VPNおすすめ7選|確認すべき選び方のポイントと各社の特徴を比較
本記事では、セキュリティ機能・対応デバイス・同時接続台数・料金プランなどの観点から厳選したVPNのおすすめ7サービスを比較します。VPNの仕組みや選び方のポイントも解説しているため、VPN選びの参考にしてください。
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- 更新日
- 2026年7月24日
VPNとは?
VPNを選ぶ前に、まずVPNの仕組みと、どのような場面で役立つのかを理解しておきましょう。
VPNの仕組み
VPN(Virtual Private Network)とは、インターネット上に仮想の専用回線を構築し、データを保護する仕組みです。この仕組みは「認証」「カプセル化」「トンネリング」「暗号化」の4つの技術を組み合わせて実現されています。
「認証」は、接続するデバイスやユーザーの正規性を検証するプロセスで、なりすましによる不正接続を防ぎます。「カプセル化」は、送信するデータパケットを別のプロトコルで包み直す処理で、外部から内容を読み取られないように保護します。「トンネリング」は、カプセル化したデータを仮想のトンネルを通じて送受信する仕組みで、公衆回線を使いながら専用線のような通信経路を確保します。「暗号化」は、通信内容を特定の鍵がなければ読み取れない形式に変換する処理で、代表的な方式であるAES-256は金融機関や政府機関でも採用されている高水準の規格です。
これら4つの技術が組み合わさることで、第三者による通信内容の盗み見リスクを大幅に低減できます。ただし、VPNはあくまでリスクを下げるための手段のひとつであり、VPN機器の脆弱性を突いた攻撃や、フィッシングサイト・マルウェアなどの脅威まで防げるわけではないため、VPNさえ利用すれば完全に安全というわけではない点には注意しましょう。
VPNが役立つ場面(フリーWi-Fi・リモートワーク・海外利用)
カフェや空港などで提供されるフリーWi-Fiは、通信が暗号化されていないケースがあり、第三者に傍受されるおそれがあります。こうした公共ネットワーク上での通信内容の盗み見リスクを下げる手段として、VPNが利用されています。
リモートワークの場面でも、社外から社内ネットワークに安全に接続する手段としてVPNが活用されており、企業のセキュリティポリシーで接続が義務付けられているケースも少なくありません。
一方、海外に渡航する際は、VPNの利用が制限または禁止されている国・地域があるため、渡航前に現地のルールを確認しておくことが大切です。
おすすめのVPN比較表
下記の比較表では、おすすめのVPN7サービスの主要スペックをまとめています。セキュリティ機能・同時接続台数・返金保証期間など複数の観点から比較できるので、サービス選びの参考にしてください。
| サービス名 | 月額料金 | 同時接続 | サーバー台数 | 国数 | OS | 主なTV向けプラットフォーム・端末 | 返金保証期間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 594円〜(ベーシックプラン・2年プラン+ 3カ月を契約の場合) | 最大10台 | 9500台以上 | 100カ国以上 | Windows・macOS・Linux・Android・iOS | Android TV・Apple TV・Fire TV | 30日間 | |
| 418円〜(ベーシック・2年 + 4カ月を契約の場合) | 最大14台 | 記載なし | 105カ国 | Windows・macOS・Linux・Android・iOS | Android TV・Apple TV・Fire TV | 30日間 | |
| 275円〜(ノートン VPN スタンダード1年版の場合) | 最大10台 | 100台以上 | 65カ国以上 | Windows・macOS・Android・iOS | Android TV・Apple TV・Fire TV | 60日間 | |
| 427円〜(Surfshark Starter・2年 + 3カ月を契約の場合) | 無制限 | 4500台以上 | 100カ国以上 | Windows・macOS・Linux・Android・iOS | Android TV・Apple TV・Fire TV | 30日間 | |
| 396円〜(2年プラン) | 無制限 | 2000台以上 | 100カ国以上 | Windows・macOS・Linux・Android・iOS | Android TV・Apple TV・Fire TV | 30日間 | |
| 374円〜(VPN Plus・2年を契約の場合※無料プランあり) | 最大10台 | 20000台以上 | 140カ国以上 | Windows・macOS・Linux・Android・iOS | Android TV・Apple TV・Fire TV | 30日間 | |
| 240円〜(2年 + 2か月を契約の場合) | 最大7台 | 9000台以上 | 100カ国 | Windows・macOS・Linux・Android・iOS | Android TV・Apple TV・Fire TV | 45日間 |
おすすめのVPN7選
本章では、厳選した7つのVPNサービスについて、それぞれの特徴を紹介します。自分の利用スタイルにマッチしたものを見つけてくださいね。
NordVPN|ダブルVPNなど豊富なセキュリティ機能を搭載

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 594円〜(ベーシックプラン・2年プラン+3カ月を契約の場合) |
| 同時接続 | 最大10台 |
| サーバー台数 | 9500台以上 |
| 国数 | 100カ国以上 |
| OS | Windows・macOS・Linux・Android・iOS |
| 主なTV向けプラットフォーム・端末 | Android TV・Apple TV・Fire TV |
NordVPNは、AES-256暗号化や「ダブルVPN」など豊富なセキュリティ機能を搭載しています。ノーログポリシーについては第三者機関による監査を受けており、プライバシー保護への取り組みが明確です。1つのアカウントで最大10台を同時接続でき、複数の端末をまとめて管理したい方にも向いています。
30日間の返金保証があるため、使い勝手を試してから継続を判断したい方にも選びやすい設計です。接続先のサーバーは100カ国以上に展開されているので、用途に応じた選択がしやすい環境が整っています。
ExpressVPN|独自プロトコル「Lightway」で安定した接続品質が期待できる

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 418円〜(ベーシック・2年+4カ月を契約の場合) |
| 同時接続 | 最大14台 |
| サーバー台数 | 記載なし |
| 国数 | 105カ国 |
| OS | Windows・macOS・Linux・Android・iOS |
| 主なTV向けプラットフォーム・端末 | Android TV・Apple TV・Fire TV |
ExpressVPNは、独自開発プロトコル「Lightway」を採用し、安定した通信品質の確保を図っています。TrustedServer技術によりサーバー上にデータを物理的に残さない仕組みで、プライバシー保護への姿勢が明確です。
1つのアカウントで最大14台まで同時接続でき、複数のデバイスをまとめて管理できます。30日間の返金保証が用意されており、使い勝手を試してから継続を判断したい方にも向いた設計です。世界105カ国以上にサーバーを展開し、接続先の選択肢が幅広く確保されています。
Surfshark|同時接続台数無制限で複数デバイスをまとめて保護できる

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 427円〜(Surfshark Starter・2年+3カ月を契約の場合) |
| 同時接続 | 無制限 |
| サーバー台数 | 4500台以上 |
| 国数 | 100カ国以上 |
| OS | Windows・macOS・Linux・Android・iOS |
| 主なTV向けプラットフォーム・端末 | Android TV・Apple TV・Fire TV |
Surfsharkは、1つのアカウントで同時接続できる台数に上限がなく、デバイス数を気にせず使えるVPNサービスです。AES-256-GCM暗号化を採用しており、ノーログポリシーについては第三者機関の監査を受けています。広告や不審なサイトへのアクセスをブロックする「CleanWeb」機能を搭載している点も特徴です。
接続先のサーバーは100カ国以上に展開し、幅広い地域のネットワーク環境に対応しています。30日間の返金保証もあり、実際の使い勝手を確かめてから継続を判断できる点も安心です。
ノートンVPN|セキュリティソフトでおなじみのノートンが提供するVPN

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 275円〜(ノートン VPN スタンダード1年版の場合) |
| 同時接続 | 最大10台 |
| サーバー台数 | 100台以上 |
| 国数 | 65カ国以上 |
| OS | Windows・macOS・Android・iOS |
| 主なTV向けプラットフォーム・端末 | Android TV・Apple TV・Fire TV |
ノーログポリシーを掲げており、AES-256暗号化によるプライバシー保護に対応しています。VPN接続のオン・オフ操作はシンプルで、VPN初心者でも扱いやすい設計です。
ノートンの既存製品と組み合わせることで、セキュリティ環境をひとつのブランドでまとめられます。
60日間の返金保証があるため、導入後にじっくり使い勝手を見極められる点も特徴のひとつです。Wi-Fiの自動保護機能を搭載し、公共ネットワークでの通信を暗号化する仕組みが整っています。
MillenVPN|2年プランなら月額396円から使える国産VPN

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 396円〜(2年プラン) |
| 同時接続 | 無制限 |
| サーバー台数 | 2000台以上 |
| 国数 | 100カ国以上 |
| OS | Windows・macOS・Linux・Android・iOS |
| 主なTV向けプラットフォーム・端末 | Android TV・Apple TV・Fire TV |
MillenVPNは、2年プランを選ぶと期間中は月額396円から利用できるVPNサービスです。OpenVPN・IKEv2・WireGuardなど複数のプロトコルにも対応しており、利用環境に合わせて接続方式を選べます。
ノーログポリシーを採用し、接続ログを保持しない運用方針です。30日間の返金保証が設けられているので、実際に試したうえで継続を判断できる点も安心です。AES-256暗号化とキルスイッチを搭載しているため、セキュリティ面での基本的な要件を押さえた設計になっています。
ProtonVPN|スイス拠点でプライバシー保護への信頼性が高い

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 374円〜(VPN Plus・2年を契約の場合※無料プランあり) |
| 同時接続 | 最大10台 |
| サーバー台数 | 20000台以上 |
| 国数 | 140カ国以上 |
| OS | Windows・macOS・Linux・Android・iOS |
| TV向けプラットフォーム・端末 | Android TV・Apple TV・Fire TV |
ProtonVPNはスイスを拠点とするサービスで、EUや米国とは独立したプライバシー保護の法体系のもと運営されています。ノーログポリシーを採用しており、ユーザーの行動履歴を収集・保持しない方針です。
第三者機関による定期的なセキュリティ監査を実施し、その結果を外部に公開しています。複数のVPNサーバーを経由する「Secure Core」機能も備えているため、通信経路の匿名性をさらに高めたい場合の選択肢となる設計です。
無料プランがあり、有料プランへ切り替える前に基本的な使い勝手を確かめられる環境が整っています。
CyberGhost|大量のサーバーと45日間返金保証が特徴

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 240円〜(2年 + 2か月を契約の場合) |
| 同時接続 | 最大7台 |
| サーバー台数 | 9000台以上 |
| 国数 | 100カ国 |
| OS | Windows・macOS・Linux・Android・iOS |
| TV向けプラットフォーム・端末 | Android TV・Apple TV・Fire TV |
CyberGhostは、ルーマニアを拠点とし、100カ国にサーバーを展開するVPNサービスです。1つのアカウントで最大7台まで同時接続でき、複数のデバイスをまとめて利用できます。
45日間の返金保証があるため、一定期間試してから継続を判断できる点も選びやすさのひとつです。ノーログポリシーは第三者機関による監査を受けています。
専用IPアドレスのオプションも用意されているので、特定の用途に合わせた接続環境を整えやすい点も特徴です。ストリーミング視聴や特定のコンテンツ利用に最適化されたサーバーも提供しており、目的に応じた接続先を選べる仕組みが整っています。
VPNの選び方|確認すべき5つのポイント
VPNを選ぶ際には、自分の利用環境や目的に合わせて複数の観点から比較することが大切です。以下では、VPNを検討するうえで確認しておきたい5つのポイントを解説します。
対応デバイス|スマホ・PCなど使用端末に対応しているか
VPNを導入する前に、利用予定のデバイスが動作対象に含まれるかを公式サイトで確認しておきましょう。スマートフォン(iOS・Android)やPC(Windows・macOS)など、使用するすべての端末が対象かどうかを事前にチェックすることをおすすめします。
複数のデバイスで同じアカウントを使いたい場合には、同時接続台数の上限もあわせて把握しておくことが重要です。上限を超えると一部のデバイスでは接続できなくなるため、購入前に台数を調べておくとよいでしょう。
セキュリティ機能|AES-256暗号化・キルスイッチ、ノーログポリシーがあるか
VPNのセキュリティ機能を見る際には、暗号化方式・キルスイッチ・ノーログポリシーの3点を中心にチェックするとよいでしょう。暗号化方式としてはAES-256が広く採用されており、金融機関や政府機関でも導入されている規格です。ただし、暗号化方式が強固であっても他の要素で情報が漏れる可能性はゼロではないため、セキュリティ水準を判断する材料のひとつとして捉えるとよいでしょう。
キルスイッチとは、VPN接続が切断された際に、自動的にインターネット接続を遮断する機能です。接続が切れた瞬間に通常とは別の回線が使用されるのを防ぎ、プライバシーを継続的に保護するうえで重要な役割を果たします。対応の有無は各サービスの仕様ページで調べておくとよいでしょう。
ノーログポリシーとは、接続履歴・IPアドレス・通信内容など、ユーザーの利用に関するデータをサービス側が記録・保持しない方針のことです。ポリシーを掲げているかどうかだけでなく、第三者機関による監査が実施されているかも判断の参考になります。各サービスの公式サイトや監査レポートも目を通しておきましょう。
同時接続台数|上限が何台か
同時接続台数とは、1つのアカウントでVPNを利用できるデバイスの最大数のことです。事業者によって5台・8台・10台など上限が異なるうえ、Surfsharkのように上限を設けていないサービスもあります。スマホやパソコン、タブレットなど複数の端末で使ったり、家族で共有したりする予定がある場合は、契約前に上限を把握しておくとよいでしょう。
料金プラン|長期契約で月額を抑えられるか
VPNの料金プランは、月単位・年単位など複数の契約期間から選択できる仕組みです。長期契約を選ぶほど月あたりの費用を抑えやすい傾向があり、サービスによって料金体系が異なります。プランを選ぶ際は、月額だけでなく契約期間・同時接続台数・機能の違いなども総合的に見て判断することが大切です。
返金保証・サポート体制|返金保証と24時間対応のサポートがあるか
VPNを導入するにあたり、サポート体制もあわせて調べておくと安心です。24時間対応のチャットサポートを用意しているサービスは多くありますが、対応言語はサービスによって異なります。日本語でのサポートを希望する場合は、公式サイトで日本語対応の有無を調べておきましょう。
返金保証が設けられているサービスでは、一定期間内であれば返金申請が可能です。保証期間や条件はサービスによって異なります。申し込み前に公式サイトの規約も目を通しておきましょう。
無料のVPNと有料のVPNの違い
VPNには、ここまで紹介してきた有料サービスだけでなく、無料で利用できるものもあります。ただし、接続可能なサーバー数・同時接続台数・通信速度・サポート体制などに制約が設けられている点に注意が必要です。セキュリティ機能の内容についても有料プランと差がある場合が多いため、利用前に公式サイトで確認しておくと安心です。
また、無料VPNの中には、ログの取り扱いや第三者への情報提供に関する方針が明示されていないサービスもあります。利用前にはプライバシーポリシーに目を通し、収集される情報の範囲や利用目的、第三者への提供の有無を確認すると◎
有料のVPNは、暗号化方式・ノーログポリシー・キルスイッチなど、プライバシー保護に関する仕様を明記しているサービスが多く、サーバー数や対応デバイスの幅も無料プランより充実している傾向があります。24時間対応のチャットサポートを用意しているところも多く、長期的に安心して使いたい場合は有料プランを選択肢に加えて検討するとよいでしょう。
自分に合ったVPNを選びましょう
本記事では、おすすめのVPN7サービスを多角的な観点から比較しました。
VPNは、利用シーンや重視するポイントによって最適なサービスが変わります。海外での利用が多い方はサーバーの設置国数、家族や複数端末で使いたい方は同時接続台数、プライバシー重視の方は暗号化方式やノーログポリシーの有無など、自分の使い方に合わせて優先順位を整理してから選ぶのがおすすめです。
本記事を参考に、自分のスタイルに合った1本を見つけてください。
