シーリングファンを設置する効果とかかる電気代を解説
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シーリングファン設置を検討されている方は「そもそもシーリングファンを設置する効果って何があるの?」「設置したあとにかかってくる電気代が気になる」といった疑問をお持ちかもしれません。
この記事では、これから設置を考えている方向けに、シーリングファンの効果や電気代について解説します。
- 更新日
- 2021年12月2日
シーリングファンとは?
シーリングファンとは、天井に取り付けるタイプのファンをいいます。
シーリングファンの効果は、部屋の中の空気を循環させて室内の温度を均等に保ち、冷暖房の効き目を向上してくれる点です。
中心にライトが付いていて室内照明として利用できる、軽量で小型である、リモコン操作ができるなどさまざまなタイプがあり、本体価格も一万円未満から数十万円のものまで多様です。お部屋の雰囲気や用途に合わせて選べますよ。
シーリングファンの電気代はどのくらい?
パナソニックのシーリングファン「F-MG111」を例に、電気代を計算してみましょう。シーリングファンの消費電力が44W(50Hzで使用した場合)なので、1時間の電気代は1.36円です。
- 44W÷1000×1時間×31円=1.36円
電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。
参照:天井扇(シーリングファン) 「F-MG111」|パナソニック
24時間ずっと回していると1日32.64円、1カ月(30日)979.20円です。はつけっぱなしにしたままでも、シーリングファンの電気代はそれほど高くないことが分かります。
- 1時間あたり
- 1.36円
- 1日あたり
- 32.64円
- 1カ月(30日)あたり
- 979.20円
シーリングファンの効果とメリット・デメリット
シーリングファンのメリット、デメリットも知っておきましょう。
メリット
インテリアとしてだけでなく、省エネにつながるのが嬉しいですね。
- オシャレなインテリアとして採り入れやすい
- 暖気や冷気を部屋全体に拡散して部屋の温度を均一にしてくれるので、冷暖房の効率が上がり省エネ・節電に繋がる
- 部屋の空気が循環して部屋干しの洗濯物が乾きやすくなるので、部屋干しの嫌な臭いの防止になる
デメリット
シーリングファンを設置するなら、賃貸なら部屋を選ぶときに、所有なら家を建てるときに、天井の高さを考慮する必要があります。
- 低い天井に設置しても効果を感じにくいので、ある程度の高さの天井が必要
- 天井に取り付けているので、羽の上にたまる埃を掃除するのが大変
- モーター音が気になる場合がある
シーリングファンの電気代まとめ
シーリングファンの効果や電気代、メリット・デメリットなどを紹介しました。今回例に挙げたパナソニックのシーリングファンは63,800円(税込)と高めですが、中には10,000円未満で購入できるお手頃なものもあります。
シーリングファンはつけっぱなしにしても1日の電気代は32.64円と安く、冷暖房の効率を上げるのに効果的です。天井に設置するために十分な高さと強度があれば、ぜひ検討したいアイテムです。