いらなくなった自転車の処分、まずは自治体を調べてみて
体格が合わなくなった、あちこちサビついてる、引越しをするので不要になった……などなど、さまざまな理由で使えなくなった自転車。処分するのは面倒臭そうですが、意外と簡単にできるんですよ。今回は、自転車の処分方法について紹介します。
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自転車の処分方法
さて、不要になってしまった自転車はどのように処分すればいいのでしょうか?
粗大ゴミにする
もっとも手間がかからない自転車の処分には、粗大ゴミとして自治体に引きとってもらう方法があります。多少お金がかかりますが、タイヤがパンクしている自転車なども引きとりに訪問してもらえるので、簡単に処分してもらうことが可能です。金額の一例として、文京区では自転車1台を800円で引きとっています。
参照:粗大ごみ品目と料金検索
処分までの手順は電話で自治体に連絡、スーパーなどで粗大ゴミの収集券を購入、指定日に収集券を貼ったゴミを家の前に出しておくのが一般的です。引越しなどが多くなる繁忙期には、回収まで時間がかかることがあるので、余裕をもって準備してください。
指定場所への持ちこみ
自転車は処分場に持ちこんで処理してもらうことも可能です。持ちこみの場合は処分費用をさらに安くすませることができます。一例として、神奈川県平塚市の処分手数料は以下のとおりです。
- 家庭からのごみ
- 10kg当り150円
- 事業者からのごみ(木片のみ)
- 10kg当り220円
参照:粗大ごみ破砕処理場へごみを持ち込まれる方へ | 神奈川県平塚市
持ちこんだゴミは重量により費用を計算するので、自転車程度なら粗大ゴミとして出すよりかなり安く処分できますよ。また、足立区のように不要な自転車を無料で引きとる場所を設けている自治体もあります。
まずは、自分が住んでいる自治体でも実施しているかどうか、調べてみることをおすすめします。
業者に引き渡す
回収業者に引きとりをお願いする手もあります。東京多摩不用品回収センターなど、無料で不要品を回収してくれる業者もいるので、地元にそのような業者がないか探してみたほうがオトクに自転車を処分できるかもしれません。
参照:放置自転車・バイクの無料回収・無料撤去・無料処分|東京多摩不用品回収センター
株式会社ゼロインターナショナルでは、300円の追加料金を支払うことでアフターサービスがつけられます。回収エリアは東京・横浜です。
参照:放置自転車・バイク回収撤去|株式会社ゼロインターナショナル
ここで注意したいのが、悪質業者の存在です。事前に無料を謳いながら、回収してから高額な料金を請求する業者が中にはいます。無用なトラブルを引き起こさないように気をつけましょう。
状態がキレイな自転車は、リサイクルショップで買いとってもらえるか調べるのもオススメです。
防犯登録は抹消しよう!
どの方法でも最初にやっておくべきなのが、自転車につけた防犯登録の抹消です。もしも登録をしたままリサイクルショップなどに売ってしまうと、あとから厄介なトラブルに巻きこまれることもあるかもしれません。
防犯登録の有効期限内(10年間)に処分をする場合、
- 自転車防犯登録カード
- 免許証(公的機関発行の身分証明書であれば問題なし)
- 自転車本体
この3つを持って、自転車の防犯登録所(「自転車防犯登録所」の看板を掲げてある自転車店やホームセンターなど)で登録を抹消しなければなりません。ちなみに、抹消手続きの費用は無料です。仮にだれかへ自転車を譲渡する場合も、防犯登録がそのままだと、相手が新たに登録することができなくなります(二重登録)。マナーとしてやっておかなければならないことなので、覚えておきましょう。
ルールを守って自転車を処分しよう
自転車の処分は、自分がやりやすい方法で行うようにしましょう。これから処分方法を考えるという人は、まずはお住まいの地域の自治体が引き取りをしていないかどうかを確認するところから始めてみることをおすすめします。ちなみに、購入時の防犯登録カードは、なくさないように必ず保管しておきましょう。自転車は、適切な方法で処分しましょうね!