シャープの最新テレビ、特徴や電気代を徹底解説!!
この記事の目次
4Kテレビ。シャープをはじめ、東芝、パナソニックなど多くの会社で取り上げられていますよね。今回は、
「シャープのテレビは他社よりココがすごい!!」に焦点を当てて、ご紹介していきます。また、シャープのテレビの中でも、AQUOSと「AQUOS 4K」の違いなどもご紹介します。電気代では意外な結果も出ました!
シャープの最新テレビはココがすごい!!
シャープの最新型テレビは、他社と異なり、大きく4つの特徴を売り出しています。
- 圧倒的な色彩
- 高度な精細感
- はっきりとした明暗表現力
- 高音質
実はこの4つの機能、「従来のAQUOS」にはない機能なんです!
AQUOSの発売後、新たに売り出された「AQUOS 4K NEXT」、「AQUOS 4K液晶テレビ」、「AQUOS クアトロンプロ」に内蔵されています。それではこれらの4つの特徴についてそれぞれ見ていきましょう。
圧倒的な色彩!
高度な精細感
はっきりとした明暗の表現!
高音質!
気になる製品の特徴、電気代は?
さて、それではこれらの特徴がどのように内臓しているのか、製品別に見ていきます。ここでは、
- AQUOS 4K NEXT
- AQUOS 4K液晶テレビ
- AQUOS クアトロンプロ
- AQUOS
で比較します。
AQUOS 4K NEXT
「4K NEXT」タイプでは、今まで紹介した4つの機能が全て入っています。ただしサイズが大きいので注意が必要です。「70V型と80V型」の2種類しかなく、60V型以上の大きさのものはテレビから充分に離れて見る必要があります。テレビのある部屋が狭い人、1人暮らしさんにとっては使いにくい可能性があります。
AQUOS 4K液晶テレビ
「4K液晶テレビ」タイプには3つのシリーズがあり、サイズも40V型から60V型まであります。40v型だと6畳の部屋でも十分使えます。その分、「THX 4K ディスプレイ規格」の認証がなく、明暗表現力が「4K NEXT」より劣る可能性があります。サイズが小さくなるとメガコントラスト技術も搭載されなくなります。ただしその分、「AQUOS 4K-Master Engine PRO Ⅱ」を搭載し、臨場感豊かな4K映像を表現できるようにしています。
AQUOS クアトロンプロ
「AQUOS クアトロンプロ」タイプには、4K液晶パネルを使っているわけではありません。フルHDパネルで4K相当の高精細な映像を表示しています。4K液晶パネルでなくとも、低反射パネルや「リッチカラーテクノロジー」が入っており、4Kレコーダーと接続することで4K放送を視聴することもできます。ちなみにサイズは46V型から60V型まであります。
AQUOS
最後に「AQUOS」タイプです。従来のAQUOSには今まで紹介してきた機能はついていません。サイズが大きいものは4Kテレビに移り変わったので、40V型以下のサイズしかありません。ただし、AQUOS自体に素晴らしい機能が備わっているのでその機能を紹介します。機能としては大きく分けて4つあります。
- 裏番組録画が可能
- 長時間録画が可能
- 最新のネットサービスが楽しめる
- 聞き取りやすい音質設計
AQUOSには裏番組録画ができる「デジタル2チューナー」が搭載されています。見たい番組が2つあるとき、片方はリアルタイムで見てもう片方はチューナーに録画しましょう。これでどちらも逃さず視聴することができます。また、AQUOSはハードディスク(別売)に対応しており、2TBタイプの場合は約696時間も録画することができます。ネットサービスとしてはハイクオリティなオリジナル作品が視聴できる「NETFLIX」が利用できます。
シャープ4Kテレビ比較表
ここまで説明したことを簡単に表にまとめました。「△」で表記したものは最新テレビ「AQUOS 4K NEXT」に劣る可能性があるという意味です。表はカタログの情報を基に評価したものなので実際に見てみるとほとんど変わらない場合があります。
4K NEXT | 4K 液晶テレビ | クアトロンプロ | 従来のAQUOS | |
---|---|---|---|---|
4Kパネルを使っているか | ○ | ○ | × | × |
圧倒的な色彩 | ○ | ○ | △ | なし |
高度な精細感 | ○ | ○ | △ | なし |
はっきりとした明暗表現力 | ○ | △ | △ | なし |
高音質 | ○ | △ | △ | なし |
オススメの部屋サイズ | 10畳以上 | 6畳~10畳 | 6畳~10畳 | 6畳以下 |
裏番組録画 | ○ | ○ | ○ | ○ |
長時間録画 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ネットサービス利用 | ○ | ○ | ○ | ○ |
良質な音質設計 | ○ | ○ | ○ | ○ |
テレビ別の電気代の違いは?
次に、それぞれの電気代を見てみましょう。いくら映像がきれいでも、電気代が高いと家計を圧迫しかねません。
AQUOS 4K NEXT、AQUOS 4K液晶テレビ、AQUOS クアトロンプロの60型サイズと、AQUOSの55型サイズ(最大サイズ)の年間消費電力量から電気代を比較してみると、以下のようになります。
種類 | 参照型番 | 年間消費電力量 | 年間電気代 |
---|---|---|---|
AQUOS 4K NEXT(60型) | LC-60XD35 | 196kWh | 5,292円 |
AQUOS 4K液晶テレビ(60型) | LC-60US30 | 191kWh | 5,157円 |
AQUOS クアトロンプロ(60型) | LC-60XL20 | 119kWh | 3,213円 |
AQUOS(55型) | LC-55W30 | 86kWh | 2,322円 |
4Kテレビは映像が綺麗な分電気代も上がりますね。さて、この高い電気代をどうにかして抑えることはできないのでしょうか?
シャープの省エネ・節電機能
シャープにはセーブモードと呼ばれる機能が全機種に備わっています。リモコンで画面操作を行うことで消費電力を抑えた映像に切り換えることができます。昼にはセーブモードを使い、夜はそのまま利用することで違和感なく4K映像を楽しむことができますよ。
ちなみに、使わない時にコンセントからプラグを抜いておくことで待機消費電力分の電気代を節約するという方法はあまり効果がありません。なぜなら、「AQUOS 4K NEXT」のテレビの待機消費電力は0.15wです。これは1か月で最大2.92円、年間で最大35.48円です。時間設定や録画予約などの再設定が必要な場合があるので、プラグは差したままにしておきましょう。また、シャープには「無操作電源オフ機能」があり、万が一寝落ちしても自動的に電源オフになります。
シャープの最新テレビまとめ
最後に、シャープの最新型テレビについてまとめてみてみましょう。最新テレビ「AQUOS 4K NEXT」には4つの特徴があります。それは、
- 圧倒的な色彩
- 高度な精細感
- はっきりとした明暗表現力
- 高音質
の4つです。この4つを明示しているのはシャープだけです。また、これらの機能は従来のAQUOSになかった機能です。ただその分、サイズが大きめのテレビしかない、消費電力が大きめで電気代が気になる、というデメリットもあります。これまでご紹介してきたことを踏まえて簡単にまとめると、このようになります。
- AQUOS 4K NEXT、AQUOS 4K 液晶
- 電気代を気にせず、大画面で高解像度な映像を見たい人にオススメ!
- AQUOS クアトロンプロ
- 電気代もおさえつつ、4K映像を見たい人にオススメ!
- AQUOS
- 4K映像でなくとも従来の機能で満足。電気代おさえたい人にオススメ!
最新型テレビにするか、従来のAQUOSにするか、またはそれ以外のテレビにするか、色々なメリット、デメリットがあります。自分の生活スタイルとも照らし合わせて慎重に決めてくださいね。
画像出典/参照:SHARP液晶テレビ2016-4総合カタログ