花粉・PM2.5・菌・ホコリなどの除去に効果的な空気清浄機。電気代はどのくらいかかるのでしょうか？空気清浄機の電気代と、空気清浄機を効率的に利用するためのポイントについてご紹介します。

電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円（税込）として計算しています。

空気清浄機の特徴

空気清浄機とは、室内の空気をきれいにするための家電です。部屋の空気を吸い込み、フィルターで汚れや臭いを除去し、きれいな空気にして部屋に戻します。主に花粉・PM2.5・ちり・ホコリなどの除去に効果的です。

空気清浄機の電気代を紹介

空気清浄機にはどのくらい電気代がかかるのでしょうか？シャープ・ダイキン・ダイソン・の空気清浄機の1時間あたりの電気代を以下に比較しました。

空気清浄機の電気代は、1時間あたり0.09円〜1.30円。シャープ「FU-PC01」 とダイキン「ACM55X」を例に、標準運転（中）で24時間つけっぱなしにしたとすると、電気代は1カ月（30日）あたり194.40円〜338.40円となります。

1時間あたり

0.09円〜1.30円

1カ月（30日）あたり（標準運転時）

194.40円〜338.40円

空気清浄機を効率的に利用するためのポイント

空気清浄機の正しい使い方と、効率的に利用するためのポイントをご紹介。

空気清浄機の効果が発揮される場所に置く

空気清浄機は、空気が循環しやすい広い場所に設置することで、ホコリなどをキャッチしやすくなります。ただし、花粉や臭いなど除去したいものが決まっている場合は、その近くに置くことをおすすめします。

部屋全体の空気洗浄をしたい場合

空気が循環しやすい広い場所に設置する。

花粉を除去したい場合

玄関や部屋の出入り口近くの床付近に設置する。

臭いを除去したい場合

臭いの発生源近くにに設置する。

ホコリを除去したい場合

ホコリが立ちやすいものの近くに設置する。

24時間運転を基本とする

空気清浄機は、花粉やホコリが気になるときに短時間使うのではなく、24時間つけっぱなしにしたほうが効果的です。一般社団法人日本電機工業会は、部屋の空気を綺麗な状態で維持するために、空気清浄機の24時間365日連続運転を推奨しています。
参照:Q10．丸一日つけたほうがよいのでしょうか？｜空気清浄機Q＆A│JEMA 一般社団法人日本電機工業会

定期的にフィルターの掃除を行う

フィルターが目詰まりしてしまうと、空気清浄効率が悪くなり、電気代も余計にかかってしまいます。フィルターは定期的にお掃除しましょう。また、フィルターには寿命があり、交換目安は「集塵能力としては、空気を清浄する時間が初期の2倍以上になるまで」「脱臭能力としては、においの除去率が半分になるまで」となります。

参照:もっと知りたい空気清浄機報│家電機器│製品分野別情報│JEMA 一般社団法人日本電機工業会

メーカーによってフィルター交換目安時期は異なるので、取扱説明書などで確認しましょう。

空気清浄機の電気代をおさえるために電力会社を切り替えよう

空気清浄機の電気代と、電気代をおさえるための賢い利用法をご紹介しました。空気清浄機はつけっぱなしにしても電気代がそこまで高くはないですが、フィルターが目詰まりしているなど正しく使えていないと無駄な電気代がかかってしまうので気をつけましょう。

また、空気清浄機だけでなく他にも家電をたくさんお持ちで、電気代が家計を圧迫している方は、電力会社の見直しをおすすめします。最適なプランは、ご家庭ごとに異なります。自分の生活スタイルに見合ったプランに切り替えるだけで、今よりも電気代を安くすることが可能なんですよ。

電力会社の見直しは、エネチェンジ電力比較が便利です。エネチェンジ電力比較は、季節変動を加味したうえで分析を行うため、年間を通しての料金診断ができます。ぜひ、おためしください。