市場連動型ではない電力会社|急激な高騰がない会社を厳選!

この記事の目次
「市場連動型プランは高騰リスクがあって不安……」
「市場連動型じゃない、固定単価のプランを提供している電力会社を知りたい」
そんな方のために、本記事では市場連動型ではない電力会社を厳選して紹介しています。
電気代の変動リスクを避けたい方は、ぜひこの記事で取り上げている電力会社の中から選んでみてください!
- 更新日
- 2025年10月3日
変動が心配なら「市場連動型ではない電力会社」を選ぶのが正解
市場連動型の電力会社は、一般的な固定単価の電力会社とは異なり、電力量料金単価が「日本卸電力取引所(JEPX)」の市場価格に連動し、30分ごとに変動する仕組みです。
そのため、単価が安いときには電気をお得に利用できるメリットがありますが、市場価格が高騰した場合は料金も上昇するリスクがあります。一方、固定プランは電力量料金単価が一定で、燃料費調整額などの変動が多少あるものの、市場連動型に比べて大きな料金変動がないのが特徴です。
こうしたリスクを避けつつ、電気代を毎月安定させたい人は、電力量料金単価が固定されている電力会社・電気料金プランがおすすめです。
市場連動型プランについて、詳しくはこちら。
市場連動型プランはやばい?どこの新電力・電力会社が扱っている?
市場連動型と固定単価の電力会社はどんな生活スタイルの人におすすめ?
例えば、電気代が安くなる昼間や深夜帯に洗濯機を回したり、電気代が高くなる時間帯にはできるだけ節電したりといった調整ができる方には、市場連動型の電力会社がおすすめです。
一方で、そのような調整が難しい方や手間に感じる方には、市場連動型ではない固定単価の電力会社をおすすめします。
- 電気の利用時間帯をずらせる人
- 電気が安くなりやすい日中・深夜帯に電気を利用する人
- ゲーム感覚で節電を楽しみたい人
- 電気代が毎月安定してほしい人
- 高騰リスクを避けたい人
- 電気の利用パターンが不規則な人
固定単価!市場連動型ではない電力会社の比較表
ここでは、市場連動型ではない電力会社について、一覧にまとめました。
ロゴ | サービス名 | 特徴 | 1カ月の電気代 | 解約金 |
---|---|---|---|---|
オクトパスエナジー | 燃料費調整額0円のプランを提供 | 16258円 | なし | |
コスモでんき | 特典付きプランの種類が多い | 14175円 | 一部プランあり | |
TERASELでんき | 楽天ポイントの還元あり | 14079円 | なし | |
東京ガス | 東京ガスのガスとのセット割が利用できる | 14212円 | なし | |
ENEOSでんき | ガソリン代割引特典あり | 13767円 | 一部プランあり | |
大阪ガス | 特典付きプランの種類が多い | 13143円 | 一部プランあり | |
東邦ガス | ガス契約者向けのセットプランあり | 13414円 | なし | |
auでんき | Pontaポイントの還元あり | 15485円 | なし | |
ドコモでんき | dポイントの還元あり | 14585円 | なし |
1カ月の電気代は、3人世帯で電気使用量450kWh、契約アンペア数30Aと仮定してシミュレーションしています。オクトパスエナジーは「シンプルオクトパス」、コスモでんきは「コスモでんきスタンダード」、TERASELでんきは「TERASELでんき東京B」、東京ガスは「基本プラン」、ENEOSでんきは「東京Vプラン」、大阪ガスは「ベースプランA-G」、東邦ガスは「ファミリープラン」、auでんきは「でんきMプラン(東京D)」、ドコモでんきは「ドコモでんき Basic(Mプラン)」をもとに算出。電気料金算出方法:「基本料金+電力量料金±燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金」で計算。燃料費調整額と「電気・ガス料金支援」の補助金は、2025年10月のものを使用。コスモでんきは月間割引、東京ガスは「電気・ガスセット(定率B)」を適用。
特におすすめは「オクトパスエナジー」と「コスモでんき」
特に変動リスクを抑えたい方には、「オクトパスエナジー」と「コスモでんき」がおすすめです。まず「オクトパスエナジー」は、燃料費調整額が0円のプラン「シンプルオクトパス」を提供しており、変動リスクをしっかり抑えたい方に最適。
一般的な電気料金プランには、発電に必要なLNG(液化天然ガス)などの価格変動を反映する「燃料費調整額」が含まれているため、毎月の電気料金が変動します。一方、「シンプルオクトパス」はこの燃料費調整額がなく、基本料金も0円。シンプルに使った分だけ請求される仕組みなので、料金の変動を抑えたい方にぴったりです。
また「コスモでんき」は、燃料費調整額に上限が設定されている珍しい電力会社です。多くの電力会社では燃料費調整額に上限がなく、燃料費が高騰するとそのまま電気代が上がり続けますが、コスモでんきは一定額までしか加算されません。上限をこえるケース自体は稀ですが、少しでもリスクを減らしたい方にとっては、有力な選択肢となるでしょう。
変動なし!市場連動型ではない電力会社10選
ここでは、市場連動型ではない電力会社について、おすすめの10社をご紹介します。
オクトパスエナジー|燃料費調整額0円のプランもあり

オクトパスエナジーでは、基本料金0円の「シンプルオクトパス」が魅力。電力量料金は電気使用量にかかわらず一律に設定されており、燃料費調整額も0円のため、料金の変動リスクが小さいのが特徴です。実質的に再生可能エネルギー100%の電気が利用できるのもメリットと言えるでしょう。
なお、利用開始から12カ月経過で、自動的に「グリーンオクトパス」に切り替わる点には注意が必要です。
供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア |
電気ガスセット割 | なし |
オール電化住宅向けプラン | あり |
調整費用の種類 | 燃料費調整額(上限なし) |
契約手数料 | なし |
解約金 | なし |
クレジットカード | 利用可能 |
ポイント還元 | なし |
運営する電力会社 | TGオクトパスエナジー株式会社 |
オクトパスエナジーについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。オクトパスエナジーの電気料金は高い?評判・デメリットなどを解説
おすすめプラン「シンプルオクトパス」
区分 | 単位 | オクトパスエナジー「シンプルオクトパス」東京電力エリア料金(消費税率10%) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 0円00銭 |
15A | |||
20A | |||
30A | |||
40A | |||
50A | |||
60A | |||
電力量料金 | 1kWh | 31円60銭 |
オクトパスエナジー「シンプルオクトパス」は、一般家庭向けの電気料金プランです。基本料金は0円に設定されており、電力量料金は電気使用量にかかわらず、一律に設定されています。
なお、利用開始から12カ月経過すると、自動的に「グリーンオクトパス」に切り替わります。
コスモでんき|プランの種類が豊富

コスモでんきでは、電気料金の割引やdポイントの還元、動画・雑誌が見放題など、さまざまな特典付きプランを提供しているのが特徴。なかでも「コスモでんきスタンダード」は、契約アンペア数や電気使用量に応じて割引が適用されるので、電気代を節約したい人におすすめです。
供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア |
電気ガスセット割 | なし |
オール電化住宅向けプラン | あり |
調整費用の種類 | 燃料費調整額(オール電化向けプラン=上限なし/その他プラン=上限あり) |
契約手数料 | なし |
解約金 | 一部プランあり |
クレジットカード | 利用可能 |
ポイント還元 | 一部プランあり |
運営する電力会社 | コスモ石油マーケティング株式会社 |
コスモでんきについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。コスモでんきの電気料金は高い?特徴やメリット・デメリットを解説
おすすめプラン「コスモでんきスタンダード」
区分 | 単位 | コスモでんき「コスモでんきスタンダード」東京電力エリア料金(消費税率10%) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 30A | 1契約 | 935円25銭 |
40A | 1247円00銭 | ||
50A | 1558円75銭 | ||
60A | 1870円50銭 | ||
電力量料金 | 〜120kWh | 1kWh | 29円80銭 |
121kWh〜300kWh | 36円40銭 | ||
301kWh〜 | 40円49銭 |
コスモでんきの「コスモでんきスタンダード」は、一般家庭向けの電気料金プランです。基本料金は契約アンペア数によって異なり、電力量料金は3段階に設定されています。
TERASELでんき|楽天ポイントが貯まるのがメリット

TERASELでんきでは、電気料金200円(税込)につき、楽天ポイントが1ポイント貯まるのがメリット。電気料金プランも電気使用量が少ない家庭向けの「TERASELでんき」と、電気使用量の多い家庭向けの「超TERASELでんき」を提供しているので、ライフスタイルに合ったプランを選べますよ。
供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア |
電気ガスセット割 | なし |
オール電化住宅向けプラン | なし |
調整費用の種類 | 燃料費調整額(上限なし)※「TERASELマーケット」は燃料費調整額が含まれません。 |
契約手数料 | なし |
解約金 | なし |
クレジットカード | 利用可能 |
ポイント還元 | あり |
運営する電力会社 | 株式会社エネクスライフサービス |
TERASELでんきについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。TERASELでんきの電気料金は高い? メリット・デメリットや解約金、特典は?
おすすめプラン「TERASELでんき東京B」
区分 | 単位 | TERASELでんき「TERASELでんき東京B」料金(消費税率10%) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 20A | 1契約 | 600円62銭 |
30A | 900円93銭 | ||
40A | 1201円24銭 | ||
50A | 1501円55銭 | ||
60A | 1801円86銭 | ||
電力量料金 | ~120kWh | 1kWh | 29円00銭 |
121kWh〜300kWh | 35円34銭 | ||
301kWh〜 | 39円26銭 |
TERASELでんきの「TERASELでんき東京B」は、一般家庭向けの電気料金プランです。基本料金は契約アンペア数によって異なり、電力量料金は3段階に設定されています。
東京ガス|電気とガスのセット割が◎

東京ガスの電気では、東京ガスの都市ガスとの「ガス・電気セット割(定率B)」が利用できるのが特徴。セット割引の適用で、基本料金と電力量料金の合計額(税込)から、合計額に0.5%を乗じた額が割引されます。東京ガスの都市ガスを契約している方におすすめです。
供給エリア | 東京電力エリア |
電気ガスセット割 | あり |
オール電化住宅向けプラン | なし |
調整費用の種類 | 燃料費調整額(上限なし) |
契約手数料 | なし |
解約金 | なし |
クレジットカード | 利用可能 |
ポイント還元 | あり |
運営する電力会社 | 東京ガス株式会社 |
東京ガスの電気について、詳しくはこちらの記事で解説しています。東京ガスの電気料金は高い?メリット・デメリットや解約金の有無を解説
おすすめプラン「基本プラン」
区分 | 単位 | 東京ガス「基本プラン」料金(消費税率10%) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 311円74銭 |
15A | 467円61銭 | ||
20A | 623円48銭 | ||
30A | 935円22銭 | ||
40A | 1246円96銭 | ||
50A | 1558円70銭 | ||
60A | 1870円44銭 | ||
電力量料金 | ~120kWh | 1kWh | 29円70銭 |
121kWh〜300kWh | 35円69銭 | ||
301kWh〜 | 39円50銭 |
東京ガスの「基本プラン」は、一般家庭向けの電気料金プランです。基本料金は契約アンペア数によって異なり、電力量料金は3段階に設定されています。
ENEOSでんき|ガソリン代割引が魅力

ENEOSでんきでは、支払い方法にENEOSカードC・P・S・NICOSを選択することで、ガソリン代・灯油・軽油代の割引されるのがメリット。また、ENEOSカードCBなら電気代割引、特別提携カードならマイルやポイントの還元率アップ、その他の支払い方法ならVポイント(旧:Tポイント)がたまるようになります。
ENEOS都市ガスとのセット割引「でんき・ガスセット割」も提供しており、電気料金が毎月100円(税込)割引されるのも魅力。
供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア |
電気ガスセット割 | あり |
オール電化住宅向けプラン | あり |
調整費用の種類 | 燃料費調整額(上限なし) |
契約手数料 | なし |
解約金 | 一部プランあり |
クレジットカード | 利用可能 |
ポイント還元 | あり |
運営する電力会社 | ENEOS Power株式会社 |
ENEOSでんきについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。ENEOSでんきは高い?電気料金プランの評判やデメリットを解説!
おすすめプラン「東京Vプラン」
区分 | 単位 | ENEOSでんき「東京Vプラン」料金(消費税率10%) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 311円75銭 |
15A | 467円63銭 | ||
20A | 623円50銭 | ||
30A | 935円25銭 | ||
40A | 1247円00銭 | ||
50A | 1558円75銭 | ||
60A | 1870円50銭 | ||
上記をこえる場合 | 1kVA | 311円75銭 | |
電力量料金 | 〜120kWh | 1kWh | 29円80銭 |
121kWh〜300kWh | 34円85銭 | ||
301kWh〜 | 36円90銭 |
ENEOSでんきの「東京Vプラン」は、一般家庭向けの電気料金プランです。基本料金は契約アンペア数によって異なり、電力量料金は3段階に設定されています。
大阪ガスの電気|プランの種類が豊富

大阪ガスの電気では、一般家庭向けの「ベースプランA/B」のほか、大阪ガスの都市ガス契約者向けの「ベースプランA-G/B-G」を提供。ほかにもAmazonプライム年会費がセットになったプランや、dポイント還元のあるプランなど、特典付きのプランが豊富に用意されているのも特徴です。
供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア |
電気ガスセット割 | なし |
オール電化住宅向けプラン | なし |
調整費用の種類 | 燃料費調整額(上限なし) |
契約手数料 | なし |
解約金 | 一部プランあり |
クレジットカード | 利用可能 |
ポイント還元 | 一部プランあり |
運営する電力会社 | 大阪ガス株式会社 |
大阪ガスの電気について、詳しくはこちらの記事で解説しています。大阪ガスは電気単体契約だと高い?関西電力と比較・解約金の有無
おすすめプラン「ベースプランA-G」
区分 | 単位 | 大阪ガス「ベースプランA-G」料金(消費税10%) | |
---|---|---|---|
最低料金 | ~15kWh | 1契約 | 466円57銭 |
電力量料金 | 16kWh~120kWh | 1kWh | 20円21銭 |
121kWh~350kWh | 24円80銭 | ||
351kWh~ | 27円72銭 |
大阪ガスの電気の「ベースプランA-G」は、一般家庭向けの電気料金プランです。最低料金が設定されており、電力量料金は3段階に設定されています。
東邦ガス|ガス契約者限定のお得なプランを用意

東邦ガスではガス契約者向けに、基本料金や割引額が電気契約のみの場合よりもお得に設定されたセットプランを提供しています。また、東邦ガスのポイント「がすてきポイント」が電気料金200円(税込)につき1ポイント貯まるのも魅力。
供給エリア | 中部電力エリア |
電気ガスセット割 | なし |
オール電化住宅向けプラン | あり |
調整費用の種類 | 燃料費調整額(上限なし) |
契約手数料 | なし |
解約金 | なし |
クレジットカード | 利用可能 |
ポイント還元 | あり |
運営する電力会社 | 東邦ガス株式会社 |
東邦ガスの電気について、詳しくはこちらの記事で解説しています。東邦ガスの電気料金プランは高い?セット割や違約金の有無は?
おすすめプラン「ファミリープラン」
区分 | 単位 | 東邦ガス「ファミリープラン」料金(消費税率10%) | ||
---|---|---|---|---|
基本料金 | ~20A | 1契約 | 587円28銭 | |
30A | 908円42銭 | |||
40A | 1076円56銭 | |||
50A | 1397円70銭 | |||
60A | 1718円84銭 | |||
電力量料金 | ~30A | ~120kWh | 1kWh | 21円18銭 |
121kWh~200kWh | 25円32銭 | |||
201kWh~250kWh | 25円34銭 | |||
251kWh~300kWh | 25円36銭 | |||
301kWh~350kWh | 26円59銭 | |||
351kWh~400kWh | 27円12銭 | |||
401kWh~500kWh | 27円73銭 | |||
501kWh~700kWh | 28円56銭 | |||
701kWh~1000kWh | 28円58銭 | |||
1000kWh~ | 28円60銭 | |||
40A~ | ~120kWh | 21円18銭 | ||
121kWh~200kWh | 25円62銭 | |||
201kWh~250kWh | 25円64銭 | |||
251kWh~300kWh | 25円66銭 | |||
301kWh~350kWh | 26円59銭 | |||
351kWh~400kWh | 27円12銭 | |||
401kWh~500kWh | 27円73銭 | |||
501kWh~700kWh | 28円56銭 | |||
701kWh~1000kWh | 28円58銭 | |||
1000kWh~ | 28円60銭 |
東邦ガスの「ファミリープラン」は、一般家庭向けの電気料金プランです。基本料金は契約アンペア数によって異なり、電力量料金は契約アンペア数に応じて、それぞれ10段階に設定されています。
auでんき|Pontaポイントが貯まる

auでんきでは、電気料金に応じて最大1%のPontaポイントが貯まるのがメリット。電気料金が高くなるとPontaポイントの還元率もアップするので、電気を多く使う人に向いています。また、UQ mobileとのセット割引「自宅セット割 でんきコース」も提供しており、1契約につきUQ mobileの回線が計10回線まで、スマホ料金が最大1,100円割引されます。
供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア・沖縄電力エリア |
電気ガスセット割 | あり |
オール電化住宅向けプラン | あり |
調整費用の種類 | 燃料費調整額(上限なし)または、燃料費調整額(上限なし)・電源調達等調整額 |
契約手数料 | なし |
解約金 | なし |
クレジットカード | 利用可能 |
ポイント還元 | あり |
運営する電力会社 | auエネルギー&ライフ株式会社 |
沖縄電力エリアの販売は沖縄セルラー電話株式会社となります。
auでんきについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。auでんきの電気料金は高い?メリット・デメリット、評判・口コミを解説!
おすすめプラン「でんきMプラン(東京D)」
区分 | 単位 | auでんき「でんきMプラン」東京電力エリア料金(消費税率10%) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 311円74銭 |
15A | 467円62銭 | ||
20A | 623円49銭 | ||
30A | 935円24銭 | ||
40A | 1246円99銭 | ||
50A | 1558円74銭 | ||
60A | 1870円49銭 | ||
電力量料金 | ~120kWh | 1kWh | 29円79銭 |
121kWh〜300kWh | 36円39銭 | ||
301kWh〜 | 40円48銭 |
auでんきの「でんきMプラン(東京D)」は、一般家庭向けの電気料金プランです。基本料金は契約アンペア数によって異なり、電力量料金は3段階に設定されています。
ドコモでんき|dポイントでポイ活中の方におすすめ

ドコモでんきでは、電気料金に応じてdポイントが還元されるのが特徴。還元率は電気料金プランやdカードGOLDの有無などによって異なり、「ドコモでんき Basic」では最大2%、「ドコモでんき Green」では最大20%のdポイントが還元されます。
また、ドコモの対象プランを契約している場合、同一の「ファミリー割引」内の対象プランを契約しているスマホについて、月額料金が110円割引。さらにドコモでんきとドコモガスとセットで契約すると、dポイントの還元率が2%アップします。
供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア |
電気ガスセット割 | あり(dポイント還元率アップ) |
オール電化住宅向けプラン | なし |
調整費用の種類 | 燃料費等調整額(上限なし) |
契約手数料 | なし |
解約金 | なし |
クレジットカード | 利用可能 |
ポイント還元 | あり |
運営する電力会社 | 株式会社NTTドコモ |
ドコモでんきについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。ドコモでんきは高い?dポイント還元、メリット・デメリット、口コミを解説!
おすすめプラン「ドコモでんき Basic(Mプラン)」
区分 | 単位 | ドコモでんき「ドコモでんき Basic(Mプラン)」東京電力エリア料金(消費税率10%) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 311円75銭 |
15A | 467円63銭 | ||
20A | 623円50銭 | ||
30A | 935円25銭 | ||
40A | 1247円00銭 | ||
50A | 1558円75銭 | ||
60A | 1870円50銭 | ||
電力量料金 | 〜120kWh | 1kWh | 29円80銭 |
121kWh〜300kWh | 36円40銭 | ||
301kWh〜 | 40円49銭 |
ドコモでんきの「ドコモでんき Basic(Mプラン)」は、一般家庭向けの電気料金プランです。基本料金は契約アンペア数によって異なり、電力量料金は3段階に設定されています。
市場連動型ではない電力会社を選ぶときのポイント
ここでは、市場連動型ではない電力会社を選ぶ際、注意すべきポイントを解説します。
基本料金・電力量料金単価だけで比較するのはNG
基本料金や電力量料金単価だけを比較して電力会社を選ぶのは避けましょう。たとえば基本料金が0円だからといって、必ずしも最安になるとは限りません。市場連動型ではない固定単価のプランでは、電気代は以下のように計算されます。
- 基本料金(または最低料金)+電力量料金±燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金
このうち、再生可能エネルギー発電促進賦課金は全社共通の単価ですが、燃料費調整額は電力会社によって異なります。さらに、多くの電力会社では従量制を採用しており、電力量料金単価は電気使用量によって変動する点にも注意が必要です。こうした要因により、料金表の単純な比較だけでは不正確と言えるでしょう。
国内最大級の電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」なら、郵便番号と世帯人数を入力するだけで、節約につながる電力会社をシミュレーションできます。限定特典も用意されているので、ぜひチェックしてみてください。
平均38,887円/年の節約!
最安の電気料金プランを診断(無料)市場価格と連動している調達調整費が含まれていないか
固定単価のプランでも、「日本卸電力取引所(JEPX)」での電源調達費用を料金算出項目に含めている電力会社は少なくありません。市場連動型のように30分単位で価格が変動することはありませんが、燃料費調整額とは異なる動きで、1カ月単位で金額が決まる仕組みです。
市場価格との連動が気になる場合は、契約前に約款や重要事項説明書、各社の公式サイトなどでしっかりと確認しましょう。なお、この項目の名称は電力会社によって異なりますが、「電源調達調整費」と表記されているケースが一般的です。以下に、市場価格と連動した調達調整費を導入している電力会社について、その費用名とあわせてまとめました。
電力会社 | 費用名 |
---|---|
アイ・グリッド・ソリューションズ(スマ電) | 燃料費等調整 |
HTBエナジー(たのしいでんき) | 電源調達調整費 |
エクスゲート(おてがるでんき) | 電源調達調整費 |
SBパワー(ソフトバンクでんき) | 電力市場連動額 |
エバーグリーン・リテイリング | 電源調達調整額 |
エフエネ(エフエネでんき) | 電力調達調整費 |
おトクでんき | 電源調達調整費 |
香川電力 | 電源調達調整費 |
グランデータ | 市場価格調整額 |
グリムスパワー | 燃料費等調整単価 |
サニックス(サニックスでんき) | 燃料費等調整単価 |
ジニーエナジー | エナジー調整費 |
Japan電力 | 燃料費等調整額 |
シン・エナジー | 電源調達調整費 |
スマート(地域電力) | 電力仕入調整費 |
千葉電力 | 電源調達費調整額 |
東急パワーサプライ(東急でんき&ガス) | 燃料費等調整額 |
ハルエネ(ハルエネでんき) | 電源調達調整費 |
パルシステム生活協同組合連合会(パルシステムでんき) | 市場価格調整額 |
向こう三軒両隣(めぐるでんき) | 電源コスト調整単価(めぐるワリ) |
楽天モバイル(楽天でんき) | 市場価格調整額 |
和歌山電力 | 電源調達費調整額 |
リスト内の電力会社は一例です。すべての「電源調達調整費を導入している電力会社」をリストアップしたものではありません。ソフトバンクでんきで電力市場連動額が加減算されるのは、東北電力エリア・東京電力エリア・関西電力エリア・九州電力エリアの電気料金プランのみです(2023年5月以降)。
電源調達調整費について、詳しくはこちら。
電源調達調整費とは?独自燃調を扱っている新電力・電力会社はどこ?
高騰リスクが不安なら燃料費調整額の上限設定があるものが良いが……
前述のとおり、燃料費調整額は、発電時に使用する燃料費が高くなると、値上がりします。リスクを抑えたいなら、燃料費調整額に上限が設定されているプランを選ぶ方法がまずひとつ。ただし、実際に上限設定を行っている電力会社は非常に少ないため、選択肢が限られてしまう点には注意。その結果、電気代の節約にはつながらないといった状況にもなりかねません。
実際には、燃料費調整額が上限をこえるケース自体は稀です。選択肢を広げて電気代を抑えたいなら、上限設定がないプランもある程度は許容するのも一案です。
気軽に切り替えたいなら解約金0円のものを選ぶ
市場連動型と、市場連動型ではない電力会社で迷っている場合でも、解約金が設定されていないプランを選べば、気軽に乗り換えられます。
多くの電力会社では解約金が0円に設定されていますが、中には1年以内の解約で解約金が発生するケースもあります。契約前には必ず、約款や重要事項説明書で解約条件を確認しておきましょう。
市場連動型ではない電力会社に切り替える方法
市場連動型ではない電力会社に切り替える方法は、次のとおりです。
- 1)申し込みに必要な情報を準備する
- 現在契約している電力会社のマイページや検針票などから、切り替えに必要な情報を用意します。切り替え手続きには、供給地点特定番号や、口座振替やクレジットカードなどの支払い情報が必要になります。
- 2)申し込み手続きをする
- 切り替え先の電力会社に申し込みます。電力会社によって異なりますが、公式ホームページや電話から申し込み手続きが可能です。なお、現在契約中の電力会社については、切り替え先の電力会社が解約手続きを行うため、自身での手続きは不要です。
- 3)使用開始日を確認する
- 手続きが完了したら、切り替え先の電力会社から切り替え日に関する案内が届くので、確認しておきましょう。一般的には、手続き完了後の最初の検針日に切り替わります。
市場連動型ではない電力会社に関するQ&A
ここでは、市場連動型ではない電力会社について、よくある質問にお答えします。
Q1)市場連動型プランに向いている人もいる?
市場連動型プランをお得に利用するには、安い時間帯に電気を使えるかどうかがカギ。家電製品などを使うタイミングをずらす必要があるので、一人暮らしなどで生活リズムを変えやすい人に向いています。
市場価格は30分ごとに変動するため、専用アプリなどを利用して価格をチェックしつつ、積極的に節電できる人にもおすすめです。
Q2)市場連動型ではない電力会社にも値上げリスクはある?
市場連動型ではない電力会社でも、料金改定によって値上げされるリスクは存在します。また、燃料費調整額は燃料価格に依存しているため、市場連動型ではない電力会社であっても、値上げの要因になります。
Q3)申し込みから切り替えまでにどれくらい時間がかかる?
電力会社は、検針日を基準に切り替わります。申し込み手続きの完了後、2週間~1カ月程度かかることが一般的です。
市場連動型ではない電力会社を選ぶ場合もシミュレーションは必須
市場連動型ではない電力会社は、料金変動のリスクが小さいのが特徴。ただし電源調達調整費など、費用項目によっては少なからず市場価格の影響を受けるので、まずは詳細にシミュレーションすることをおすすめします。