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カブアンドの電気料金が2倍に!?高くなる原因を解説

電気代の節約、節電テクニック

「カブアンドの電気代の請求が高い!乗り換え前の会社の2倍の請求になっている!?」。カブアンドの電力サービス「KABU&でんき」を契約していて、電気代が高くなった時の原因を解説。具体的な対策もレクチャーするので、ぜひ参考にしてくださいね。

カブアンドの電力サービス「KABU&でんき」を契約していて、電気代が高くなる原因と対策をご紹介します。実際に契約していて請求金額が気になっている方はチェックしてくださいね。

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更新日
2025年2月17日

KABU&でんき(カブアンド)を契約して電気代が高くなる原因

KABU&でんき(カブアンド)を契約しているユーザーの中には、「先月の電気代と大きく変わらない」という声がある一方、「2倍高くなった……」という意見も見受けられました。

KABU&でんき(カブアンド)を契約して電気代が高くなる原因

KABU&でんき(カブアンド)が高くなる原因について解説します。思い当たる点があれば、早めに対策を検討しましょう。

原因1)オール電化住宅なのに契約してしまった

そもそもオール電化住宅にはエコキュートや蓄熱暖房機など、夜間に電力を必要とする機器が設置されており、夜間の電気使用量が多くなる傾向があります。そのため、一般的な電気料金プランと違い、日中よりも夜間の電力量料金単価が安く設定されています。

一方で、KABU&でんき(カブアンド)は、オール電化住宅向けプランを提供していないため、オール電化住宅の方が契約してしまうと、月の請求金額が高くなってしまう可能性があります。

実際にKABU&でんき「一般家庭向けプラン」と東京電力エナジーパートナー(以下、東京電力EP)のオール電化住宅向けプラン「スマートライフS」の料金表を比較すると、違いは明確ですよ。

KABU&でんき「一般家庭向けプラン」(東京電力エリア)
区分単位KABU&でんき「一般家庭向けプラン」東京電力エリア料金(消費税率10%)
基本料金10A1契約311円75銭
15A467円63銭
20A623円50銭
30A935円25銭
40A1247円00銭
50A1558円75銭
60A1870円50銭
電力量料金~120kWh1kWh29円79銭
121kWh~300kWh36円38銭
301kWh~39円99銭
東京電力EP「スマートライフS」
区分単位東京電力EP「スマートライフS」東京電力エリア料金(消費税率10%)
基本料金10A1契約311円75銭
15A467円63銭
20A623円50銭
30A935円25銭
40A1247円00銭
50A1558円75銭
60A1870円50銭
電力量料金昼間(6時〜翌1時) 1kWh35円76銭
夜間(1時〜6時)27円86銭

「スマートライフS」は、昼間の電力量料金単価が割安に設定されているのが注目すべきポイントです。契約アンペアを40A、電気使用量を日中35%(214kWh)、夜間65%(396kWh)の610kWhと仮定して試算してみると、電気料金は次のようになります。

KABU&でんき「一般家庭向けプラン」(東京電力エリア)
1,247円+(29円79銭×120kWh)+(36円38銭×180kWh)+(39円99銭×310kWh)+(-8円83銭×610kWh)+(3円49銭×610kWh)=20,509円
東京電力EP「スマートライフS」
1,247円+(35円76銭×214kWh)+(27円86銭×396kWh)+(-8円83銭×610kWh)+(3円49銭×610kWh)=16,674円

基本料金、各種調整費用、再生可能エネルギー発電促進賦課金、補助金は2025年3月分の情報を使用。料金は小数点以下切り捨てとなります。

オール電化住宅で東京電力EP「スマートライフS」からKABU&でんき「一般家庭向けプラン」に切り替えると、電気料金が3,835円高くなってしまいます

原因2)KABU&でんきに乗り換える前の電力会社のほうが安かった

もともと契約していた電力会社のほうが、料金設定が安かったという可能性も考えられます。一口に電気料金プランと言っても、使用量の多い家庭向けのプランや、一人暮らし向けのプラン、日中によく電気を使用する向けのプランなど、さまざまな種類があります。もしKABU&でんきの電気料金設定が自身のライフスタイルにマッチしていない場合は、電気代が高くなるので注意しましょう。

例えば、KABU&でんき「一般家庭向けプラン」から、新電力のTERASELでんき「超TERASEL東京B」に切り替えると、年間10,425円の節約になります。
上記節約額は、2025年2月16日現在の情報です。エネチェンジ電力比較のシミュレーションを使用。条件:郵便番号「163-8001」、世帯人数「3人」、現在の電力会社「カブ&ピース(KABU&でんき)」、プラン名「KABU&でんき一般家庭向け)」、アンペア数「40A」、電気の使用量「1月の電気代が20,000円」。現在のプランの電気代=173,790円/年。電気使用量=4,947kWh/年。節約額にキャンペーンの特典金額は含まれていません。

原因3)単純に電気の使用量が増えている

ご家庭での電気の使用量が増えていることも、原因として挙げられます。

例えば、エアコンなどを暖房・冷房に長時間使用する月は、使用していない月と比べて電力消費が多くなる傾向があります。そのほか、電気を多く消費する家電の買い足しや、ライフスタイルの変化によって、電気料金が高くなることも。一度、ご家庭での電気の使い方を振り返ってみることをおすすめします。

市場価格の影響で高くなっている?

電気料金プランの中には、日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格と連動して、料金が変動するプランもあります。市場価格が安い時には電気料金も安くなり、高騰した場合には料金が高くなる仕組みです。

KABU&でんきの電気料金プランは、市場連動型ではありません。東京電力EPや関西電力などの旧一般電気事業者と同じ算定方法で料金が決まります。ただし、燃料費調整額の上限が設定されていないため、燃料価格が高騰した際に、電気料金が大幅に上昇するリスクがある点には注意が必要です。

KABU&でんき(カブアンド)の電気代が高くなったときの対策

ここでは、KABU&でんき(カブアンド)を契約していて、電気代が高くなったと感じた際の対策をご紹介します。

対策1)オール電化住宅向けのプランに戻す

もしオール電化住宅にお住まいで、KABU&でんき(カブアンド)の一般家庭向けプランを契約している場合は、他社が提供するオール電化住宅向けプランへの切り替えを検討しましょう。切り替えの候補としては、東京電力EPや関西電力などの旧一般電気事業者だけでなく、新電力が提供するオール電化住宅向けプランも選択肢に含め、しっかり比較することをおすすめします。

旧一般電気事業者とは、北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力を指します。

新電力によっては、電気料金の支払いでポイントが貯まるプランやJALマイルが貯まるプラン、車のガソリン代が割引されるプランなどを提供しています。ご自身のライフスタイルに合わせたプランを選ぶことで、さらなる節約につなげられます。

対策2)電力会社を切り替える

「オール電化住宅ではないのに、電気代が高くなった」という方は、以前にKABU&でんきよりも割安な電力会社を利用していたのかもしれません。その場合は、改めて切り替えを検討してみましょう。

元の会社に戻るのも選択肢のひとつですが、お得なキャンペーンを実施している会社を選んで、電気代の節約につなげるのも◎。国内最大級の電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では郵便番号を入力するだけで、節約につながる電力会社を見つけられます。さらに、KABU&でんきを現在の契約先としてシミュレーションも可能なので、ぜひ活用してみてください。

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対策3)電気の使用量を確認し、使い方を見直す

KABU&でんき(カブアンド)は、電気の使用量が確認できるマイページを用意しています。電気使用量が急激に増えているのなら、電気の使い方を再検討するのも一案です。特に、エアコンや冷蔵庫など、消費電力が大きい家電は要チェック。温度や設定など、節電につながるよう見直してみましょう。

KABU&でんき(カブアンド)の解約手続きは必要?

解約時にKABU&でんきへ直接連絡する必要はなく、切り替え先の電力会社に申し込むだけで手続きが完了します。また、解約金は発生しません。ただし、カブアンド会員を退会すると、それまでに付与されていた株引換券や交換済みの割引券はすべて失効するため、注意が必要です。

KABU&でんき(カブアンド)で電気代が高くなったら原因から探ると◎

KABU&でんき(カブアンド)で電気代が高くなったと感じたら、まずはその原因を考えてみましょう。現在のライフスタイルと電気料金プランが合致していないなら、電力会社の切り替えがおすすめです。

電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号などの情報を入力するだけで、あなたにぴったりの電力会社・電気料金プランを見つけられます。KABU&でんきからの切り替えにも対応しているので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

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