布団乾燥機を毎日使った場合、電気代はいくらになる?
この記事の目次
花粉、黄砂、PM2.5などの飛散時期や、梅雨など布団が外に干せない時期はたくさんあります。また、重たい布団を干すのは大変という方も多いでしょう。でも、布団が干せないと湿気やダニが気になります。
そんな時に役立つのが、布団乾燥機です。布団乾燥機の機能や電気代を紹介します。
- 更新日
- 2023年12月21日
布団乾燥機の機能や魅力
布団乾燥機の機能や魅力は以下の通りです。
- 布団の湿気を取り除く
- 温風をエアマットもしくは直接布団内に送り込み、布団を乾燥させる(湿気を取り除く)ことで、からっと乾いた寝る際にも快適な布団になります。
- ダニ対策
- 布団のケアで気になるダニ対策※1のコースがある機種が多い。
- そのほか乾燥機能
- 機種によっては、布団だけではなく靴乾燥や衣類乾燥機能がついている。
参照:ジメジメした時期もすっきり!布団乾燥機の魅力と正しい使い方|象印
布団乾燥機は、布団やベッドマットを持ち上げたり移動したりせずに湿気がとれる点、天候に関係なくいつでも布団乾燥ができる点が魅力です。
布団乾燥機の電気代はどれくらい?
私たちは毎日寝汗をかきます。寝汗で布団の湿気が増えることで、ダニやカビが繁殖する原因にもなります。
毎日布団を干すのは大変ですが、布団乾燥機は手軽に使えるため、毎日布団を乾燥したいという人もいるでしょう。しかし、そこで気になるのが布団乾燥機にかかる電気代です。布団乾燥機の電気代はどのくらいかかるのでしょうか?
エアマットに温風を送り込むタイプと、エアマット無しで直接布団内に温風を送り込むタイプの2種類について、それぞれの電気代を比較してみましょう。
電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。
(エアマットあり)三菱の布団乾燥機の電気代
三菱の布団乾燥機「AD-PS80BC」は、エアマットへ温風を送り込むタイプと、ホースを使うタイプ、どちらも兼ね備えています。1回あたりにかかる電気代と、ひと月あたり・年間あたりの電気代は以下の通りです。1組の布団に毎日布団乾燥機をかける場合で計算しています。
- 布団乾燥
- 約21円
- ダニ対策
- 約63円
- ひと月あたり(30日間)
- 630円
- 年間あたり
- 7,560円
布団乾燥機の消費電力を680W、1回の布団乾燥時間を60分、ダニ対策(布団)にかかる時間を約3時間(180分)として計算しています。
消費電力参照:ぽかサラPro AD-PS80BC|三菱
(エアマットなし)アイリスオーヤマの布団乾燥機の電気代
アイリスオーヤマの布団乾燥機「FK-W2」は、エアマット無しで直接布団内に温風を送り込むタイプです。1回あたりにかかる電気代と、ひと月あたり・年間あたりの電気代は以下の通りです。1組の布団に毎日布団乾燥機をかける場合で計算しています。
- 布団乾燥
- 23.6円
- ダニ対策
- 70.7円
- ひと月あたり(30日間)
- 708円
- 年間あたり
- 8,496円
布団乾燥機の消費電力を760W(高温温風時)、1回の布団乾燥時間を60分、ダニ対策(布団)にかかる時間を約3時間(180分)として計算しています。消費電力参照:ふとん乾燥カラリエ ツインノズルFK-W2|アイリスオーヤマ
布団乾燥機を毎日かけた場合、布団1組で年間あたり7,560円~8,496円の電気代がかかることが分かりました。家族が多く、布団の枚数が多い場合や、ダニ対策を併用する場合はもっと電気代がかかってしまいます。
しかし、たくさん汗をかきやすい子どもや赤ちゃんがいるご家庭は、しっかりとダニ対策などをするために布団乾燥機を使いたい場合は多いでしょう。
布団乾燥機の電気代を抑える利用法
電気代を節約できる布団乾燥機の使い方を紹介します。
温風を逃がさないように効率的に使う
布団内に送り込む送り込まれる温風が逃げてしまうと、乾燥に時間がかかり電気代がかかってしまいます。温風が逃げないように工夫しましょう。
エアマットありのタイプの場合は、エアマットが布団内に収まっているか確認して使用しましょう。エアマット無しのタイプの場合は、布団の端を内側に折り畳むと温風が逃げにくくなります。
ダニ対策の使用頻度を減らす
ダニ対策の運転時間は通常の乾燥時よりも長くなるので、電気代がかかります。機種によって異なりますが、前述した三菱の布団乾燥機「AD-PS80BC」の場合は、通常の布団乾燥(羽毛・羊毛)の約3倍も高くなります。
布団の下に置くだけのダニ捕獲マットを使う、布団クリーナーで掃除をするなど、布団乾燥機のダニ対策の使用回数を減らす工夫をしましょう。布団クリーナー(RS3-100JPWH)なら1回あたりの電気代が約4.3円と、布団乾燥機よりも安く済みます。布団クリーナーの消費電力を450W、1回20分間、1kWhあたりの電力量料金を31円として計算。
布団クリーナーの電気代について、更に詳しくは以下の記事で紹介しています。布団のダニ・花粉対策ができる布団クリーナーにかかる電気代はどのくらい?
定期的にフィルターを掃除する
フィルター掃除をしないとフィルターが目詰まりし効率よく乾燥できなくなり、無駄な電気代がかかってしまいます。またダニやホコリがたまると衛生的にもよくないですよね。フィルターは定期的に掃除をしましょう。
布団乾燥機の電気代を更に節約する方法って?
布団乾燥機の電気代を節約するいちばん簡単で効果的は方法は、電気料金プランの見直しです。ご家庭の電気の使い方に見合った電力会社のプランに変えるだけで、電気代が節約できる可能性があります。
電気料金プランが時間帯によって異なる単価が設定されている場合は、電気代がいちばん安くなる時間帯に布団乾燥機をかけるようにすれば、布団乾燥機の電気代を更に節約できます。
平均34,352円/年の節約!
最安の電気料金プランを診断(無料)布団乾燥機を快適に使っていきましょう
布団乾燥機の電気代について説明しました。布団乾燥機の電気代が気になる場合は、まずは自分に見合った電力会社のプランを選ぶことが大事。
エネチェンジでは、アナタに最適な電気料金プランを比較検討できるサービスエネチェンジ電力比較を提供しています。アナタにぴったりな電気料金プラン探しに、ぜひご活用ください。
平均34,352円/年の節約!
最安の電気料金プランを診断(無料)