支出が多い

支出が多いと、当然赤字になるリスクは高くなります。もちろん、人生何があるかわからないので、突発的に支出が増えることはあり得ますよね。その場合は、「赤字になっても仕方ない」と割り切ることも大事でしょう。でも、慢性的に支出が多いのは問題。見直すべきです！

収入が少ない

支出がそこそこ押さえられていても、赤字になることはあり得ます。収入が少なければ……わかりますよね？収入が少ないなら少ないなりに知恵を絞るか、収入を増やすか。どちらかを選択しなければいけないのは言うまでもありません。

結局、収支バランスがとれていない

ここまでの話を踏まえて、赤字家計になる原因を一言で表します。ずばり「収支バランスがメチャクチャだから」ということです。これができていないと、いくら収入があっても赤字家計になりうることも……。もちろん、お金を貯めることだけが人生の幸せではありません。ある程度お金を使うことも大事です。でも、お金がないのは不幸せになるリスクと隣り合わせ。少しは黒字にする方向で動けないか、じっくり考えてみましょう。

支出を見直す

まず取り組んでほしいのは、支出を見直すことです。具体的には、次の方法で見直しましょう。

1. 家計簿をつける、スケジュール帳を見直す、などの手段で一か月の出費を計算する。
2. 大まかな項目に分け、「これは本当に必要な出費なのか？」ということを検証する。
3. 検証したら、必要ない出費は省けないか、減らせないか検討する。

つまり、おおざっぱに言えば、「自分の行動をお金の面から見直す」ということです。「スポーツジムの会員になっているけど、あんまり通えていない」「日中ほとんど家にいないのに、電気料金プランがそれに見合っていなかった」など、見直すべきポイントは誰にでもあると思います。それを見直せば、かなり支出を抑えることができるはず！
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収入を見直す

支出の見直しも大事ですが、収入の見直しも大事です。もしあなたが結婚しているなら、あなたもしくはパートナーが働くことが一番いいかもしれません。やはり共働きは最強です。しかし、お子さんが小さいなどの理由で、フルタイムでの勤務が難しい場合もあります。

そういうときでも、パートタイム勤務ができないか考えてみましょう。最近では、パートタイム勤務の案件を多く扱う派遣会社もあります。そのような派遣会社に登録するのも、一つの手段です。「自分にできることをコツコツやる」という姿勢で取り組みましょう。

もちろん、お子さんが小さい、介護の必要な家族がいる、などの理由で、外で働くことが困難である場合はこの限りではありません。そういう場合は、支出のスリム化を頑張ってみるのがベストの選択です。

管理体制を見直す

最後に取り組んでほしいことは、家計の管理体制を見直すこと。特に、結婚している場合、「お互い家計を別々に管理している」というパターンは赤字家計になりがち。お互いの収入の総額がわからない、ということもありうるからです。お互いが「自分はいくら稼いでいるのか」ということをクリアにして、ちゃんと管理するという体制にするのが一番お金が貯まります！

お金の話はデリケートです。パートナーに話しにくい！と思う人も多いかもしれません。でも、勇気を出して話してみましょう。お互い本音を出して話し合えば、それなりに得るものがあるはず。