エアコン(クーラー)の除湿機能ってどんな効果があるの?
この記事の目次
梅雨の湿気対策にエアコン(クーラー)の除湿機能がとても役立ちます。エアコンの除湿機能を使って部屋の湿度を下げ、快適に過ごす方法をご紹介します。
- 更新日
- 2021年4月16日
エアコンの除湿機能って一体何!?
エアコンの冷房機能は、室温を下げるためのものです。では、エアコンの除湿(ドライ)機能の役割は何でしょうか?
エアコンの除湿機能は、部屋の湿度を下げるためのものなんです!
エアコンの除湿機能は湿度を下げるためのもの!
エアコンの除湿機能を使うと、部屋の湿度を下げることができます。除湿機能は2種類あり、部屋の温度を下げずに湿度だけを下げる「再熱除湿」と、冷房しつつ湿度を下げる「弱冷房除湿」があります。
エアコンの除湿機能は梅雨にとても役立ちます!でも電気代が高くなる!?
エアコンの除湿機能は梅雨の時期にとても役立つんです!
梅雨時期はエアコンの除湿機能を使い分けて快適生活!
梅雨時期、気温が低めで肌寒いけれど室内がジメジメしている、という場合は「再熱除湿」運転をしましょう。気温が高めでベタベタ、ジメジメしている、という場合は「弱冷房除湿」運転をしましょう。
そのように除湿機能を上手に使い分けていくことで、快適に梅雨を過ごしていけます!
- 気温が低めで肌寒いけれど室内の湿気が多い
- 室温を下げずに湿度だけを下げる「再熱除湿」運転がおすすめ
- 気温が高めで室内の湿気も多い
- 室温も湿度も下げる「弱冷房除湿」運転がおすすめ
エアコンの「再熱除湿」は電気代が高い!?
エアコンの「再熱除湿」機能は、吸い込んだ空気を一度冷やしたあと、再度熱してから室内に戻しています。そのため、「冷房」や「弱冷房除湿」よりも電気代が高くなります。
でも、「再熱除湿」は肌寒く湿度が高い日には欠かせない機能です。「再熱除湿」もきちんと使いながらエアコンの電気代を節約していくには、一番安い単価で電気を使っていける電気料金プランを選ぶ必要があります。
ご家庭ごとに生活スタイルは違うため、適する電気料金プランは違ってきます。一番お得に使える電気料金プランは、「エネチェンジ電力比較」で簡単に診断することができます。
エアコン(クーラー)の除湿機能を使って、湿気の多い梅雨の時期を乗り切ろう!
エアコン(クーラー)の除湿機能を使って梅雨の湿気対策をする方法をご紹介しました。気温が低い日は、部屋の温度を下げずに湿度だけを下げる「再熱除湿」運転が役立ちますが、エアコンのメーカーによって、「再熱除湿」を搭載しているモデルとそうでないモデルがあります。
2021年モデルのエアコンでは、富士通とコロナのエアコンが「再熱除湿」と「弱冷房除湿」をリモコンで切り替えることができます。他メーカーは「再熱除湿」方式のみであったり、「再熱除湿」方式ではないけれども快適な温度を保てるよう工夫された除湿機能になっていたりとさまざまです。
エアコンを新しく買う時は、除湿の方式をチェックしてみるのもいいですね。
メーカー | シリーズ | 除湿方式 |
---|---|---|
富士通 | Xシリーズ/Zシリーズ/ZNシリーズ | 再熱除湿 弱冷房除湿 切り替え可能 |
Wシリーズ/Vシリーズ/Dシリーズ/DNシリーズ/Cシリーズ | 弱冷房除湿 | |
日立 | Xシリーズ/Wシリーズ | 再熱除湿 |
Gシリーズ/Dシリーズ | 弱冷房除湿 | |
三菱電機 | Zシリーズ/Xシリーズ/ZDシリーズ | 再熱除湿 |
FZシリーズ/FLシリーズ/Rシリーズ/Sシリーズ/GEシリーズ/FDシリーズ/XDシリーズ | 弱冷房除湿 | |
コロナ | Wシリーズ/WKシリーズ | 再熱除湿 弱冷房除湿 切り替え可能 |
Zシリーズ/Sシリーズ/SKシリーズ/Nシリーズ/Bシリーズ/冷房専用シリーズ | 弱冷房除湿 | |
東芝 | K-DRシリーズ/K-DZシリーズ/K-DXシリーズ/K-Xシリーズ/K-Mシリーズ | 弱冷房除湿 |
シャープ | R-Xシリーズ/R-Hシリーズ/R-Fシリーズ/R-Dシリーズ/R-Nシリーズ | 弱冷房除湿 |
パナソニック | LXシリーズ/Xシリーズ/EXシリーズ/GXシリーズ/Jシリーズ/PXシリーズ/UXシリーズ/TXシリーズ | 弱冷房除湿 |
ダイキン | Rシリーズ/Mシリーズ/Aシリーズ/SXシリーズ/Fシリーズ/Cシリーズ/Eシリーズ/VXシリーズ/Dシリーズ/Hシリーズ/KXシリーズ | 弱冷房除湿 |
また、梅雨時期のエアコン除湿や、夏のエアコン冷房など、1年中使うエアコンの電気代が気になる人は、電力会社のプランを最適なものへ見直して、電気代をかしこく節約していきましょう。ご家庭に見合ったプランをきちんと選んで使うだけで、エアコンだけでなく、年間の電気代を大きく節約することが可能です。