もうすぐ夏に突入、時間帯別料金プランの夏季ピークタイムにご注意!
もうすぐ夏ですね。季節別料金が設定されているピークシフトプランを契約されているご家庭は、7月から料金単価が高額になる時間帯「ピークタイム」がはじまります。
ここでは、ピークシフトプランをご利用の方向けに、ピークタイムへの対策方法をご紹介しています。ピークシフトプランについても詳しくご紹介していますので、プラン変更をご検討されている方も参考にしてみてくださいね。
ピークシフトプランって?
ピークシフトプランとは、主に夏季の午後3時間程を”ピークタイム”として料金単価を割高に、その分夜間の料金単価を割安に設定されているプランです(北海道のみ、ピークタイムは冬季夕方に設定されています)。
ピークタイムは非常に割高な料金設定になっていますが、電気を使う時間帯を割安な時間帯へと移行することで、ピークタイム料金設定のないプランを使っている時よりも、電気代を安く抑えることができます。各電力会社ごとのピークシフトプランは以下のようになります。
電力会社別ピークシフトプラン
電力会社ごとに下記のようなピークシフトプランの設定がされています。
電力会社別ピークシフトプラン・ピークタイム一覧
電力会社名 | プラン名 | ピークタイム時間帯 |
---|---|---|
北海道電力 | ドリーム8エコ(ピーク抑制型時間帯別電灯) | 冬季11~3月 PM4:00-PM6:00 |
東北電力 | ピークシフト季節別時間帯別電灯 | 夏季7~9月 PM1:00-4:00 |
東京電力 | ピークシフトプラン | 夏季7~9月 PM1:00-4:00 |
中部電力 | ピークシフト電灯 | 夏季7~9月 平日PM1:00-4:00 |
関西電力 | 季時別電灯PS | 夏季7~9月 平日PM1:00-4:00 |
中国電力 | 電灯ピークシフトプラン | 夏季7~9月 平日PM1:00-4:00 |
四国電力 | ピークシフト型時間帯別電灯 | 夏季7~9月 PM1:00-4:00 |
九州電力 | ピークシフト電灯 | 夏季7~9月 PM1:00-4:00 |
上記プランは、2014年6月時点でのものです。
北陸電力・沖縄電力は現時点でピークシフトプランは設定されていません。
ピーク時間帯は、北海道以外は夏季(7~9月)の午後PM1:00-PM4:00の3時間に設定されており、プランにより平日のみピークタイムが設定されている場合と、毎日ピークタイムが設けられている場合があります。
ピークタイムプランをご利用される場合は、料金単価が高額となるピークタイムの曜日・時間帯をしっかりと把握することが大切です。
ピークタイム対策
ピークシフトプランを契約されているご家庭は、これからの時期ピークタイムに注意しましょう。ピークタイムは大変高額な料金単価が設定されていますので、ピークタイムに電気をたくさん使ってしまうと、電気代が跳ね上がってしまいます。以下に、ピークタイムの対策ポイントをまとめてみました。
ピークタイム対策ポイント
- 家事は午前中に済ませてしまうなど、ピークタイムからずらして行いましょう。
- 買い物へ行く、図書館へ行く、銀行へ行く、などの外出する用事は、できるだけピークタイムの時間帯に済ませると良いでしょう。
- ピークタイムに在宅しておりエアコンを使用する場合は、ピークタイム前にエアコンを入れて設定室温まで室温を下げて自動運転にしておくと、エアコン代もそれほどかかりません(エアコンはスイッチを入れてから設定温度にするまでが一番電気代がかかります)。エアコンと扇風機を併用することでさらに電気代が節約できます。(扇風機で省エネ記事リンク)
- 炊飯器などの家電はタイマー機能を利用し、ピークタイムを避けて使うようにしましょう。
- ピークタイム中にノートパソコンやタブレットなどを使う場合は、ピークタイム前に充電しておきましょう。
まとめ
ピークシフトプランは、ピークタイムを上手に避けながら電気を使う時間帯を工夫することでお得に利用することが出来ます。ご契約されているプランのピーク時間帯をしっかりと把握し、上手に電気を使いながら夏季(7月~9月)を過ごしていきましょう。