暑い夏が来る前に!電気代を節約するために、今からできることってある?
この記事の目次
もうすぐ暑い夏……!暑さをしのぐために毎日エアコンを使用していると、どうしても電気代が気になってしまいますよね。
夏の電気代を節約するために、今からできることもたくさんあるんですよ!この記事では、5月・6月の時期からできる、夏の電気代を節約するための対策を紹介していきます。
もしかしたら、今年の夏の電気代はグッとおトクになるかもしれません。毎年、夏の電気代が気になっているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
毎年、夏の電気代が高い……!みんなの電気代の平均額はどれくらい?
そもそも、夏の電気代の平均額はどのくらいなのでしょうか?気になりますよね。
総務省統計局の家計調査(2人以上の世帯)によると、一般家庭の夏季の電気代平均額は、以下のようになります。
2018年7月 (6月使用分) | 2018年8月 (7月使用分) | 2018年9月 (8月使用分) | 2018年10月 (9月使用分) |
---|---|---|---|
8,666円 | 10,790円 | 11,354円 | 9,799円 |
ということになります。やはり、1年で最も暑い8月分の請求がされる9月の電気料金が一番高いですね。
もちろん世帯人数の関係もありますが、自分の家の電気代と比較してみてこの平均額よりも高いようであれば、工夫次第で今よりも電気代が抑えられるかもしれません。
夏の電気代、ピーク時は50%以上がエアコン!
経済産業省資源エネルギー庁『節電アクション みんなでやれば、必ずできる。』より
経済産業省の資料によると、夏の節電が一番必要なのは、平日の14時頃だと言われています。気温のもっとも上がる14時前後はエアコンの需要が高まり、在宅世帯の電気使用量のうち、53%もの割合を占めるのだそうです。
そのため、夏の節電で重要なのは、エアコンの使い方と言えます。エアコンの使い方を工夫するだけで、夏の電気代はかなり節約できそうです。
夏のエアコンにかかる電気代はどのくらい?
夏のエアコンにかかる電気代は、金額的にいくらくらいになるのでしょうか?ひとつの目安として、エアコンにかかる電気代の平均額から考えてみましょう。
総務省統計局の家計調査(2人以上の世帯)を参考に、エアコンを使わない5月分と、エアコン冷房を使っている8月分の電気代平均額を比較すると、以下のようになります。
- 2018年 5月使用分の電気代…8,286円
- 2018年 8月使用分の電気代…11,354円
エアコンを最も使用する8月は、3,068円分上がっていることがわかります。ざっくりとした計算ですが、エアコンを使う季節になると、いつもの電気代の1.4倍くらいになりそうですね。
夏が来る前に!やっておくべき節電対策ってあるの?
実は、夏の電気代を節約するためには、早めの準備が肝心なんです。今すぐにでもできる、節電対策を紹介していきます。
電力会社・プランを見直す
家庭でのでんきの使い方にあった電力会社・プランに切り替えれば、年間平均18,000円もの電気代節約効果があるんですよ。
電力会社によっては、申込みから実際にでんきが供給されるまで2カ月くらいかかることも……!電気代が高くなってしまう夏が来る前に、早めにお手続きを済ませてしまうことをオススメします。
エネチェンジではアナタに最適な電気料金プランを比較検討できるサービスエネチェンジ電力比較を提供しています。電力自由化後の最適な電気料金プラン探しに、ぜひご活用ください。
古いエアコンを買い換える
エアコンの他に節約の効果が高いのは、照明・冷蔵庫・洗濯機の3つです。「そういえば、使っている家電がかなり古いかも……!」と思った方は、買い替えてみてはいかがでしょうか?
エアコンを買い替えた場合の節電額の詳細は、以下の記事でご説明しています。
扇風機やサーキュレーターを活用する
室内の空気を循環させることによって足元にたまった冷たい空気がかくはんされ、同じエアコンの設定温度でも涼しく感じることができます。
節約にもなるので、早めに準備をしておくといいかもしれません。これからの時期に向けて、扇風機やサーキュレーターの購入を考えている方は、サーキュレーター機能付き扇風機であれば、1台で通年使用することができるのでおススメです。
効率よくエアコンの節電をするための扇風機・サーキュレーターの使い方について、以下の記事でご説明しています。
エアコンのフィルターを掃除する
エアコンフィルターを掃除することで、なんと4%も電気代の節約効果があります。掃除自体は2週間に1度のペースで行うことをおススメしますが、まずは暑くなってしまう前に一度きれいにお手入れしてもよいかもしれません◎
エアコンのフィルター掃除方法については、以下の記事で詳しくご説明しています。
室外機の周りにものを置かない
また、室外機の取り入れ口は砂埃や枯れ葉などが詰まりやすくなっています。最低でも年に1~2回は掃除をしましょう。目詰まりを解消すると、エアコンの故障を防ぐだけではなく、冷暖房の効率がアップします。
夏は目前!ぜひ節電対策を実践してみて!
夏の電気代を下げるために、今からでもすぐに実践できる節約対策を紹介してきました。
エアコンがフル稼働する夏に向けて、今からできるだけの対策は取っておきたいですよね……!ここで紹介した夏が来るま前に実践できる節約対策を、ぜひ試してみてください。