ダイキン空気清浄機を24時間365日使用したときの電気代は?
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空気清浄機は、「花粉症対策」「風邪の予防(ウイルス対策)」「PM2.5対策」「タバコの臭い除去」などに効果があることから利用者が増加しています。今回は、人気メーカーであるダイキンの空気清浄機を24時間365日使用したときの電気代を計算してみます。
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空気清浄機は24時間365日使う!
ダイキンでは24時間365日使うことを推奨しています。
- 春:花粉対策
- 梅雨・夏:カビ・ニオイ対策
- 秋:ダニのふんや死がいの浮遊対策
- 冬・春:PM2.5対策
このように考えると、確かに年間を通じて空気清浄機を使う場面がありますね。でも、24時間365日使うとなると電気代が心配です。実際にどのくらいになるか計算をしてみましょう。
ダイキンの空気清浄機ラインナップ
ダイキンの空気清浄機の製品ラインナップには、「スタンダードモデル(空気清浄機能のみ)」、「ハイスペックモデル(空気清浄機能・加湿機能)」、「除湿機能付きプレミアモデル(空気清浄機能・加湿機能・除湿機能)」があります。ここでは、「スタンダードモデル(MC80S-W)」の空気清浄機能を、24時間365時間使用した場合についてのみ計算します。
加湿機能や除湿機能は、機種によって機能がないこと、これらの使用は季節性があるため、計算から除外します。
「スタンダードモデル(MC80S-W)」の電気代
まずは「スタンダードモデル(MC80S-W)」について、ダイキンが公表しているデータを元に、電気代をまとめました。ダイキンの空気清浄機には、「しずか」「弱」「標準」「強」「ターボ」の5種類の運転モードがあり、それぞれの消費電力と電気代を公開しています。
運転モード | しずか | 弱 | 標準 | 強 | ターボ |
---|---|---|---|---|---|
消費電力 | 6W | 9W | 14W | 26W | 75W |
1時間の電気代 | 0.19円 | 0.28円 | 0.43円 | 0.81円 | 2.33円 |
空気清浄機の電気代は、部屋の住環境条件によって大きく変動します。部屋の空気が汚れているほど、電気代が増えるということですね。また、空気清浄機で使用する部屋の広さ、部屋の空気をきれいにするためのスピード、エコ運転機能を使用などによっても変わります。ダイキンが公表している電気代は1日5円。つまり、毎日使用すると……
- 5円×365日=1,825円
16畳のお部屋で、1日にタバコ10本を喫煙した場合の電気代のめやす。空気清浄機(自動運転)開始後にタバコ1本喫煙し1時間運転。(1日に10回繰り返し)。その他の時間は空気がキレイな状態とした場合。電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。加湿ストリーマ空気清浄機の加湿空気清浄運転時やクリアフォースZの加湿・除湿空気清浄運転時の電気代のめやすは異なります。
もう少しリアルに電気代を計算してみよう
夜間の睡眠時(7時間)はホコリがない状態で「しずか」運転モード、日中は部屋の空気の汚れ具合に依存しますが、平均して標準モード運転になるとします。もし日中に外出するなら、電気代は下がることになりますよ。
まず、1日の電気代を計算してみましょう。
1時間の電気代 | 1日の運転時間 | 合計 | |
---|---|---|---|
標準 | 0.43円 | 17時間 | 7.31円 |
しずか | 0.19円 | 7時間 | 1.33円 |
1日の電気代 | ― | ― | 8.64円 |
1日の電気代が8.64円という計算になりますね。つまり、毎日運転すると……
- 8.64円×365日=3,153.60円
この値段で部屋の空気がキレイになるのであれば、ずっとつけておきたいですよね。
参照:スペック|ストリーマ空気清浄機 スタンダードタイプ|ダイキン工業株式会社
ダイキンの空気清浄機の電気代まとめ
ダイキンの空気清浄機を24時間365日使用する場合、電気代は3,153.60円くらいです。空気清浄機の電気代は、部屋の広さ、家族の人数、ペットの有無、ホコリの多さなどの住環境で大きく変わってきます。また、加湿機能や除湿機能のある空気清浄機でこれらの機能を使用する電気代は増加します。今回は、空気清浄機能のみを使ってホコリが比較的多く存在する部屋をイメージしました。昼間働いている方はもう少し安くなるだろうし、加湿機能などを使用すれば電気代は高くなります。ひとつの目安として参考にしてみてください。