スーパーマーケットで買える電気「スマ電」って知ってる?
この記事の目次
テレビの電力自由化特集でよく取り上げられている「スマ電」。みたことありますか?スーパーマーケットと組んで電力の販売をするのですが、料金プランなどはどうなっているのでしょうか?
ファミリー世帯など電気を多く使う家庭にオススメ!
「スマ電」の料金プランを東京電力の従量電灯Bと比較してみると、非常にシンプルな作りになっているのがわかります。
というのも、基本料金と第1段階・第2段階の料金は東電の従量電灯Bのと変わらず、第3段階で大幅割引をしているから。割引率はなんと12%!月に300kWh以上の電気を使っている家庭は、オトクになるということです。WEBページでも、契約アンペアが40A以上を対象としている明記されており、ターゲットを確実に絞り込んでいます。
料金プランをみてましょう。
- 対象アンペア:40A、50A、60A
種別 | 区分 | 料金 | |
---|---|---|---|
基本料金 (1契約あたり) | 契約電流 (アンペア) | 40A | 1123.20円 |
50A | 1404.00円 | ||
60A | 1684.80円 | ||
電力量料金 (1kWhあたり) | 第1段階 | 120kWhまで | 19.43円 |
第2段階 | 120kWhを超え300kWhまで | 25.91円 | |
第3段階 | 300kWhを超える | 26.33円 |
月間の電力使用量が305kWhを超えた場合、電気代がオトクになります。
種別 | 区分 | 料金 | |
---|---|---|---|
最低料金 | 1契約 | 最初の15kWh | 373 .73円 |
電力量料金 (1kWhあたり) | 第1段階 | 15kWhを超え420kWhまで | 27.00円 |
第2段階 | 420kWhを超える | 30.50円 |
契約期間は6カ月、途中解約手数料もあり
2年しばりなどの長期契約で割引をする会社も数社でてきていますが、スマ電は契約期間を6カ月(自動更新)としています。途中解約手数料も2,000円と明記。
料金プランの説明ページに大きく書いてあるので、一般消費者としてはわかりやすくて安心します。
スーパーマーケットごとに異なる特典
スーパーマーケットで申し込みをするのが基本の申し込み方法となっています。みなさんの行きつけのスーパーでは「スマ電」ありそうですか?
スーパーマーケットごとに特典内容は異なり、ポイントや会員割引、新商品プレンゼントなど、様々なものがでてきそうですよ。スーパーマーケットのサイトでさっそくチェックしてみましょう!
ところで「スマ電」の電気って大丈夫なの?
電力自由化で突然でてきた「スマ電」。初めて聞く名前だと、実績があるのか気になりますよね。
そこは大丈夫!
「スマ電」を提供するアイ・グリッド・ソリューションズは、工場や大型店舗などへの電力販売を既に行っている企業です。一般家庭7万世帯に相当する電気販売実績というのだから驚きです。他にもスーパーマーケットに対してのエネルギーマネジメント事業や再エネ関連事業など、実はエネルギー事業には精通した会社なのです。
実績があるうえで、いよいよ一般家庭にも電気を売り始めるということなんですね。
参照:お得な電気「スマ電®」スーパーマーケットで電気と食材のセット割
行きつけのスーパーで「スマ電」が買えるかが重要
東電の従量Bと比べて12%という数字は、節約したい主婦には魅力的ですよね?注意したいのは「スマ電」と提携しているスーパーが、自分の行きつけのスーパーかどうかということです。
近所のスーパーが「スマ電」と提携しているから、そっちのスーパーで買い物をするようにライフスタイルを変えるという選択肢もありますが、提携スーパーのチェックは必須です。
電力提供エリアにも限りがあるので、転勤族のご家庭には不向きでしょう。明日、買い物に行くときは、スーパーマーケットの入口付近をチェック!!
- スマ電に切り替えたいと思った人は…
- スマ電の詳細をチェック(申し込みまで可能です!)
エネチェンジでは1月から順次、公表された電気料金プランを比較・検討できるようになります。電力自由化後の最適な電気料金プラン探しに、ぜひご活用ください。