貯金できない人とできる人、違いはドコ?貯金が増えるカンタンな方法
この記事の目次
貯金できない人には“共通の特徴”があることをご存知でしょうか?あなたの日々の生活で少しでも当てはまるものがあれば、すぐ解決方法を実践してみてください。
難しくて面倒な節約術は一切なく、日々のちょっとした習慣を改善するだけで「貯金できない人」から卒業できますよ!
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あなたは貯金できる人?できない人?チェックリスト
次のリストは、貯金できない人の特徴をまとめたものです。1つでも心当たりのある方は、この記事で解決策を見つけられるでしょう!
- 「給料日まで1週間もあるのにお金がない」という経験がある
- 目的はないがとりあえず貯金しようと考えている
- 毎月支払っている家賃や水道光熱費などが収入に対して高いと感じている
- 今週いくら使っていいか即答できない
- 最近、生活スタイルが変わったり、年収が下がった
- よく衝動買いをしてしまう
- クレジットカードの分割払い・リボ払いでよく買い物をする
- 毎日コンビニに行く
- 部屋が散らかっている
貯金できない人の特徴「貯金方法に問題があるタイプ」
貯金できない人の特徴1)余ったお金で貯金をしている
「今月は貯金できた。ラッキー!」「給料日まで1週間もあるのにお金がない……」「いつの間にか財布のお金が減っている」といった言葉に身に覚えのある方は、きっと支出管理をしていないはず。支出管理をしないで無計画にお金を使い、お金を残そうとするのは“運任せ”に等しい行為です。
貯金できない状態から抜け出すためには、給料が入ったら先に貯金のためのお金を確保しておく必要があります。手取り月収の2割が理想とされていますが、慣れるまでは1割を先取り貯金し、残ったお金で生活してみてください。さらに先取り貯金したお金が生活費と混ざり、誤って使わないように別口座へ振替ておくとGood。
- 貯金できる人になるためのポイント1:先取り貯金をすべし!
貯金できない人の特徴2)貯金する目標を決めていない
「とりあえず100万円貯めてみよう」「老後に必要なお金3,000万円を貯めよう!」のような目標を立てるのはNG。前者は最終的なお金の使い道が設定されていない、後者は目標達成までに時間を要する金額・期間が問題点で、それぞれ貯金のためのモチベーションが保ちにくくなっています。
これまで貯金できずに挫折し続けてきた人は、短期間で達成可能な目標金額にしてみてください。さらに、「夏休みまでに10万円貯金してグアム旅行に行きたい」「年末までに20万円を貯めて高級ブランドのアクセサリーを買いたい」など、自分のモチベーションが上がる目的を設定するのもコツ。最初の目標がクリアできたら、次は目標金額も少し上げてみてください。小さな成功が積み重なっていけば自信へとつながり、自然と“貯金体質”になっていくでしょう。
- 貯金できる人になるためのポイント2:短期間で達成できる目標を設定しましょう!
貯金できない人の特徴「お金の使い方に問題があるタイプ」
貯金できない人の特徴3)固定費に無駄なお金をかけている
固定費とは、住居費(家賃または住宅ローン)・水道光熱費・通信費・保険料などの毎月必ず支出が発生する費目のこと。毎月必ず出ていくお金だからこそ、収入に対して固定費の割合が高いと、家計が圧迫され、貯金にまわすお金がなくなるという悪循環に陥ってしまいます。
逆に、固定費の無駄を見つければ、その分だけ貯金にまわせるお金が増えるとも言えるでしょう。あなたが毎月支払っている固定費をリストアップし、それぞれの費目に無駄なものを支払っていないか、または節約できないか確認してみてください。例えば、保険についている不要な特約を外したり、スマホの契約を大手3キャリア(au、NTTドコモ、ソフトバンク)から格安SIMに切り替えて通信費を削減したりするのがポピュラーです。
特に手軽でおすすめなのが、電力・ガス会社を切り替えて光熱費を節約する方法。電力・ガス会社どちらも、現在契約している会社の解約手続きは切り替え先の会社が行うため、インターネットで申し込むだけの1ステップで切り替えができます。
エネチェンジ電力比較・ガス料金比較では、自分にぴったりの電力・ガス会社を比較でき、いくら節約できるのか目安も一目でわかります。気に入ったプランがあれば、そのまま申し込みもできますよ。
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- 貯金できる人になるためのポイント3:定期的に固定費の見直しをする
「固定費を削減して貯金を増やしたい!」という方はこちらもおすすめです。
貯金できない人の特徴4)毎月いくら使っているか分からない
貯金できない人とできる人で大きな差の1つとして挙げられるのが「支出管理の有無」。貯金できる人は、家計簿などで支出管理をしつつ、次のようなことを考えています。
「今週は、予算10,000円で乗り切ろう」
「今月はいつもより食費に多くお金を使っているから、洋服を買うのは控えよう」
「月末に友人の結婚式に出席するから、その分全体の生活費を切り詰めよう」
自分が1日、1週間、1カ月単位でいくら使えるか把握し、ゴール(次の給料日)までのペースを計算しているのです。あなたは、貯金に手をつけないようにするためには、今週いくら使ってよいか即答できますか?自分が使える金額を把握していないのは、ペースも考えずにマラソンを走るのと等しい行為です。
とはいえ、貯金できる人と同じように、いきなり家計簿をつけるのはハードルが高く、実践しにくいですよね。まずは1週間に使えるお金を計算し、その予算内でやりくりしてみるのがおすすめ。
1週間分の生活費=(手取り収入-月の貯金額-固定費)÷4
貯金のためのお金を引いておくこともポイント。「お金を引き出す日は月曜日に1回だけ」のようにルールを設けておくと、さらにペースがつかみやすくなりますよ。
- 貯金できる人なるためのポイント4:1週間で使える生活費を把握する
詳しく支出管理をしたくなったら、家計簿をつけましょう!
貯金できない人の特徴5)細かな出費を気にしない
コンビニや100円ショップでよく買い物をする、ATMの利用手数料を気にしたことがない、という人は細かな出費が一因で貯金できないと考えられます。どれだけ細かな出費があるか、次の例のように「昨日何にいくら使ったか」リストアップしてみてください。
- 出社前にカフェでコーヒーをテイクアウト(300円)
- コンビニで朝食のパンを購入(100円)
- カレー屋でランチ(700円)
- コンビニのATMで手数料を払ってお金を引き出す(110円)
- 会社帰りにコンビニに寄ってビールを購入(200円)
上の例だけみても、たった1日で1,410円のお金が財布から出ている事実に気づかされるでしょう。こうした細かな出費の積み重なりのせいで「いつの間にかお金がなくなっている」という、ありがちな事態は引き起こされるのです。
貯金できない状態を卒業するためには、1つずつ無駄な出費を減らすことがポイント。先の例のカフェでコーヒーのテイクアウトをやめれば、1日300円、1カ月6,000円(※)も貯金にまわせるお金が増える計算になります。地味すぎると感じるかもしれませんが、貯金を増やすために必要な「節約」とは、こうした無駄をなくしていくのが基本。どうしても細々と買い物をしてしまうようなら、断食のように「お金を使わない日」をつくったり、自分の好きなお店やコンビニのあるエリアを避けたり、制限を設けてみるのも手ですよ。
※会社員が1カ月に20日出社した場合の試算金額。
- 貯金できる人になるためのポイント5:無駄な出費をコツコツ減らしましょう!
貯金できない人の特徴6)生活レベルを調整したことがない
生活スタイルや収入が変化しているにもかかわらず、生活レベルを調整しないのも貯金できない原因として考えられます。例えば、出産を機に退職して世帯年収が下がった時、転職や独立で収入に変化があった時など……収入が下がったのに同じお金の使い方をしていては、貯金できなくなるのも当然。子供が学費の高い私立学校に入学したり、家賃の高い家に引っ越したり、生活に変化があった時も気をつけてください。まずは変動費のなかでも、外食費や趣味費、被服費など贅沢品に関する支出を見直して、生活レベルを調整しましょう。
特に、これから初めて一人暮らしをする人は注意が必要です。家賃や水道光熱費、食費などの支払うべき項目が増えるため、実家にいたころのように趣味にお金を投じていると、生活が苦しくなる可能性大。一人暮らしをスタートする前に、どれくらいの生活費がかかるか調べ、シミュレーションしておくと安心ですね。
- 貯金できる人になるためのポイント6)生活に変化があったらお金の使い方も見直す
実際に一人暮らしをしている人の生活費の内訳はこちらの記事でチェックできますよ!
貯金できない人の特徴7)衝動買いが多い
この1〜2週間の買い物を思い出してみてください。本来の目的とは異なるものを買っていませんか? 衝動的にものを買って計画外の支出が増えると、月の予算がオーバーしやすくなり、結果として貯金にまわせるお金も少なくなってしまいます。
衝動買いを防ぐためには、次のような予防策をとるのが効果的。
- デパートやショッピングエリアに用もなく行かない
- webショップは時間制限を設けて閲覧する
- 必要のないときはクレジットカードを財布から取り出しておく
- 買い物リストを書いてから出かける
- 時間をかけて購入検討する
予防策の中でも「時間をかけて購入検討する」は、しっかり習慣化しましょう。検討する際は、自分のためになるか、費用に対して価値があるか、同じようなものを持っていないか、視点を変えて考えるのがコツ。欲しいものをリストアップし、優先順位をつけて判断材料にするのも◎「衝動買いをガマンできたら、セーブできた支出額の分だけ貯金する」という“買ったつもり貯金ルール”を取り入れるのもよいですね。
- 貯金できる人になるためのポイント7)衝動買いの予防策を考えておく
貯金できない人の特徴8)クレジットカードをよく使う
クレジットカードが原因で、貯金できない状態になっていることも少なくありません。理由は2つあります。
1つ目は、分割払いもしくはリボ払い(リボルビング払い)を多用していること。分割払いは、家計への負担を分散できる一方で、支払い回数が多くなるほど手数料がかかります。リボ払いは、毎月の支払額が一定になるメリットがあるものの、分割払いよりも手数料が高いデメリットも。どちらも便利ではありますが、複数の支払いで利用すると毎月多額の返済が発生してしまうので扱いに注意が必要です。
もう1つの理由は、締め日・引き落とし日の異なるクレジットカードを複数枚もっていること。引き落としが複数の日に発生し、支出管理がしにくくなり、予算よりもお金を使ってしまうミスが生じやすくなります。
ここまで、クレジットカードのネガティブな側面を解説してきましたが、「貯金できない原因の可能性があるから解約」という選択はあまりにも極端。ポイントや会員特典なども受けられるから、上手に使えば節約につながります。分割払いが必要になったとしても3回払い程度にとどめておく、所有する枚数は管理しやすいようにメイン1枚・サブ1枚程度にとどめる、といったことを心がけてみてください。
- 貯金できる人になるためのポイント8:支払い方法は1回払い!枚数は2枚程度に!
細かい出費を減らせるようになったら500円玉貯金もおすすめ!
せっかく節約したお金を別のことに使ってしまっては、いつまで経っても貯金が増えません。「うっかり使ってしまいそう」という人は、500円玉貯金がおすすめです。銀行口座の数字でチェックするよりも、お金が増えていくのを実感しやすいため、貯金できない人でも楽しく挑戦しやすいんですよ。古典的な貯金方法ですが、目標金額まで挫折しないためにはコツがあるので、『貯まる!「500円玉貯金」を長続きさせる方法とコツ』を読んでからチャレンジしましょう。
貯金できない人の特徴9)部屋が散らかっている
関係がないように思うかもしれませんが、実は部屋が散らかっていると無駄な出費が増え、結果として貯金が増えにくくなります。
例えば、「クローゼット内がすし詰め状態で把握しづらく、同じような洋服を買ってしまった」「洗濯用洗剤を買い忘れたと思ったら、家に詰め替えパックがあった」という失敗をした経験はありませんか?収納スペース内がゴチャゴチャしていると所有しているものを把握しにくくなり、無駄なものを買ってしまうのです。
貯金できない状態から脱出するためにも、部屋の整理整頓をはじめましょう。片付けが苦手な方は、キッチンのシンク下収納の引き出し1杯など、小さなスペースから始めてみてください。整理整頓は「収納スペースからものを全部出し→要不要で分ける→必要なものだけ収納スペースに戻す」の手順で進めながら、所有しているものを把握すると◎自分にとって必要なものが見えるようになったら、無駄な買い物が減るのと比例して、お金も減りにくくなるでしょう。
- 貯金できる人になるためのポイント9:部屋の整理整頓をしましょう!
貯金できない自分を変えるには時間が必要!
貯金を増やすためには、お金の使い方だけでなく、習慣そのものを変える必要もあります。習慣は1日で変えられませんので、焦らず、少しずつ改善していきましょう。
1歩ずつ前に進んでいけば、きっと貯金できない自分から卒業できますよ!
貯金方法について知りたい方は、こちらも参考にしてくださいね!