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浴室乾燥機の電気代は意外と高い?気になる電気代と節約方法を紹介!

電気代の節約、節電テクニック

浴室乾燥機(浴室暖房乾燥機)の電気代は意外と高く、洗濯乾燥機の約1.5倍もするんです!この記事では、浴室乾燥機の電気代と、浴室乾燥機をおトクに使う6つの節約術を紹介しています。自宅に浴室乾燥機のある方、日常的に使う方は必見です!

仕事などで洗濯物を外干しする時間がなくて、時間に関係なく洗濯物が乾かせる浴室乾燥を使っている人もいるでしょう。でも、浴室乾燥にはどのくらい電気代がかかっているのか気になりませんか?

実は、浴室乾燥機の電気代って意外と高いんですよ!わかりやすく例えるなら、ドライヤーをずっとつけっぱなしにしているようなものなんです。

浴室乾燥機(浴室暖房乾燥機)の電気代と、その電気代を節約するための6つの電気代節約方法を紹介します。

電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。

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更新日
2023年12月18日

浴室乾燥機の特徴

浴室乾燥機の乾燥機能では、温風で洗濯物を乾かします。電気式・ガス式、ヒートポンプ式など熱源によって種類が異なり(※)、雨の日や梅雨の時期などでも浴室に洗濯物を干して洗濯物を早く乾かせます。

乾燥機能のほか、暖房・涼風・乾燥・換気などさまざまな機能があり、中には除菌やミストサウナ機能付きの浴室乾燥機もあります。(※)この記事では電気ヒーター式の浴室乾燥機について紹介しています。

浴室乾燥機は天井埋込型と壁掛け型の3種類がある

浴室乾燥機には設置方法によって、天井埋込型と壁掛け型の3種類があります。

天井埋込型と壁掛け型の違い
天井埋込型
本体を天井に埋め込むので、圧迫感なく浴室のスペースを広く使えます。
壁掛け型
エアコンのように壁に設置します。設置が簡単で、タイル張りの浴室にも取り付けられます。

天井埋込型や壁掛け型のほか、天井の換気扇を取り外して設置する天井付け型もあります。

浴室乾燥機のメリットとデメリット

浴室乾燥機のメリットとデメリットを見てみましょう。

浴室乾燥機のメリット
洗濯物がシワになりにくい
洗濯乾燥機は洗濯槽内で洗濯物を乾かすのでシワになりやすい場合がありますが、浴室乾燥機は浴室内に干した状態で乾かせるので、洗濯乾燥機に比べると洗濯物がシワになりくいです。
雑菌やカビの増殖を防止できる
洗濯物を部屋干しすると臭いが気になることがありますが、浴室乾燥機なら温風で手早く乾燥できるので臭いの元になる雑菌の増殖を防げます。また、入浴後の浴室の換気・乾燥時にはカビの発生を抑制する効果もあります。
快適な浴室環境で入浴できる
浴室乾燥機の暖房機能を使えば、入浴前に浴室を暖めておけるので寒暖差によるヒートショックを予防できます。また涼風機能(※)を使って送風しながら入浴すれば、浴室内の湿度を下げられるので快適に過ごせます。(※)涼風機能とは浴室に風を送り込む機能で、エアコンの冷房のように浴室内を冷やすことはできません。
浴室乾燥機のデメリット
洗濯物を干すスペースが限定されてしまう
浴室内のスペースはそれほど広くはないので、洗濯物が多くて干しきれない場合もあります。洗濯物の量が多くて干すときの間隔が狭いと乾かしきれず、雑菌が増殖して臭いの原因になります。浴室乾燥機で洗濯物を乾かすときは、干し方に注意しましょう。
電気代が高い
洗濯乾燥機は電気で温風をつくって洗濯物を乾かすので、消費電力が高く電気代がかかります。毎日3時間使うとひと月あたりの電気代は3,000円を超えます。洗濯は毎日する家事のひとつなので電気代は気になりますよね。実際の電気代については後述します。

浴室乾燥機の電気代は高い!年間約42,000円以上にも!

お風呂の換気扇

パナソニックの浴室乾燥機の場合、自動乾燥時にかかる消費電力は約1,250Wです。
3時間衣類を乾燥させた場合にかかる電気代は116.3円、毎日洗濯物を3時間ずつ乾燥させるとひと月あたり3,487.5円、年間では42,431.3円も電気代がかかる計算になります。

浴室乾燥機の消費電力はドライヤー(1200W)とほぼ同じ。つまり、浴室乾燥機を運転している間は、ずっとドライヤーをつけっぱなしにしているようなものです。電気代が高くなってしまうはずですよね。

浴室乾燥機の電気代

回数/日数浴室乾燥機にかかる電気代
1回あたりの電気代
(3時間)
116.3円
ひと月あたりの電気代
(3時間×30日)
3487.5円
年間あたりの電気代
(3時間×365日)
42431.3円
参照:バス換気乾燥機 天井埋込形「FY-13UG7E」|パナソニック

浴室乾燥機の電気代は、洗濯乾燥機よりも高い

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えっ、洗濯乾燥機のほうが電気代が安いの!?

洗濯乾燥機は電気代が高いイメージがあるかもしれません。洗濯乾燥機のほうが電気代が高いと思って浴室乾燥を使っている、という人もいるのではないでしょうか?
でも実は、洗濯乾燥機のほうが電気代が安いのです。

具体的に洗濯乾燥機で1回の乾燥にかかる電気代を見ていくと、以下の通りです。

縦型ヒーター乾燥タイプ「ES-PW11H」(洗濯・脱水容量11kg/乾燥容量6kg)
68.2円
消費電力量:2090Wh(乾燥時)
ドラム型ヒーター乾燥タイプ「ES-X11B」(洗濯・脱水容量11kg/乾燥容量6kg)
18.6円
消費電力量:525Wh(乾燥時)
ドラム型ヒートポンプ乾燥タイプ「ES-V11B」(洗濯・脱水容量11kg/乾燥容量6kg)
27.3円
消費電力量:800Wh(乾燥時)

上記の電気代は乾燥時にかかる電気代のみで、洗濯時の電気代は含んでいません。
参照:ES-PW11H|タテ型洗濯乾燥機|シャープES-X11B|ドラム式洗濯乾燥機|シャープES-V11B|ドラム式洗濯乾燥機|シャープ

省エネなヒートポンプ乾燥タイプの洗濯乾燥機と浴室乾燥機を比べると、浴室乾燥機の電気代のほうが高いんですね。

狭い空間の中で洗濯物をかくはんしながら温風を当てて洗濯物を乾かしている洗濯乾燥機と比べて、広い浴室内に干した洗濯物に温風を当てて乾かす浴室乾燥は、洗濯乾燥機の何倍もの電気代がかかってしまうということですね。

浴室乾燥機の電気代を節約する6つの方法

浴室乾燥機の高い電気代、なんとかしたいですよね。そこで、浴室乾燥機の電気代を節約できる効果的な6つの方法をまとめました。

1)電気料金の安い夜間に使って約10,000円節約!(夜間の電気料金が安いプランを使っている場合)

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オール電化などで夜間の電気料金が安いプランを使っている場合は、夜間に浴室乾燥をするようにすると電気代を安く抑えられます!
東京電力エナジーパートナーのオール電化向けプラン「スマートライフS」の、高い昼間料金で浴室乾燥を使った場合と、安い夜間料金で使った場合を比較すると、安い夜間に使うことで年間約10,977円も電気代を節約できます。

電気料金の高い昼に浴室乾燥した場合
年間あたりの電気代 約35,313円
電気料金の安い夜に浴室乾燥した場合
年間あたりの電気代 約24,336円

スマートライフS」の昼間時間単価と夜間単価で比較しています。

お使いの電気料金プランを「エネチェンジ電力比較」で見直してみましょう!安い夜間料金が適用されるプランがおトクに使えるプランと診断された場合、プラン変更をして夜間に浴室乾燥をすることで電気代を節約できますよ!

2)エアコン+扇風機の部屋干しを併用して電気代を約28,000円節約!

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エアコンをつけている時は部屋干ししよう!

浴室乾燥機を使う時間をできるだけ短くしましょう。浴室乾燥機で完全に乾かすのは仕事などで家をあけているなどの場合のみにして、帰宅後に洗濯した場合はエアコンの風+扇風機で乾かしたほうが電気代は安くなります。
梅雨時期のドライ運転、夏場の冷房、冬場の暖房のついでに一緒に洗濯物を乾かしてしまいましょう。

エアコンを使う時は扇風機(サーキュレーター)を併用したほうがエアコンの働きを助け、電気代は節約できます。家にいてエアコン+扇風機をつけている時間帯はその部屋で洗濯物をついでに乾かすようにして、浴室乾燥機を使う時間をこれまでの1/3にできたとすると、年間28,287.5円もの電気代が節約できます!

3)室内にある程度干しておき、乾燥時間を1時間短くして約14,000円節約!

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洗濯後、室内にある程度洗濯物を干しておくだけでも浴室乾燥の時間を短くできます。エアコンをつけている部屋に干しておいたり、エアコンなどをつけていない場合は湿気を逃すために窓を開けるようにしましょう。また、扇風機で洗濯物に風を当てるよう工夫するとよいでしょう。
毎日浴室乾燥時間を3時間→2時間に短縮できたとすると、年間で14,143.8円もの電気代節約ができます。

4)気温の高い昼間に使って約4,000円節約!(夜間の電気料金が安いプランを使っていない場合)

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夜間の電気料金が安いプランを使っていない場合は、夜間よりも気温が高くなる昼間に浴室乾燥をしたほうが短時間で乾かせます。
乾燥時間を毎日20分間短くできたとすると、年間4,714.6円の電気代が節約できます。

乾燥時間を3時間から2時間40分に短縮できたとして計算しています。

5)浴室内に水分が残っていないようにする

浴室内の水分が多いほど乾燥に時間がかかってしまいます。浴槽に残り湯がある場合はふたを閉めて、壁や床についた水滴は拭き取りましょう。
シャンプー類は乾燥時に浴室内の温度が上がり液漏れをする場合があるので、浴室の外に出しておきましょう。

6)フィルターを掃除する

浴室乾燥機のフィルターが目詰まりしてしまうと乾燥効率も落ちてしまいます。浴室乾燥機のフィルターは、1カ月に1回を目安に掃除するようにします。製品によってはフィルター掃除時期のお知ら機種もあります。
通常フィルター掃除はフィルターを取り外して掃除機でホコリを吸い、水洗いをして乾かす方法が基本ですが、機種によっては水洗い禁止の機種もあるので注意しましょう。

浴室乾燥機の電気代と6つの節約方法まとめ

浴室乾燥機にかかる電気代と6つの節約方法を紹介しました。使い方を少し変えてみるだけで、浴室乾燥機の電気代は節約できるんですよ!

浴室乾燥機の電気代まとめ
1回あたりの電気代(3時間)
116.3円
ひと月あたりの電気代(3時間×30日)
3,487.5円
年間あたりの電気代(3時間×365日)
42,431.3円

浴室乾燥機は、ドライヤーをつけっぱなしにしているようなもの。その電気代はなんと洗濯乾燥機の数倍にもなります。

乾燥機6つの節約方法まとめ
1)電気料金の安い夜間に使って約10,000円節約!
夜間の電気料金が安いプランを使っている場合は、夜間のうちに浴室乾燥を使いましょう!
2)エアコン+扇風機の部屋干しを併用して電気代を約24,000円節約!
浴室乾燥機をフル活用するのは家をあける場合のみにして、在宅してエアコンをつけている場合はついでにエアコン+扇風機で乾かしてしまいましょう!
3)室内にある程度干しておき、乾燥時間を1時間短くして約12,000円節約!
すぐに出かけない場合は室内にある程度干しておいて乾燥時間を短縮しましょう!
4)気温の高い昼間に使って約4,000円節約!
夜間の電気料金が安いプランを使っていない場合は、気温が高い昼間に浴室乾燥を使って時間を短縮しましょう!
5)浴室内に水分が残っていないようにする
浴槽に残り湯がある場合はふたを閉め、壁や床の水滴は拭き取ってから洗濯物を乾燥させましょう。
6)フィルターを掃除する
定期的にフィルター掃除をしましょう!

これまで浴室乾燥機の高い電気代に悩んでいた方は、今回紹介した6つの節約方法で、電気代を節約しながら使えますね!

電気代を減らす一番効果的な方法は、電気料金プランを見直すこと!

梅雨の時期や、洗濯物が乾きにくい冬は浴室乾燥機や洗濯乾燥機を使う分どうしても電気代は高くなってしまいます。
電気代を大きく節約できる一番効果的な方法は、やはり電気料金プランの見直しです。見合わないプランで無駄な電気代がかかってしまっていてはもったいないですよ!

一番おトクな電気料金プランは、エネチェンジ電力比較で今すぐ簡単に比較して選べますよ。今よりも電気代が安くなるプランがあるかどうか、確認してみましょう。

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