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意外と高い!?ハロゲンヒーターの電気代

電気代の節約、節電テクニック

ハロゲンヒーターの電気代はどのくらいかかる?ほかの暖房器具(エアコン・床暖房・セラミックファンヒーター・オイルヒーター・こたつ・ホットカーペット)と比べて電気代は高い?ハロゲンヒーターの最適な使い方は?この記事を読めば、無駄な電気代をかけずにハロゲンヒーターを使える方法がわかります!

みなさんは冬にどんな暖房器具を使っていますか?今回は、ハロゲンヒーターの電気代について解説します。ハロゲンヒーターの電気代は、ほかの暖房器具(エアコン・床暖房・セラミックファンヒーター・オイルヒーター・こたつ・ホットカーペット)と比べて高いのでしょうか?安いのでしょうか?

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更新日
2023年12月18日

ハロゲンヒーターの電気代は意外と高い!?

画像出典:HLH-HS307 日立

テクノスが販売している直管型ハロゲンヒーター「PH-1212(W)」の消費電力量は、以下の通りです。

1,200W
800W

1時間あたりの電気代は、以下の通りです。

テクノス 直管型ハロゲンヒーター「PH-1212(W)」の電気代
約37.2円
約24.8円

電気代は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。

寒い日には一番あたたかくなる「強」(1,200W)設定にしてしまいがちですが、ずっと「強」のままで使用すると、電気代が高くなってしまいます。

ハロゲンヒーターと、ほかの暖房製品の電気代を比較すると……?

ハロゲンヒーターの電気代と、ほかの暖房器具の電気代を比較してみましょう。

エアコン・床暖房・セラミックファンヒーター・オイルヒーター・こたつ・ホットカーペットの電気代と比較してみると以下の通りです。

暖房器具1時間あたりの電気代電気代参照機種
ハロゲンヒーター強:約37.2円
弱:約24.8円

テクノス「直管型ハロゲンヒーター 400W管3灯 (PH-1212(W))」
エアコン約3.3円~45.9円三菱電機「三菱電機 MSZ-ZW2524」
6畳〜8畳向け
床暖房約13.3円〜29.2円

パナソニック「電気床暖房フリーほっと」
8畳タイプ
セラミックファンヒーター強:約37.2円弱:約17.1円
シャープ「プラズマクラスターセラミックファンヒーター(HX-SS1)」木造6畳/コンクリート8畳向け
オイルヒーター約12.6円デロンギオイルヒーター「RHJ75V0915-GY」8畳~10畳向け
こたつ(石英管ヒーター)強:約5.3円
弱:約2.5円
ニトリ「リバーシブルこたつ(LC23 90WH)」幅90×奥行90×高さ38.5cm
ホットカーペット高:約14円
中:約9.9円
パナソニック「着せ替えカーペット(DC-3HAB10)」
3畳相当

エアコン・セラミックファンヒーター・オイルヒーターは最大で1時間あたりの電気代が30円を超えます。またハロゲンヒーターは「強」で使い続けてしまうと、1時間あたり約31円も電気代がかかってしまいます。

ハロゲンヒーターが得意なこと、苦手なこと

ハロゲンヒーターが得意なことは、スイッチを入れてすぐにあたたかさを感じられること。でも、空間全体を暖めるのは苦手なんです。
ハロゲンヒーターは、暖めたいスポットがほぼ決まっている場合や、エアコンで部屋があたたまるまでの間など短時間のみの使用に向いている暖房器具です。

ハロゲンヒーターのメリット
スイッチを入れてすぐに暖かさを感じられる
ハロゲンヒーターのデメリット
空間全体を暖めるのが苦手
ハロゲンヒーターはこんな使い方が◎
暖めたいスポットがほぼ決まっている場合や、エアコンで部屋があたたまるまでの間など短時間のみの使用に向いています

ハロゲンヒーターは、その特性に合わせた使い方をしながら、ほかの暖房器具と合わせて使えば、電気代を抑えられます。

ハロゲンヒーターとほかの暖房器具、どうやって使い分けるのが正解?

ハロゲンヒーター・エアコン・床暖房・セラミックファンヒーター・オイルヒーター・こたつ・ホットカーペットは、以下のように使い分けていきましょう。

あるスポットだけを暖めたい場合
  • ハロゲンヒーター
  • こたつ
  • ホットカーペット
広い空間を暖めたい場合
  • エアコン
  • セラミックファンヒーター
  • 床暖房
  • オイルヒーター

ハロゲンヒーターの電気代、まとめ

ハロゲンヒーターの電気代について紹介しました。ハロゲンヒーターを「強」で使った場合、消費電力は1,200W、電気代は1時間あたり約37.2円と、決して安くはありません。

ハロゲンヒーターはあるスポットを暖めるための暖房器具です。つまり、リビングのような広い部屋全体を暖めるのには向きません。ハロゲンヒーターを使うのに向いている場面は、以下のような場合です。

  1. 暖めたいスポットがほぼ決まっている場合
  2. エアコンで部屋があたたまるまでの間など短時間のみ使用する場合

エアコンなどほかの暖房器具とじょうずに使い分けながら、冬の暖房にかかる電気代を節約していきましょう。

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