本記事では、関西電力で電気料金プランを変更する際の、手続き方法をご紹介します。

更新日

2024年2月9日

関西電力で現在申し込みのできる電気料金プラン

関西電力が取り扱っている電気料金プランには、規制料金と自由料金の2種類があります。

規制料金とは

2016年4月の電力自由化以前から提供されている電気料金プランのことを指し、関西電力では「従量電灯A/B」などが該当します。関西電力に限らず規制料金は経過措置料金とも言われており、いずれ廃止される予定です。

自由料金とは

電力自由化以降にできた電気料金プランのこと。関西電力では「はぴeセット」「はぴeセット ソラレジ」「eおとくプラン」「withU-NEXT でんき」「withU-NEXT でんき（Gセット）」「withポイント でんきd」「はぴeタイムR」「eスマート10」「なっトクでんき（なっトクパック）」「なっトクでんきBiz（なっトクパック）」「ふるさとECOプラン from 飛騨市」などが該当します。また、東京電力エリアでは電気料金プランのラインナップが異なるため注意しましょう。

このうち、「はぴeタイムR」はオール電化住宅向けのプラン、「ふるさとECOプラン from 飛騨市」は、飛騨市へのふるさと納税の返礼品です。

この2種類の電気料金の大きな違いは、規制料金では電気料金の内訳に含まれる燃料費調整額に上限が設定されているのに対し、自由料金ではこの上限が廃止されていることが挙げられます。

もし現在契約しているプラン名が分からない場合は、毎月送られてくる検針票や、関西電力のWebサービス「はぴｅみる電」から確認しましょう。

関西電力内で加入中の電気料金プランの変更手続き方法

現在関西電力と契約中で、同社の別の電気料金プランに切り替える方法をご紹介します。関西電力のプラン変更は「ご契約メニュー変更シミュレーション」で現在の契約プランよりもおトクになる場合に限り、WEB上で変更の手続きが可能です。

また、シュミレーションで差額が出ても「従量電灯Ａ、従量電灯Ｂ等の一部の契約メニュー」については、関西電力のホームページで契約メニューの変更ができません。

電気料金プランの変更手続きに必要なもの

電気料金プランを変更する際は、次の情報が必要になることが一般的です。

• お客様番号
• 供給地点特定番号
• 契約者名義
• 現在のプラン名
• 変変更を希望するプラン名

これらの情報は関西電力の「はぴｅみる電」 マイページや、毎月の検針票から確認が可能です。変更の際は事前に情報をまとめておくことで、手続きをスムーズに行えますよ。

関西電力内でプランを変更する際の注意点

ここでは、関西電力で電気料金プランを変更する際に、おさえておきたい事柄をご紹介します。

契約から1年未満はプラン変更できない場合がある

契約開始から1年未満ではプラン変更できない場合があります。

契約プランに変更されるまで時間がかかる

電気料金プランを切り替えたからといって、即日新しい電気料金プランが適用されるわけではありません。変更後の新しい電気料金プランが適用されるのは原則、翌月の電気検針日からとなっています。このため変更手続きを行ったタイミングによっては、切り替えまで時間がかかる場合があります。

ネットでのプラン変更手続きができない場合がある

関西電力のプラン変更は「ご契約メニュー変更シミュレーション」で現在の契約プランよりもおトクになる場合に限り、WEB上で変更の手続きが可能です。そのほかシミュレーション対象外のプランや「従量電灯A/従量電灯B」等の一部のプランは電話のみでのみ手続きが可能となります。

関西電力の電気料金プラン変更は簡単！

関西電力で電気料金プランを変更する方法をご紹介しました。関西電力内で電気料金プランを変更するだけでも、電気代の節約に繋がる可能性がありますよ。

電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号などの情報を入力するだけで、あなたにぴったりの電力会社・電気料金プランが見つけられます。ぜひチェックしてみてくださいね。