家計の節約術
家計の節約術!生活費を圧縮できる節約方法を紹介
でも、ご安心ください!
エネチェンジ「家計の節約術」では、電気代が気になるアナタに、ぜひおためしいただきたい節約術をご紹介しています。
- 家計をラクにして、自由に使えるお金をもう少し増やしたい
- 節約してお金を貯めたいけど、なにから手をつけてよいかわからない
- 面倒なことやむずかしいことはあまりしたくないけれど、手軽だったら試したい
とお考えの方は多いと思いますが、面倒だったり大きな努力が必要だったりする節約術は3日坊主で終わってしまいます。
そこで、「節約額が大きい」「即効性が高い」「簡単に始められる」という3つの観点から、おすすめの水道光熱費の節約術をお伝えし、次に変動費の節約法を紹介。ページの最後でも家計の節約術に関する記事をまとめていますのであわせてご覧ください。
年間平均34,352円節約できます!
エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2024年7月1日~2024年9月30日)
1. トータルで年間10万円以上の節約も!?電気代の節約術
毎日の暮らしに電気は欠かせませんが、毎日使うものだらこそ、使い方を見直すことで高い節約効果が期待できます。電気代の節約のために、とくに実践したいのが、次の2つです。くわしく見ていきましょう。
- 電力会社・電気料金プランを見直して電気代を節約する
- 電気の使い方を見直して電気代を節約する
水道光熱費を含めた固定費全般の削減方法について、以下の記事でご説明しています。
切り替えるだけで年間平均31,266円の節約に!電力会社・電気料金プランを見直す
エネチェンジでは、家庭ごとの最適な電気料金プランを診断する「エネチェンジ電力比較」をご用意しています。利用はもちろん無料です。毎月の電気代がどれくらい節約できるのか、まずはためしてみてはいかがでしょうか!?
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電力会社や電気料金プランの切り替えは、特別な努力などが不要で簡単にできる家計の節約術です!ぜひ、自分の家庭にあった電力会社を探してみましょう!
契約アンペア数の見直しでも節約できる!
電力会社や電気料金プランを切り替える予定がない場合でも、「契約アンペア数(契約容量)」を見直すことで電気代を節約できる場合があります。生活スタイルや家電製品の使い方にもよりますが、契約アンペア数は、単身世帯なら20~30A、2人世帯なら30~40A、3~4人世帯なら40~50A、5人以上の世帯なら60Aを目安に考えるとよいでしょう。 もし世帯人数の割に契約アンペア数が大きい場合は、アンペア数を下げることで毎月の電気代における「基本料金」を下げることができ、節約につながります。アンペア数は、契約している電力会社に連絡すれば無料で変更してもらえます。
契約アンペアの見直しについては、以下の記事でくわしく紹介しています!
電気代の支払い方法を見直してみよう!
電気代の支払いを毎月払込用紙で行っている場合、支払い方法を口座振替に変更することで「口座振替割引」が受けられる場合があります。また、口座振替割引のない電力会社でも、支払い方法をクレジットカードに変更すれば、カードのポイントを貯められる場合があります。 劇的に節約できるわけではありませんが、支払いの手間が減るうえ節約もできて一石二鳥です。ぜひ変更しておきましょう。
支払い方法の見直しについては、以下の記事でくわしく紹介しています!
年間5万円以上の節約も可能!電気の使い方を見直して電気代を安くする
とくに電気代の多くかかる家電製品のじょうずな使い方を知っておくことで、効果的な節約になるでしょう。
エアコンをじょうずに使って節電しよう
電気代のかかる代表的な家電製品といえば、エアコンです。エアコンにかかる年間電気代は、1万6,000円~5万円にもなります。じょうずに使えば、大きな節約も可能です。
家電製品にかかる電気代についてはこちらの記事でくわしく解説しています。
エアコンの節約ポイントとしては、以下のポイントが挙げられます。
- 扇風機やサーキュレーターを一緒に回す
- 夏の室内温度は28℃、冬は20℃を目安にエアコンの設定温度を調整する
- 2週間に1度はフィルター掃除をする
- もっとも省エネになる自動運転にする
- 室外機の周りにものを置かない
また、エアコンは「こまめにオン・オフ」と「つけっぱなし」、どちらがオトクかで議論に上がることが多いですが、実はどちらが絶対おトクということはありません。30分程度の短い外出などであれば、つけっぱなしがおトク、それ以上の比較的長時間になる外出であれば、都度オン・オフしたほうがおトクになります。くわしくは以下の記事もご覧ください。
エアコンのつけっぱなし実験を実施!果たして結果は……!?
電気代を抑える効果的なエアコンの使い方とは?くわしくはこちらの記事をチェック!
その他さまざまな家電製品の節約テクニック
エアコンのほかにも、洗濯機やテレビ、電気ポットなど、使い方を見直すことで電気代を大きく節約できる家電製品はたくさんあります。以下の記事も参考に、まずは簡単にできるところから節電を始めてみましょう!
電気代を節約できる家電製品の節電テクニックはこちらをチェック!
ランニングコストを削減!古くなった家電製品を買い替える
エアコン・冷蔵庫を買い替える場合
資源エネルギー庁発表の「省エネ性能カタログ(2019年版)」によると、2009年製と2019年製の2.8kWクラス(8~12畳用)のエアコンを比較した場合、期間消費電力量は平均で年間48kWh減少するとのこと。電気代に換算すると、年間1,296円の節約になります。
さらに古い機種を使用している場合は節約額はより大きくなります。 同様に「省エネ性能カタログ(2017年冬版)」によれば、新旧の401~450Lの冷蔵庫を比較した場合では、平均で5,697円の節約になります。
また、最新の「省エネ性能カタログ(2021年版)」によると、2016年製と2020年製の401~450Lの冷蔵庫を比較した場合、年間消費電力量は42kWh減少。電気代にして年間1,134円の節約になるとされています。経済産業省資源エネルギー庁の「家庭向け省エネ関連情報」でも、2009年製と2019年製の401~450Lの冷蔵庫を比較すると、年間消費電力量は197~257kWh減少し、電気代にして年間5,319~6,831円の節約になるとしています。
エアコン・冷蔵庫ともに平均的な使用年数は12~13年といわれています。長く使ううちに、最新機種の省エネ性能はどんどん向上するため、古くなっても「まだ使えるから」と使い続けることで電気代がかさむ原因になったり、環境に優しくなかったりすることもありえます。 また、最新の機種ならより快適に使えるのはもちろん、便利な機能が搭載されていたりするため、電気代の節約だけでなく、使い勝手の面でも多くのメリットがあるでしょう。
電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり27円(税込)として計算しています。
何年以上前のエアコンなら買い換えるべきなのでしょか?くわしくはこちら!
古い家電製品を買い換えるとどれくらいおトク?くわしくはこちらを記事をご覧ください!
2. 意外と大きい!ガス代の節約術
電気のほか、ガスも毎日の生活には欠かせません。使い方を見直すことで、ガス代の節約が可能です。ガス代を節約する方法は大きく2つです。
- ガス会社を見直してガス代を節約する
- ガスの使い方を見直してガス代を節約する
ガス会社を見直してガス代を節約する
そのため、従来のガス会社よりもガス料金の安いプランを選べたり、電気とガスの契約を同じ会社にまとめておトクな特典やセット割引を受けることができるようになっています。 電気と同様、ガス会社の切り替えは特別な努力が不要で、簡単にできる節約術です。ガス代を安くしたい方は、ぜひ検討してみましょう。
ガス代の支払い方法見直しで節約
現在利用しているガス会社への支払いを毎月払込用紙で行っている場合、支払い方法を口座振替に変更することで「口座振替割引」が受けられる場合があります。また、クレジットカード払いにすると、ポイントが貯まる分おトクになります。
ガスの使い方を見直してガス代を節約する
効果の大きいものを実践&習慣化すれば、ガス代を年間で2万円以上節約することも可能です。
今すぐできるガスの節約術まとめ!くわしくはこちらをチェック。
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エネチェンジでは、これらのほかにも「都市ガス料金は安い?ガス代の平均と節約法を解説」「ガス代の節約」などで、ガス代の節約術を大公開しています!あわせてご覧ください!
3. コツコツ節水!水道代の節約術
東京都水道局によると、お風呂やトイレ、炊事、洗濯などで、1日に使う水の量は、1人あたり平均214L(リットル)にもおよぶといいます。 参考:もっと知りたい「水道」のこと | よくある質問 | 東京都水道局 家庭で使用する水の割合はトイレが平均28%と最多で、お風呂が24%、炊事が23%と続き、この3つで全体の約75%を占めます。これらをじょうずに節水できれば水道代の節約になるでしょう。
トイレの節水テクニック
トイレは毎日必ず使うものですから、毎回「大」で流している場合は、適切に「小」と使い分けるだけでも年間に換算すると大きな節水になります。また、さまざまな便利グッズを使うことでもトイレでの節水が可能です。以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
便利グッズを使ったトイレの節水方法はこちらをご覧ください!
お風呂の節水テクニック
くわしいお風呂の節水テクニックは、以下の記事もチェックしてみてください。
便利グッズを使ったお風呂の節水方法は以下の記事で紹介しています!
お風呂の残り湯を賢く使う方法は以下の記事をチェック!
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エネチェンジでは、これらのほかにも「ムダな水を出すのは終わり!便利な節水グッズ」「水道代の節約、節水」などで、水道代の節約術を大公開しています!あわせてご覧ください!
4.生活費のなかの変動費を節約する方法
生活費を構成する変動費のなかでも、大きな割合を占めるのは食費です。一般的には、生活費に占める食費の割合は15%程度が理想とされていますが、この割合を超えているようであれば、食費ひいては変動費を節約できる余地があります。
ここでは重要なポイントのみ解説します。
より詳しい食費の節約方法は次の記事で解説しています
食費の節約には自炊が効果的
食費を節約するにはまず、外食から自炊に切り替えることが大切です。仮に手取りが23万円で食費を手取りの15%に収めたいなら、月の食費に割けるのは約34,500円。1カ月を30日とすると1日あたり約1,150円となります。もし1日3食を全て外食で済ませるとなると、約1,150円の枠は容易にオーバーしてしまいます。
とはいえ、自炊経験ゼロから自炊を始めるのも簡単ではありません。最初のうちは土日だけ自炊してみたり、材料の少ない簡単なレシピから挑戦してみたりと、なるべく手のかからない自炊から始めるのがよいでしょう。
食材は安い時にまとめ買いする
ただし食材を多めに買うことになるので、すべての食材をきちんと消化することが肝心です。食材を腐らせて破棄するようでは、かえってお金の無駄遣いになります。
食材を使い切るには、作ってすぐに食べるレシピばかりでなく、日持ちする作り置きや保存食にするのもおすすめです。自炊生活を楽しみながら、徐々にレパートリーを広げてみてくださいね。
余った食材は下処理をして冷凍保存
まとめ買いで大量に確保した食材や、一度の調理で使いきれなかった食材は、冷凍保存しておくのがベストです。さらに野菜なら調理時に使いやすい大きさにあらかじめ切っておいたり、肉なら塩コショウなどで下味をつけてから冷凍保存しておけば、次回の自炊時の手間も軽減できます。自炊の手間が減れば外食に頼る機会も減り、結果的には食費の節約につなげることができますよ。
5. 家計簿の節約術!お金の流れを把握して節約の意識を高めよう
みなさんは、自分の財布の中に今いくら入っているか、きちんと把握していますか?たくさん入っているからよい、少ないからよくないということではありません。まったく見当がつかないという人や、思い浮かべた金額と大幅にずれていたという人は要注意。お金の使い方がルーズになっているかもしれません。 家計を見直したいけれど、何から手を付ければよいかわからないという人は、まずは毎日の支出を把握することが大切です。もちろん、「キャッシュレス派」の人も同様ですよ!
家計簿で支出を把握しよう
ノート(家計簿)にレシートを貼る
レシートの金額をいちいち家計簿に書き写していくのはめんどうですし、ときには記載ミスも起きてしまいます。そこでおすすめしたいのが、ノート(家計簿)に、直接レシートを貼っていく方法です。 基本的には、お金を使った日ごとにレシートをペタペタと貼っていくだけでOK。あとは、週ごと、月ごとに使った金額を計算して記入すれば支出額を把握することができます。手間を最小限にできるので、続けやすくなるはずです。
誰でも続けられる家計簿のつけ方は、こちらの記事をチェック!
家計簿アプリを利用する
家計簿を毎日つけるのがおっくうな人は、家計簿アプリを導入するのも1つの手です。家計簿アプリの中には、レシート読み取り機能のついたものもあります。手入力する必要がなく、スマホのカメラで読み取るだけで自動で入力されるので、ほとんど手間がかかりません。 また、銀行口座やクレジットカードと連携してくれるので、現金をあまり使わないキャッシュレス派の人もお金の流れが把握しやすくなるでしょう。
使いやすいおすすめの家計簿アプリについてはこちらの記事をチェック!
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家計簿は支出額を把握できるほか、不要な支出がなかったかをあとで検討するきっかけにもできます。また、内容を振り返る習慣をつけることで、支出を客観視でき、無駄遣いに対する意識を高められるというメリットもありますよ!
家計の生活費の節約術をおさらい!
簡単に実践できる家計の節約術をご紹介しました。最後に大きな5つのポイントをおさらいしておきましょう。
- 電気代は電力会社の見直しと節電で節約する!
- ガス代はガス会社の見直しと節ガスで節約する!
- 水道代はトイレとお風呂の節水を意識して節約する!
- 食費は外食を減らして自炊で節約する!
- 家計簿で節約の意識を高める!
水道光熱費は、毎月必ずかかるお金なので、ここを抑えられると年間で大きな節約になります。とくに電気とガスは、電力自由化・都市ガス自由化によって自由に会社やプランを選べるようになったため、従来の会社から切り替えるだけで大きな節約ができる可能性があります。 節約には地道な努力がつきものですが、その前に、まずは電力会社・ガス会社の切り替えから行うことで生活費の負担を減らせるかもしれませんよ。