【2020年最新版】冷蔵庫でお悩みの方必見!冷蔵庫の選び方のコツと人気冷蔵庫を徹底比較
この記事の目次
冷蔵庫の選び方って何を基準にすればいいの?確かにメーカーや種類も多く、どれが自分に合っているかすぐにはわかりません。
冷蔵庫の選び方について、いくつかポイントを踏まえれば、誰でも簡単に自分に合った冷蔵庫を見つけることができますよ!メーカーごとの冷蔵庫最新モデルの特徴も合わせてご紹介します。
冷蔵庫の選び方のコツは?まずはこの4点を確認!
自分に合った冷蔵庫を選ぶためにも、次の4つのポイントをしっかりと押さえましょう!
- 冷蔵庫の容量
- 設置場所
- 扉の開き方
- 統一省エネラベル
この4つをチェックすれば、自分に合った冷蔵庫をある程度絞ることができるんです!くわしくみていきましょう。
1)冷蔵庫の容量の目安は?
日立、パナソニックによると、家庭で必要な冷蔵庫の容量は以下の計算式を目安に求めることができます。
- (70L×家族の人数)+常備品100〜150L+予備スペース70L=○○L
参照:冷蔵庫の内容積(容量)はどのくらいが目安ですか?:日立の家電品冷蔵庫の容量(リットル数)の選びかた – Panasonic
上記の計算式で、世帯人数ごとに最適な冷蔵庫の容量を計算してみると、以下のようになります。
- 1人
- 240~290L
- 2人
- 310~360L
- 3人
- 380~430L
- 4人
- 450~500L
- 5人
- 520~570L
- 6人以上
- 590L〜
冷蔵庫の容量で悩んだら、上記を目安に選んでいきましょう。
2)設置場所の広さと周辺を確認!
冷蔵庫を買う前に、冷蔵庫の設置場所をしっかり確認しておきましょう。
- 隙間も含めた奥行き、高さ、幅は十分にあるか冷蔵庫を置いても周りに隙間がないとうまく放熱ができず、冷蔵庫の機能が落ちてしまいます
- コンセントの位置の確認
- 冷蔵庫の搬入経路の確認
3)扉の開き方はどれがおすすめ?
- 左開き/右開き
- 左右のどちらかが開くタイプ。開く方向は固定されています。設置場所の左側が壁の場合は左開きがおすすめです。逆に冷蔵庫の右側が壁の場合は右開きがおすすめです。冷蔵庫の前に扉をあける十分なスペースが必要になります。
- 両開き
- 冷蔵庫の左右どちらからも開けられるタイプ。設置場所周りに十分なスペースがある場合や、転勤や引越しが多く設置場所が頻繁に変わる方におすすめです。
- 観音開き
- 真ん中から左右に開くタイプで、フレンチドアとも呼ばれます。扉を開けるスペースが左開き/右開き、両開きより少なくて済むので、狭い場所にも向いています。半分開けるだけで冷蔵庫内の食材がとれるので、省エネに繋がります。
4)統一省エネルギーラベルを確認しよう!
統一省エネルギーラベルとは、製品の省エネ性能を表す省エネラベリング制度※(eマーク)と多段階評価基準(★マーク)、年間の目安電気料金がひと目で比較できる便利な機能です。1枚のラベルに省エネに関する情報が表示されているので、冷蔵庫を選ぶ際の参考となります。
省エネラベリング制度とは······省エネ法により定められた省エネ基準をどの程度達成しているかを表示する制度。 省エネ基準を達成している製品には緑色のマークを、達成していない製品には橙色のマークを表示することができる。
冷蔵庫の統一省エネルギーラベルを確認する時のポイントは以下のようになります。
- 省エネ基準達成率
- 冷却方式、定格内容積等が同じならば、省エネ基準達成率が高いほど省エネ性に優れています。
- 冷凍庫は、冷却方式、定格内容積等により区分され、目標基準値算定式が設定されています。
- 年間消費電力量
- 冷凍庫をJISで規定された方法で使用した際の年間消費電力量です。
- 年間消費電力量が小さいほど、目安となる年間電気料金が安くなります。
- 一般的に、容積が大きいほど年間消費電力量は大きくなりますが、インバータ制御や真空断熱材を導入した製品は、省エネ性が高いです。
冷蔵庫は24時間365日稼働している家電なので、冷蔵庫を購入する際は、値段だけでなく、統一省エネルギーラベルも確認してみましょう。
パナソニック・三菱電機・日立・シャープ・東芝の最新モデル冷蔵庫の特徴や独自の機能を比較!
それでは次に、冷蔵庫のメーカーごとの最新モデル(上位機種)の特徴を見ていきましょう。独自の機能が搭載されているなどメーカーによって特徴が大きく異なるので、冷蔵庫選びに悩んだら、欲しい機能を重視して選ぶのも良いですよ!
パナソニック
出典:Panasonic
パナソニックの冷蔵庫NRシリーズWPXタイプは以下の機能を搭載しています。
- クーリングアシスト
- 業務用レベルの急速冷凍、急速冷却ができる機能。
- 微凍結パーシャル
- 低温かつ完全には凍らない約マイナス3℃で保存できる機能。肉や魚、作り置き、下ごしらえ品を約1週間新鮮保存できる。
- Wシャキシャキ野菜室
- 野菜室を適切な湿度にコントロールして、野菜を約1週間シャキシャキ長持ちさせることができる。
- ワンダフルオープン
- 冷凍室、野菜室の冷蔵庫本体からのケース引き出し度合いが100%全開になるので、奥まで使いやすい。
- ナノイーX
- パナソニック独自の技術・ナノイーXが庫内を除菌、清潔に保つ。
- エコナビ
- 曜日ごとのパターン、生活リズムや収納量の変化を記憶し、自動で運転を行い、節電をアシストする機能。
三菱電機
- 切れちゃう瞬冷凍A.I.
- 約-7℃で凍らせるため、冷凍した食材を解凍なしですぐに使えて時短調理に。
- 氷点下ストッカーD
- チルドや冷蔵室より低温の約-3℃~0℃で保存するため、鮮度が長持ち。氷点下なのに凍らせない過冷却現象を応用した三菱独自の技術でおいしく保存。
- クリーン朝どれ野菜室
- 野菜室では野菜からの水分の蒸発を抑え、うるおいを保って保存するため、みずみずしさが長持ち。さらに3つの光LEDで、野菜室内に1日の光の変化のサイクルを作り出し、光合成の仕組みを活用して、野菜の栄養素を増やす。緑化も促進されるので、料理の彩りもアップ。
- まるごとクリーン清水
- 製氷皿からポンプまで給水経路を全て洗える。
- 置けるスマート大容量
- 「薄型断熱構造SMART CUBE」の採用により、大容量でもスリムな幅を実現。
- 省エネ・節電 部屋別おまかせエコ
- AIが使い方と冷蔵庫の運転状況を分析、学習し、自動で最適な運転を行う。
日立
出典:日立
日立の冷蔵庫WXタイプは以下の機能を搭載しています。
- スポット冷蔵
- 低温冷蔵スペース(冷蔵室3・4段目)では、通常の冷蔵室よりも低い約2℃の低温に設定でき、作り置きした料理や下ごしらえ食材の菌の繁殖を抑え、鮮度が長持ち。
- オート急冷却スペース(冷蔵室3・4段目 右棚)では、温度センサーが食品の温度を検知、急冷却。温かい鍋をそのまま入れられる。
- サッと急冷却スペース(冷蔵室3・4段目 右棚)では、食材を急いで冷やすことができる。
- 真空チルド
- 真空で密閉保存ができるので、肉・魚の鮮度が長持ち。
- 新鮮スリープ野菜室
- 野菜室では、プラチナ触媒(ルテニウム配合)により、食品表面の酵素の働きを抑えておいしく保存。果物や野菜のビタミンCを守り、みずみずしさを7日間長持ちさせることができる。
- デリシャス冷凍
- 冷凍室では、アルミトレイですばやく冷凍。食品の細胞の破壊を抑え、肉・魚の旨うまみ成分の流出を抑える。温かいごはんなどを入れた際は温度センサーが食品温度を検知、自動で運転を切り替えすばやく冷凍する。
- コネクテッド家電
- スマートフォンと連携し、ドアの閉め忘れ通知、運転状況の確認・設定、保存食材を管理するなど、毎日の家事をサポート。
- 電動引き出し
- ボタンを軽く押すだけで、冷凍室下段、野菜室をワンタッチオープン。
シャープ
- プラズマクラスター
- プラズマクラスターイオンが、冷蔵室全体に浮遊する菌の細胞表面のタンパク質を分解、除菌。
- COCORO KITCHIN
- 無線LAN経由でシャープのクラウドサービス「COCORO KITCHEN」に接続、家族の嗜好や利用状況を学習し情報を献立の検索・提案などの情報を提供。
- 見守りたい家族の冷蔵庫を登録するとドア開閉から安否を通知、離れて暮らす家族や留守番中の子どもの見守りもできて安心。
- メガフリーザー
- 冷凍室が大容量でたっぷり収納できる。冷凍室下段では通常冷凍よりさらに低温で保存、温度上昇を抑えて食品の鮮度を守ることができる。
- 約3倍のスピードで冷凍できる「おいそぎ冷凍」機能、60℃のものまで入れられる「熱いもの冷凍」機能も搭載。
- プラズマクラスターうるおいチルド
- 出し入れが多く、雑菌が入り込みやすいチルドルームを気密性の高い密閉空間で無風状態を保ち、プラズマクラスターで雑菌を除菌。
- プラズマクラスター雪下シャキット野菜室
- 野菜室は雪下の環境に近い5面輻射冷却により低温・高湿環境を作りあげ、野菜のみずみずしさを保ちながら甘みを引き出す。さらに、プラズマクラスターで野菜室を清潔に保つ。
- 節電25
- 25項目の省エネ技術を採用。「節電25」モードでは冷蔵庫の使用状況を判断し、生活パターンに合わせて省エネ運転。最大で約25%の節電に。
- 電動アシストドア
- 軽く触れて手を離すと開く電動アシストドアを搭載。
- おうちでロック製氷
- 4種類の大きくてきれいな氷が作れる。製氷皿・給水パイプはボタンを押すだけで水洗いができる。
東芝
出典:東芝
東芝の冷蔵庫FZシリーズは以下の機能を搭載しています。
- RuRuRuチルド
- チルドルームに、旨味を高める「低音チルドモード」、鮮度を守る「速鮮チルドモード」解凍ができる「解凍モード」の3つのモードを搭載。
- もっと潤う摘みたて野菜室
- 野菜室は、野菜にもっとも適した低温・高湿度環境で摘みたてのフレッシュさを約7日間持続。
- うるおい冷蔵室
- 冷蔵室は、水分をたっぷり含んだうるおい冷気で保存。食材の風味や食感、彩りを守る。
- 切り替え冷凍室
- 冷凍室は2つのスピードで冷凍が可能。野菜などは旨味や栄養を逃さぬようゆっくり冷凍、炊きたてご飯など熱いものは一気に冷凍し、風味を閉じ込める。
- 使いやすい設計
- いちばんよく使われる野菜室が真ん中にあるので、出し入れも掃除も楽にできる。
- ドアは軽く触れるだけでオープンできる「タッチオープン」設計。
- loLIFE
- 無線LAN経由で東芝のクラウドサービス「loLIFE」に接続、運転状況確認・レシピ紹介・省エネアドバイス・質問やエラー発生時のサポートサービスなどを提供。
- いつでも省エネ
- 1日中自動で節電できる機能を搭載。
古い冷蔵庫の処分方法
新しい冷蔵庫を買う時、古い冷蔵庫の処分方法も気になりますよね。冷蔵庫の処分方法については以下の記事でまとめています。合わせてお読みください。
古い冷蔵庫の処分について知りたい方はこちら!
冷蔵庫の選び方のコツとメーカごとの最新冷蔵庫の特徴まとめ
冷蔵庫の選び方と、メーカーごとの冷蔵庫最新モデルの特徴をご紹介しました。冷蔵庫を選ぶ際は、4つのポイントを踏まえた上で、メーカーごとの特徴を見比べ、いちばん欲しい機能が搭載された冷蔵庫を選ぶと良いでしょう。お気に入りの1台が見つかるといいですね!