電気代もサポートも大満足!「東京電力」から「Looopでんき」に切り替えたtaku-yukiさんの体験談
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子どもが生まれて家族が増えたり、逆に社会人になって家を出ていったり……でんきの使い方は、ライフステージの変化によって大きく変わります。今回お話をうかがったtaku-yukiさんも、ライフステージの変化によってでんきの使い方をあらためて考え、2018年7月に「東京電力」から「Looopでんき」に切り替えたそうです。
「Looopでんき」への切り替えた直後には思わぬトラブルも発生したようですが、果たして……!?切り替えの感想などをくわしくうかがいました。
2018年12月時点の情報です。
「Looopでんき」に切り替えたのは自宅ではなく……!?
taku-yukiさんが「東京電力」から切り替えたのは、基本料金が0円に設定されている「Looopでんき」の「おうちプラン」です。今回の電力会社切り替えは、この「基本料金0円」というところが重要なポイントになっているようです。
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今回、電力会社を切り替えようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?
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切り替えたのは私自身の住まいではなく実家なんです。両親が2人とも老人ホームに入居することになり、実質的な空き家になってしまうので、電力会社の見直しを考えました。
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そうだったのですね。空き家になるということは、ご実家のでんきの使用はかなり減りそうですね。
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現在は月に1度見回りに行く程度なので、実際に大幅に減りました。具体的には、両親が居住中の6月は使用量が176kWhだったところ、空き家になったあとの10月の使用量は1kWhに減っています。
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本当に大幅に減っていますね……!では、今回切り替え先に「Looopでんき」を選んだのはどんな理由があったのでしょうか?
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エネチェンジで診断をした結果を見て、安かったことと解約違約金がなかったことが選んだ理由です。
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でんきの使用量がごく少量なので、基本料金を払わなくていい「Looopでんき」なら、たしかにおトクになりそうですね!
taku-yukiさんのご実家では、月のほとんどが無人の状態になるため、電気使用量が減るのはほぼ確実でした。しかし、使用量に関わらす支払わなければならない「基本料金」が気になります。ご実家では「従量電灯B」を50Aで契約していたとのことで、基本料金だけでも毎月1,404円を支払わなければなりません。
実は東京電力では、でんきをまったく使わなかった場合に限って基本料金が半額になりますが、月に1度見回りに行くtaku-yukiさんのご実家では、まったくのゼロにはならなそう。そんな事情がある中で、エネチェンジをとおして出会ったのが基本料金0円の「Looopでんき」だったというわけですね。
Looopでんきとは?
Looopでんきは、基本料金0円のシンプルな料金プランが特徴の電力会社です。一般的に、電気代は「基本料金(固定費)」+「従量料金(使用した電気量に応じた料金)」によって決まります(※)が、「Looopでんき」の「おうちプラン」は基本料金が0円。実際にでんきを使った分だけ支払えばよい料金プランとなっています。
※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く
区分 | 単位 | Looopでんき おうちプラン料金(消費税10%) | |||||||||
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エリア | 北海道 | 東北 | 東京 | 中部 | 北陸 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 | |
基本料金 | 1契約 | 0円00銭 | 0円00銭 | 0円00銭 | 0円00銭 | 0円00銭 | 0円00銭 | 0円00銭 | 0円00銭 | 0円00銭 | 0円00銭 |
電力量料金 | 1kWh | 32円00銭 | 28円00銭 | 28円80銭 | 28円50銭 | 25円50銭 | 25円50銭 | 26円50銭 | 26円90銭 | 25円40銭 | 28円50銭 |
従量料金も1kWhあたりの単価が固定制なので、複雑になりがちな電気代の計算がシンプルでわかりやすくなっています。解約違約金がないのもうれしいポイントですね。また、「Looopでんき」は、太陽光、風力、水力をはじめとする自然エネルギーの普及を推進している電力会社のひとつ。環境への取り組みを重視した電力会社を応援したい方にもおすすめです。
「Looopでんき」のトラブルサポートに満足!電気代も断然安くなった!
電気使用量が減ると、基本料金の電気代に占める割合は相対的に上がります。ほとんどでんきを使わない環境になったからこそ、基本料金0円の恩恵はより大きくなるでしょう。果たして、taku-yukiさんのご実家はどうだったのでしょうか。切り替え後の感想をうかがいました。
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実際に切り替えてみた感想はいかがですか?
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すごく満足しています。電気使用量が1kWhだった切り替え後の10月の電気代は、たったの26円でした。基本料金が0円なのでほとんど電気代がかからず、空き家管理にとても向いていると思います。
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たしかに……!もし「東京電力」の「従量電灯B」のままだった場合は、基本料金1,404円+電力量料金(第1段階料金)19.52円×1kWhで、1,423円(※)になるはずだったところ、「Looopでんき」に切り替えたことで、基本料金0円+電力量料金(一律)26円×1kWhで、支払い額がわずか26円(※)になったわけですね!
※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く -
はい!それから、トラブルがあったときにすぐに対応してくれた点にも満足しています。
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というと……!?何かトラブルに遭遇されたのでしょうか?
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実は、空き家になって初めて見回りに行った際に、ブレーカーが落ちてしまい、復旧できなくなってしまったんです。突然のことで慌ててしまい、とりあえずブレーカーを取り付けた(これまで契約していた)東京電力に問いあわせたところ、「Looopでんき」の契約者は、「かけつけるーぷ」という出張トラブル対応費用が無料になるサービスが受けられることを知ったんです。
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通常は9,000円~1万3,000円程度かかる東京電力パワーグリッド技術員の出張トラブルサポートが、24時間365日、無料で受けられる(※)心強いサービスですよね!実際に利用してみていかがでしたか?
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担当の方に来ていただき点検してもらったところ、ブレーカーの老朽化で故障したことがわかり、すぐに交換してもらえました(ブレーカー代は実費)。見回りは日帰りで行っていたので、その日のうちに対応してもらえて助かりました。
※2019年1月現在、東京電力エリアのみ
電力会社を切り替えてすぐにトラブルが発生してしまったtaku-yukiさんのご実家。しかし切り替え先が、十分なサポート体制のある「Looopでんき」だったため、迅速に解決することができました。
無料で対応してくれることももちろんですが、サービス名どおり、技術員がすぐに「かけつけ」て対応してくれる安心感も「Looopでんき」の満足度につながったようです。
「Looopでんき」への切り替えは簡単であっけないくらいでした!
電力会社を切り替えたことで、確かに効果を実感したtaku-yukiさんですが、切り替えの際に不安だった点や戸惑った点はなかったのでしょうか?
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電力会社の切り替えで不安に感じた点はありませんでしたか?
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でんきのことはくわしくないので、一番の不安は「難しそう」ということでした。でも、やってみると手続きは思った以上に簡単で、あっけないくらいでした。実家の電力量計がすでにスマートメーターに取り換えられていたので、工事もなくスムーズに切り替えが終わりました。
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電力会社の切り替えに際してのご両親の反応はいかがでしたか?
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でんきに関しては、両親は「よくわからない」ということで、私に任せるとのことでした。ちなみに、切り替わった当日は、母が実家にいてでんきを使っていたのですが、まったく気がついていないようでしたね。
「Looopでんき」などの新電力に切り替える際は、支払い方法に注意しよう
スムーズに切り替えが済み、その後の満足度も高いというtaku-yukiさんから、切り替えをご検討中のみなさんへメッセージをいただきました。
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現在、電力会社の切り替えを検討中の方へメッセージをお願いします!
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今回切り替えた「Looopでんき」は、対応する支払い方法がクレジットカードのみなので、その点は注意が必要かもしれません。私の両親はカードを持っていなかったので、まず、「東京電力」での名義を私に変更したあと「Looopでんき」への切り替え手続きをすることになり、その点が少し面倒になってしまいました。
ただ、切り替え自体はネットでの手続きだけでとても簡単でした。それに、電力会社を切り替えた後のトラブルなどは想定していませんでしたが、「Looopでんき」はその点もきちんと対応してくれていてありがたかったです。
私の実家のように電気をほとんど使わない場合は、基本料金がないことで本当に安く使えるので、例えば別荘などを持っている方にもいいのではと思いました!
「Looopでんき」のような新電力の場合、大手電力会社に比べて支払い方法が限られてしまうことがあります。taku-yukiさんのように対応することも可能ですが、心配な方は事前に問い合わせて確認しておくとよいでしょう。
基本料金0円なら別宅の維持も便利!東京電力からLooopでんきへの切り替え体験談はこちら!
「Looopでんき」は基本料金0円でおトク!トラブル時の対応にも満足
ご両親の老人ホーム入居をきっかけに、実質空き家になるご実家の電力会社を「東京電力」から「Looopでんき」に切り替えたtaku-yukiさんの体験談でした。今回の切り替えでポイントになったのは、やはりご実家の「電気の使用量が“ほとんど”なくなる」ことでしょう。
電気をまったく使わない場合は、ブレーカーを落としておくことで使用を完全にゼロにし、基本料金を半額にしてある程度節約することもできます。しかし、月に一度見回りに行くというtaku-yukiさんの場合は、まったくでんきを使わないというわけではないので、少量であっても基本料金は満額かかってしまいます。
今回切り替えた「Looopでんき」の「おうちプラン」なら、基本料金が0円なのでまったく使わなければ0円、ちょっとだけ使っても、その分だけ支払えばよいので、taku-yukiさんのご事情にピッタリはまりました。さらに、「Looopでんき」に切り替えた直後の予期せぬトラブルにもスムーズに対応してもらえたことも、満足の大きな要因になったようです。
電力会社の切り替えを検討する際には、自分の家庭がどのように電気を使っているのか(使う予定なのか)を振り返っておくことで、より暮らしにあった選択ができるようになります。生活のサイクルや家族構成が変わると、電気の使い方も変わりますので、そのときは電力会社を切り替えるよい機会になるでしょう。