固定費の節約術6つ 見直すだけで生活費を削減!

この記事の目次
家計の支出項目は、「変動費」と「固定費」に大きく分けられます。
「変動費」は、食費・日用品費・被服費など、毎月支出する額が変動する項目。
もう一方の「固定費」は、住居費・光熱費・保険料など、毎月支払うことが決まっている項目をさします。
家計の改善をしたいなら、まずは固定費の節約から着手した方が効果が高くておすすめです。6つの項目ごとの実践しやすい節約術をご紹介していきましょう。
年間平均27,542円節約できます!
エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2020年1月1日〜13日)
固定費を節約するメリット・注意事項

固定費を節約するメリット
固定費を節約する最大のメリットは、一度見直しをしたら削減効果が持続することです。例えば、月7,000円のスマホ料金のプランを月5,000円のプランに切り替えたら、毎月2,000円の節約に。料金プランが廃止にならなければ、何もしなくても年間24,000円、10年で240,000円節約できる計算になります。
一方変動費の節約はどうでしょうか。自炊で食費を削ったり、トイレットペーパーをなるべく安く買うためにドラッグストアを渡り歩いたりといった労力を要します。そういった努力ももちろん大事なのですが、効率的に家計を改善するなら、手間なく効果の続く固定費から着手した方がよいでしょう。
絶対にNGな固定費の節約方法
先にも伝えた通り、固定費の節約のメリットは、費用を継続して削減できる点にあります。そのため、電源プラグをまめに抜いて電気代を節約したり、通信費を下げるためにスマホの通話時間を減らすといった、細かな節約から着手するのはおすすめできません。まずは、おトクな電力会社に切り替えて電気代を節約したり、スマホの料金プランについている無駄なオプションを解除したり、節約額が多そうなところから見直していくのがポイントです。
細かな節約術は、各固定費の見直しの後に行うようにしましょう!
固定費の節約術1)光熱費

電気代の節約術
電気代は、電力会社を切り替えることで簡単に節約することが可能です。例えば、東京電力エナジーパートナー(以下、東京電力EP)の「従量電灯B」から、ソフトバンクでんき「くらしでんき(従量電灯B)」に切り替えた場合を試算してみましょう。
ソフトバンクでんき「くらしでんき(従量電灯B)」は東京電力「従量電灯B」よりも電力量料金が安い単価設定のため、切り替えるだけで電気代を確実に安くできるプランです。
区分 | 単位 | ソフトバンクでんき 「くらしでんき(従量電灯B)」料金(消費税率10%) | 東京電力「従量電灯B」料金(消費税率10%) | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 30A | 1契約 | 858円00銭 | 858円00銭 |
電力量料金 | 〜120kWh | 1kWh | 19円68銭 | 19円88銭 |
121kWh〜300kWh | 25円68銭 | 26円48銭 | ||
301kWh〜 | 29円04銭 | 30円57銭 |
3人世帯で、ひと月あたりの平均電気使用量が250kWh、契約アンペア数30Aとして試算すると、ソフトバンクでんき「くらしでんき(従量電灯B)」に切り替えるだけでひと月あたり127.2円、年間で1,526.4円の電気代が節約できます。ソフトバンクでんきの場合は、さらに電気料金1,000円につきTポイント5ポイントがたまるので、ポイント分も節約につながりますね。
電力会社の切り替えは、インターネットで申し込みをするだけ。現在の電力会社への解約手続きは切り替え先の電力会社が行うため、申し込むだけのワンステップで簡単に切り替えができます。
電気代を今よりも安くできる電力会社は、それぞれの生活スタイルや毎月の電気使用量により異なります。エネチェンジ電力比較では、自分にぴったりの電力会社が比較でき、切り替えで電気代がいくら安くなるのかの目安も一目でわかります。気に入ったプランがあれば、そのままお申し込みいただけます。
ガス代の節約術
ガス代も電気代と同じく、ガス会社を切り替えることで簡単に節約することが可能です。例えば、東京ガス「一般料金」から、レモンガス「わくわくプラン」に切り替えた場合を試算してみましょう。
レモンガス「わくわくプラン」は、東京ガス「一般料金(東京地区等)」よりも基本料金のA表は東京ガスと同額、B〜F表は安く、基準単位料金は東京ガスよりも5%安く設定されているため、切り替えるだけでガス代を確実に安くできます。
料金表 | 1カ月のガスご使用量 | レモンガス・わくわくプラン 基本料金(消費税率10%) | 東京ガス・一般料金 基本料金(東京地区等料金)(消費税率10%) | レモンガス・わくわくプラン 基準単位料金(消費税率10%) | 東京ガス・一般料金 基準単位料金(東京地区等料金)(消費税率10%) |
---|---|---|---|---|---|
単位 | 1件につき | ||||
A | 0㎥から20㎥まで | 759円00銭 | 759円00銭 | 138円04銭 | 145円31銭 |
B | 20㎥をこえ80㎥まで | 1041円13銭 | 1056円80銭 | 123円94銭 | 130円46銭 |
C | 80㎥をこえ200㎥まで | 1208円99銭 | 1232円00銭 | 121円84銭 | 128円26銭 |
D | 200㎥をこえ500㎥まで | 1834円35銭 | 1892円090銭 | 118円71銭 | 124円96銭 |
E | 500㎥をこえ800㎥まで | 6015円37銭 | 6292円00銭 | 110円35銭 | 116円16銭 |
F | 800㎥をこえる場合 | 11865円73銭 | 12452円00銭 | 103円04銭 | 108円46銭 |
上記料金に原料費調整額は含まれていません。
3人世帯で、ひと月あたりの平均都市ガス使用量が30m3として試算すると、レモンガス「わくわくプラン」に切り替えるだけでひと月あたり210.47円、年間で2525.64円のガス代が節約できます。
ガス会社の切り替えも電力会社と同じく、インターネットで申し込みをするだけ。現在のガス会社への解約手続きは切り替え先のガス会社が行うため、申し込むだけのワンステップで簡単に切り替えができます。
エネチェンジでは都市ガスの料金プランを比較できるガス料金比較サービスも提供しています。郵便番号をいれるだけで、お住まいのエリアで選べるガス料金プランの比較・申し込みができます。
電気・ガスセットプランに切り替えて光熱費を節約するのも手!
電力会社・ガス会社のなかには、電気・ガスのセットプランを販売している会社もあります。セット契約をすることで、割引が適用されたり、支払いをひとつにまとめられるメリットが得られます。
例えば、東京電力「従量電灯B」・東京ガス「一般料金」から、Looopでんき+ガスのセットプランに切り替えた場合を試算してみましょう。
区分 | 単位 | Looopでんき+ガス「おうちプラン」料金(消費税率10%) | 東京電力EP「従量電灯B」料金(消費税率10%) | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 0円 | 286円00銭 |
15A | 429円00銭 |
|||
20A | 572円00銭 |
|||
30A | 858円00銭 |
|||
40A | 1144円00銭 | |||
50A | 1430円00銭 | |||
60A | 1716円00銭 | |||
電力量料金 | 120kWhまで | 1kWh | 26円00銭 | 19円88銭 |
121kWh〜300kWh | 26円48銭 | |||
301kWh〜 | 30円57銭 |
上の表の「おうちプラン」の電力量料金は、セット割の約2%割引が適用されている金額です。
料金表 | 1カ月のガスご使用量 | Looopでんき+ガス基本料金(消費税率10%) | 東京ガス・一般料金 基本料金(東京地区等料金)(消費税率10%) | Looopでんき+ガス従量料金単価(消費税率10%) | 東京ガス・一般料金 基準単位料金(東京地区等料金)(消費税率10%) |
---|---|---|---|---|---|
区分 | 1件につき | 1件につき | 1㎥につき | 1㎥につき | |
A | 0㎥〜20㎥ | 1000円00銭 | 759円00銭 | 128円00銭 | 145円31銭 |
B | 21㎥〜80㎥ | 1056円00銭 | 130円46銭 | ||
C | 81㎥〜200㎥ | 1232円00銭 | 128円26銭 | ||
D | 201㎥〜500㎥ | 1892円00銭 | 124円96銭 | ||
E | 501㎥〜800㎥ | 6292円00銭 | 116円16銭 | ||
F | 801㎥〜 | 12452円00銭 | 108円46銭 |
上記料金に原料費調整額は含まれていません。
Looopでんき+ガス「おうちプラン」の電気料金は、電気とガスをセット契約することで、電気単体での契約より従量料金単価が約2%割引されています。3人世帯で、電気のひと月あたりの平均使用量が250kWhで契約アンペア数30A、ガスのひと月あたりの平均使用量が30m3として試算すると、東京電力「従量電灯B」・東京ガス「一般料金」から、Looopでんき+ガスのセットプランに切り替えるだけでひと月あたり315.8円、年間で3,789.6円の電気・ガス代が節約できます。
電気・ガスセットへの切り替えは、インターネットで申し込むだけ。一度の申し込みで電気・ガスを同時に切り替えが可能です◎エネチェンジでは、電気とガスのセットプランも厳選して紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
ご家庭によっては、電気とガスを同じ会社でセット契約するよりも、別々の会社を契約したほうが料金がお得になる場合もあります。エネチェンジで比較をして、最適な会社のプランを探してくださいね。
固定費の節約術2)住居費の節約

家賃の節約術
入居している物件の家賃は、契約更新のタイミングで大家さんなどに交渉するのがおすすめ。ただし、周辺と類似の物件よりも家賃が高い、共用スペースが見るからに劣化してきた、目の前に高いビルが建設されてしまい日照条件が悪くなったなどの明確な交渉材料がないと、家賃の減額は困難です。大家さんと揉めてしまって住みにくくならないように、無理な交渉も避けてください。もしも自身の手取り収入に対して家賃が30%以上で生活苦に陥っているようなら、引越しを検討するのも一案です。
また、これから一人暮らしを始める方や引越しをする予定の方は、物件の希望条件の優先順位、妥協点を決めてから部屋探しをすると固定費の節約につながって◎例えば、急行の止まらない駅、駅から歩いて10分以上の距離、和室など家賃の下がる条件で部屋探しをすると、相場よりも安い物件が見つけやすくなりますよ。
住宅ローンの節約術
持ち家の方で、住宅ローンを組んでいる方は、次の2つの節約術があります。どちらも時間や手数料などがかかる方法ですが、条件などがマッチすればしっかり固定費を節約できるでしょう。
住宅ローンの繰り上げ返済
資金に余裕があるのなら、住宅ローンの繰り上げ返済で支払額分の利息を節約するのがおすすめ。繰り上げ返済には2つの種類があります。毎月の支払額はそのままで、返済期間を短縮できる「期間短縮型」。もう1つは返済期間は変わらず、毎月の支払額が安くなる「返済額軽減型」。前者は、後者に比べて利息を多く減らすことができるとともにローン完済の時期を早められるのがメリット、後者は毎月の返済額を減らすことができ現在の生活に余裕を得られるのがメリットと言われています。あなたの節約の目的に合わせて選択するとよいでしょう。
金利の安い時期だったり、住宅ローンの控除を受けていたり、時期と状況によっては逆に繰り上げ返済の恩恵を得られないこともあるため、金融機関によく相談してから決めるのがおすすめ。
住宅ローンの借り換え
現在利用している住宅ローンから安い金利のものに借り換えれば、毎月の返済額・返済総額を減らせる可能性があります。一概には言い切れませんが、住宅ローンの借り換えは、残りの支払額が1,000万円以上で、返済期間が10年以上あり、借り換え後の金利差が1%以上ならば、節約効果の期待あり。諸費用の手数料が数十万かかる、審査・契約などの準備に手間がかかるといったデメリットも生じるため、かけるお金と時間に見合う価値があるかしっかり考えてください。
また、これから住宅購入をする方は、頭金を多く用意するとよいでしょう。借入金が減る分だけ利息が節約できるだけでなく、金利の優遇を得られる可能性があるためです。さらに、父母・祖父母から住宅取得資金の贈与を受けた際の非課税制度やすまい給付金といった、自分が対象となる制度を徹底的にリサーチするのも固定費の節約になって◎
固定費の節約術3)通信費

スマホ料金の節約術
大手3キャリアのいずれかと契約中なら、格安SIMの利用に切り替えるだけで通信費の節約効果あり。MMD研究所の調査結果だけみても、大手3キャリア(au、NTTドコモ、ソフトバンク)の平均月額8,451円に対し、格安SIMは平均月額2,753円と大きな削減額がみられます。
ただし、格安SIMには次のようなデメリットもあるため、切り替えをする前にしっかり考えてください。
- 通信速度が遅くなりやすい時間帯がある
- 回線・端末によってテザリングが使えない
- 会社・プランによっては通話料金が高くなることも
- LINEの「ID検索機能」が使えないことがある
- サポート窓口が少ない
- 自分で初期設定をする手間が生じる
- 支払い方法が少ない
- キャリアのメールアドレスが使用できない
格安SIM利用以外にも、スマホとインターネット回線を同じ通信会社のものにまとめて割引対象になったり、無駄なオプションを解約したりするのも効果的でしょう。
インターネット料金の節約術
インターネットの固定回線をひいている方は、自宅でのインターネットの利用状況を振り返ってみてください。通信速度をあまり必要としない使い方をしているなら、モバイルWi-Fiルーターに切り替えるのがおすすめです。そもそも自宅でのインターネット使用頻度が少ないなら、スマホのテザリングオプションを使うのもよいでしょう。
固定費の節約術4)保険料

保険の節約術
そもそも保険とは、万が一のトラブルに対して必要となるお金のために備えるためのもの。
「自分が亡くなった時に残された家族が困らないために」
「住んでいる家で火災が起きても生活に困らないために」
「ガンになった時に多額の医療費がかかってお金に困らないために」
そうしたトラブルに備えておくのはもちろん大切ですが、保険をかけすぎて本来備えるべき「貯金」ができなくなるのは本末転倒。もし保険料が手取り収入に対して3%の割合を超えているなら見直しをした方がよいでしょう。
まず次の2つの見直し方で無駄な保険がないかチェックしてみてください。
優先順位を決める
保険を見直す際にポイントとなるのが、優先順位。一般的に、生命保険や火災保険など、トラブルが起きた際に損失が大きなものは優先順位の高い保険。貯金を十分備えているならば、掛け捨ての医療保険は優先順位が低いという考え方ができます。
とはいえ単純に優先順位を決められるものではなく、世帯や自身の状況も考慮しなければなりません。例えば生命保険は、扶養相手のいない単身世帯には必要なく、子どもがいる夫婦なら働き手の方に加入する必要があります。また、自営業の人は、公的医療保険だけでは病気・ケガの際の収入減をカバーできなくなるため、医療保険や収入保障保険の優先順位が高くなります。
結婚・出産といったライフステージや働き方が変わった時は保険を見直す絶好のタイミングとも言えますね。数年以上持ち続けている保険が複数あるようなら、内容を確認して優先順位をつけてみると現在の自分には不要な保険が発見でき、解約または保障額の減額をして節約につなげられるでしょう。
保障内容の重複をチェック
複数の保険に加入している方は、それぞれの保障内容に重複がないか見直しをしてください。例えば、マイホームの住宅ローンの利用と同時にがん保障の特約がついた団体信用生命保険(団信)に加入したら、すでに単体で加入しているがん保険があれば見直しをする必要があります。
また、これから保険に加入することを検討している方は、まず社会保険の保障範囲をチェックしてください。社会保険で十分カバーできるのに、自分にとって過度な保障の保険に入ってしまうと家計の無駄となってしまいますよ。
固定費の節約術5)車の維持費

自動車保険の節約術
自賠責保険は、長期契約を選ぶと支払額を抑えられます。三井住友海上の自賠責保険を例にすると、37カ月30,170円に対して12カ月13,410円で、1カ月換算にすると302円の節約になります。
任意で加入している自動車保険も、必要以上の保証・特約がついているようなら見直しをすると固定費の節約につながるでしょう。例えば、自分以外は運転しないにも関わらず家族分の保証が含まれていたり、荷物をあまり積まないのにトランク内などにある物品の紛失・盗難に対応した特約に入っていたりしていませんか?自分自身のカーライフを振り返ってみると、保証範囲を限定しやすくなります。また、会社によって異なりますが、任意の自動車保険も月払いから年払いに切り替えると支払額が安くなりますよ。
ガソリン代の節約術
ガソリン代は、セルフサービスのガソリンスタンドを利用したり、クレジットカード払いでポイントを貯めたりしてコツコツ節約するのもよいですが……。継続的な節約効果がある方法としておすすめなのが、ENEOSでんきに切り替えること。電気代が安くなるだけでなく、ENEOSサービスステーションで給油するとガソリン代が割引になるという一石二鳥なプランなんです。東北・東京・中部・関西・四国電力エリアの方は、固定費の節約につながるので検討してみてはいかがでしょう。
駐車場代の節約術
月極め駐車場を契約している人は、周辺相場と見比べてみて高かった場合は、見直しするのがおすすめ。地面が舗装されていなかったり、利便性の悪い場所にあったり、屋外だったりなど、賃料の安くなる条件を含めて探しすとよいでしょう。
また、最近では月極め駐車場のシェアリングサービスもあるため、比較検討してみても。
そもそも「車を所有しない」のも手
車の維持費はローンを含めず、1カ月あたり平均12,400円かかることから、固定費のなかでも決して安い費目ではありません。
車をこれから購入予定の人は、乗る頻度を考えてみてください。週2回にも満たないようなら、維持費のかからないレンタカーやカーシェアリングがおすすめです。もし購入する場合も、グリーン化特例対象の車を選択肢に入れるとよいでしょう。自動車税を25〜75%節約できるだけでなく、燃費のよい車なら月々のガソリン代も抑えられますよ。
固定費の節約術6)その他固定費
次のような毎月支払いが発生しているサービスはありませんか?リスト右の言葉を自分に問いかけながら、チェックしてみてください。
固定費 | 自分に問いかける言葉 |
---|---|
月額の音楽・動画配信サービス | 利用頻度は落ちていませんか? |
月額課金制のスマホアプリ | 類似の無料アプリで代用できませんか? |
新聞 | 毎日読んでいますか? |
スポーツジム | 月に何回通っていますか? |
習い事 | 目的もなく続けていませんか? |
年会費のあるクレジットカード | 納得のいく優待サービスを受けられていますか? |
こういったサービスは、利用開始時よりも自分にとって価値が低くなっていたり、使用頻度が少なくなっていたりする可能性があるため、定期的な見直しが必要。
「毎月何となく支払っていた」というサービスを解約すれば、固定費の節約につなげられます。
教育費も節約できるか検討しましょう!
教育費は生活費全体に対して10%程度の割合が理想とされています。オーバーしているようなら節約を検討しましょう。例えば、習い事の数を見直したり、塾を個別指導から集団授業に切り替えたりするのも手。ただし、やみくもに削ろうとしないで、「習い事が子供のためになっているか」ということを第一に考えてくださいね。
【アンケート】みんなが節約したい固定費は?
節約に関心のあるユーザー280名に「節約したい支出項目」に関するアンケートを取りました。最も節約したいのは、住居費などの固定費?それとも食費などの変動費?アンケート結果をみていきましょう。
節約したいと考えている支出項目は固定費「電気代」!
アンケート結果を引用・転載される場合は、必ず出典として「エネチェンジ」の名称の記載と本記事へのリンクをお願いいたします。
アンケート実施概要は以下の通りです。その他支出項目は、「税金」「交通費」などの回答がありました。
- 調査方法
- 「エネチェンジ」記事コンテンツ閲覧ユーザーにアンケートを募集。
- 期間
- 2020年8月1日〜8月31日
- 回答者数
- 280名
- 性別
- 男性142名/女性134名/無回答4名
- 年代
- 10代=3名/20代=33名/30代=52名/40代=86名/50代=70名/60代=22名/70代以上=14名
上位5項目のほとんどが固定費という結果に!
被服費や交際費など趣味に関する支出項目よりも、日常生活をするうえで欠かせない支出項目から見直しを検討している方が多いようですね。そのなかでも、手軽に節約しやすい固定費「電気代」「通信費」「ガス代」が上位を占める結果に。
また、「毎月の電気代を高いと感じていますか?」という質問に対して、51%と半数以上の方が「高い」と回答。アンケート期間が8月ということもあり、エアコンの電気代を気にしている方もきっと多いのでしょう。
- 高い 18.9%
- やや高い 32.1%
- ふつう 34.3%
- 安い 4.3%
- やや安い 10.4%
上記アンケート結果の実施概要は前述の内容と同じ。アンケート結果を引用・転載される場合は、必ず出典として「エネチェンジ」の名称の記載と本記事へのリンクをお願いいたします。
現在契約している電力会社・電気料金プランを切り替えた場合の節約額は電気・ガス比較サイトのエネチェンジで調べられます。
【事例】インスタグラマーsabu_1985さんの固定費節約術

sabu_1985さんの固定費内訳
夫と子ども2人の4人家族のsabu_1985さんに、月々支払っている固定費の内訳を見せてもらいました。「次のリストのほか、ネット自動車保険約50,000円を年払いしています。今は、インターネット料金と光熱費をもっと節約できないか検討中」とsabu_1985さん。
項目 | 金額(1カ月) |
---|---|
住宅ローン | 109000円 |
光熱費 | 12000円 |
スマホ料金 | 4000円 |
インターネット料金 | 7000円 |
奨学金 | 21000円 |
保育料 | 33000円 |
固定費を見直して月35,000円の節約に成功!
節約効果のあった固定費の項目は、スマホ料金、ウォーターサーバーの水代、光熱費。スマホ料金は、夫婦のスマホをauからマイネオに切り替え、不要なiPadも解約したら、月々の支払いが25,000円から4,000円まで減らせました。月3,000円を支払っていたウォーターサーバーは、宅配を受け取るのとペットボトル素材のタンクを捨てるのが面倒で解約。光熱費は、以前住んでいたアパートがプロパンガスでガス代が高く不満だったため、新しく建てた家はオール電化にし、ソーラーパネルもつけました。結果、月々の光熱費が25,000円から14,000円にできて大満足。3項目合わせて35,000円、年間にすると420,000円も固定費を節約できました。固定費は、1年に1度無駄がないかチェックするのがおすすめ。我が家の場合は年末年始に年間貯金目標額を決めるため、達成のために無駄な固定費がないか見るようにしています。(sabu_1985さん)
sabu_1985さんのように、毎月支払っているもののなかで不必要になったサービスを解約するのは節約効果大!「毎月何となく支払っているサービス」がないか、今一度チェックしてみましょう。
各費目の合計節約額を計算してみましょう!
ここまで固定費の節約術を紹介してきましたが、各6費目の想定削減額を計算してみてください。たとえ各費目の節約額が1,000円だったとしても月6,000円・年72,000円になり、まとめてみると決してインパクトの小さくない額になっているはずです。
固定費が節約できれば、他の費目にお金が使えるようになったり、貯金が増やせたり、はたまた投資にまわせたりできるようになるため、ぜひ挑戦してみてくださいね。
初めて電気を切り替える人必見

基本料金0円!
使った分だけ電気料金を支払うプラン
今まで当たり前にかかっていた「基本料金」が0円、電力量料金単価はいくら使っても一律でとってもシンプルな料金体系です。
確実に安くなるエリア
- 北海道電力エリア
- 東北電力エリア
- 東京電力エリア
- 中部電力エリア
- 北陸電力エリア
- 九州電力エリア
電気代比較イメージ

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電気の使用量にかかわらず
電気代を安くできるプラン
地域の電力会社の一般的なプランに比べ、基本料金と電力量料金単価が割安に設定されているのが特徴です。
確実に安くなるエリア
- 東北電力エリア
- 東京電力エリア
- 中部電力エリア
- 北陸電力エリア
- 関西電力エリア
- 中国電力エリア
- 四国電力エリア
- 九州電力エリア
- 沖縄電力エリア
電気代比較イメージ

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