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引越し費用はいくらかかる?気になる相場を把握しておこう

引越し

引越し時には、引越しそのものにかかる費用だけでなく、新しい部屋にかかる敷金や火災保険料など出費がかさみますよね。引越しを考えた時に、まず気になるのが費用でしょう。そこで、部屋の広さ、家族構成、荷物の多さごとにおおよその引越しの総額を算出してみました。


引越しを考えた時に、まず気になるのが引越しにかかる費用ではないでしょうか?引越し業者へ見積もりを取ってみたら、想像していたよりも高額で驚いたという経験をした方も多いと思います。事前に把握しておけば計画も立てやすく、引越し業者の見積もりを確認する際にも役立ちます。

部屋の広さ、家族構成、荷物の多さなどで変わる引越し費用

引越し費用は、さまざまな要素によって上下します。部屋の広さ、家族構成、荷物の量などが大きなポイントです。また、引越し時期も費用に影響します。就職、進学にともなう転居が増える2月~4月は一般的に引越し会社の繁忙期となり、それ以外の時期と比べると費用が割高になることを覚えておきましょう。

部屋の広さごとの引越し費用の相場

現在お住まいの部屋の広さで引越し費用は変わってきます。ワンルームと、それ以上の広さの場合はどのくらい違うのでしょうか?

ワンルームの場合
4万円~
3LDKや4Kなどの場合
7万円~

では、部屋の面積と比例して引越し費用が高くなるのでしょうか?部屋の広さはあくまで荷物の量の基準となる目安となっているだけなので、例えば3LDKの部屋でも荷物の量が少なければ費用は変わってきます。

独身、カップル、ファミリーなど家族構成で異なる引越し費用の相場

家族構成によっても、引越し費用の相場は変わります。人数に応じて荷物量は増えるので、家族構成は引越し費用の目安のひとつになります。

単身の場合
3~4万円ほど
2人の場合
6~8万円ほど
3人の場合
17万円ほど

荷物量に応じて変わる引越し費用の相場

引越し費用は荷物の量によって変わります。家族構成や部屋の広さなどは荷物の量がどのくらいになるかという目安なので、1人暮らしやワンルームに住んでいる場合でも、荷物の量が多いと見積もりも高くなります。

運べる荷物量は使用するトラックの大きさによって決まり、一般的に1トントラックあたり2万円程度が目安とされています。

荷物の少ない単身者の場合
軽トラック
荷物が多い単身者の場合
1~2トントラック
2~3人以上の場合
2~3トントラック
4人以上の場合
4トントラック

荷物量が多ければ比例して引越し費用は割高となります。家具や家電など大きな物を買い替える予定があれば、引越しを機に処分してしまうのも、引越し費用を安く抑える方法のひとつですね。

自分に合ったプランで費用の節約&快適な引越しを

荷物の量に合わせて引越しプランを選ぶことが、引越し費用を節約するポイントになります。
荷物の量が少ない単身の方におトクなプランや、重い荷物や洗濯機の設置などを不得意とする女性におすすめのプランなど、さまざまな引越しプランがあります。自分の条件に合ったプランを見つけてみましょう。

単身の方におすすめの引越しプラン

独身の方や、単身赴任の引越しの場合などは、各引越し業者が用意している単身パックのプランを選ぶと大幅に費用が安くなります。最適なプランを選べば引越し費用も無駄なく済みます。

女性におすすめの引越しプラン

女性の単身者や、家族の引越し準備を女性が行う場合などは、引越しの作業が苦痛になることも多いでしょう。子どもが小さくて荷造りする時間がとれない、食器や小物が多くて梱包が大変、テレビの接続や洗濯機の設置ができない、など困りますよね。

そんな時におススメなのが、引越し作業を幅広く行ってくれるプランです。

通常の作業(搬出・運送・搬入)に加えて、荷造りや荷解き、家具・家電の設置などを行なってくれます。時間のない方や作業に自信のない方には嬉しいサービスです!

また、女性スタッフだけで作業をしてくれるプランもあります。部屋に入ったり、衣類を運んだりという作業を男性スタッフがするのにはちょっと抵抗があるという方におススメです。

引越し時に見落としがちな費用について

引越し費用として必要なものは、引越し業者に支払う費用だけではありません。
部屋の契約に関する敷金や火災保険のほか、新しい部屋に必要なものについても費用が発生することがあります。引越し後に気づいてぎりぎりになって準備するのは大変なので、前もって把握しておきたいですよね。
どのような費用があるのかいくつか紹介します。

新居で部屋数が増えた!購入必須のアイテムは3つ

引越し後に部屋の数が増えたら何が必要になるでしょう?荷物を運び終えてから「あれ?あれが足りない!」となるのは困りますよね。新たに購入しなければならないのについ忘れがちなアイテムは、カーペット、カーテン、照明の3つです。

カーペット
家具の下にカーペットを敷きたい場合は、あらかじめカーペットを購入して準備しておく必要があります。家具を運んでもらったけどカーペットがない!となると、カーペットを準備した後に自分で家具を持ち上げて敷きなおすことになってしまいます。
引越し業者によっては引越し後に1回までなら、無料で家具を持ち上げてカーペットを敷いてくれるなどのサービスをおこなっているところもあります。
カーテン
カーペットの次に忘れがちなのがカーテンです。部屋が増えるとカーテンの数も増やさなければいけません。カーテンがないと周りからの視線も気になり、防犯の面でも心配です。

強い日差しが入って大切な家具が日焼けをしてしまったり、冷暖房が効きにくくなったりすることもあり、過ごしにくくなってしまいます。

照明
賃貸の場合に多いのが、引越しをしてみたら照明が取り外されていたということです。部屋の内見時にはついていたはずの照明がなくなっているという経験をしたことはありませんか?もともと部屋の設備として照明が含まれていればいいですが、そうでない場合は自分で新しい照明を準備しなければいけません。引越し後の片づけ作業も真っ暗な部屋でははかどりませんよね。もちろん防犯対策としても部屋の明かりは必要です!

照明の取り付けを行ってくれる引越しサービスがある場合には、引越し前にあらかじめ購入しておくとスムーズです。

エアコンが足りない?取り付け日の予約も忘れずにしましょう

夏場や冬場の引越しで忘れたくないのがエアコンの準備です。特に夏はエアコンを購入しておいても、取り付けまでに時間がかかる場合があります。エアコンの希望する方が多く、業者への予約がなかなか取れずに取り付けの工事日を待たされることも多いようです。あとから、工事日の予約をしていなかったことを後悔しないよう忘れずに手配しておきましょう。

エアコンがなく室温を適温に調節できないと、体調を崩してしまいます。引越しはとても体力を使いますし、環境が変わることで精神的なストレスも受けやすいです。きちんと体調管理をするためにも、エアコンの準備は後回しにはしたくないですね。

エアコンの取り付け時に気をつけて!コンセントと電圧について

引越し後に引き続き手持ちのエアコンを利用する場合に、気を付けたいのがコンセントと電圧です。エアコンや引越し先の部屋の築年数が古い場合によくあります。取り付ける時に追加で交換費用などがかかってしまこともあるので、あらかじめ確認をしておきましょう。

エアコンの電源プラグとコンセントの差込口形状が異なる場合
交換費用:3,000円前後
エアコンの電圧とコンセントの電圧が異なる場合
交換費用:3,000円前後

また、関東と関西では周波数が違うため、関東で使用していた家電を関西で使う場合やその逆の場合に家電がうまく動かないことがあります。関東~関西間で引越しをする場合で、特に2000年以前に作られたエアコンについてはエアコンの裏面を見て次のことを確認してみてください。

50Hzとだけ表記
関東でしか使えない
60HZとだけ表記
関西でしか使えない

退去した部屋の修繕費をあとから請求されることも?!

引越し時にかかる費用の中でも金額が大きいのは、退去した部屋の修繕費です。引越しを無事に終えたころに、引越し前に住んでいた部屋について修繕費のを請求されたことってありませんか?一般的には預けていた敷金内で清算されますが、敷金では足りなかった場合に追加の修繕費を請求されることがあります。

修繕費の請求で多い順に並べてみると…

  1. 多いのが壁(クロス)の張り替え
  2. クリーニング代
  3. 床やフローリング、畳の清掃や修繕、張り替え

修繕費については国土交通省が「賃貸住宅標準契約書(例)」にてガイドラインを定めています。賃貸借契約と一緒にこの「賃貸住宅標準契約書」の提示があるのが一般的なので、確認をしましょう。修繕費の請求に対して不満や疑問があれば、この契約書をもとに交渉するとスムーズですね。また、契約書がない場合、話し合いがうまくいかないなどの場合は国民生活センターを利用することもできます。

引越し費用の相場を把握して見積もりを確認しよう

引越し費用の相場が把握できたら、引越し費用を一括で見積もりできるサイトを利用してみましょう

相場が把握できていると高いか安いかを判断しやすく、引越し業者との交渉にも役立ちます。また、さまざまな業者からまとめて見積もりをとることができるので、その中から比較して選ぶことができて便利です。

また、2~4月の繁忙期の引越しを避けて交渉すると大幅に値下げできる場合もあります。

引越しには費用がかさみがちなので、かしこく契約して節約しましょう!

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