 26円94銭 | 29円93銭 |
ワタミは、東京電力管内の電気料金単価を発表しています。基本料金は東京電力の従量電灯Bと同額ですが、電力量料金が0.3%〜最大で10%割安に設定されているので、高齢者の一人暮らしのお家でも今より電気代を節約することができそうです。
高齢者見守りサービスは、「ワタミの宅食」とセットで
ワタミグループが展開している宅食事業「ワタミの宅食」は、1日に22万人もの人にお弁当を届けています。ワタミの電気の見守りサービスは、この「ワタミの宅食」との組みあわせなんです。宅食を利用している家庭がワタミの電気をセットで申し込むと、その家庭の電気使用量をお知らせしてくれる機能がついてきます。
イメージとしては、離れて暮らしている両親の家を「ワタミの宅食+ワタミの電気」にすると、息子や娘の携帯にお知らせメールが届くという感じ。
- おはようメール
- 1日1回、正午までに電気使用料が基準値を超えると配信されるメール
両親だけが住んでいる、両親が一人暮らしをしているといった場合、遠方に住んでいると心配なことも多いですよね。そんなときに「おはようメール」が届けば、息子さんや娘さんは安心できます。
ワタミファーム&エナジーはどんな会社?
電力小売事業者に登録されているワタミファーム&エナジーは、環境事業を手掛ける会社です。廃棄物処理管理業務の効率化や粗大ゴミの手配など、廃棄物管理のスペシャリストという立ち位置で、全国2000店舗弱の廃棄物管理をしています。
2012年4月からは再生可能エネルギー事業にも進出しており、風力発電や太陽光発電を行っているのです。発電所を持っているというのは、ひとつの安心材料になるのではないでしょうか?
今回の家庭向け電力販売でも、再生可能エネルギーの普及に貢献するということで、2016年9月までに電源構成の3割を再生可能エネルギー(FIT電気)にしたいと発表しています。
電力供給は2016年5月から
ワタミによると、ワタミの電気は「ワタミの宅食」と組むということもあり、宅食サービスを利用している家庭への会報誌(「月刊食卓らいふ」)上で紹介していくそうです。
- 申し込み
- 2016年3月より予約受付
- 供給開始
- 2016年5月
- 供給エリア
- 北海道、東北、東京、中部、関西、中国、九州
見守りサービスとセットで高齢者世帯を狙ったワタミ電気
ワタミの電気の強みは、やはり宅食と組んだことでしょう。現在明らかにされている内容からは、高齢者世帯をメインターゲットとしているといえます。見守りサービスという新しい付加価値は、電力会社を選ぶ指針のひとつになるでしょうか?注目です。
エネチェンジではアナタに最適な電気料金プランを比較検討できるサービスエネチェンジ電力比較を提供しています。電力自由化後の最適な電気料金プラン探しに、ぜひご活用ください。