消費電力(アンペア数)が高い家電ランキング!冷蔵庫・電子レンジの電気代は?
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電気の契約アンペア数を減らすことによって電気の基本料金を節約できますが、アンペア数を減らすにはアンペア数が高い(消費電力が大きい)家電を使う時間帯をじょうずに分散しなければなりません。
エアコン・冷蔵庫・洗濯乾燥機・食器洗い洗浄機・ドライヤー・扇風機など、私たちの家にある主な家電のアンペア数をご紹介します。
- 更新日
- 2021年10月29日
アンペア数を下げることができると基本料金が節約できる
従量電灯という電気料金プランは、契約するアンペア数によって基本料金が変わります。そのため、アンペア数を下げることで基本料金が安くなり、その分電気代を節約できます。
アンペア数を下げるためには、アンペア数が高い(消費電力が大きい)家電を使う時間をじょうずに分散させることが必要です。まずは、アンペア数が高い家電を知りましょう。
現在アンペア制度があるのは北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・九州電力となっています。関西電力・中国電力・四国電力・沖縄電力の4つの電力会社はアンペア制が導入されておらず、違う料金体系となっています。
消費電力・アンペア数が高い家電ランキング
アンペア数が高い家電はどんなものがあるでしょうか?
私たちが普段使う家電を、常に電気を使っている家電のアンペア数(ベースの消費電力)と、一時的に使う家電のアンペア数(ピークの消費電力)に分け、アンペア数が高い順ランキング形式で並べました。
まずは、常に電気を使っている家電のアンペア数(ベースの消費電力)を見ていきましょう。
家電やメーカーごとにアンペア数は異なりますので目安としてお考えください。
- 9.9A
- 電気ストーブ
- 6.6A
- エアコン
- 5A
- こたつ
- 2.5A
- 冷蔵庫(450Lクラス)
- 2.1A
- TV(42型)
- 1A
- 照明
- 0.4A
- LED照明
- 0.3A
- 扇風機
常に電気を使っている、ベースとなる家電のアンペア数が高いものは、電気ストーブやエアコンのような暖房器具となります。
それでは次に、電気使用量のピークを大きくする一時的に使う家電のアンペア数を見ていきましょう。
- 15A
- 電子レンジ
- 14A
- オーブン/卓上IHクッキングヒーター
- 13A
- 食器洗い洗浄機/炊飯器(5.5合炊飯時)/ドラム式洗濯乾燥機(乾燥時)
- 12A
- ドライヤー(強)
- 10A
- 電気ケトル/掃除機(強)
- 3A
- 洗濯機
- 2A
- ドラム式洗濯乾燥機(洗濯時)
電子レンジやオーブン、食器洗い洗浄機などキッチン周りのものはアンペア数が高いものが多いです。また、ドライヤーのアンペア数は意外と高いので、ほかの家電と時間帯をじょうずに分散して使うと良いでしょう。
W(ワット)で記載されている家電のアンペア数がわからないときは
家電には消費電力がW(ワット)で記載されているものが多くあります。Wで記載されている家電のアンペア数を知りたい場合は以下のように計算します。
- W(ワット)÷100V(ボルト)=A(アンペア)
例えば、消費電力800Wの家電のアンペア数は、以下のように計算できます。
- 800W÷100V=8A
ご家庭にある家電のアンペア数を知りたい場合は、上記のように計算してみましょう。
アンペア数が大きくなってしまう場合は電気のプラン変更をすると節約効果が大きくなるかも
アンペア数がどうしても大きくなってしまう、というご家庭は、アンペア制の料金プランがご家庭に見合っていない場合があります。
家族の人数が多く電気をたくさん使うご家庭や、いつもまとまった時間に電気を使うという生活スタイルのご家庭は、それぞれに適する電気料金プランがほかにあります。
ご家庭ごとに適切な電気料金プランは異なります。適切な電気料金プランを選ぶことで、無駄な電気代をなくし、節約していくことができます。
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