挫折知らずで節約できる家計簿のつけ方とコツ7つ大公開!
この記事の目次
家計簿をつけたほうが良いのかもしれないけど、苦手。そんな人が多いかもしれません。継続してやらなくてはいけないことでもあり、億劫にも感じますよね。ところが家計簿をつけている主婦とつけていない主婦を比べると、家計簿を付けている主婦のほうが約160万円も貯蓄が多い、という調査結果があるんです!
節約・貯蓄をするためには、家計簿をつけるのが早道かもしれません!
年間平均34,352円節約できます!
エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2024年7月1日~2024年9月30日)
どうして家計簿が節約につながるの?
家計簿をつけることが節約につながるという点に首をかしげる人もいるかもしれませんが、家計簿を付けるとこんな効果があります。
- お金の支出が見える
- 節約を意識するようになる
- 家族も節約を意識し始める
上の2つは納得だけど、「家族も?」とちょっと疑問に感じますよね。それぞれの内容をもう少し具体的に見ていきましょう。
お金の収支が見える
家計簿をつけることで、どんな内容の収入があり、どんな内容の支出があったのかということがひと目で分かります。
たとえば「5万円使った」という内容にしても、使った理由が分からない5万円と、「光熱費が1万円、食費が3万円、交通費が1万円」と内容が分かる5万円では大きな差が出てきます。
家計簿をつけることで、何にお金を多くつかっているのかという全体のバランスがひと目でわかるようになるのです。
もし家計簿をつけていなければ「5万円減った」という事実しか分かりませんが、家計簿をつけたことにより「本来給与とボーナスで13万円増えるはずだったが、結婚祝いの臨時出費により5万円減った」ということまで分かるのです!
節約を意識するようになる
家計簿をつけていた場合、上記のような収支が分かると「今月は臨時の出費が多かったから、外食を控えよう」と自然と収支を合わせようという意識が働きます。また、「今月は光熱費が高くなってしまったから、来月はエアコンの使い方を考えてみよう」と、節約する方法を考え、実行することができるようになります。。
お金の収支が分かると、多く支出があるポイントを意識して減らそうと考え始めるため、効果的に節約をしやすくなるのです。
家族も節約を意識し始める
お金の出入りは家計を管理していない家族から見るとまったく内容が見えなくて分からないため、興味もわきにくくなります。
夫に、「俺は稼いできているんだから、家では我慢したくない!」と言われたときも、家計簿をつけて支出の内容が分かっていれば
「●●があったから今月は節約が必要なの。△△も節約すれば、お金に余裕ができて外食に行けるよ!」など、相手が理解し納得できるように話すことができます。
これで挫折とサヨナラ!家計簿のつけ方7つのコツ
家計簿はつけてみたことがあるけれど、数週間で挫折したという人も多いかもしれません。ここでは挫折をしない家計簿のつけ方のコツをお伝えします!
節約の目標を決める
例えば、「家を買うために頭金500万を5年で貯める」や、「旅行に行くために30万円貯める」など、楽しいこと、夢だったことと、そのために必要な金額を「具体的に」決めます。
目標がはっきりと定まると、私たちは「あそこに向かって頑張ろう!」と努力しやすくなるものです。また、目標が楽しいこと・ワクワクすることであれば、節約は辛いものから、楽しいものを手に入れるための行動に変わります。
目指す金額も具体的に決め、ゴールが見えるようにすることが大切です。
自分にあった種類の家計簿を選ぶ
家計簿にはいろいろな種類があります。家計簿によって使い方や便利さが違うので、自分にあったタイプのものを選びましょう。
現在主流の家計簿は以下の5種類です。
- 家計簿アプリ
- パソコンソフトの家計簿
- Excelなどのソフトで作る家計簿
- 市販のノート型(本型)家計簿
- 自分で手作りする
スマホを頻繁に使う人であれば家計簿アプリが便利ですし、パソコンを日常的に使う人は家計簿ソフトを購入しても良いでしょう。
エクセルがある程度使いこなせる人なら、自分で家計簿を作成してしまうことも可能です。
一方、電子機器が苦手、手で書いたほうが安心できるという人なら市販のノート型家計簿がおすすめ。
とにかくお金をかけたくないという人、すぐに始めたいという人は、まっさらなノートやコピー用紙に手書きで手作り家計簿を使い始めても良いですよね。
- 家計簿アプリ
- エクセルで作る家計簿
- 手作り家計簿
- パソコンソフトを使う家計簿
- 市販のノート型家計簿
一番手がかからず、初期費用も無料、かつ内容がしっかりしているのは無料の家計簿アプリです。いろいろな種類の家計簿アプリが登場していますが、おすすめはマネーフォワードやZaim、Dr.Walletなどです。
レシートを写メするだけというアプリや、現金でのお買い物のほか、電子マネーを使った買い物やカードでの買い物、銀行の残高まで一挙に管理してくれるアプリもありますので、面倒くさがりなあなたでも楽々続けられます!
家計簿アプリ紹介はこちらから!
最初は「ざっくり」とした項目で
家計簿をつける時は、まずお金の出入りに関する項目を決めます。家計簿初心者はこの項目を「ざっくり」決めることをおすすめします。
たとえば以下の通りです。
- 収入
- 給与、ボーナス、その他
- 固定支出(毎月決まって支払うお金)
- 家賃、ローン、光熱費、通信費、保険料
- 変動支出(月によって支払う額が変わるお金)
- 食費、交際費、医療費、交通費、雑費、美容・衣服費、その他
項目ごとの予算を立てよう!
項目を決めたら、項目ごとにお金を振り分け、その月の予算を立てます。
この時に注意したいのが、先に貯蓄すべき金額を分けておくこと。残ったお金を貯蓄に回そうとすると、結局「お金が残らなかったから今月は貯蓄ゼロ」ということになりがちです。
- 給与、ボーナスなど収入を合わせて収入合計を記入
- 収入合計から固定支出を引いた額を算出
- 貯蓄に回す額を引く
- 残った金額の中で、変動支出の項目にお金を割り振る
最初はどこにどれだけのお金を使うのかが分からず、割り振りに困る人が多いでしょう。初月は「なんとなく」で割り振り、次の月から前月の実績を見て調整していきましょう。
家計簿は「まとめて」つける
家計簿は毎日つけるとなると面倒な作業です。挫折しないためには、数日分~1週間分まとめて家計簿をつけるという方法がおすすめ。レシートを取っておくのが一番良いのですが、レシートがもらえなかったり紛失してしまっても、だいたいの金額をつければOKです。
厳密な額を知りたいのではなく、「どこにどのくらいお金を使っているか」というだいたいのバランスを見ることが目的なので、ゆるい気持ちで始めましょう。
1カ月ごとに家計簿を振り返る
1カ月家計簿をつけたら、内容を振り返って確認してみましょう。予算に対して使いすぎてしまった項目、意外と使わなかった項目などはっきりわかるようになります。ここでの反省をもとに、翌月の予算をたて、節約ポイントを見出していきましょう。
ここで困るのが、「自分が使いすぎているのかどうかわからない」という点ではないでしょうか。
そんな時におすすめなのが、家計簿アプリ、マネーフォワードです。マネーフォワードでは住居エリアや年齢・家族構成を元に、同じような家計で黒字化出来ている家計データを提供する「理想の家計」データが用意されています。「理想の家計」データと比べることで、自分たちの家計の節約ポイントも意識しやすくなりますよ。
参照:自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」、『家計診断』を提供開始〜FP監修による10,340パターンの家計データから、最適な家計を提示~ | 株式会社マネーフォワード
家族で共有する
1ヵ月間つけた家計簿の内容は家族で共有しましょう。家計簿を付けた内容を家族と共有することで、2つのメリットがあります。
1つめは、家族に家計簿をつけた努力を認めてもらい、自分のモチベーションにつなげることです。家族と共有することで「今月は先月より●万円節約できたよ」「うちと似たような家計の家とくらべて、うちの光熱費は●円も安いんだよ」と努力した結果を数字で見せることができます。
2つめのメリットは、家族も節約に対して意識が高くなるということです。家計簿を頑張ってつけていること、そして具体的な成果が出ていることで、「自分も協力しよう」「一緒に節約しよう」という気持ちが生まれやすくなります。家族全員で節約を始めれば、効果は更に上がっていくのではないでしょうか。
今日から節約!7つのコツを使えば家計簿は難しくない!
面倒そうに感じる家計簿ですが、7つのコツを使うことで誰でも簡単に家計簿をつけ始めることができます。最初はざっくり、週に1回くらいの頻度で始めてみましょう。また、家計簿につけた内容は家族で共有することが大切です。家族に「今月は●万円節約できたよ」「目標の●●万円まで、あとこれくらい!」と共有することで、家族全体でも節約する意識が生まれますし、自分のモチベーションもあがります。さっそく今日から、家計簿をつけ始めてみませんか。
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