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市場連動型プランはやばい?どこの新電力・電力会社が扱っている?

電力会社・電気料金プランの選び方

市場連動型プランとは、日本卸電力取引所(JEPX)の価格に連動して電気料金の単価が決まるプラン。メリット・デメリット、どの新電力・電力会社が市場連動型プランを扱っているか、「市場連動型ではないプラン」を扱っている電力会社などを解説。「やばい?やめた方がいい?」「SNSでやめとけ!という口コミを見た」という方は必見


「どこの新電力(電力会社)が市場連動型プランを扱っているの?」「一般的なプランと比較して何が違うの?メリットだけでなく、デメリットもあるの?」「市場連動型プランがやばい!やめとけ!といわれる理由は?」などの市場連動型プランの疑問に対してお答えします。市場価格の影響を受ける電力会社と、影響を直ちに受けない電力会社もまとめているので要チェック!

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更新日
2024年8月13日
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市場連動型プランとは?

そもそも市場連動型プランとはどんなプランか解説します。

市場連動型プランは単価が変動するプラン

市場連動型プランで用いられる「市場」とは、日本で唯一、電力の売買ができる市場である「日本卸電力取引所(JEPX)」のことです。

電気料金単価があらかじめ決まっているプランに対し、市場連動型プランは単価が固定されていません。JEPXの取引価格(=市場価格)に連動して、30分ごとに電気料金単価が決まります。
「JEPX」は、「ジェーイーピーエックス」または「ジェイペックス」などと読まれることが多いです。

市場価格と連動して単価が決まる電気料金プラン以外にも、電源の調達にかかる費用の一部として「電源調達調整費」などが電気料金に含まれるプランもあります。これらのプランについては市場連動型プランと説明がされていない場合もありますが、市場価格の影響を一部受ける電気料金プランのため、広義の市場連動型プランといえるでしょう。

JEPXの取引価格に連動して従量単価が変動し、従量料金を算出するタイプ

「電源調達調整費」などの項目で算出するタイプ

出典:2021年電力緊急事態対策 第3弾、1日の問い合わせ件数、切り替え件数ともに平常時の3倍に急増 2種類の市場連動型プランと、各社対応を緊急解説 | ENECHANGE株式会社

市場価格の影響を受けるプランは一部だけ

旧一般電気事業者、2016年4月の電力自由化以降に参入した新電力など、すべての電力会社の電気料金プランが市場価格高騰の影響を受けるわけではありません。主に影響を受ける可能性が高いのは、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格に連動し、電気料金プランの単価が決まる市場連動型プランです。

もし「契約中のプランが市場連動型プランかどうか知りたい」という方は、お手元にある検針票やインターネット上の会員向けページなどで、契約している電力会社・電気料金プランを確認し、その約款や重要事項説明書をチェックしましょう。

旧一般電気事業者とは北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力・四国電力・中国電力・九州電力・沖縄電力をいいます。

電力会社が日本卸電力取引所(JEPX)を使う理由

新電力(電力自由化で参入した電力会社)の多くは自社で発電施設を持っておらず、発電施設を持っていたとしても、契約者すべての電力を自社でまかなっているとは限りません。そのため、自社でまかないきれない電力を日本卸電力取引所(JEPX)で調達しているのです。

ちなみに、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格がそのまま電気料金単価になるわけではありません。託送料金(送配電網の利用料金)をはじめとする各種費用が加算され、最終的な電気料金単価が決まります。よって、市場連動型プランの電気料金単価=日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格、ではないので注意しましょう。

市場連動型プランと一般的な電気料金プランの違い

具体的に市場連動型プランと一般的な電気料金プランの違いを比較してみましょう。一例として、一般的な電気料金プランとして東京電力EP「スタンダードS」と、市場連動型プランであるLooopでんき「スマートタイムONE」の違いを次の表にまとめました。

市場連動型プランと一般的な電気料金プランの違い
 東京電力EP「スタンダードS」Looopでんき「スマートタイムONE」
電力量料金固定電力量料金に含まれる電源料金が30分ごとに変動
燃料費調整額1カ月ごとに変動なし

東京電力EP「スタンダードS」では電力量料金単価は固定となっており、燃料費調整額は1カ月単位で変動します。

Looopでんき「スマートタイムONE」には燃料費調整額が設定されていませんが、電力量料金単価の一部が日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動。30分ごとに電力量料金単価が変動する仕組みとなっています。

やばい?市場連動型プランのメリット・デメリット

市場連動型プランにはメリットもあれば、デメリットもあります。市場連動型プランの契約を検討している方はメリット・デメリット、両方を知っておきましょう。

市場連動型プランのメリット

市場価格が安い状態が続く、もしくは市場価格が安い状態のときに電気を使うことができれば、電気料金を抑えることが可能です。

たとえば次のケースに当てはまる場合は、市場連動型プランを利用するメリットが大きいでしょう。

市場価格に応じて電気使用量をコントロールできる場合
市場価格が高騰している時間帯は家電の使い方を工夫して節電を心がけるなど、市場価格の変動に応じて電気使用量をコントロールすることで、電気料金を抑えることができます。「電源調達調整費」などの項目で算出するタイプの場合、1カ月単位などで単価が変動します。そういったタイプのプランの場合は、電気使用量のコントロールによって電気料金を抑えることは難しいです。
深夜から早朝までの時間帯の電気使用量が多い場合
市場価格は日中の需要が多い時間帯に高まり、深夜から早朝の時間帯は安くなります。そのため、深夜から早朝の時間帯に電気を使う割合が多い場合は、割安な料金単価で電気を使うことが可能です。

市場連動型プランのデメリット

市場価格を予測することは難しいために予算管理がしづらいほか、市場価格が高騰した場合のリスクヘッジが取りづらいという点は、デメリットとして挙げられます。

市場連動型プランを契約する場合、次のようなケースの対応を想定しておくことが好ましいです。

請求書が届くまで電気料金がわからない
市場連動型プランはその名のとおり、市場価格に連動するため、事前に料金単価がわからず、請求書が発行されるまで、その月の電気料金がわからないということも考えられます。
市場価格の高騰に対して、あらかじめリスクヘッジがしにくい
市場価格によっては、電気料金が高騰する恐れがあります。市場価格を予測することは、なかなか困難です。予測できたとしても、市場価格が高騰している時間帯の電気使用量を抑えることは、容易ではない場合がほとんどでしょう。

市場連動型プランが「やばい」「やめとけ」といわれる理由

市場連動型はプランの特性上、急激な価格変動のリスクを否定できません。過去には次の口コミのように、市場価格がかなりの高値となってしまい、電気代が高騰したことも。

なお、上記は日本卸電力取引所(JEPX)のエリアプライスについての口コミです。実際には、市場価格に連動した料金項目などが、電力量料金単価に反映されるのが一般的です。エリアプライスの単価が直接反映されるわけではないので注意しましょう。

とはいえ、過去には次の口コミのように、安い時で1kWhあたりの単価が「0.01円」となったこともあります。市場価格次第ではお得に電気を使えるのが、市場連動型プランのメリットと言えるでしょう。

上記の理由により、市場連動型プランの電気代節約方法は、一般的な電気料金プランとは少々異なります。料金単価が安い時間帯など、電気を使うタイミングをコントールすることで、電気料金の節約につなげることができますよ。

このように市場連動型プランは、電気の使い方次第では、お得に電気を使える電気料金プランにもなります。そのため一概に「やばい」とは言い切れませんが、リスクがあるのも事実。不安な方は「市場連動型ではないプラン」を選ぶのも、選択肢の一つと言えます。

市場連動型プランを扱っている新電力・電力会社はどこ?

「市場連動型プランを扱っている新電力・電力会社はどこ?」「私が契約中の新電力・電力会社のプランは、市場連動型プラン?」と気になっている方は、こちらの章で紹介するリストをチェックしてくださいね。

おすすめの市場連動型プランを扱う電力会社

ここでは、おすすめの市場連動型プランを厳選してご紹介します。各電力会社が扱う市場連動型プランは特徴が異なるので、しっかり比較しましょう。

Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」

Looopでんきロゴ
市場連動型プラン「スマートタイムONE(電灯)」は、基本料金が0円に設定されているのが特徴。

また、電気料金単価が高くなる・安くなる時間帯に通知がくるスマホ用アプリが用意されているのもユニークポイント。

TERASELでんき「TERASELマーケット」

「TERASELマーケット」の特徴は、電気料金200円につき楽天ポイントが1ポイント貯まる点です。
ポイント還元は基本料金と電力量料金の税込合計額が対象となります。

楽天ポイントを貯めている人におすすめです。

アストでんき「フリープラン」

「フリープラン」の特徴は、月ごとに市場連動している電力量料金単価を「固定単価」に切り替えられる点です。

例えば、市場価格が下がりやすい春・秋は市場連動している電力量料金単価に、市場価格が上がりやすい夏・冬は固定単価に、といったことができます。さらに、市場連動している電力量料金単価の上限価格が設定されているため、大きな変動の心配が少ないのもメリットと言えるでしょう。

 

市場連動型プランの電気代は高い?安い?

市場連動型プランには電気料金が高騰するデメリットがありますが、一般的な電気料金プランと比べて高いとは言い切れません。市場価格の変動によっては電気代が安くなる場合もあり、上手に使えば、節約することもできます。

電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、市場価格の影響を受ける電気料金プランも合わせてシミュレーションが可能。ぴったりの電力会社を見つけたい方は、ぜひ活用してくださいね。

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市場価格の影響を受ける可能性の高い電力会社・プラン

市場連動型プランを採用している電力会社、電気料金の一部が市場と連動するプランを提供する電力会社の一例をご紹介します。

電力会社電気料金プラン
アストマックス・エネルギー(アストでんき)フリープラン
エネクスライフサービス(TERASELでんき)TERASELマーケット
サニックス(サニックスでんき)スポットバリュープラン
テラエナジー(テラエナジーでんき)市場連動プラン
リミックスポイント(リミックスでんき)Styleプラス
Styleプラスeco
Looop(Looopでんき)スマートタイムONE

電力会社費用名
アイ・グリッド・ソリューションズ(スマ電)燃料費等調整
アースインフィニティ電源調達調整額
UPDATER(みんな電力)電源コスト調整単価(みんなワリ)
afterFIT(しろくま電力(ぱわー))電源調達調整費
HTBエナジー(たのしいでんき)電源調達調整費
SBパワー(ソフトバンクでんき)電力市場連動額
エバーグリーン・リテイリング電源調達調整額
エフエネ(エフエネでんき)電力調達調整費
小田急電鉄(小田急でんき)電源調達調整費
おトクでんき電源調達調整費
香川電力電源調達調整費
キューエネス(キューエネスでんき)電力調達調整費
グランデータ市場価格調整額
グリムスパワー燃料費等調整単価
Japan電力燃料費等調整額
新出光(イデックスでんき)電源調達調整費
シン・エナジー電源調達調整費
スマート(地域電力)電力仕入調整費
タダ電電力市場単価
千葉電力電源調達費調整額
東急パワーサプライ(東急でんき&ガス)燃料費等調整額
NTTドコモ(ドコモでんき)電源費用等調整単価
ハルエネ(ハルエネでんき)電源調達調整費
パルシステム(パルシステムでんき)市場価格調整額
ボーダレス・ジャパン(ハチドリ電力)市場価格調整額
向こう三軒両隣(めぐるでんき)電源コスト調整単価(めぐるワリ)
楽天エナジー(楽天でんき)市場価格調整額
和歌山電力電源調達費調整額

シン・エナジーの電源調達調整費は、沖縄電力エリアには適用されません。SBパワー(ソフトバンクでんき)で電力市場連動額が加減算されるのは、東北電力エリア・東京電力エリア・関西電力エリア・九州電力エリアの電気料金プランのみです。NTTドコモ(ドコモでんき)で電源費用等調整単価が加減算されるのは、東北電力エリア・東京電力エリアの電気料金プランのみです。

上記の電力会社は一例です。すべての「市場価格高騰に影響を受ける可能性の高い電力会社」をリストアップしたものではありません。

市場連動型プランを提供する電力会社以外でも「燃料費の高騰など社会的経済的に当社に大きな影響を及ぼす事象が発生した場合、一定期間の告知をもって約款の変更をする」などの条項が約款で定められている場合があります。電力会社からの案内などが届いたら、内容をしっかり確認しましょう。

「市場連動型ではないプラン」を扱っている新電力・電力会社はどこ?

すべての電力会社が市場連動型プランを採用しているわけではありません。ここでは、「市場連動型ではないプラン」を扱っている電力会社を一覧にまとめました。おすすめの電力会社も厳選しているので、チェックしてくださいね。

おすすめの「市場連動型ではないプラン」を扱っている電力会社

「市場連動型ではないプラン」を扱っている電力会社を厳選しました。ここで紹介する電力会社の電気料金プランは、旧一般電気事業者と同じ電気代の算出方法で、日本卸電力取引所の市場価格と連動しない「燃料費調整額」が加減されます。

現在、市場価格の影響を受けるプランを契約していて「次は市場連動型ではないプランにしたい」という方におすすめです。

旧一般電気事業者とは北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力のことです。ここで紹介する新電力は、旧一般電気事業者の規制料金と違い、燃料費調整額の上限設定がありません。

出光興産株式会社「idemitsuでんき」

サービスステーションでおなじみの出光興産株式会社は、「idemitsuでんき」のブランド名で、沖縄を除く全国に電気を供給しています。

電気料金プランには、一般家庭向けの「Sプラン」や、オール電化向けの「オール電化プラン」があります。両プランには、ガソリンや軽油の割引特典などがつくクルマ特割を付けられるので、自動車を所有している方にもおすすめ。

ミツウロコグリーンエネルギー株式会社「ミツウロコでんき」

ミツウロコグリーンエネルギー株式会社は電気の小売事業だけでなく、ガスの小売事業も手かげているエネルギー企業。「ミツウロコでんき」のブランド名で、沖縄を除く全国に電気を供給しています。

一般家庭向けの「従量電灯」や、一人暮らし向けの「シングル応援プラン」などがあります。

「市場連動型ではないプラン」を扱っている電力会社・プラン一覧

「市場連動型ではないプラン」を扱っている電力会社を一覧にまとめました。こちらにリストアップしている電力会社・電気料金プランは、あくまでも一例です。すべてをリストアップしたものではありません。

電力会社電気料金プラン
出光興産(idemitsuでんき)Sプラン
オール電化プラン
ドライバーズプラン
ホームプラン
SBパワー(ソフトバンクでんき)くらしでんき(従量電灯A・B・C)
おうちでんき(N・A)
自然でんき
NTTドコモ(ドコモでんき)ドコモでんき Basic(M・Lプラン)
ドコモでんき Green(M・Lプラン)
ENEOS(ENEOSでんき)Aプラン
Bプラン
Cプラン
Vプラン
エネクスライフサービス(TERASELでんき)TERASELでんきA・B・C
超TERASELでんきA・B・C
TERASELでんき 低圧電力
MCリテールエナジー(まちエネ)きほんプラン
かんたんプラン
CO2フリープラン
毎晩充電し放題!プラン
毎晩充電し放題!CO2フリープラン
MUSUBIプラン
低圧電力きほんプラン
低圧電力かんたんプラン
大阪ガス(大阪ガスの電気)ベースプランA-G
ベースプランA
家庭用ガス発電プラン
スタイルプランS
スタイルプランP
スタイルプランd
スタイルプランE
ウィズradikoプラン
ウィズよしもとプラン
ウィズABEMAプラン
ゲームでんき
ミライトでんき
ベースプランB-G
ベースプランB
スタイルプランd-B
動力用プラン
オプテージ(eo電気)スタンダードプラン
シンプルプラン
九電みらいエナジー基本プランS・M・L
JALでんきS・M・L・N(ナイト)
WAONプランS・M・L・N(ナイト)
dポイントプランS・M・L・N(ナイト)
N(ナイト)プラン
グローバルエンジニアリング(よかエネ)よかエネ NORTH 電灯
よかエネ EAST 電灯
よかエネ WEST 電灯
よかエネ SOUTH 電灯
京葉ガス(京葉ガスの電気)マイホームあかり
マイホームあかり・ライト
サマリーポケットあかり
サマリーポケットあかり・ライト
KDDI(auでんき)でんきM・Lプラン
ecoM・Lプラン
コスモ石油マーケティング(コスモでんき)コスモでんきスタンダード
コスモでんきポイントプラス
コスモでんきセレクト
コスモでんきグリーン
コスモでんきスタンダードオール電化
コスモでんきポイントプラスオール電化
コスモでんきセレクトオール電化
コスモでんきグリーンオール電化
西部ガス(西部ガスの電気)プラスでんきプラン1・2
シングルプラン1・2
あきないでんきプラン
あきない動力プラン
CDエナジーダイレクト(CDエナジー)ベーシックでんきB・C
スマートでんきB・C
ファミリーでんき
シングルでんき
ゲームでんき
ミライトでんき
ポイントでんき
よしもとでんき
エンタメでんき
KODOMO新聞でんき
J:COM(J:COM電力)家庭用コース 従量A・B・C
TGオクトパスエナジー(オクトパスエナジー)グリーンオクトパス
スタンダードオクトパス
東京ガス(東京ガスの電気)ずっとも電気1・1S・2
もらえる電気
さすてな電気
東邦ガス(東邦ガスグループの電気)ファミリープラン
シンプルプラン1・2
ビジネスプラン
ビジネスプラン(動力用)
ポイントでんきプラン
グリーンエコプラン
奈良電力(ならでん)ならでん電灯A・B
ならでん低圧電力
北海道ガス(北ガスの電気)従量電灯B・C
従量電灯B・Cプラス
従量電灯B・Cメイト
低圧電力
低圧電力プラス
低圧電力メイト
PinT(PinTでんき)PinTでんきB・C
PinTでんき動力
ミツウロコグリーンエネルギー(ミツウロコでんき)従量電灯A・B・C
シングル応援プラン
低圧電力
動力プラン
ユビニティー(親指でんき)いいねプランA・B・C
わんにゃんプラン
ゲームプラン Home
ゲームプラン Biz

リスト内の電力会社・電気料金プランは一例です。すべての「市場価格の影響を直ちに受けない電力会社・電気料金プラン」をリストアップしたものではありません。リストにはエネチェンジから申し込めない電力会社・電気料金プランも含まれています。SBパワー(ソフトバンクでんき)は、東北電力エリア・東京電力エリア・関西電力エリア・九州電力エリアの電気料金プランのみ、「電力市場連動額」が加減算されます。その他エリアは、市場価格の影響を直ちに受けません。NTTドコモ(ドコモでんき)は、東北電力エリア・東京電力エリアの電気料金プランのみ、「電源費用等調整単価」が加減算されます。その他エリアは、市場価格の影響を直ちに受けません。

国内最大級の電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号を入力するだけで今よりも安い電力会社を見つけられます。市場価格による電気代調整がないプランに絞り込む機能もありますよ。

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市場連動型プランがおすすめな人は?

市場連動型プランがおすすめな人や向いている人は、次のようなタイプの人です。

市場連動型プランがおすすめな人
まめに情報収集ができる人
30分単位で変動する電力量料金単価に合わせて、電気の使い方をコントロールするために、まずは現在の単価を知ることが大切。電力会社が提供する専用アプリなどを駆使して、現在の単価を細かく確認することが苦ではない人に向いています。
電気代の節約に意欲的に取り組める人
電力量料金単価が高い時間帯に電気を使わないこと(ピークカット)や、電気を使うタイミングを単価が安い時間帯にずらすこと(ピークシフト)が、市場連動型プランの主な節約方法。確認した単価に合わせて、これらの節約方法を能動的に行える人に向いています。

上記とは反対に、こまめな情報収集が苦手な人や、電気を使うタイミングを調整しにくい人は、市場連動型ではないプランのほうがおすすめです。

市場連動型プランの電気代節約術

ここでは、市場連動型プランの電気代を節約するための工夫をいくつかご紹介します。

節約術1)電気の使用時間をずらす

電力需要が少ない、市場価格が安い時間帯に電気を使うようにすれば、電気代を節約できます

例えば、深夜や早朝の電力需要が少ない時間帯に洗濯機を使用するといった方法があります。これは極端な例ですが、市場価格が高くなりがちな夕方頃は家電の使用を控えるなど、ちょっとした工夫でも電気代の節約に繋がりますよ。

節約術2)スマート家電を導入する

スマート家電とは、専用アプリを利用することでスマートフォンと連携できる家電製品のこと。消し忘れた際に外出先から電源をオフにできるスマート家電や、電気代が高くなる時間帯にエアコンの温度調節をしてくれるスマートリモコンなどがあります。

スマート家電に買い換えれれば、時間帯によって料金が変動する市場連動型プランと付き合いやすくなると言えるでしょう。

節約術3)電力会社・電気料金プランを切り替える

どうしても節約できない場合、市場連動型プランがあなたのライフスタイルに合致していない可能性があります。別の電気料金プランや電力会社と比較してみて、より節約に繋がるプランに切り替えるのも、ひとつの方法ですよ。

市場価格高騰に関する過去事例

この章では、過去に市場価格が高騰した事例をご紹介します。

【2021年1月】寒波などにより市場価格が高騰

2020年12月後半から2021年1月にかけて、電力の卸売価格が高騰しました。

市場価格高騰の主な原因は、「寒波などによる電力需要の増加」と「火力発電燃料であるLNG(液化天然ガス)の不足」の2つが重なったことでした。新型コロナウイルス感染症対策によるテレワークも増加し、暖房器具使用などによる家庭用電力の消費量が急増していることも一因。また、長引く寒波の影響により、火力発電の燃料であるLNG(液化天然ガス)の需要が想定よりも上振れていたため、燃料消費も早いペースで進み、多くのエリアでLNG火力の出力低下も起きました。

1月8日には全国7エリアで最大需要が「10年に1度」を想定する規模を上回りました。2021年1月13日の受渡分システムプライス48コマ平均154.57円を記録し、前例のない異常な数値を記録。


出典:エネチェンジ・インサイト・マーケット

日本卸電力取引所(JEPX)の電力取引価格はどこで確認ができるの?

日本卸電力取引所(JEPX)の電力取引価格は、JEPX プライスチェッカーで確認できます。ENECHANGEが提供するJEPXプライスチェッカーは、日本卸電力取引所での電力取引価格が一目でわかり、情報がメールで毎日届きます。

市場連動型プランと他社を比較するのもおすすめ

市場連動型プランにはメリットだけでなく、デメリットもあることがわかりましたね。本記事を見て市場連動型プランを「やばい」と思った方は、市場連動型ではないプランも候補に入れて比較してみるのがおすすめです。

電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、現在契約中の電力会社や郵便番号などの情報を入力するだけで節約につながる電力会社を見つけられます。そのままパパッと申し込みもできるので、ぜひご活用ください。

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