東京電力EP「電化上手」はいつまで使える?スマートライフに切り替えが必要か解説
この記事の目次
本記事では、東京電力エナジーパートナー(以下、東京電力EP)のオール電化向けプラン「電化上手」について、いつまで使えるのか、「スマートライフS」に切り替えるべきかを解説します。
同じ東京電力EPのオール電化向けプラン「スマートライフS」との比較も行っているので、参考にしてくださいね。
- 更新日
- 2026年9月25日
東京電力EP「電化上手」は新規申し込み終了!契約中の方はいつまで使える?
東京電力EP「電化上手」は、2016年3月末をもって新規受付を終了しました。
すでに契約中の人は引き続き「電化上手」を利用できますが、引越しなどで解約したり、別のプランに変更したりすると、再度「電化上手」を契約することはできません。
今後の「電化上手」の料金改定など最新情報については、東京電力EPの公式ホームページなどから確認するようにしてください。
東京電力EP「電化上手」の料金表
| 区分 | 単位 | 東京電力EP「電化上手」料金(消費税率10%) | ||
|---|---|---|---|---|
| 基本料金 | 〜6kVA | 1契約 | 1474円50銭 | |
| 7kVA~10kVA | 2457円50銭 | |||
| 11kVA〜 | 1kVA | 311円75銭 | ||
| 電力量料金 | 昼間時間 10時〜17時 | 夏季(毎年7月1日~9月30日) | 1kWh | 43円93銭 |
| その他季(毎年10月1日~翌年6月30日) | 40円44銭 | |||
| 朝晩時間 7時〜10時/17時〜23時 | 35円87銭 | |||
| 夜間時間 23時〜翌7時 | 28円85銭 | |||
東京電力EP「電化上手」は、オール電化向けの電気料金プランです。基本料金は契約容量によって異なり、電力量料金は季節(夏季・その他季)と時間帯(昼間・朝晩・夜間)によって異なります。
夜間の電力量料金が昼間よりも割安に設定されているのが特徴で、日中の在宅が少なく夜に電気を使うことが多い家庭や、エコキュート・蓄熱暖房機を利用しているオール電化の家庭を想定した料金設計になっています。
2025年4月「全電化住宅割引」終了による実質値上げの内容
東京電力EP「電化上手」は2025年4月から、実質的に値上げされています。これは、割引制度「全電化住宅割引」が2025年3月31日をもって終了したためです。
「全電化住宅割」は、電力量料金(夏季の昼間時間の電力量料金および燃料費調整額を除く)の5%相当額が割引されるもので、これが廃止されたことで電気代は次のように変わりました。
- 「全電化住宅割」廃止後
- 1474円50銭+(43円93銭×40kWh)+(35円87銭×200kWh)+(28円85銭×160kWh)+(-9円30銭×400kWh)+(4円18銭×400kWh)=12,973円
- 「全電化住宅割」廃止前
- 1474円50銭+(43円93銭×40kWh)+(35円87銭×200kWh)+(28円85銭×160kWh)+(-9円30銭×400kWh)+(4円18銭×400kWh)-((35円87銭×200kWh)+(28円85銭×160kWh))×0.05=12,384円
シミュレーション条件:契約容量4kVA、1カ月の電気使用量400kWh(夏季昼間40kWh、朝晩200kWh、夜間160kWh)、燃料費調整額は2026年10月検針分を使用。電気料金の円未満の端数は切り捨て。
「全電化住宅割」が廃止された影響で、「電化上手」の電気代は589円高くなっていることがわかります。
東京電力EP「電化上手」を継続するメリット・デメリット
ここでは、東京電力EP「電化上手」の契約を継続するメリット・デメリットについて解説します。
「電化上手」を継続するメリット
「電化上手」は東京電力EPの駆けつけサービス「生活かけつけサービス」の対象プランになっており、電気や水回り、カギなどのトラブルに24時間365日対応してくれます。
通常は月額330円(税込)のサービスですが、「電化上手」契約者は無料で利用できるのがメリットです。
そのほか、東京電力EPの「スタンダードS」などのプランと同じように、会員制Webサービス「くらしTEPCO web」に毎月ログインすることで、1契約につきくらしTEPCOポイントが50ポイント貯まるメリットもありますよ。
「電化上手」を継続するデメリット
「電化上手」を継続して利用するデメリットの1つは、「スマートライフS」と比べて電力量料金が割高な点です。特に、夏季の昼間は単価の差が大きくなります。
たとえば、「電化上手」の昼間時間(10時~17時)の単価は夏季43円93銭・その他季40円44銭です。これに対し、「スマートライフS」の6時~翌1時の単価は35円76銭です。
また、「電化上手」で適用されていた割引「全電化住宅割」は、2025年3月31日をもって終了しました。
このため、2025年3月31日以前と比べて電気代が高くなっている点も、デメリットと言えるでしょう。
東京電力EPの「電化上手」と「スマートライフS」の違いを比較
ここでは、東京電力EP「電化上手」と東京電力EP「スマートライフS」の違いをまとめました。
「電化上手」と「スマートライフS」の電気料金を比較
東京電力EP「電化上手」と東京電力EP「スマートライフS」の電気料金について、東京電力エリアにお住まいで契約アンペア数40Aまたは契約容量4kVA、3人以上の世帯で1カ月の電気使用量800kWhと仮定。
電気使用量は夜間に電気を多く使う場合と、昼間に電気を多く使う場合の2パターンでシミュレーションしてみました。
| 項目 | 東京電力EP「電化上手」料金(消費税率10%) | 東京電力EP「スマートライフS」料金(消費税率10%) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 日中の料金 | 3104円 | 8272円 | -5168円 |
| 朝晩の料金 | 12300円 | 0円 | 12300円 |
| 夜間の料金 | 7593円 | 12052円 | -4459円 |
| 合計金額(基本料金含む) | 24472円 | 21572円 | 2900円 |
電気料金算出方法:「基本料金+電力量料金±各調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金」で計算。各調整額と「電気・ガス料金支援」の補助金は2026年10月検針分のものを使用。「電化上手」の電気使用量は昼間80kWh・朝晩400kWh・夜間320kWhで計算。「スマートライフS」の電気使用量は昼間270kWh・夜間530kWhで計算。
この試算条件で夜間に電気を多く使う場合、「電化上手」は「スマートライフS」より月2,900円高くなりました。
| 項目 | 東京電力EP「電化上手」料金(消費税率10%) | 東京電力EP「スマートライフS」料金(消費税率10%) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 日中の料金 | 15524円 | 16239円 | -715円 |
| 朝晩の料金 | 9840円 | 0円 | 9840円 |
| 夜間の料金 | 1898円 | 6139円 | -4241円 |
| 合計金額(基本料金含む) | 28736円 | 23626円 | 5110円 |
電気料金算出方法:「基本料金+電力量料金±各調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金」で計算。各調整額と「電気・ガス料金支援」の補助金は2026年10月検針分のものを使用。「電化上手」の電気使用量は昼間400kWh・朝晩320kWh・夜間80kWhで計算。「スマートライフS」の電気使用量は昼間530kWh・夜間270kWhで計算。
この試算条件で昼間に電気を多く使う場合も、「電化上手」は「スマートライフS」より月5,110円高くなりました。
「電化上手」から「スマートライフS」への切り替えがおすすめの人
先述のとおり、東京電力EP「電化上手」と東京電力EP「スマートライフS」の電気代を同条件で比較すると、夜間に電気を多く使う家庭・昼間に電気を多く使う家庭ともに東京電力EP「電化上手」のほうが割高です。
夏季の昼間に電気を使うことが多い人や、エコキュートの沸き上げが1時~6時に収まっている人は、「スマートライフS」に切り替えることで電気代を節約できる可能性があります。
ただし、「電化上手」は新規申し込み受付を終了しているため、一度「スマートライフS」などほかのプランに変更すると、「電化上手」に戻すことはできません。
一方で、実際の時間帯別の使用量で試算して差額が小さかった人や、「生活かけつけサービス」の無料特典を重視する人は、そのまま「電化上手」を継続するのも1つの方法です。
「スマートライフS」以外のオール電化向けプランも比較してみましょう
「電化上手」からの切り替えを検討しているなら、「スマートライフS」だけでなく、ほかの電力会社のオール電化向けプランもあわせて比較してみましょう。
同じオール電化向けプランであっても、ライフスタイルによって電気料金は変わってきます。自身のライフスタイルに合ったプランを見つけるには、複数社で比較するのが大切です。
電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号などの情報を入力するだけであなたにぴったりの電力会社・電気料金プランを見つけられます。オール電化向けプランに絞った検索もできるので、ぜひ一度試してみてくださいね。
平均33,801円/年の節約!
最安の電気料金プランを診断(無料)東京電力EP「電化上手」以外のおすすめのオール電化向け電力会社
ここでは東京電力EP「電化上手」以外で、オール電化におすすめの電力会社・電気料金プランをご紹介します。
おすすめのオール電化向け電力会社について、詳しくはこちら。
オール電化向け電力会社のおすすめランキング!電気代が安いのはどこ?
おすすめ1)コスモでんき

オール電化向けプランは「コスモでんきスタンダードオール電化」「コスモでんきグリーンオール電化」「コスモでんきセレクトオール電化」「コスモでんきポイントプラスオール電化」。
電気料金の割引やポイント還元など、プランによって特徴が異なります。
| 供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア |
| 電気ガスセット割 | なし |
| オール電化住宅向けプラン | あり |
| 調整費用の種類 | 燃料費調整額(オール電化向けプラン=上限なし/その他プラン=上限あり) |
| 契約手数料 | なし |
| 解約金 | 一部プランあり |
| クレジットカード | 利用可能 |
| ポイント還元 | 一部プランあり |
| 運営する電力会社 | コスモ石油マーケティング株式会社 |
【東京電力エリア】「コスモでんきスタンダードオール電化(アンペア契約)」
| 区分 | 単位 | コスモでんき「コスモでんきスタンダードオール電化(アンペア契約)」東京電力エリア料金(消費税率10%) | |
|---|---|---|---|
| 基本料金 | 30A | 1契約 | 935円25銭 |
| 40A | 1247円00銭 | ||
| 50A | 1558円75銭 | ||
| 60A | 1870円50銭 | ||
| 電力量料金 | 昼間(6時〜翌1時) | 1kWh | 35円76銭 |
| 夜間(1時〜6時) | 27円86銭 | ||
コスモでんきの「コスモでんきスタンダードオール電化(アンペア契約)」は、オール電化向けのプランです。
基本料金は契約アンペアによって異なり、電力量料金は時間帯によって異なります。
コスモでんきを検討中の方におすすめの記事はこちら。
コスモでんきの電気料金は高い?評判・口コミやメリット・デメリットを解説?
おすすめ2)ENEOSでんき

オール電化向けプランは「オール電化プラン」。電気料金200円(税抜)につきVポイント(旧:Tポイント)が1ポイント貯まるのが特徴。
また、支払いに使用するカード種類に応じて、ガソリン・軽油・灯油代の割引や、毎月の電気料金割引、ポイントやマイルの優待などのメリットもありますよ。
| 供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア |
| 電気ガスセット割 | あり |
| オール電化住宅向けプラン | あり |
| 調整費用の種類 | 燃料費調整額(上限なし) |
| 契約手数料 | なし |
| 解約金 | 一部プランあり |
| クレジットカード | 利用可能 |
| ポイント還元 | あり |
| 運営する電力会社 | ENEOS Power株式会社 |
【東京電力エリア】「東京オール電化プラン」
| 区分 | 単位 | ENEOSでんき「東京オール電化プラン」料金(消費税率10%) | |
|---|---|---|---|
| 基本料金 | 10A | 1契約 | 280円57銭 |
| 15A | 420円85銭 | ||
| 20A | 561円14銭 | ||
| 30A | 841円71銭 | ||
| 40A | 1122円28銭 | ||
| 50A | 1402円85銭 | ||
| 60A | 1683円42銭 | ||
| 電力量料金 | 昼間 (6時~翌1時) | 1kWh | 35円75銭 |
| 夜間・深夜 (1時~6時) | 27円85銭 | ||
ENEOSでんきの「東京オール電化プラン」は、オール電化向けのプランです。
基本料金は契約アンペアによって異なり、電力量料金は時間帯によって異なります。
ENEOSでんきを検討中の方におすすめの記事はこちら。ENEOSでんきは高い?電気料金プランの評判やデメリットを解説!
おすすめ3)オクトパスエナジー

オール電化向けプランとして「オール電化オクトパス」を扱っています。再生可能エネルギー指定の非化石証書の活用により、実質的に再生可能エネルギー100%かつCO2排出量ゼロの電気が利用できる点が特徴です。
| 供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア |
| 電気ガスセット割 | なし |
| オール電化住宅向けプラン | あり |
| 調整費用の種類 | 燃料費調整額(上限なし) |
| 契約手数料 | なし |
| 解約金 | なし |
| クレジットカード | 利用可能 |
| ポイント還元 | なし |
| 運営する電力会社 | TGオクトパスエナジー株式会社 |
【東京電力エリア】「オール電化オクトパス」
| 区分 | 単位 | オクトパスエナジー「オール電化オクトパス」東京電力エリア料金(消費税率10%) | |
|---|---|---|---|
| 基本料金 | 1kW | 1契約 | 312円00銭 |
| 2kW(30A相当) | 624円00銭 | ||
| 3kW(40A・50A相当) | 936円00銭 | ||
| 4kW(60A・6kVA相当) | 1248円00銭 | ||
| 6kW(9kVA相当) | 1872円00銭 | ||
| 7kW(10kVA相当) | 2184円00銭 | ||
| 8kW(12kVA相当) | 2496円00銭 | ||
| 電力量料金 | デイタイム (0時〜1時・6時〜24時) | 1kWh | 24円50銭 |
| ナイトタイム (1時~6時) | 17円85銭 | ||
オクトパスエナジーの「オール電化オクトパス」は、オール電化向けのプラン。
基本料金は契約電力によって異なり、電力量料金は時間帯によって異なります。
オクトパスエナジーを検討中の方におすすめの記事はこちら。オクトパスエナジーの電気料金は高い?評判・デメリットなどを解説
東京電力EP「電化上手」に関するよくある質問
ここでは、東京電力EP「電化上手」に関して、よくある質問にお答えします。
Q1)「電化上手」に解約金はある?
「電化上手」に解約金はかかりません。ただし、新規申し込み受付を終了しているため、一度解約やプラン変更をすると、再度契約することはできません。
Q2)「電化上手」は引越しても継続できる?
引っ越し先で「電化上手」を継続することはできません。転居先では新たに電気を契約する必要がありますが、「電化上手」は新規受付を終了しているため、改めて選ぶことはできません。
Q3)「電化上手」からの切り替えには工事は必要?
基本的に、「電化上手」からの切り替えで工事は発生しません。切り替え先の電力会社が「電化上手」の解約手続きを行うため、自身で東京電力EPに対して手続きを行う必要はありません。
Q4)「電化上手」と「深夜電力A/B」の違いは?
「電化上手」は、1日を通して使う電気を1つの契約でまかなう電気料金プランです。一方、「深夜電力A・B」は電気温水器など深夜に動く機器専用の契約で、従量電灯などほかの契約と組み合わせて利用します。
「深夜電力A」は契約電力が0.5kWとなる電気温水器向けの契約で、毎日23時から翌7時までの8時間に電気を使用できます。
一方、「深夜電力B」は契約電力が1kW以上となる電気温水器などに利用できる契約で、同じく毎日23時から翌7時までの8時間に電気を使用できます。契約電力は、使用する機器に応じて決まります。
「深夜電力A・B」も「電化上手」と同じく、2016年3月末をもって新規申し込み受付を終了しています。契約中の人は引き続き利用できますが、一度解約すると再度契約することはできません。
「電化上手」を続けるか迷ったら比較検討を
東京電力EPのオール電化向けプラン「電化上手」は、夜間の電気代がお得に設定されているのが特徴。
ただし、料金改定や「全電化住宅割」が廃止された影響で、別のオール電化向けプランのほうが安くなる可能性も。
「電化上手」を契約している人は、別のオール電化向けプランとあわせて比較してみることをおすすめします。
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